第9話『ハニャニャ? 奏に足りないものって何ニャ?』
(2011年4月10日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:山口祐司&広嶋秀樹 作画監督:山岡直子

にゃんぱらり!

記念すべきプリキュア350話。
ベルティエをゲットしてなかったリズムがベルティエゲットする話。
6話でメロディのが登場してから3話。
さすがにmktnの悲劇の再来は回避された様です。
(新武器初登場8話→2番目登場のベリーの新武器が3人で一番最後の17話。本人がハブられた事を落ち込むほど)
話としては奏が気にしまくって自分に足りない物を手に入れようとする話。
ヒビカナのケンカのターンは終わった模様。というか別のケンカが発生。
今回、妙にヒビカナ可愛いと思ったら山岡さんでした。
新たなエース候補だと思ってたり。
(どの作品でもエース格の稲上さんも川村さんも今作ローテには居ないので)
OPの映画のターン終了。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは7〜8話同時収録)
(BDは1〜8話、10〜12話同時収録)

アバンタイトル


暗闇を見回すリズム。するとネガトーンの鳴き声。
こっちに向かって飛んできたので後ろに飛んで避けるリズム。が、見失ってしまう。
探してると後ろから拘束されてしまう。苦しんでるとメロディのミュージックロンドで撃破されるネガトーン。

ダメージを受けたのかそのまま座り込んでしまうリズム。大丈夫か聞くメロディに頼ってばかりな事を謝る。


『私にベルティエがあれば・・・』と言うリズム。ベルティエを構えているメロディ。
すると、『ニャフフ〜』と笑いながら上より落ちてきたハミィもベルティエを持ってると取り出す。
『私たちもよ』と言うセイレーンや『持ってないのはお前だけ〜』と言うトリマも持ってたり。
さらには奏太やアコ、南野夫妻に王子まで持ってたり。
動揺するリズム『何で私だけ・・・ベルティエがないの〜!』と叫ぶ。

と言う夢でした。奏太、魘されて事に文句を言いに来た。が、王子にフラれたとか変な事言うもんだから枕攻撃を食らう。
奏が『うるさい!』と言った後OPへ。

んで、翌日の登校時間。
早速、響にチクッてる奏太。響は夢で魘された事ないらしい。奏太も右に同じ。
『あんた達、悩みなんて無さそうだもんね』と納得のアコ。
『悩みか〜』と言い出す響。驚いた様子でもしかして悩みあるのかと聞く奏太。『え? あ〜無い無い』と答える響。
やっぱりと納得する奏太。ここで奏の所在を聞く響。日直だから早めに出たとのこと。

と言うところで立ち止まり
『ねぇ、あんた』と響を呼ぶアコ。?な響に『何時から小学生に戻ったの?』と続ける。
中学校は反対方向だよと言う奏太。『ありゃりゃ〜』と照れる響。

で、サブタイトル。

学校。黒板消しを使用中の奏。明らかに意識は別にある。考えているのは当然ベルティエの事。メロディのミュージックロンドの回想。
『これ以上、響に迷惑かけられない』と思う奏。

授業が始まるなり
『さすが南野さんね〜。このお花も、この黒板もとーっても綺麗だわ〜!』と喜ぶ担任。

『ありがとうございます』と言う奏。
美人だし頭も良いと奏を羨む女子A。お菓子作りもプロ並だしと同意の女子B。
響の隣・・・谷山君!?
ここで響に奏は小さい頃から完璧だったか聞く女子A。完璧と言うか昔から誰にも見えないところですごく頑張るタイプだったと教える響。
奏は何か考えている模様。

『セイレーン様〜、見つけました〜』と言うファルセット。何を?と聞くセイレーンに『ん〜、もう。音符に決まってるじゃないですか〜!』と答える。
欠伸をするセイレーン。
『もっと音符集めに集中されたらどうですか。それでなくても何時も戦いに敗れて音符を奪われていると言うのに』と嫌味を言うバスドラ。
イラつくセイレーン『何よ! 私が悪いみたいに言わないで頂戴! ふん! あんた達と親友になるなんて絶対無理だわ』と言う。
『親友〜!』とバスドラ、バリトン、ファルセットの順で繰り返すトリマ。『やかましいわ!』とツッコミを入れるセイレーン。
驚いた拍子に音符袋を落とすファルセット。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
あんた達は仲間でもなんでもなく、自分は上司であんた達は部下と言うセイレーン。
『いい?』と聞く。ローテンションで『はい』と答えるトリマ。

