第26話『思いよとどけ! あいこ大阪へ』
(2001年8月5日放送)
脚本:影山由美 演出:岩井隆央 作画監督:なかじまちゅうじ

無断欠席

♯44話以来のあいこ両親話。
あいこがまだメインだった無印に比べれば飛び飛びになってますが話はどんどん進行中。
あいこ同伴とは言えとうとう、幸治パパからあつこママへ接触。
久々に大阪メイン。大阪と言ってもあいこじゃないですからね。
(松岡さんネタ)
行き違い、勘違いは無い様にしたいものです。

収録DVD

(25、27~28話同時収録)

アバンタイトル

庭園に居る幸治パパとあつこママ。幸治パパは笑う。どうあやら落ち着かない様子。あつこママはニッコリ。
すると、あいこに声をかけられて驚く。そこにはどれみ達の両親まで居たりする。
両手を合わせて『お父ちゃん、お母ちゃん』と言うあいこに続いて『おめでとうございます!』と花を撒くどれみ。
拍手する一同。照れ顔の幸治パパとあつこママのアップになってOP。


終わるとMAHO堂。熱心に何かを作っているあいこ。通りかかって何を作ってるのか聞くどれみにあつこママへあげるクッキーと答える。
『あ、それじゃクリスマスの約束が叶うんだ~』と嬉しそうなどれみ。その後、5人集まった。
明日、あつこママへ会いに行くそうで。幸治パパも同伴で天下茶屋へとのこと。
『良かったわねあいちゃん、お母さんに会えて』とはづきに言われ頷くあいこ。今度こそ幸治パパとあつこママが仲直りしてくれれば良いんだけどと言う。
ももこ『大丈夫、きっと上手くいくよ』と言う。どれみとはづきも同意。『そやな!』と嬉しそうなあいこ。
ここでどれみから大阪へ行く事、マジョリカは知ってるのか質問される。OKもらってるらしい。


クッキー完成。美味しそうと言うはづきに『そらそうや、あたしの自信作やねんもん!』と言うあいこ。
で、パティシエポロンを出して『お父ちゃんとお母ちゃんが仲直りできます様に』と願って魔法の素を降り掛ける。
嬉しそうに見ているどれみ達4人。結局、クッキーはこんな感じで包装。

で、サブタイトル。


で、夜の妹尾家。あいこに明日の仕度ができてるか聞く幸治パパ。左側に置いたリュックを見てバッチリと返答するあいこ。
ニッコリ顔で『そうか~』と返す幸治パパ。ここで照れながら、あいこにあつこママがやり直したいと言ったらどうするか聞く。
それを聞いて箸を置き『お父ちゃん?』と嬉しそうに反応するあいこ。もしもの話と言う幸治パパ。
あつこママとやり直すつもりなのか聞くあいこ。あいこがそうしたいなら考えてみようかと思ってるそうだ。
『そんなん聞かんでも分かってるやん! あたしがずっとそうして欲しいって思てた事、お父ちゃんが一番よう知ってるやろ?』と言うあいこ。
そこは同意の幸治パパ。でも、自分がやり直そうと思っていてもあつこママが『うん』と言ってくれるか分からないと言う。
『お父ちゃん、男やったら当たって砕けろや~!』と叫ぶあいこ。


弱気はダメ。あつこママに会ったら男らしくプロポーズしてと言うあいこ。何と言うか決めてるか聞くあいこ。考えてないらしい。
今からちゃんと考えておかないとあつこママが『うん』と言わないかもと考えるあいこ。でも、幸治パパ返答に困る。
あいこ、『じれったいな、も~!』と叫ぶ。で、『『結婚してくれ~』とか何とか言うにゃろ~』と続ける。
赤面の幸治パパ、『んなアホな』とツッコミを入れる。『突っ込んでどないすんねん』と言うあいこ。
『もう勘弁して~なあいこ。お父ちゃん明日は頑張るから』と言う幸治パパ。『ホンマやな?』と聞くあいこに『ホンマやて』と返す。
それ聞いてニッコリ顔で『お父ちゃん!』と幸治パパに抱きつくあいこ。『絶対やで』と言うあいこに過度の期待に困ってるのかやや引きつり笑いの幸治パパ。


