第27話『いじわる試験を切りぬけろ!』
(2001年8月12日放送)
脚本:成田良美 演出:廣嶋秀樹 作画監督:生田目康裕

マジョタラコ

ぽっぷ3級試験の話。
無印40話の面白試験の再来。
ぽっぷとしては長らくハナちゃんに合ってないので久しぶりの再会ですがブッキング。
こう言う時にブッキングってのはアニメじゃお約束ですね。
ポンとピーが妙に可愛いこの話。
あと、きみたか魔女も妙に可愛いと言う。

収録DVD

(25~26話、28話同時収録)

アバンタイトル

嬉しそうなどれみ達。ニヤニヤ。どうやらハナちゃんへのお土産で盛り上がってる様子。
どれみ、何にするか問う。
『クッキー』とはづき、『ゼリー』とあいこ、『プリン』とおんぷ、『ストロベリータルト』とももこがそれぞれ提案。
盛り上がる面々に『ちょっと皆、私の3級試験も忘れないでよ』と言うぽっぷ。ぽっぷのアップになってOP。

今夜はハナちゃんの面会日と言う事で嬉しそうなどれみ。お土産を何にするかと言うはづきにプリンを提案するあいこ。
ハナちゃんの大好物と言う事でどれみも賛成の様子。と、ここでももこからニンジンを使ったお菓子を作らないか提案が入った。
『ニンジンはハナちゃんが嫌いな野菜だよ』と言うどれみ。
『だからよ。ハナちゃんに人参を好きになってもらう為にニンジンケーキを作りましょうよ。美味しいケーキを作ればきっと好きになってくれる筈よ』と言うももこ。
あいこ『なるほど』と言う。おんぷも『子供の好き嫌いを無くすのも親の務めだもんね』と同意らしい。
どれみも賛成。と言う訳で5人でちゃっちゃと作ろうと発破をかける。
すると『ちょっと、私のこと忘れてな~い?』と壁に手をかけて言うぽっぷ。『ぽっぷどうしたの?』と言うどれみ。
『どうしたの?じゃない。今日は私もハナちゃんに会いに行くからね』と返すぽっぷ。
はづきはぽっぷがハナちゃんが魔女幼稚園に入ってから一度も会ってないと思い出す。認めつつ自分だってハナちゃんのママなのに不満そうなぽっぷ。ももこ、皆で一緒に行こうと言う。


すると、デラ登場。どうしたのか聞くあいこ。今夜3級魔女見習い試験のお知らせだった。
で、場所と時間を記した紙を見せてもらう面々だが魔法文字と言う事で読めない。が、おんぷだけは読めた。♯1話参照。
何て書いてあるのか聞くぽっぷに試験の開始時間が面会時間と同じと教えるおんぷ。自分はハナちゃんに会えないと言う事で『え~~!!!』と残念顔のぽっぷ。

で、サブタイトル。

ニンジンケーキ製作中のどれみ達を『皆!』と呼ぶぽっぷ。『何、その格好?』と言うどれみに自分もハナちゃんの為にケーキを作ると答える。
『あんたお菓子作りは初めてでしょ? いきなりケーキなんて難しい物が作れるわけ無いじゃん無理無理』とバカにするどれみ。


が、これがやらしてみるとやっぱりできたりする。しかもはづきに『そうそう上手よ』、あいこに『とても初めてとは思われへん』などと好評。ももこも手際が良いし、飲み込みが早いと絶賛。


自分だってあのくらいと悔しそうなどれみ。すると、おんぷに何してるのか聞かれる。ケーキに入れるニンジンを切ってると答えるどれみ。
でも、おんぷによるとニンジンは摩り下ろすらしい。どれみは千切りだと思ってたらしい。ぽっぷに説明を聞いてなきゃダメと呆れられる。『すいませ~ん』とガックリのどれみ。


作業しながら、皆に3級試験はどうだったのか聞くぽっぷ。
3つの世界を制限時間内に突破する。使える魔法は2回までと言う内容を思い出すはづきとあいこ。どれみ、すごく難しい試験だったと言う。
1回落ちて追試で合格した事も付け足し。でも、あいこは難しいと思わなかったと言う。はづきはよく覚えてないそうだが怖かった気がするらしい。
おんぷは簡単だったと言う。おんぷは飛び級で2級も合格したと言うあいこ。『さすがおんぷちゃん』と言いながらももこにも聞くぽっぷ。

