第6話『挑戦! 初めてのパティシエ試験』
(2001年3月11日放送)
脚本:栗山緑 演出:山内重保 作画監督:生田目康裕

小5対ネコ

初めてのパティシエ試験。
これまでと違い数こそ少ないですがその分、それぞれの元老院魔女の人となりが描かれています。
第一弾はマジョルカ声のマジョミラー。
1話で人間に対してかなーり敵対姿勢をとっていた人ですがその実は・・・。
どれみが管理人みたいなことしてます。
(ネコとケンカ)
そして、久し振りにあの子が登場。

収録DVD

(5、7〜8話同時収録)

アバンタイトル

スコーンを見つめる魔女。それを見ているどれみ達。スコーンを口にした魔女が合格させられないと言う。驚きを隠せないどれみ達。

調理中だったももこ、何かを発見。あいこはももこにどうしたか聞いてみる。それを見たあいこ、思わず笑顔に。
どれみがお客さんの赤ちゃんをあやしていたのだ。手馴れてるのが不思議なももこに以前ハナちゃんを育てていた事を語るあいこ。
あいこも抱かせてもらいに行くことに。『ハナちゃん?』なももこ。

んで、サブタイトル。


1年間も育てたなら別れるのもさびしかったでしょうと言うももこ。勿論と認めるどれみ。ハナちゃんに会いたくなるはづき。どれみのそうらしい。
ここでももこが会いに行けばいいと唐突に言ったのでコケるどれみ達。特にあいこは調理中のトレイを持ったままズッコケるが無事だった。


そうしたいとは認めつつも女王様に止められてると言うどれみとはづき。理由を聞きたがるももこ。
マジョリカが魔女界では育ての親は赤ん坊が成人するまで会ってはいけない決まりになっていると説明。なぜ?なももこ。昔からそうと言うララ。
マジョリカによれば魔女の子供が人間のような怒りや悲しみに流されて魔法を使わないようにとのこと。

それはおかしいと言うももこ。規則だから仕方ないとやってきたおんぷが言う。
おんぷに『おんぷちゃん仕事終わったの? 早かったね』と言うどれみ。『えぇ』と答えるどれみ。
ももこは規則や決まりに縛られすぎている、本当に赤ちゃんが好きなら自分なら会いに行く。と言った後おんぷがクールとも言う。
ここで解ったような口をきくなとあいこが怒る。
おんぷが本心では言ってないこととももこが言っていることくらいはわかっていて、皆我慢していると言うのがあいこの気持ち。
あいこに目で語るどれみとはづき。どうやら、怒らなくてもいいと言う事らしい。あいこは途中でやめる。
今、会いに行けばハナちゃんがこっちに戻ってきてしまうと言うどれみ。
続けてはづきがハナちゃんは交流が断絶した人間界と魔女界を昔の様に交流させる事ができるかもしれない存在と言う。
おんぷもハナちゃんにそうなってもらいたいから我慢してると続ける。もし会ってしまえば、またハナちゃんに悲しい思いさせるからとどれみが言う。
謝るももこ。ももこがそう言った理由はこの世に居ないマジョモンローに会えない自分よりは会えるだけ良いと思ったかららしい。

ここでももこが見に行く事を提案。ハナちゃんに気付かれなければ良いと言う事でどれみ達も賛成。

聞き覚えのあるアノ音。勝手にバレたと観念してマジョリンに謝るどれみ達。困るマジョリン。
マジョリンの用事とは今夜、第1回パティシエ試験があることを伝えに来たこと。
バレてなくて一安心のどれみ達だがパティシエ試験て何?な状態。無論、マジョリカに叱られる。
マジョリカ、どれみ達が魔女になる事に反対する元老院魔女にお菓子を食べさせる試験と復習。
ララも6人の魔女を納得させない限り水晶玉を失ったどれみ達が魔女に戻る方法は無いと続ける。
余裕などれみだがマジョリンが『それはどうかな?』と釘を刺す。
というのも元老院の魔女達は味にうるさい人達ばっかりで美味しいと言わせるのは至難の業だとか。ちょいと不安そうになるどれみ達。
1回目の試験は何を作ればと聞くおんぷ。マジョリン曰く試験官のマジョミラーが決めるとのこと。
簡単なお菓子しか作った事ないと不安そうなももこ。不安そうな4人をどれみは皆で『大丈夫だよ。皆で力を合わせれば何とかなるっしょ』と励ます。