んで夜中。作ったクッキーを眺めて美味しいと言ってくれるか楽しみなあいこ。『お母ちゃんの事、思て作ったんやで』とニッコリ。幸治パパは寝付けない様子。
で、あつこママはあいこへのプレゼントである髪留めを眺めながら
『あいこ、喜んでくれるやろか? このボンボン、お母ちゃん1週間かけて選んだんやで』と言う。



で、翌日の東京駅。『お父ちゃん、こっちこっち!』と急かすあいこ。『ちょっと待ちーなあいこ!』と言う幸治パパ。
あいこ、早速新幹線の座席に座る。『急がんでも指定席やから大丈夫やのに』と言う幸治パパ。あつこママに会えると思ったらついと言うのがあいこの本音。
作業中のどれみ達。あいこが居ない分仕事しろと言うマジョリカ。どれみ達の返答は『ドド、レレ、ロロ、ニニ』。妖精達と気づいたマジョリカ驚く。


本物は裏庭。で、魔法で自分達をツバメにするどれみ。4人はそのまま飛行して新幹線へ。

今度ははづきの魔法でトイレの中でハムスターに変身。街中を走る新幹線。


リュックに入っている手作りクッキーを眺めるあいこ。一時までに天下茶屋で行けるか不安そうに聞くあいこ。
幸治パパ『何べん同じ事言わすねん。早すぎる事はあっても絶対遅刻はせえへん』と返す。『うん、ほなええ』と嬉しそうなあいこ。
そんなあいこを見て幸治パパも嬉しそう。車内販売がやって来た。実はどれみ達はその下で並走して隠れて居たりする。
車内販売を呼び止める幸治パパ。その隙に座席の下へ移動するどれみ達。あいこは何にするか聞く幸治パパ。


あいこ、あつこママが美味しいお弁当を沢山作っておくと言った話を思い出してサンドイッチだけでいいと言う。
幸治パパも同意してサンドイッチ1個注文。
どれみ羨ましそう。お昼ご飯まだだからの様だ。唖然のおんぷとももこ。引き止めるはづき。サンドイッチを食べる妹尾親子。


お弁当を作っているあつこママ。
『あたし、美味しいクッキー焼いて持って行くからお母ちゃんは美味しいお弁当作ってきてな』と言うあいこと
『はいはい。あいこに負けへん様、美味しいお弁当作るからね』と言う会話を思い出す。で、親子3人嬉しそうなイメージ。


ドア開くなり急いで出て行く妹尾親子を見て唖然のホームの客達。どれみ達も然り。
急いで後を追うどれみ達。何とか間に合ったが何故か屋根の上だったり。危なく迷子になるところだったと言うはづき。『電車で来るのは初めてだもんね』と言うどれみ。
そもそもどうやったらそうなるんだろ?w
緊張する幸治パパを見て昨年のクリスマスを思い出すあいこ。
♯44話後半の『お父ちゃんとお母ちゃんが愛し合って結婚して、それであいこが生まれたんやろ?』と言う件。


あつこママ、タクシーで駅の近くに到着。
クッキーを眺めるあいこの回想の続き。続けて『そうなんやろ~?』と言うあいこに頷くあつこママ。
その手にクッキーを持っていたりする。あつこママ、時計を見て『幾らなんでも早過ぎや~。お母ちゃん、せっかちやな~』と言う。


で、駅の改札前に居るあつこママ。鏡をチェック。ここで髪留めを見る。
『あいこ、振り向いたらボンボンつけられへん』と言うあつこママ。『ごめん、何か嬉しいて』と言うあいこと2人で笑う妄想。
すると、ニコニコセンターから電話。『え、中村さんがっ!?』と驚くあつこママ。