ももこは最後の扉の前に現れたストロベリータルトに釣られて失敗した事があったそうだ。誰かと一緒www

どうしても体が逆らえなかったそうだ。どれみも同情。お互いの好物にうっとりなどれみとももこ。

難しい試験だったと食欲で落ちた2人は涙涙。ももこも3級不合格だったと気づくはづき。しかも、どれみと同レベルと言うのが意外と言うおんぷ。
でも、ぽっぷなら大丈夫と言うあいこ。ぽっぷも『どれみがダメでも私なら大丈夫』と言う。
ムッとしながらぽっぷの場合は起きてられるかどうかと指摘するどれみ。しかし、ぽっぷ曰く策があるらしい。


で、ケーキ完成。ここでぽっぷ退場。驚いた様子のどれみ達。試験に備えて一杯寝るらしい。『作戦ってそう言う事ね』とニヤリなどれみ。


で、夜になった後、魔女界にやってきたどれみ達。ぽっぷに眠くないか聞くはづき。寝貯めしたから大丈夫とのこと。
試験に合格して絶対ハナちゃんに会いに行くとぽっぷ。ここで解散。んで、試験も間もなく開始された。


第1ステージははづきの通った道。変なところと思ってるとヘンな生き物登場! ビビるぽっぷ、『来るなら来なさ~い!』と箒を構える。お腹が鳴るヘンな生き物軍団。空腹と察するぽっぷ。


で、ぽっぷは大きな木の前に連れて行かれる。桃の木と気付いたぽっぷだが同時に元気が無い事にも気付いた。
この木に生る桃はヘンな生き物達の貴重な食べ物なのだが最近実りが悪くなってしまったそうだ。どうしてか聞くぽっぷ。でも原因は不明とのこと。
と言う訳で空腹で驚かす力も無いらしい。私に任せてと魔法で桃の木に元気が無い訳を聞くぽっぷ。
泣いている桃の木。根っこが大きな岩が重くて痛いらしい。反対側に回って見ると根っこに巨大な岩が乗っていた。なのでヘンな生き物達とどかそうとするぽっぷ。


が、空腹のせいかヘタレるヘンな生き物達。どうしたのか聞くぽっぷ。こんな大きな岩動かないとネガティブ。
ぽっぷは『何言ってんの! このぐらいで諦めてどうするの? あなた達何時も桃の木さんから美味しい桃を貰ってるんでしょう? だったら助けてあげなきゃ。
諦めちゃダメだよ、大丈夫、皆で力を合わせれば絶対に動くよ、絶対に!』と諭す。
その言葉に反応するヘンな生き物達。マジメ顔になってぽっぷと一緒に岩を押す。その甲斐あって岩は撤去された。


すると桃の木は花を咲かせ、傍から見ても元気な色に戻った。ぽっぷも嬉しそう。
あれから扉の前に移動。ヘンな生き物達に歓迎パーティへ誘われるが試験中と言う事で断るぽっぷ。
残念そうだが仕方無いと割り切るヘンな生き物達。またの来訪を願う。『うん、わかった。それじゃ』と言うぽっぷは次の世界へ。手を振るヘンな生き物達。

どれみ達はハナちゃんと面会中。


オヤジーデ、バラを持参して『私も会いたかったですよ~、マイスイートおんぷちゃん』と言いながら面会室へ入ろうとするがドアを閉められる。
面会室から出てきたマジョポン曰く、面会室は関係者以外立ち入り禁止との事。規則を破ったらマジョミラー様に怒られると言うマジョピー。
固い事言わずにちょっとだけと言うオヤジーデだがポンピーに『ダメで~す!』とニッコリ顔で言われる。


ダメならダメで強行突破するつもりらしいオヤジーデ。が、アノ人の『何の騒ぎです?』と声を聞いて『ギクッ~この声は?』とビビるオヤジーデ。勿論、声の主はマジョミラー。
ポンピーにチクられそうになったのでその前にマジョミラーに『私からあなたへプレゼント、フォーユー』とバラを渡して逃亡する。



