第3話『大キライ! でも友達になりたい!』
(2001年2月18日放送)
脚本:栗山緑 演出:矢部秋則 作画監督:なかじまちゅうじ

ぼったくり

しつこいようですがずっと続きです。多分日続きだと思います。でもって、日続きはこれで打ち止め。
はてさて転校生とはよくある揉め事の話。あいこの時も3話でしたね。
玉木に親友ができる話。相変わらずのツンデレ振り。意外な一面を見ることもできたりします。
サムネは主役では無いもののゲストの1人と言う事で林野君になりました。
3話にして早くも魔法バンクが一切登場しない話だったり。
デラにぼったくり疑惑が持ち上がる話。
何故か無言なのに宮前君のアップが2回。OPのお詫びですかね?
(OPに宮前君は出てきません)
とんでもない小学5年生が2人出てきます。
(ヒント:伝票と英語)

収録DVD

(1〜2話、4話同時収録)

アバンタイトル

ぴーくんと言うひよこ人形に世界で一番綺麗なのは誰か聞く玉木。ぴーくんの返答は勿論玉木。
実は本人が1人でやっていたり。ぴーくんに頬をくっつける玉木。アップになった後OP。



終わると、ももこの家。どれみ達が登校の誘いに来る。挨拶をする4人に早速出てきて挨拶するももこだが見慣れぬ顔が1人居た。
そう、ぽっぷである。はづきはぽっぷをどれみの妹と紹介。早速挨拶するももこ。ぽっぷも挨拶を返してお姉ちゃんがお世話になるけどよろしくと言う。
相変わらずの言いっぷりに唖然。どれみは怒るがあいこは今のは通じてないと言う。
ここでももこが日本語を忘れている事を伝える。謝るももこに気にしないと励まし、同時にお姉ちゃんと仲良くしてあげてと言うぽっぷ。
ここではづきがある事に気付いた。さっきからぽっぷがどれみの事をお姉ちゃんと言っていること。
本人曰く1年生になって何時までもどれみじゃと言う事らしい。『生意気に・・・もう』と照れるどれみ。

んで、サブタイトル。


終わると学校。そして、授業前。どれみはピアスの一件を報告しようとする。玉木はまだつけてると気に入らない様子。
振り向く生徒達。どれみ玉木に怒った後、ピアスがお世話になったマジョモンローの形見であると説明。

内容が内容だけにやや暗くなる生徒達。どれみはつけさせてあげようよとお願いする。
まさるは何時もの如くダルそうに『別に人に迷惑かけるわけじゃねぇし良いんじゃねぇの?』と言う。奥山さんも賛成。これを期に皆賛成。拍手喝采。

相変わらず玉木は気に入らない様子。嬉しそうなどれみ。どれみからピアスOKと聞いてお礼を言うももこ。

玉木とうとう行動に出た。本当にそれでいいのか?と言う玉木。玉木が反対なのか質問する関先生。
別にそうではないらしいがピアスOKなら自分が誕生日に両親から買ってもらった時計とネックレスもつけていいと言い出す。
が、関先生に止められる。えこひいきを持ち出すが関先生に屁理屈と一蹴された後怒られ外す玉木。ムッとするももこ。

早速、授業開始。今日からローマ字を覚えるのだがももこが居ると言う事で校長許可の下、少し英語を取り入れてやることに。


すると、授業中にも関わらず玉木が挙手。内容的には国語の授業に英語を覚えるのが気に食わない様子。
関先生曰く皆も少しずつ覚えられて良いと言うのが関先生の考えだが玉木は自分は塾で習ってるから必要ないとのこと。
それよりも、ももこ中心で授業が展開していくのが嫌らしい。
英語なんか習ってるのは玉木くらいだから良いと言うどれみだが林野も習ってたりする。
仲間見つけたと嬉しそうな玉木だが林野も肯定派だったりする。焦る玉木。
意見を求める関先生。奥山さんも習いたいと言い出し大多数が賛成。玉木は不満そうながら認めざるを得ない。

玉木にムッとするももこ。メアリーにそっくりで嫌な子と言う。ここでメアリーがどんな子か気になるおんぷ。
写真を持ってきたももこ。早速見せるとどれみが速攻で当てる。正解は右端の子。かなりくりそつである。


