(2013年12月15日放送)
脚本:高橋ナツコ 演出:薮木凛&鈴木裕介 作画監督:高橋晃
2レズ
毎年恒例のクリスマス話。
そして実は六花話。
今年は中止が少なかったせいか放送ペースが速いようで。
(6月に1回、11月1周が1回ってのは決定事項。大体、年末年始を除いて3回あります)
ここに来てイラマモのコスチェン(というか変装)話。
ぶっちゃけ予告の時点じゃ誰かわからなかった・・・。
収録DVD
(左がDVD、右がBD)
(DVDは43話、45話同時収録)
(BDは37話~43話、45話~49話同時収録)
アバンタイトル
いきなりキングジコチューのアップ。
レジーナの部屋にて『キングジコチュー様の周りがジャネジーで満ち溢れています。復活の日も近いのでは』と報告ベール。
扇子で扇いでいるレジーナ
『そう思って、もう作戦を開始してるわ』と言う。
『作戦?』なベールに軽く笑いながら『知ってた? 扇子って要の部分が外れるとバラバラになっちゃうって』と解説レジーナ。
実践。見事にバラバラになる扇子。
『プリキュアも同じだと思うのよ』と続けるレジーナ。あんぐり扇子の残骸を見ているベール。
『マナさえ居なくなればプリキュアもバラバラになるって事』と意味を聞き、『なるほど』と納得。
『キュアハートと連中を引き離そうと言う訳ですか』と察する。
『パパの復活を邪魔するものは、あたしがやっつけるんだから!』と意気込むレジーナ。
その頃、ぶたのしっぽ。
早くクリスマスが来ないかな!とはしゃいでるマナ。
テンション激しく高いですわねと思う亜久里。
『マナ、昔から大好きだもんね、クリスマス』とお見通し六花。
頷いて目を星にするマナ曰く、子供の頃はサンタさんになりたかったのだとか。皆に愛を届けるサンタさんに。
(イメージカット)
マナちゃんらしいですわとニッコリありす。今年は皆でパレードを見に行けるし余計に楽しみねとこちらもニッコリの六花。
『うん!』と顔をだし彼女を驚かせ『メリークリスマス!』と両手をあげているマナ。
笑うありすと気が早いとツッコミを入れる真琴。
すると誰かがくる。
『おやおや、相田マナさんでは、あーりませんか!』とめがね男子が言ってくる。
『え?』なマナ。
『あなたも生徒会長スピーチコンテストに参加しちゃわない?』と誘うギャル。
ポスターを見せるめがね男子。
見覚えのあるフォルムと声の2人である。
『生徒会長スピーチコンテスト?』と復唱マナ。
『知らないのー?』と驚いた様子のギャル。
『生徒会長の中の生徒会長みたいなー。つまりー』と続ける。
『キング・オブ・生徒会長を決めるコンテストではあーりませんか!』とポーズを決めるめがね男子。
『キング・オブ・生徒会長ですと!』と食いつくマナ。
見ている六花達4人。
『それは! 是非私がならなくては!』と意気込むマナのアップでOPへ。
キングオブ生徒会長を決めるコンテストがあるなんて知らなかったと言うありす。
『歴代の総理大臣も参加していたとは・・・』と読み上げる亜久里も知らなかったらしい。
『そうなると、やっぱりマナも出ないとね』と言う真琴。
アイちゃんも同意。
『くーーーー、燃えるー!』とやる気満々のマナ。
ここで開催日12月24日って書いてあると驚く六花。
『うぇ・・・えー! クリスマスイヴー?』と驚きの声をあげるマナ。
六花曰く、しかもパレードの時間とどんぴしゃで被ってるらしい。
『そんな~! じゃあ出られないかな~、コンテストォ・・・』と残念そうなマナ。
それを見て少しあんぐりだったが出たほうがいいんじゃない?と勧める六花。
驚くマナにマナには生徒会長になってほしいものと言う。そうですねと同意する亜久里。頷く真琴、『ええ』なありす。
『でも・・・』と気にするマナに『私達とは何時だって遊べるんだし、がんばっておいでよ』と言う六花。
