(2014年1月19日放送)
脚本:山口亮太 演出:三塚雅人 作画監督:稲上晃
巨大ランス
遂にラスボスとの直接対決。
ここまで向こうの初期メンバーに離脱者らしい離脱者が出てないところを見ると・・・
2年前と同じ展開になるのかと思いきや・・・
やっぱりあの人が
収録DVD
(左がDVD、右がBD)
(DVDは46話~47話、49話同時収録)
(BDは37話~47話、49話同時収録)
アバンタイトル
タワーを殴るまでは前回の流用。
『やめて、パパー!』と叫ぶレジーナ。
ピンクに光るハートをバックに国王の白線画。
続いて、キングジコチューの白く塗られた白線画が映る。やがて現実のキングジコチューに戻り繰り出される拳。
広がる砂塵と衝撃波。
驚く相田一家と亮子ママetc達。大貝中の面々も驚いてる。で、二階堂が何かに気付く。
6人は無事逃げていた。
『今、キングジコチューの動きが一瞬止まったような』と言うダイヤモンド。
『愛の鼓動が聞こえた』とレジーナ抱えて言うハートに驚く。
マジカルラブリーパッド登場。
『キングジコチューは完全に闇に支配されてる訳じゃない。アノ中にはまだ王様の心が残ってる』と指摘ハート。
(自分の掌を見ているキングジコチューを見ている6人の背中から登場)
『お願い、ラブリーパッド、王様の姿を見せて!』と願う。
すると今のキングジコチューがどんどんアップになっていき、黒く染まった巨大プシュケー。そこに胸から上が埋まってる国王の姿。石のようになっている。
『あ!』と驚くエース以外、『お父様!』なエース。
見上げつつ『ここはキングジコチューの心臓?』とロゼッタ、『取り込まれているんだわ』とダイヤモンドが言う。
ラブリーパッドを見上げているレジーナ、映ってる国王を見て『あたしの、本当のパパ・・・』と呟く。
『よし、あたし、王様を助けに行く!』と言い出すハート。『えー!』と驚くダイヤモンド達。
『助けに行くって、つまり?』とソード、『飛び込むつもりですか? キングジコチューの中に』と指差しロゼッタ
『幾らなんでも無茶よ! 無茶~! って、止めても無駄よね』と首振りダイヤモンド、『できるのですか? 本当にそんな事が?』と現れエースが
それぞれ言う。
『できる! あたしを誰だと思ってるの!』と腰に両手を置くハート。
(1話八嶋介抱、12話早乙女と老人助け、32話病床前文化祭準備、1話他校生徒握手、1話みちこお呪い教授、12話食堂お手伝い)
の後、白く光る背景の中に腰に手をあてる巨大制服マナが登場。
『大貝第一中学! 生徒会長、相田マナよ!』と大声で叫ぶ。
相田マナの件だけ3回山彦。
驚く相田家と亮子ママ。無論、大貝中の連中も。
絶叫する一同。集中線街のカットでOPへ。
で、サブタイトル。
大貝中。
『う、嘘でしょ~』と十条、『あの子、生徒会長だったんっすか~?』と百田が驚く。
32話こと文化祭の一件を思い出す二階堂。助けたハートがウインクしたところでマナの顔と被る。
道理で見覚えがある筈だと思う。
『頑張れマナ~! 俺がついてるぞ~!』と開いてる窓から叫ぶ二階堂。
『俺も応援するっす!』と百田、『僕も!(私も!)』と十条と八嶋も窓から顔を出す。
『会長~! 頑張って~!(頑張って~!)』と応援する十条と八嶋。
飛んでいるヘリコ。
四葉家近く、四葉家の専用ヘリも何機か飛行中。サーチライトまで使われている。
使用人やメイド達はそれぞれ避難市民の誘導などをしている。
パッドを見ているセバスチャン。そこにはキングジコチューと対峙中のハート達。
『これは最早四葉財閥の力を持ってしても隠し通すことは不可能・・・』と言っている。
すると『隠す必要などない』と言う声。
顔をあげるとそこには星児パパ。
『旦那様! 奥様も一緒で!』と驚くセバスチャン。
顔をあげ『プリキュアはこの世界を守る為に必死に戦っているのだ。応援しよう、みんなで』と言う星児パパ。
息を吸い込んで『がんばれ~! プリキュア~!』と叫ぶ中村さ・・・じゃなくて星児パパ。
驚いてる使用人達。
『ほら、お前も叫ばんか!』とセバスチャンに言う星児パパ。