すると、デラが注文の品を配達にやって来た。出迎えるマジョリカ。と、そこまでは良かったが金額がフラワーガーデンの時より高い。

業種が違うから仕方ないと言うがももこの見立てによると棚や椅子はともかくお菓子の材料はマジョモンローの時より2倍以上高いらしい。
どれみにぼったくりを疑われるデラ。勿論、否定するが一番使う薄力粉は3倍以上高いと言われる。
ももこが経験者だと忘れてた残念顔のデラ。商売顔に戻って間違ってたと値段訂正。何とか許可が出た。
故意を疑うマジョリカだがお詫びか不明だが砂糖サービスして帰るデラ。
ももこの凄さに驚くはづき。前の店で伝票処理してた上に算数は得意だとか。と言う事でそうそうに片付けてお菓子作りの特訓をしようと言うマジョリカ。

お菓子作りは少しでも分量を間違えると失敗する事があるから必ず秤で計る様に言うももこ。
あいこにボールに盛った粉とベーキングパウダー小匙2分の1と塩少々をコップ状の容器で掬ってと言うももこ。
どれみにはクッキングストーブに火を入れるように。
はづきには冷蔵庫から卵を出し暫く置いて卵を割るように。
おんぷには板チョコを80g量って大まかに刻むようにそれぞれ指示を出す。
ちゃんとこなすあいこ。その手際の良さに感心するももこ。やった事があるの?の問いに無いけど料理勘は良いと答える。

すると、はづきが卵を割るのをしくじる。再挑戦するがまたも失敗。ここで卵を割った事ないか聞いてみるももこ。YESなはづき。
それなさそうと先に言ってと言った後、卵も割れないなんて信じられないと言うももこ。謝るはづき。
どれみは初めてだから仕方ないと弁護する。はづきに店掃除の配置転換を命じるももこ。
これにショックを受けたのか泣き出して帰ってしまうはづき。後を追うどれみ。



言い過ぎかと思うあいこだがお客さんからお金を取る以上は厳しくなるのは当然と言うのがももこの考え。
で、今度はおんぷがチョコが硬くて切れないと言う。そんなんじゃ切れないと言って包丁を借りて実践するももこ。
が、『硬い物を切るにはこうやるのよ。常識でしょ』と言われて人から命令されるの嫌いとムッとするおんぷ。
結局、おんぷ気分悪いから帰ると退場。何故怒ってるか判らないももこ。呆れるあいこ達。


結局、帰りまで2人っきりだったり。どれみが戻ってこない理由が気になるももこ。
あいこ曰くはづきを慰めてるに決まってると言う。これも判らない様子なももこにゆっくり説明するからよく聞く様に言うあいこ。
アメリカではハッキリしている性格がグッド。しかし、ここは日本であることと、相手の気持ちを考える様にと言う。
ちゃんと理解したらしい。とは言えまだショックは隠せない様子。

ここでアイキャッチ。


ももこ帰宅。みのりママにアメリカの友人から手紙が来ていると言われる。確認してみるとメアリーからだった。


で、夜。あいこの家を訪ねたももこ。話を聞いて欲しいらしい。快諾のあいこ。
ももこから話を聞いてメアリーが悪い子じゃないと思うあいこ。メアリーを意地悪な子と捉えていたももこだが実際そうでは無かったらしい。
あいこに言われた事がやっと判ったももこ。ここでかつてはづきを泣かした事をバラすあいこ。
一時嫌われていたと聞いて自分も嫌われたか心配するももこだがちゃんと謝れば心配無いと言うあいこ。
ここで玉木もメアリーと同じかも知れないと言う。ももこもそう思ってたらしく、あいこに玉木の家を聞いて見に行こうとしていたようだ。
なお、詳細は後ほど判明します。


と言う事で英語塾に行く2人。丁度授業終了時間。
相変わらずの態度でサヨナラの挨拶をする玉木だがお喋りの片手間にバイバイされてしまう。
これを見てショックそうな玉木。見ていた2人は玉木が塾でも浮いていると知る。


で、玉木の家。ぴーくんと言うひよこ人形に何故、美人でスタイル抜群な自分が1人ぼっちなのか聞いてみる玉木。
それは麗香が友達を作ろうとしないからと自分で答える。でも自分からそんな事言えないと言うのが本音。
更にどうしてか聞くぴーくん。素直になれないと言ったところで我に返ったのかひよこに聞かれた事に怒ってぴーくんをクシャクシャにする。
が、ぴーくん元通り。謝る玉木。