5人と4匹の眼差し。
『だけど、冬休みは生徒会の仕事もやらなきゃいけないしー』と心配するマナ。
そっちは私がなんとかするってと言う六花。
『ホントに?』と聞くマナに『だからマナは頑張ってきて』と言う。
嬉しそうに堪えて『六花~! 恩に着るよ~』と抱きついてくるマナ。
優しい顔の六花。
菱川家、六花の部屋。『さて!』とプリントの山を机に置く六花。
『マナがいないとなると忙しくなるわよ~』と言う。
『六花、ホントにそれでいいケル?』と聞くラケル。
『ホントはクリスマス、マナと一緒に居たいんじゃ・・・』と指摘。
『そりゃあね』と苦笑いしながらも
『でもこの先、高校に行ったり、社会人になったり、お互い夢もあるし・・いつまでもずっと、一緒にいられる訳じゃないからね。離れ離れになってもお互い、頑張らないと』
と未来への決意を述べる六花。
それを聞いて耳で頬を覆っているラケル。
で、サブタイトル。
大貝中。
『えーっと、書類はこれとこれを仕上げておけばいいのよね?』と左・右と書類を見ながら聞く六花。
頷くマナ。
『よーし! みんなとの待ち合わせまでにちゃっちゃと終わらせるよ』と意気込む六花。
そんな彼女を見てあんぐりだったマナ『六花~、クリスマスあたしが居なくて寂しくないのかーい?』と聞く。
書類見ながら『全然』と返されガックリマナ。『それちょっと寂しい・・・』としょんぼり。
『あたしはね、キング・オブ・生徒会長になってほしいの! その為なら、離れ離れでも頑張っちゃう!』と張りき六花。
『六花・・・』と嬉しそうなマナ。うふっな六花。
『よーし、だったらあたしも頑張っちゃうよ~!』と言うマナに頷く。ニッコリなマナりつ。
ぶたのしっぽ前。
店から出てくるマナ。そこには以前訪ねて来た2人の姿。
『でっは~でっは~、参りましょうではあーりませんか~!』と言うめがね男子。
『レッツゴーゴー!』なギャル。
『はい!』とニッコリなマナ。
というわけで3人出発。
大貝中、生徒会室。作業中の六花と十条。真琴も居る。
『大変なのね、生徒会の仕事って』と実感真琴。
『会長も菱川さんもいつも頑張ってて、尊敬します』と称える十条。
『マナが引っ張ってくれるからね~』と六花。
『僕達も頑張るケル~!』とプリント引っ張りラケル、『了解』と判押しダビィが机下で判押しの手伝い。
手が止まる六花、『マナ、大丈夫かな~? スピーチ、とちったりしないといいけど』とマナの心配をする。
あんぐり見ている十条。『離れていても、六花の頭の中はマナの事で一杯ね』と指摘真琴。
ちょい驚く六花。『はいケル~』と言うラケルの声に反応。
『なんですか? 今の声』と言う十条に『空耳よ、空耳』と誤魔化す六花。真琴も苦笑い。
机下ではラケルがダビィに口封じされ抵抗中。
『さぁ、ここが会場でーす!』とギャルが1番、『さっさと入ってくださいではあーりませんか!』とめがね男子が2番目に入室。
『失礼しまーす!』と入るマナ。
だが、中はどう見ても廃校の体育館。
コンテスト看板も汚い紙に素人が書いたような書体で固定はガムテープである。
『ん?』とさすがにおかしく思うマナ。見覚えのあるポーズを取るめがね男子と彼女を見ているギャル。
スポットライトに照らされるなり『やっほー! マナー!』と手を振るレジーナ。
驚いて名を呼ぶマナ。
『あたしからのクリスマスプレゼントよ、受け取って』と投げキッスレジーナ。
閉まるドア。マナが驚いてる隙に慌てて逃げるめがね男子とギャル。上から降ってきた牢獄に閉じ込められるマナ。
カバンから顔を出し『何事シャル!』と言うシャルル。
『レジーナ、どういうこと?』と聞くマナ。
『マナさえいなければ、プリキュアを倒すのは簡単だと思ってね』と言うレジーナ。