で妹尾親子到着。あつこママが来てるか聞くあいこに『なんぼ何でもまだやろ』と言う幸治パパ。追跡中のどれみ達。
掲示板に何か書き残したあつこママ。改札を見ながら残念そうに駅を後にする。

幸治パパを急かすあいこ。『時間やったら大丈夫やて』と言う幸治パパ。先行するあいこ。が、当然あつこママは居ない。
見回すあいこに『ほらな、そんなにはよう着てるはず無いやろ』と言う幸治パパ。幸治パパからりんごジュースを貰って飲むあいこ。で、時間まで待つことに。


喉渇いたと思うどれみとおんぷ。でも、あつこママが来るまでは頑張ろうとも思うはづきとどれみ。
その後ろの掲示板にあつこママのメッセージがあるのには気づかない。
どうやら、あの電話で知らされた、中村と言うお年寄りが入院したのでその病院に向かった様だ。遅いと思うあいこ。まだ5分過ぎと言う幸治パパ。
若者2人にからかわれて2人を跳ね除ける若者A。その際に吹き飛んだ若者Bが掲示板に当たる。慌てて隙間に隠れるどれみ達。

『お父ちゃん頑張ってや~』と言うあいこ。『プレッシャーかけるなって』と言う幸治パパ。さっきの衝突で字が霞んでしまってたりする。

で、緑川病院。ベッドの中村さんを看病しつつ励ますあつこママ。

ここでアイキャッチ。


時計を見てあいこ達が掲示板を見たか不安そうなあつこママ。



が、2人はまだ気づいてなかったりする。心配するあいこ。幸治パパは携帯に電話しにいく。
心配そうなどれみ達。留守電になるだけであつこママは出ない。しょんぼり顔の幸治パパ。
あつこママは中村のおばあちゃんの容態を聞く。今夜が山とのこと。驚くあつこママ。家族に連絡が取れたかと医師に聴かれNOと返答。
医師は自分達に任せてと言うが家族がもし間に合わなかったらと考え、もうちょっと待つと伝える。『分かりました、では』と去っていく医師。
中村のおばあちゃんの手を取り、自分の母親みたいに1人ぼっちにする訳にはいかないと言うあつこママ。その頬を涙が伝う。


どれみもあつこママを心配する。幾らなんでも遅すぎると言うはづき。『全然連絡ないし・・・』と言うももこ。
連絡したくてもできないのかも知れない考えるおんぷ。で、幸治パパはあつこママの勤めるニコニコセンターへ電話。
知り合いと言って、行き先を聞くと病院であることと担当のお年寄りが入院したと教えてくれた。
受話器を置く幸治パパ。気がついたあいこ。幸治パパは自分やあいこより仕事優先なのが気に食わない様子。
で、戻るなりたこ焼き食べようと誘う幸治パパ。あつこママがお弁当を作ってきてくれるからと待つつもりのあいこだったが幸治パパは無言で駅を出て行く。

後を追おうとするどれみ達。と、ここではづきが掲示板のメッセージに気づいた。
虫食いになっているので当然、解読には苦労したが緑川院から緑川病院とおんぷが気づいた。そうだろうと言う訳であいこに伝える事に。

で、場所を街中に移しおんぷが魔法で自分達を犬に変える。


んで、たこ焼き屋前の妹尾親子。『温かいうちに食べ』と言う幸治パパ。
『お母ちゃん来えへんの?』と言うあいこに担当のお年寄りが急に入院したらしいと伝える幸治パパ。それで携帯に繋がらないと察するあいこ。
それにしたって何とか連絡のしようがあると不満そうな幸治パパ。自分の焼いたクッキー食べてもらいたかったと言うあいこ。
『あいこ、お前・・・』と言う幸治パパに今度会う時、食べさせてあげると約束したと説明。
それなのに自分の子供より他所のお年寄りが大事な事に拳が震える幸治パパ。『お父ちゃん』と言うあいこ。
『結局こうなんねん。お母ちゃんは仕事が一番であいこやお父ちゃんはその次や。もしお母ちゃんがやり直す言うても、またアカン様なる。同じ事の繰り返しや!』
と言う幸治パパに『お父ちゃん、お母ちゃんの事怒らんといて!』と言うあいこ。
あいこは気の毒な人の為に一生懸命働いている偉いと思い、そんなあつこママも好きだそうで。『あいこ・・・』と複雑そうな顔で幸治パパが言う。