すると、公園の噴水から『おまえ達!』と言う声が聞こえる。無論、メフィスト。
何時でもお前達を見張っていると言う。『びく〜!』と怯えるトリマ。
『メフィスト様、丁度良かったですわ! ご覧下さい、今日は朝から音符をこんなに集めました!』と報告するセイレーン。
手柄を横取りされ不満なトリマ。
メフィストに『ばかもーん!』と怒鳴られる。彼曰く、それっぽっちの音符では伝説の楽譜の1ページにもならないらしい。
更なる捜索を命じるメフィスト。プリキュアはもっと溜め込んでいるかも知れないと考えを述べる。
きっとそうに違いないと言い『いいか、分かったな?』と続けて去っていく。
プリキュア共には絶対負けられないと言うセイレーン。『お前達もさっさと探すのよ!』と命じる。『了解〜』なトリマ。


色んなカップケーキを見て『食べてもいいのかニャ?』と聞くハミィ。勿論と答える奏。
早速食べるハミィ。美味しいと絶賛。
ここでハミィに教えて欲しいことがあると聞く奏。当然、ベルティエのこと。
プリキュアのベルティエってどうすれば手に入るのか聞く奏。
?なハミィにベルティエがある響に頼ってばかりで、どうすれば自分にもベルティエが現れるのか気にしてる本心を明かす。
奏はあんまり気にする事無いと言うハミィ。そんなのは気の持ちようと続ける。
気の持ちようと言う件にはムッとしつつ、ベルティエが現れるには切欠があるんでしょうと聞く奏。考えるハミィ。
きっと響の持っているプリキュアのパワーと答える。
『パワー?』と聞く奏に『そう、パワーニャ。そのパワーがニャーっと溢れてベルティエになったニャ』と言うハミィ。
溜息をつく奏にそんな顔をしてたらパワーなんて出ないと指摘。

ここでモジューレを吹く事を提案。
『レの♪のレジェンドメロディレレ』と言うレリー。

早速吹いてみる奏。何だか力が湧いてきたらしい。響のパワーの秘密を探ってみることにしたらしい。『その意気にゃ!』と言うハミィ。


で、早速北条家へ。
やってきた奏は響の服装に驚き、その理由を聞く。響の服装はエプロン。左手には剥き残しの皮がつきまくってるジャガイモ。
団パパが演奏会前で忙しそうだから今日は私ががお昼作ってると説明する響。
皮むき超大変だったと感想を述べる。肉もジャガイモも後者の皮を剥いた以外まんまである。
しかも、後は煮込めば美味しいカレーの出来上がりとか言っちゃってるもんだから奏からストップが入る。
このままじゃダメとエプロンを拝借。


ジャガイモ皮むき、肉炒め、タマネギ刻み どれもあっと言う間かつ上手くやり遂げる奏。
その結果、非常においしそうなカレーの完成。
やっぱすごいと評する響。まぁ、このくらいはと言う奏。料理の事は何でも聞いてとまで言う。
『ホント、奏は何時も頼りになるな〜』と響に言われ何故か気にする奏。
『お、このカレーなんか良い感じじゃん!』と言う響に落ち込み顔で『う、うん』と返す。

そんなこんなで昼食タイム。団パパにも好評なカレー。響はがっつきタイム。
『さすがは南野さん。お菓子もだけど、料理もとてもお上手ですね〜』と言う団パパ。お口に合ってよかったですニッコリの奏。


平らげた響は早速おかわり。その量たるや山盛りと言う言葉が相応しい。
よくそんなに食べられるわねと驚きを隠せない奏。私のパワーの源はご飯だからねと解説する響。
ここで先のハミィの響の持ってる〜の件を思い出した奏。ハミィの言ってたパワーは意外と単純な事かもと考える。
いきなりカレーを食べだし、あっという間に食べたと思ったら響並の量をおかわりする奏。
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
あんぐりな響。『南野さんも、沢山食べるんですね〜』と言う団パパ。
『どうしちゃったの、奏?』と聞く響に『だって、このカレー、美味しいんだもん!』と答える奏。
意図はちょっと違うけど自画自賛!