そして、夜。出発の時間。ついでにお菓子の注文をお願いするララ。
ハンマー投げで手紙を投げる。外れたところをあいこが好捕。コントロール悪いとからかう。


そして試験会場。魔女幼稚園の園長マジョミラーと紹介する女王様。
そう聞いてハナちゃんの様子を伺ってみるが余計な事を喋るなと言われマジョハートより怖そうとうろたえるどれみ達。

マジョミラーの注文はスコーン。スコーンが解らないどれみとあいこ。はづきとおんぷは解ったらしい。で、ももこは作り方も知っていた。
楽勝と喜ぶどれみ達だがマジョミラーの所望のスコーンは丁度200年前、人間界のロンドンで食べたスコーン。
その限定振りに困るどれみ達。少しでも違えば不合格らしい。
何処で食べたか質問するももこだが自分で調べなさいと言われ、そんな事も調べられないなら試験前に不合格とも言われる。
困るはづき、あいこ、おんぷ、ももこの4人だがどれみは『だったら調べればいいじゃん。こう言う時こそマジカルステージだよ』とポジティブ。


マジカルステージでと200年前のロンドンに連れてってと願うどれみ達、消える。女王様『皆、頑張るんですよ』と言う。



どれみ達、何とか着いたが看板に衝突して倒れてたりする。威嚇しているネコに威嚇し返すどれみ。
そんな1人と1匹を他所に余りに静かで人通りも少ないので本当にロンドンか怪しくなるあいこ、おんぷ、ももこの3人。
しかし、はづき曰くここは200年前だから車や電気もなくて、人口も少ないから静かなのは当然。
詳しいはづきに感心する3人。嬉しそうに笑うはづき。

ネコとケンカしているとネコが突然逃亡。と言うのも馬車が来たから。驚くどれみ。その馬車に乗っていた人こそマジョミラーだったからだ。

ここでアイキャッチ。


結局、どれみが馬になって追いかける事に。
はづき曰くどれみは馬経験があって、怪しまれない姿だかららしい。応援するあいこ。

すると、馬車はカーラの骨董店前で止まる。チラっと馬車を見るマジョミラー。目を逸らす3人。
通過したおかげで怪しまれなかったようで店に入っていくマジョミラー。
で、どれみは馬の一件が不服だったらしく今度は自分の好きな物に変身すると言う。

ちなみにそれはハムスターだったり。壁を登っていく。


どうやら店主はマジョミラーの育ての親らしい。嬉しさの余り涙目なマジョミラーはどうして来る事が判ったか聞く。
今朝占いをしたら懐かしく愛すべき人が来ると出たからと答えるマジョカーラ。ハグする2人。

育ての親に会いに来たと納得するどれみ。それを見ている他の4人。
マジョカーラに元老院魔女になることになった事を報告するマジョミラー。
マジョモンローみたいと思うももこ。ただの怖い魔女と思っていたマジョミラーもいいとこあると言うあいこ。
はづき、見入りすぎて落下。救出するどれみ達は逃亡。鼠が居ることに気づいた2人。嫌そうなマジョミラー。
はづきを抑えるどれみとおんぷ。泣いて誤魔化すあいこ、遊んでるももこ。
で、マジョカーラがマジョミラーの為にスコーンを焼くことに。マジョミラーも手伝うらしい。このスコーンだと察知するおんぷ。相槌を打つどれみ。