で、ぽっぷ。次の世界はあいこ第2ステージの泉。すると、水瓶の上に魔女登場。『これから私が出す問いに答えなさい』と言う。
が、その顔がどう見てもきみたか。『お前が探しているのはこの金の扉、銀の扉、どちら?』と魔女は聞いてくるが笑うぽっぷ。
人の話を聞けと言おうとするきみたか魔女だがぽっぷも笑いが止まらない。とうとう『もういい! 試験は中止だ!』と怒って飛び去ってしまう。後を追うぽっぷ。

ここでアイキャッチ。


ニンジンケーキを出すどれみ。嫌そうなハナちゃん。ハナちゃんの為に作ったケーキと言うはづき。『綺麗な色でしょ?』と言うももこ。


『とっても美味しいんだよ』と言って目の前で食べてみせるどれみ。で、ママンズの『あ~ん』。
意を決して食べるハナちゃん。実際美味しかったらしく嬉しそう。どれみ達も『やったね!』嬉しそう。



その頃、子供達の面倒を見ているポンピーはウエイトレス姿のオヤジーデを発見して呼び止める。オヤジーデ、笑いながら紅茶を持っていこうとしてたと弁解。
だが、マジョポンが既に紅茶は運んだとのこと。マジョピーにはあなたはあなたの仕事があると言われる。例えば窓拭きとか草むしり。
ちょっと、おんぷに会うくらい良いじゃないかと言うオヤジーデ。でも、ポンピーの返答は『規則は規則で~す』。
『こんなに頼んでるのに・・・あなた達は鬼ですか!?』と怒り返すオヤジーデに『魔女で~す!』と返すポンピー。ズッコケるオヤジーデ。
規則を破ったら、マジョミラーにチクると言うマジョポン。
『おんぷちゃんのファンをナメるんじゃありませんよ。マジョミラーが怖くてファンクラブ会員ナンバー7が務まるかっての!』と会員証を翳すオヤジーデ。
が、後ろからマジョミラーに『私を呼びましたか?』と声をかけられ『マジョミラー様、あなたの為にミルクチーを入れたのです、どうぞ』と紅茶を渡して逃亡。
状況が分かってるのか呆れ気味にため息をついた後、これから少し出かけるらしくポンピーに後を頼むマジョミラー。『はい』と返答するポンピー。

ぽっぷときみたか魔女は追いかけっこ中。
ぽっぷは話を聞いてと言うが、聞く耳を持たないきみたか魔女。無礼者呼ばわりでかなり怒ってる。話くらい聞いてくれても良いでしょと逆ギレ気味なぽっぷ。
ギクッと逃げるきみたか魔女。
箒に乗らせたら魔女界で1.2を争うスピードを誇る自分に追いつける筈が無いと余裕のきみたか魔女。でも、実際はついて来てたりする。

『く~、小癪な~』狭い山岳らしき場所に逃げるきみたか魔女。まだ付いてくるかと言う。ここで『危ない! 前!』と言うぽっぷ。
言われて前を見たら壁が間近。慌ててブレーキをかけるきみたか魔女。

ぽっぷは魔法でエアバッグを出す。なんとか難を逃れたきみたか魔女。
間に合ったと一安心のぽっぷ『大丈夫ですか?』と声をかける。驚いた様子で『ん、あぁ』と言うきみたか魔女。


ここで謝るぽっぷ。きみたかと言う友達に似ていたと言う理由も説明。ちょい嬉しそうな顔のきみたか魔女によると自分のスピードに付いてきたのはぽっぷが初めてらしい。
名前を問うきみたか魔女。『名乗るほどの者じゃありませんけど、春風ぽっぷで~す』と言うぽっぷ。
扉を出すきみたか魔女。『行くが良い。お前が魔女になるのを楽しみにしてるぞ』と言う。お礼を言うぽっぷ。

んで、オヤジーデは庭に居たりする。
『この方法だけはやりたくありませんでしたが、仕方がない。これもおんぷちゃんに会う為です』と言うオヤジーデ。
オヤジーデの計画は牛に唐辛子を食べさせて暴れさせ、ポンピーが気を取られている隙におんぷと再会・・・と言うものらしい。
『お~! なんと完璧な計画~!』と自画自賛。