ここでアイキャッチ。


北条家の庭。
靴紐を結んでこれでよしと立ち上がる響。その後ろでこの靴丁度良いみたいと言う奏。
ホントに一緒に走るのか聞く響。食べ過ぎた分運動しないとと答える奏。
『響のパワーの源と言えばスポーツでしょ』と心中で思う。

と言う訳で一緒にランニング。響に何時も走ってるんだっけと聞く奏。
『ううん。来週、陸上部の助っ人するから』と答える響。ハミィも一緒にやってたりする。
嬉しそうな奏。どうも響に後れを取っていない事が嬉しい模様。これでベルティエが現れるのも時間の問題かもねと下心丸出し。

と、ここで準備運動終了と言う響。当然、驚く奏。
『じゃあ今から計るから』と言って左腕のストップウォッチのタイマーをスタートさせる響。
先に行くねと走っていく。ハミィも追いかけていく。『待って〜』と言う奏も後を追う。

奏が追っているのを知らずにスピードをあげる響。奏も頑張ってみる!

が、すぐにバテバテ。さすがに運動部専門とスイーツ部員の運動レベルの差はあり過ぎた模様。
しかも本人はやっぱり私、プリキュアのパワーが足りないんだとか言っちゃってる。


ハミィもバテバテ。河川敷にストレッチ中の響。息切れしながらやってきて膝を突く奏を見てスゴイと評価する。響は今戻ろうと思ってたらしい。
全然、すごくなんか無いと息切れしながら言う奏。
?な響は何かあったのか聞く。ちょい驚いた様子で響を一瞬見て目を逸らす奏。



で、休憩タイム。ハミイはお休み中。
何時もの奏と違うことを指摘する響。無論、カレーやランニングの事。別に何も無いと答えようとしない奏。
『嘘ばっか』と響に言われムキになって『嘘じゃない』と否定する奏。
じゃあ、何で無理してあんなにカレー食べたのか問う響。無理なんかしてないと強情な奏。
何年親友やってると思ってるのかと言う響。ムッとして奏は上目で見る。響も体育座りの膝の上に顔を乗せ半ば怒った表情で奏を見つめている。
またケンカかと困り顔のハミィ。が、蝶を発見して忘れた模様。蝶を追いかける。

結局、睨み合いに負けた奏は謝る。驚く響。こんなケンカで謝るなんて、やっぱり何時もの奏じゃないと指摘。
一言、自分が情けないと落ち込む奏。『奏・・・』と心配顔の響。

いきなり場面変わってお弁当のアップ。
セイレーンの事を愚痴りながら三色団子を食べているバスドラ。
バリトンは最初から気に食わなかったらしい。あんな猫が上司な事が。
同意のファルセット。自身の自慢の声をやかましいわと一蹴されるのが気に食わないとのこと。
何気に花見中のトリマ。
『あら、あんたの上司ってそんなに酷いの?』と聞いてくる聞き覚えのある声。『えぇ、全く生意気な黒猫なんです』と認めるファルセット。
『随分と言ってくれるわね!』と怒る聞き覚えのある声。


勿論、セイレーン。既にファルセットの頭の上にスタンバイ。怒りに震えるセイレーン。驚いて飛びのくバスドラとバリトン。
よくも私の悪口を言ってくれたわねとキレるセイレーン。花見会場に響くトリマの悲鳴。反応するひびかな&ハミィ。ハミィは急行する。
逃げるバスドラとバリトン。追いかけるファルセットを見て怯える。
当然、頭の上に乗ってるセイレーンに怯えている。ファルセットの顔はズタズタ。髪の毛も毟られている。ファルセットは泣いていたり。

なんて怒ってると桜の花弁にくっついて空飛ぶ音符を発見。
ハミィがニャンコ先生のにゃんぱらり並に綺麗な回転でキャッチ。着地も中々の物である。
ハミィの乱入に驚くセイレーン。喜んで手を振りまくって音符を逃がしてしまうハミィ。

この隙にネガトーン召喚するセイレーン。標的はやっぱり桜の花弁。


ファルセットの毛を毟りながら悲しみのメロディで桜を全部散らしておしまいと命令する。まだ泣いてるファルセット。
悲しみのメロディで桜を散らすと同時に花見客を悲しませるネガトーン。
遠目ながら桜が枯れる緊急事態を目の当たりにするひびかな。

『酷い。ようやく咲いた桜の花を』と奏、『あんな怪物にするなんて』と響が言う。
『絶対絶対、許さない!』と

変身する。


仲良く降り立ったメロリズ。
『私がネガトーンを弱らせないと。メロディに迷惑かけたくない!』
と先行してパンチするリズム。が、メロディが異変に気付く。ネガトーンは桜吹雪と共にリズムの背後へ移動。背後からアッパーされるリズム。
何とかメロディがキャッチして助ける。