息ができなかったと怒るはづき。謝るどれみ。でもって他の3人は観察中。


庭にあるテーブルと椅子。椅子に座る2人。ミルクティーを飲みながら食べると美味しいと言うマジョカーラ。
嬉しそうに笑顔で食べるマジョミラー。美味しいと喜ぶ。
美味しそうと思うももこ。あいこ、マジョミラーにとってスコーンはお袋の味と納得。おんぷも食べたがる。
マジョカーラに勧めるマジョミラーだがカーラママは見ているだけでお腹一杯らしい。照れるマジョミラー。マジョミラーが落としてた事で笑う2人。

で、どれみも匂いに釣られて落ちそうになる。何とかはづきが止めた。

そして夕方。マジョミラーはマジョカーラに見送られ帰って行った。

200年後から来た魔女見習いと事情を説明しスコーンの作り方を教えてと言うどれみ達。
OKらしいが服が汚れる事を心配するカーラママ。となれば勿論、パティシエ服に着替える5人。



指南を受けるどれみ達。ちなみにスコーンの詳しい材料等は語られないのでここでの説明はカットします。あいこの作業開始と共に小鳥の気持ち開始。


生地の厚さを親指の爪くらいと実践して説明するももこ。形抜きをするどれみ。
焼く前に牛乳を塗ってオーブンで15分焼けばいいと説明するカーラママ。その後、試食。どれみ達にも大好評。


お礼を言うどれみ達。どれみ達の熱心さに感心したマジョカーラ。お土産としてジャムとクロテッドクリームと紅茶をくれた。
重ねて御礼を言うどれみ。試験を頑張るように言うカーラママ。そして、教わったレシピ通り作っていくどれみ達。
勿論、『懐かしい気分になりますように』と魔法の素を振りかけるのも忘れずに。それを見ているマジョミラー。小鳥の気持ち終了。

そして完成。食べてもらう。女王様も含め見ているどれみ達。

しかし、これでは合格させられないと言われる。
マジョカーラ直伝のスコーンが美味しくないと言う事で怒るあいこだがカーラママに会っていた事に驚くマジョミラー。YESなはづき。親切指導だった事も伝える。
女王様とマジョミラーの話に寄ればマジョカーラは50年前に他界しているらしい。
マジョカーラの味に似ていたが何かが足りないそうだ。はづきがあることに気付く。

そう、食前のミルクティーである。再挑戦で食べてもらう。今度はマジョミラーがカーラママの味と感動の余り涙して合格を認めた。

喜んでお礼を言うどれみ達だがマジョミラー曰くお礼を言いたいのはこっち。
ここでマジョミラーにハナちゃんに会わせて欲しいと頼むどれみ。それとこれとは話が別と言われ断られる。
が、大きな独り言として魔女幼稚園の裏門は日の出から日の入りまで開いている事を聞く。お礼を言うどれみ。
『もうすぐ日が沈みますね』と言うマジョミラーに感謝する女王様。惚けるマジョミラー。
女王様はマジョミラーを魔女幼稚園の園長にした事が間違ってなかったと言う。

で、いざ行こうとしたがララのおつかいを忘れてたりする。
魔女界の店は丁度、開門時間と重なっており両立は不可。ももこが引き受けてくれたので残りの4人がハナちゃんのところへ行く事に。


そして侵入するどれみ達。ハナちゃんを見て思わず涙が浮かぶどれみ達。大きくなったと嬉しそう。
だが、どうやらでんぐり返しがどうやっても横に転がってしまいうまくできないようだ。器用なハナちゃんができない事を心配するあいこ。


すると、ここでどれみが耐え切れず『ハナちゃん、ファイト!』と大声で応援してしまう。
はづき達が慌ててどれみを撤収するが勿論ハナちゃんには聞こえている。『ママ!』と叫ぶハナちゃん。
ハナちゃんが向かってきたので逃げるどれみ達。結局、木の裏に隠れてバレなかった。
どれみを怒るあいこ。謝るどれみ。辛そうなおんぷ。『何時でも会えるようになればいいのに』と言うはづき。
『ママ〜!』と叫ぶハナちゃんとしっかり掴んだポンとピーのカットで

〜おしまい〜

第7話『おかえり!ハナちゃん』
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