そして食べさせる。牛が暴れたまでは良かったが直後に蹴飛ばされるオヤジーデ。牛は魔女幼稚園の方へ。


ぽっぷ。最後は姉どれみ・ももこと同じ最終ステージ。ステージはゴールと魔女幼稚園の二択。
ハナちゃんに会いたい欲望に駆られながらも罠と気付いてゴールの方へ向かう。
が、横目で魔女幼稚園側を気にしながら歩いてるとどれみ達の背後の窓に猛スピードで迫る牛が見えたぽっぷ。
その事を知らせるが声は届かない。あと5分ある事もあり魔女幼稚園側の扉に入る。



魔女幼稚園にやって来たぽっぷ。どれみ達に逃げる様に言う。驚く、どれみの後ろを指差し『あれ!』と言うぽっぷ。
魔法でチョイx2開始
気付いて逃げるどれみ達。牛は魔女幼稚園の壁を突き破って、中を走り回る。追い回されるポンピー。
魔法を使おうとするももだが途中で止めて取り残された園児を救出。


『アカン、魔法使う間があらへん』と言うあいこ。喜んでるハナちゃんに『ハナちゃん喜んでる場合じゃないって』と言うどれみ。
こうなったらと魔法を使おうとするぽっぷ。だが、試験中に2回と限定された魔法はヘンな生き物ときみたか魔女の救出に使った為、既に使えない。
何か無いかと探してると、赤いテーブルクロスを発見したぽっぷ。牛を呼ぶ。ぽっぷの作戦は闘牛。箒に赤のテーブルクロスを巻き付けて陽動。
『ぽっぷ!』と嬉しそうなどれみ。作戦は成功し牛は建物の外へ。

丁度帰ってきたマジョミラー、牛相手に奮闘するぽっぷを目撃。魔法でチョイx2終了。で、どれみ達は


マジカルステージ。『牛さんを大人しくさせて』と願う。すると、牛から唐辛子が抜けて元に戻る。
『は~、腰ガクガク』と戻ってくるオヤジーデ。良かったと嬉しそうなどれみ、おんぷ、ももこ。

おんぷを発見したオヤジーデだがついでにマジョミラーも発見。『こんなところで何してるんですか』と言われ『あ~いや、その~あの腰があの』と返す。


全員無事だった。ぽっぷのお陰と言うどれみ。試験は合格したのか聞く。『まさか?』と気付いたおんぷ。
最後の扉をゴールじゃない方を選んだと言うぽっぷ。が、ももこが上空に浮かぶ扉を発見。だが、閉まりそう。


どれみが魔法で扉を下駄で突っ返させ止める。『ぽっぷ、まだ試験は終わってないよ』と言うどれみ。嬉しそうに戻るぽっぷ。
『頑張って~』と応援するはづき。通過後、ゲタは砕け散る。そのままUターンし本当のゴールも閉まりかけの中突破。ギリギリセーフだった。
目を回しながらも安心した様子のぽっぷ。

『とんだ騒ぎがあったようですが、面会時間は終わりですよ』と言うマジョミラー。ももことおんぷと顔を見合わせた後『マジョミラーさん、お願いがあります』と言うどれみ。


認定玉を貰ったぽっぷ。おまけも貰う。当然、魔女幼稚園の一件が良い事である為。良い事をすると貰えると改めて告げるモタ。
が、ぽっぷは元気が無い。本人曰く嬉しいけど、ハナちゃんともっとゆっくり会いたかったらしい。
すると、ハナちゃんの声。何とどれみ達が連れてきてくれたのだ。
はづきによるとマジョミラーから特別に外出許可をもらったとのこと。あいこ曰く、子供達を守ってくれたお礼だそうで。
『ハナちゃん随分重くなったんだよ、はい』とハナちゃんを下ろすどれみ。
ハナちゃん歩いてぽっぷのところへ。嬉しそうにハナちゃんを抱くぽっぷだが直後倒れる。どうやら疲れて眠ってしまったらしい。笑うどれみ達。


牛の数を数えながら牛の体掃除をするオヤジーデ。文句垂れてると、ハエ叩きが登場してお尻を叩かれる。
『は! 痛い、やめて、やりますから今夜は牛丼にして~』と言うオヤジーデ。そんなオヤジーデを見る、マジョミラー、ポンピー、牛のカットで
そのまま黒くフェードアウトして

~おしまい~

第28話『魔女幼稚園、危機いっぱつ!』
も~っと!28話へ

も~っと!おジャ魔女どれみ各話レビューに戻る

トップページへ