着地した隙にネガトーンに一撃を食らうメロディ。ダメージは事の外大きい様で苦痛に顔が歪んで悲鳴をあげる。

そのまま後ろに引きずり飛ぶメロリズ。膝を突くリズムを心配するメロディ。
リズムが『メロディ』と言い返した後に右腕を庇うメロディ。どうも先の一撃で右腕を負傷した模様。赤く傷ついている。
『大丈夫?』と心配するリズム。
この隙を狙ってネガトーンは攻撃。飛び退いて避けるメロリズ。

目からエネルギーを飛ばすネガトーン。

ネガトーンに怪我したプリキュアを先に倒してしまえと命令するバスドラ。
勝手に命令してる事をセイレーンに叱られるがそっぽ向く。


痛がるメロディを見て自分は足引っ張ってばかりと落ち込むリズム。ベルティエが無くてメロディに迷惑をかけてると気にしている。
『迷惑って何?』と問うメロディ。驚くリズムに『私達、仲間じゃん!』と言う。
仲間と言う件に反応するリズムに
『仲間って言ったら、もうリズムが私で、私がリズムくらい一緒ってこと。だから、迷惑とかそんなの違う。リズムは1人で悩まないでいい』と言うメロディ。
太陽の下、話し合う2人。
『メロディ・・・』と驚きを隠せないリズム。ニッコリメロディ。


が、間もなくネガトーンが迫る。メロディは突撃し迎撃しようと右手を構えるが痛みに顔が歪む。
無論、こうなっては殴り飛ばされるのは必至。
『腕が・・・』と膝を突いて右腕を庇うメロディ。
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
前に降り立つネガトーン。
『ベルティエが・・・使えない』と言うメロディ。利き腕が右なのでベルティエが使えない絶体絶命のピンチ。

そんなメロディの前に立ちはだかるリズム。
『スポーツも苦手だし、ベルティエも無い。私は全然強くないけど、だけど私は・・・1人じゃない!
私の全てを受け止めてくれる仲間と一緒に・・・皆の心を守ってみせる!』
と言う。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

ここでリズムのモジューレが光を放つ。怯むネガトーン。『眩しい!』と言うセイレーンを筆頭にマイナー陣も怯む。

登場するファリー。2回手を叩き2つの音符を召喚後、その両手を合わせ
『刻みましょう、大いなるリズム』と言うリズム。ベルティエを召喚。それを見て『あれは・・・』と言うメロディ。
『ファンタスティックベルティエ』と構える。『おいで、ファリー!』と言うリズム。その頭頂部の穴にファリー装着。

『駆け巡れ! トーンのリング。プリキュアミュージックロンド!』とミュージックロンドを繰り出すリズム。
倒した方や三拍子はメロディと一緒。違うのはフィナーレ後、メロディがジャンプするのに対し、軽く構えた後にスタスタと歩いて退場する事。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
んでネガトーン消滅。ハミィが戻した音符はドリーに吸収される。

花見客も元通り。
戻った客を後ろに見て焦るバスドラ。あんたのせいと怒るセイレーン。2度と私に迷惑かけないでと言う。でも、やっぱりそっぽ向くバスドラ。
と言う訳でセイレーン&トリマ退場。


ベルティエを見ながら
『私、皆を守りたいと思った。そしたらこれが』と言うリズム。
『そうニャ、それがプリキュアのパワーニャ』とニッコリのハミィ。
『プリキュアのパワー・・・』と繰り返すリズムに『ブイブイ!』Vサインを出すメロディ。嬉しそうなリズム。

で、場は調べの館。

今日くらい練習休もうと不満そうな響。『ダメダメ』と返す奏に『ホント厳しいな〜奏は』と言う。
『ほら行くよ!』とニッコリの奏。『は〜い』と従う響。何気に弾く前の表情は楽しそう。
一糸乱れぬ演奏。

リズムを取るハミィとフェアリートーン。そんな2人の光景をパイプオルガンのパイプ前から見ている音吉。最初は普通の表情だったが優しい顔に。



演奏する2人の近くを舞う桜の花弁。
ひびかなの一枚絵が響、奏の順で登場。その後、教会跡の一枚絵になって白くフェードアウトし

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

ハミィ・・・あんたもか!

第10話『ウッホッホー! 響先生、幼稚園で大奮闘ニャ♪』
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