『楽勝楽勝』『いい気味では、あーりませんか』と指パッチンで元に戻るギャルとめがね男子。無論、マーモとイーラ。
『そんな! あなた達だったの!』と言うマナ。『騙されたシャル!』とシャルル。
『しまった! この書類、今日中に先生に見せないと!』と声をあげる十条。『え?』と振り向く六花。
『あとコレも、コレも終わらせないとまずいです。どうしましょう・・・?』な十条。
『そんなに!?』と驚く六花。
『とりあえず、コピーしてきます』と去る十条。
めがね外して溜息六花『もう、どうしよう~! このままじゃパレードに間に合わない! どれから手をつければいいの!』と頭を抱える。
すると何かに気付いた真琴『ねぇ六花、これ』と書類を差し出す。
それには何かメモがついている。
『マナメモ?』と言う六花。
『六花、いっぱいいっぱいになったら 大きく息を吸って深呼吸だよ! 大丈夫、六花ならできる!』
マナのナレーションで読み上げ。
『マナ・・・』な六花。
『ここにも何か挟んであるビィ』と言うダビィ。そこには包まれた何かに挟まったメモ。
『腹が減っては戦はできぬ』と読み上げる六花。
またマナナレに突入。
『お腹が空いたら食べて♡ マナ特製オムライスおにぎりだよ』。
開けるとそこにはオムライスおにぎりを始めとしたお弁当。
(トマト、サラダ、ウインナー、ポテト、からあげ、焼きしいたけ)
『わぁ~、おいしそうだビィ!』と言うダビィ。
『作っておいてくれたんだ』と嬉しそうな六花。
『ここにもメモが貼ってあるケル』と言う箱入りラケル。ファイルにメモが貼っている。
『六花様ごめん、会計書類貯めちゃった ヨロシクっ 愛してるよ~』とマナナレ。
『あーあ、まったく』と呆れ溜息な六花。
『なんだかマナがそばに居るみたいね』と言う真琴。
『ほーんと、いつもどおりマナに振り回されてるってカンジ』と言う六花。
『でも何か』『六花嬉しそうケル』と言うダビラケ。
『え、そう?』な六花。
目を閉じたまま顔を上げ目を開き
『マナ、あたしも愛してるよ』と思う六花。
『よーし、あと少し。頑張ろう!』と張り切る六花に頷く真琴とラケダビ。
その頃のマナはハートに変身して牢屋と格闘中。蹴りを3発繰り出すも電撃が走るだけで無傷である。
『だめだ、レジーナが言ってた通りビクともしない』と言うハート。
回想
牢屋前で『これは魔法の檻だから破れないわよ。じゃあプリキュア倒してくるから大人しく待っててね。バーイ』と言うレジーナ。
イラマモと共にテレポートで去る。
『みんな・・・』と心配するハート。
ここでアイキャッチ。
パレード会場はヨーロピアンパークと銘打っている。
その名の通り街は飾りつけされている。
歓声をあげる六花達。
『すごい』『美しいですわ』と評するまこあぐ。
『マナちゃんも一緒に来られれば良かったですね』と言うありす。
『でも今頃、きっと頑張ってるんじゃないかな。総理大臣になると言う夢に向かって』とポジ六花。
『そうですわね』と同意の亜久里。
『いっぱい写真撮って後で見せてあげよう』と言う六花に頷く一同。
巨大なクリスマスツリーのアップ。
『はい、チーズ』なDB。被写体はDB以外の5人と2匹。記念撮影。
ゲームセンターでもぐらたたきする真琴。笑顔の亜久里と撮影するDB。
クレーンゲームする六花。見ているありすとカメラ持ってるDB。
足で吊り上げたのだがあげたところで落ちてしまう。
『あぁ!』と言うりつあり。『おしい!』と残念そうなDB。ラケランもあんぐり。
『こんな時、マナなら絶対とってくれるのに』と言う六花。
『大丈夫、六花ならできる!』と言うマナの言葉を思い出す。
発奮六花『ようし、もう1度チャレンジだ!』と言う。『はい!』なありす。
おりるクレーン。真剣な表情のりつありとラケラン。あんぐりDB。