すると、一斉に犬に吠えられる2人。あいこは犬がどれみ達と気づく。クッキーをパクっていくどれみ犬。
逃げる犬達に幸治パパ、苛立ちもあって石を投げようとするがあいこが止めに入る。で、後を追うあいこ。

『皆、来てくれたんや』と言うあいこ。どれみとはづきがあつこママが緑川病院に伝える。何故知ってるのか驚くあいこに掲示板にメッセージがあったと言うおんぷ。
気づかなかったと後悔するあいこ。今から幸治パパと一緒に行ってと勧めるももこ。
が、先の幸治パパの言動を思い出し、今2人が会ってもケンカになると考えたあいこ。
『ありがとう、皆。けど、今あたしらがお母ちゃんとこ行っても迷惑かけるだけや』と言う。『でも・・・』と言うはづき。
あいこ『会われへんでも離れててもお母ちゃんはお母ちゃんやし』と続ける。『そんな・・・』と言うどれみ。

『そうやん、お父ちゃんとやり直してくれへんかて、お母ちゃんはあたしのお母ちゃんやねん』と心中で納得するあいこ。すると、幸治パパが呼ぶ声。
心配してると言う事で戻ることにしたあいこ。
ならば、これ(クッキー)だけでも届けてあげると言うどれみ。驚いた様子のあいこ、『そうよ。折角お母さんの為に作ったんだもの』と言うはづき。
幸治パパが近いのでどれみに任せることにしたあいこ。4人は去っていく、あいこは戻っていく。


そして4人は緑川病院へ。ももこの魔法でナースに変身。院内を歩いてると中村の家族と話すあつこママを発見。
お世話になったことを申し訳なさそうに言う親族、『いいえ、そんな。お医者さんももう大丈夫やって仰ってましたし』と言うあつこママ。で、一礼して病室へ入っていく親族。


『お大事に・・・』と言った後、廊下を走るあつこママ。『すみません~』と言うあつこママ、怯むどれみ達。
避けて、すれ違い様にクッキーを入れるどれみ。首尾を聞くおんぷに渡せたと言うどれみ。喜ぶ4人。
小鳥の気持ち開始。

タクシーのあつこママ。急いでくれる様お願い。掲示板を眺めている2人。結局、あつこママは2人に出会うことはできなかった。

外を見る幸治パパを呼ぶあいこ。『なんや?』と言う幸治パパに『ちょっとホッとしてへん?』と言うあいこ。
と言うのもプロポーズしなくて良かったから。『何を言う! 大人をからこうたらアカン』と取り乱す。図星と笑うあいこ。

無事、クッキーを渡せて良かったと思うどれみ。でも、アレがあいこのクッキーと分かるかと言い出すおんぷ。やっちまった顔の3人。『オーノー』なももこ。

なんでこうなると思ってたあつこママ。袋の中のクッキーを発見。当然、何時の間にと驚く。



で、ふと横を見ると掲示板に  おかあちゃんへ あたしの焼いたクッキー食べてな あいこ  と書かれてあったり。
当然、驚くあつこママ。掲示板前に座り込んでいるあつこママ。蓋を開けて涙目。
中にはあいこと幸治パパとあつこママを模した3人親子型のクッキー。齧るあつこママの中頬を涙が伝う。
『あいこ・・・ボンボンつけてあげたかった』と言うあつこママ。

そう、こんな感じで。あいこもそんな夢を見たのか目を覚ます。横で寝ている幸治パパを見てニッコリのあいこ。
そんな幸治パパに寄り添うあいこのカット。小鳥の気持ち終了と共に

~おしまい~

第27話『いじわる試験を切りぬけろ!』
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