メアリーと一緒だった事に気付いたももこ。ついでにはづきの家も覗く事に。


ちゃんと練習しているはづき。どれみも一緒。
ばあやのビクビクせずかといって力任せでなく愛をもってスナップを利かせると指導もあってか割れる様になったはづき。
どれみとばあやにお礼を言う。それを見ていた2人。
すかさずはづきは見かけによらず芯がしっかりしている頑張りやと紹介。
ついでにどれみは誰にでも優しい解説。ももこも納得。
おんぷもきっと練習していると言うあいこ。昼間の事を気にするももこだがおんぷの負けず嫌いの性格上、明日は完璧にこなすと見抜くあいこ。

昨日の事を謝るももこ。ちょいと戸惑い気味な2人。反省した事を伝えるあいこ。
自分こそゴメンと謝りももこのおかげで卵が上手に割れるようになったと言うはづき。どれみも太鼓判。
おんぷは全然気にしてないらしい。それを聞いて嬉しそうにお礼を言うももこ。


で、唐突に学級委員選挙の話。玉木と林野の勝負の結果、圧倒的大差で林野の勝利。キレそうな玉木。
林野の3票も自分のじゃない票があったのは意外と勝気な演説後、クラスから拍手喝采。また何故かソロで写る宮前。



でもって、林野の号令。やっぱり玉木は気に入らない。
授業終了後、旧4年2組の面々を自分の周りに呼ぶ。まさるは逃げた。ちなみに白紙は彼らしい。


自分に投票しなかった事が相当不満な様子。島倉だけと言うのが酷いと言う玉木だが島倉の表情は暗い。
一方、仕方ないと言うのが大半の意見。先のピアス事件を含めももこに対する評判が相当悪い様だ。
すると島倉開口。文句を言いたいと玉木が早合点するが自分は入れてないと言うのが返答。
となれば玉木に入れたのは誰だ?と言う話になる。すると、ももこが自分と言う。
意地悪されたのにどう言う事か聞くどれみ。玉木なら1人ぼっちで寂しいと思ってる子の気持ちが判ると言うのが答え。
それは絶対無いと言うのが大衆の意見。ももこもメアリーの手紙を読むまでそう思ってた様だ。
メアリー?なむつみ。アメリカの学校のクラスメイトで意地悪な子と簡潔に説明するどれみ。


が、手紙を読んだところ違ってたらしい。早速、手紙を取り出して渡すが全部英語。どれみ、玉木にバトンするが玉木でも無理らしい。


すると、林野が『僕が読もうか?』とやってきた。早々に渡すどれみ。相変わらず玉木は嫌そう。
その手紙は最初にももこと別れる日に何も言えずにゴメンと謝り、自分には友達が1人も居ないのにももこの周りには友達が居た事が羨ましかった。
だから何時も辛くあたっていた事を明かし、重ねて謝って最後に日本でも友達がいっぱいできるといいねと言う友人の幸せを願う文章とさよならの言葉が綴られていた。
林野にお礼を言うももこ。『どういたしまして』と笑顔を見せて帰る林野。
メアリーがそんなに悪い子じゃなかったと気付いたどれみ。ももこはメアリーの事を全然知らなかった自分がダメだったと言う。


だから、玉木をもっと知りたいから友達になろうと言うももこ。そう言われて涙目になる玉木だがすぐに強がってそんなに言うならな態度を取る。
が、やっぱり本心は嬉しいようだ。恥ずかしそうに手を差し出す玉木。
お礼を言うももこ。嬉しい癖に素直じゃないと見透かされ照れる玉木。大きなお世話と言う玉木を見て笑う一同。やっぱり嬉しそうな玉木。

卵割りを実践するはづき。グッドと褒めるももこ。ちなみにおんぷもチョコ刻みをマスターしていたりする。
既にマスターしている事に驚くどれみとはづきに自分って才能ある人だからと言うおんぷ。
言った通りと言うあいこにYESなももこは共に笑う。?なおんぷに秘密とと誤魔化す2名。イイ感じと思うどれみとはづき。

開店までもっと頑張ってお菓子作りを上手になろうと言うはづきの言葉に『オー!』と答える5人の姿にお菓子のフレームをつけたところで

〜おしまい〜

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