カエルのストラップ部分を見事に吊り上げた六花。
真剣な顔で見ている六花と口を押さえてるありす。
獲得成功。『わぁ!』とカエル人形を振って喜ぶ六花。ありす達も嬉しそうである。
『やったー! 獲れたよマナ!』と報告するが勿論居ない。
『あ・・・』と気付く六花に『六花ちゃん・・・』と言うありす。きょとんとした顔のまま黙って彼女の顔を見る六花。ラケルも一緒に見る。
こちらもあんぐりなまこあぐ。
『やっぱり六花、マナが居なくて寂しいケル?』と聞くラケル。
『ううん、寂しくないよ』とラケルに言って、ありすにニッコ六花。
店外ではジコチュー4名勢揃い。
『ふん、強がり言っちゃって』と言うレジーナ。
『やるならとっととやっつけようじゃあーりませんか』と言うイーラ。
『そうそう。私もゲームで遊びたいし!』とマーモも言う。
『うわぁ! 綺麗!』と言う幼女。『素敵ねぇ!』な母親。
STARPOPCORNの屋台前を通過していく通行人達。
『いいな~、みんな楽しそうで。クリスマスなんてなくなっちゃえばいいのに』と思う女性店員。
染まりかけ。ニヤつくレジーナ。
『なんて、いけないよね、こんなこと言っちゃあ。みんなハッピーなのに』と思い直す。
『いいんじゃない? クリスマスなんてなくなっちゃえば』と囁くレジーナ。
声の主を探す女性。勿論、強奪される。
今日はクリスマスツリー。
悲鳴あげる女性A。
『何、あのクリスマスツリー!』な女性B。『怖すぎぃ』な女性C。
外を見てあんぐりな六花達、ありすの頭の上で『ジコチューでランス』と言うランス。
『滅入り苦しみまーす!』と回転するジコチュー。
無数の球体をバラまく。黄色の球体は適度に転がると弾け、同じ色のガスを放出。
続いて青、緑、紫、黄色と弾ける。
逃げる通行人達。街の建物は落書きの様にカラフル染められてしまっている。
『皆、いくよ!』と言う六花に頷く一同。
で、変身。
『来たわね、壊れた扇子!』と言うレジーナ。
『レジーナ!』とダイヤモンド、『壊れた扇子?』とソード、『どういう意味ですの?』とロゼッタが言う。
ハート以外の4人がやられてるデフォルメ絵が書かれた扇子を見せつつ
『マナの居ないあんた達なんて、要を失ってバラバラになった扇子みたいなものってこと』
と言うレジーナ。
要を分解されたのか鰻の蒲焼みたく横一列に並ぶ骨組み。
『それじゃ皆さん、派手に戦おうじゃあーりませんか!
(あーりませんか!)』と拳を突き上げるイラマモ。
『って、まさか!』とダイヤモンド、『マナを誘いに来たのは、あなた達だったのですか!』とエースが驚く。
『うふふ、私の変装が完璧すぎて分からなかった?』とご機嫌でポーズを決めてるマーモ。
『生徒会長スピーチコンテストなんて真っ赤な嘘さ!』と言うイーラ。
『マナとあんた達を離れ離れにしたかっただけ』とレジーナが明かす。
『そんな! 許せない! マナの夢を利用するなんて』と怒るダイヤモンド。
『くひひひひ、怒ってる怒ってる』と小声で言ってジコチューに攻撃命令を下すレジーナ。
滅入り苦しみますと体から棒の飾りを生やし飛ばすジコチュー。回転してバラまく。
ダイヤモンド達の前に落ちてきたそれには火がついており、間もなく爆竹の様に炸裂する。
慌ててそれぞれの方向に飛んで避ける4人。
ロゼッタリフレクションでガードするロゼッタ。威力が高いのか表情が歪む。
気配を察するベール。ソードがパンチしようとしていたのでそれを回避する。そして反撃、掌から光線を発射する。
それをアクロバティックに回避するソード。ソードハリケーンで反撃。こちらもベールに回避される。
降り立つなりマナの所在を問うエース。
『さぁな』と惚けるイーラ。『知ってたって言うわけないでしょ~』とマーモが続く。
『くらえ!』と指先から光線発射するイーラ。バック宙で回避エース。マーモの光線は右側に飛んで回避。
ダイヤモンドはレジーナの前に降り立つ。
『ひどいわレジーナ! マナはキング・オブ・生徒会長になる為に寝ないでスピーチ考えてたのに!』と怒るダイヤモンド。
『簡単に騙される方が悪いのよ』と開き直るレジーナに『マナを返しなさい!』と突撃。
ダイヤモンドのパンチを避け、左回し蹴りを繰り出すレジーナ。
ダイヤモンドのチョップを柄で受け止めミラクルドラゴングレイブで突くレジーナ、避けられる。
もう一突も薙ぎ払いも回避される。
ここでダイヤモンドからのドロップキック。柄で受け止めきれず吹き飛ぶレジーナ。
『な、なんなの!』と驚きを隠せない。
イラマモはエース1人にキックとパンチで退けられ、ベールはソードのキック、ジコチューはロゼッタのロゼッタウォールで弾かれる。
口を庇うジコチュー。
『こいつら!』とベール、『マナが居なくてもつえーじゃねーか』とイーラが言う。
腰痛だったこともあってか『誰よ! 要を失えば楽勝とか言ったの!』と怒ってるマーモ。
顔をしかめるレジーナ。
その頃のハート。
パンチ、キック、エルボーとなおも牢屋突破に励むが弾かれるだけで効果なし。
『マナ、大丈夫シャルか!?』と心配する。
『大丈夫・・・行かなきゃ・・・みんなの・・・ところへ・・・』と明らかに弱ってるハート。
フラついてる彼女の前に牢屋越しに『お困りの様だね』と聞き覚えのある声の人物が登場。
気付くハートに『マイスイートハート』と言う。
顔を見て驚くハート。
ベールはソードに空中で叩き落とされ、ジコチューはロゼッタに投げられかけ、イラマモ(右手左手)はエース1人に振り回され、レジーナはダイヤモンドのキックを受け止めていた。
吹き飛ばされるレジーナ。残りの3人が後ろに落ちてくる。続いてジコチューも。
『どうして! マナと離れ離れにすれば、あんた達なんかへなちょこだと思ってたのにぃ』と言うレジーナ。
降り立つダイヤモンド達。
『生憎私達は離れていても離れはしないの!』と言うダイヤモンド。
石突きを大地に突き直し『離れていても離れはしない・・・? 意味分かんないわよ!』と返すレジーナ。
ごもっとも。
本人もさすがに察したようで、眼を瞑りながら
『たとえそばにいなくても・・・マナはいつも私達の事を思ってくれている』と回想。
(マナが残した応援マナメモのアップ、それを書いているマナの回想)
『そして、私達もマナの事を思ってる。だから私達は、離れていても・・・離れはしない!』と続ける。
同意顔で見ている3人。
『心はいつも』とエース、『つながっているから!』とロゼソーが言う。
怯むレジーナ。
『レジーナ、あなただって同じ筈。いつだってあなたの心の中にマナは居る! あなたもいつもマナの事を考えてるんじゃない? 違う』
と説得ダイヤモンド。
考えるレジーナを見て
『確かにお前、いつもマナマナ言ってるよな』と言うイーラ。『鬱陶しいくらいにね』と同意マーモ。
『う、うるさいわね!』と2人に振り向いて怒るレジーナ。
『同じですわ!』と言うロゼッタ。アップになって『マナちゃんも』。
『マナもいつもあなたの事を考えています』とエースが続く。
『レジーナはどうしているか、辛い思いをしてないか、寂しい思いをしてないか、もう1度、レジーナと話がしたい。マナは何時もそう言ってるわ』
と語るダイヤモンドを気にするレジーナ。
胸の鼓動に襲われる。
『また・・・また胸がジリジリする・・・どうして・・・あたしが好きなのはパパだけの筈なのに』と困っている模様。
辛そうに後ろ向きに倒れるジコチュー。
『なんだ?』とイーラ、『何弱ってんのよ』とマーモが言う。
『レジーナ様の気分がそのまま現れるんだろう』と推測ベール。
苦しんでるレジーナに『あなたに私達は倒せない。だって、私達、マナと紡いだ愛でつながっているもの』と歩み寄ってくるダイヤモンド。
『ジコチュー!』と一瞬持ち直すレジーナ。
ジコチュー、元気になってダイヤモンドにかかっていくがあっさり投げ飛ばされる。
レジーナの前に立ち『レジーナ、あなたもマナの事が好きなんでしょ』と問うダイヤモンド。
一瞬怯んで『違うもん、あたしは別に』と顔を右に向けるレジーナ。
『好きなのよ! いい加減正直に認めなさい!』とお説教ダイヤモンド。
目を瞑っていたが、横目で彼女を見て『うるさいわね! そうよ! 好きよ! あたしだってマナが好き! 悪い!?』と開き直る。
(あたしだって~からどアップ)
『それ。ホント?』の声。ハッとするレジーナ。
皆が見るその先には本人の姿が。嬉しそうである。
『マナ!』なレジーナ。
『うわ・・・思いっきり聞かれちゃったし』とマーモ、『はは、はずいなこれ』とイーラが言う。
後ろでそんな事言うもんだから赤面レジーナ。
『無事でよかった』と喜ぶダイヤモンド。『皆も!』と言うハートに『えぇ』なロゼッタ。皆も嬉しそうである。
『レジーナ、さっきの好きって言うの、ホントにホント?』と聞くハート。
ドキッとするレジーナ『嘘よ・・・嘘に決まってるでしょ』とそっぽ向く。
『えー、嘘なの~? そんな~』と近寄ってくるハート。
近寄られて怯むレジーナの両腕を掴み『嘘じゃないでしょ、ホントでしょ。ねぇねぇねぇ、ねぇねぇレジーナってばぁ~、ねぇ~』と揺さぶるハート。
赤面が全てを物語っている。
逃れて『うざいわね~!』と叫ぶレジーナ。
グッタリジコチューに怒り『寝てんじゃないわよ! ジコチュー!』とジャネジー注入。元気になったジコチューは
体から生やした球体と爆竹を回転してばら撒く
爆発の色煙をジャンプで避ける5人。
着地して『皆! いくよ!』と言うハート。頷く4人。
ロイヤルラブリーストレートフラッシュで撃破。街、被害者・全て元通り。
無言で逃亡する3人。
『レジーナ、待って!』と待ったをかけるハート。帰ろうとしていたが止まるレジーナ。
『あたし達って今でも友達だよ! この気持ち、絶対変わらない。好きって言ってくれて嬉しかった!』と目を瞑りながら言うハート。
瞳の色が赤から青に戻りかけるレジーナ。
それに気付かず『レジーナ、もう1度あたし達と一緒に・・・』と続けるハート。
振り向いたレジーナの瞳は完全に青に戻る。
『マナ・・・』と言って辛そうな顔、泣きそう。
『辛い・・・』と一言。ハッとするハート。
『マナの事は好き、でも・・・パパの事も好きだから』と言うレジーナ。
何も言い返せない5人、見上げている。
『あなたにはみんなが居るけど、パパには・・・あたししか居ないもの』と続けるレジーナ。
『レジーナ・・・』なハート。
すると今1人レジーナを呼ぶ者の声。
『パパ!』と振り向くレジーナ。
そこにはキングジコチューの巨大な幻影が・・・。
『何処だ~、私の可愛い娘~』と言い残し消える。
『そうだ・・・帰らなきゃ・・・。もうすぐパパが目覚める・・・』と言いながらで瞳の色が赤に戻る。
そしてテレポートし姿を消すレジーナ。
慌てて走り『レジーナ!』と叫ぶハート。
返事はなく、残ったのは雪が舞う薄暗い空だけ。
言葉が出ない5人、棒立ち。
そして夜。棒立ちの5人。
『マナ、大丈夫?』と心配六花。『それにしてもよくここが分かりましたわね』と言う亜久里。
『お兄さんのお陰・・・』と元気なさそうなマナ。反応六花。
5人の近くへ歩いて来たジョー岡田が『久しぶりだね』と言ったところで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
うそぉ・・・
第45話『宿命の対決! エースvsレジーナ!』
ドキドキ!プリキュア各話レビューに戻る