一瞬驚き『えっ! はっ、はい』とこちらも咳払い後、息を吸い声を揃えて『がんばれ~! プリキュア~!』。
街中でも応援の声があがる。
横断歩道にはエル、学校には早乙女や京田達がいる。
街中から溢れる応援の声。
あんぐりジョナサン『この声は!』。
『きゅぴ!』と飛んで行くアイちゃんに驚く。『プリキュア、がんばれー!』と言うアイちゃん。
『むぅ~、なんだこの不愉快な声は、胸の奥がムカムカするではないか!』と両拳を握るキングジコチュー。
眼を瞑りながら胸に手を当て『これは幸せを望む皆の声。友達を、家族を、この世界の全てを愛する皆の声!』と言いつつ手を広げるハート。
『何・・・』と言うキングジコチューを指差し
『愛を見失った悲しい王様、このキュアハートがあなたのドキドキ、取り戻してみせる!』とバンク。
『だまれぇ! 貴様らの声など全て消し去ってくれるわ!』と突起部分にジャネジーを帯、頭頂部の角から光線発射するキングジコチュー。
避ける6人。飛んで行く。
『マナお願い、パパを助けて』とお願いレジーナ。
『合点承知!』と腕組ハート。
するとハゲタカジコチュー軍団登場。
現れるベール。
『俺はキングジコチュー様の忠実な僕』とドヤ顔ベール。
『キングジコチュー様にたてつく者は1人残らず排除してあげる』とマーモも登場。
振り向くハート達。
現れたイーラに気付いて『イーラ!』と驚くダイヤモンド。
ハゲタカジコチュー突撃。ソードハリケーンで一気に仕留めるソード。
で、続いてハートに包まれてさらわれるジコチュー達。
ハートダイナマイトで一網打尽のハート。
飛行中のエース、ラブリーパッドで鏡を出す。
レジーナがミラクルドラゴングレイブから光線を発射。
『エースミラーフラーッシュ!』と叫ぶエース。
それを反射して大量のジコチューが浄化される。
レジーナが満足してると闇色の紐で拘束される。
見上げると笑ってるマーモ。ベールも降りてくる。
『あんた達! こら、何するのよ!』と言うレジーナ。
『あらあら、何様のつもりかしら?』と惚けるマーモ。
『キングジコチュー様の娘と思い、媚び諂って来たがそれも今日でおしまいだ~!』と指先から光線発射のベール。
レジーナの前に立ちはだかり光線を受け止めるロゼッタ。
『レジーナ!』とソードエースがやってくる。
『お友達には指1本触れさせません!』とシールド発射ロゼッタ。
『え、マジ!?』とマーモ、『ぎゃああああ』とベールが押し返され星になっちゃった。
拘束していた鞭消滅。
『レジーナ、大丈夫?』と聞くソード、『さぁ、いきましょ』とエースに言われ
一瞬驚いた様な顔を見せたが、嬉しそうに『うん!』と頷く。
衝突する巨大なエネルギー2つ。
白い方『お願いイーラ、私達を先に進ませて!』とラブハートアローを掲げつつお願いするダイヤモンド。
『キングジコチュー様はジャネジーの塊だぞ。そんな中に入ったらどうなるか、お前でも分かるだろ』と心配イーラ。
『わかってる。だけど、キュアハートが行くって言うんだから私も行かなきゃ。マナは私の大切な友達だから』と返すダイヤモンド。
イーラが友達の件に反応してるとダイヤモンドがラブハートアローを叩く。
これで競り勝ったダイヤモンド、イーラの光線を凍結させ粉砕。
破片から顔を庇う彼の後ろに回るダイヤモンド。横目で見るイーラ。
『困った時には手を差し伸べる。それが友達。あなたなら分かってくれるはずよ』と言うダイヤモンド。
去っていくダイヤモンドに手を伸ばした後『ぬあああああああ!』と頭をかきむしるイーラ。
飛んでいるダイヤモンドに『何が友達だ! もうどうなってもしらねぇぞ!』と言う。
ハート達を見上げるキングジコチュー。ダイヤモンド合流。
『キングジコチューの体に入るには』とソード、『口からしかありませんわね』とエースが言う。
現れたロゼッタ『私が隙を作ります』と言い出す。
ロゼッタバルーンを召喚ロゼッタ。本日は超巨大。
『1、2の3!』と手を叩くロゼッタ。
弾けると見覚えのある巨大生物が降りてきた。黒くて姿はよく見えない。
歩くとマヌケな音がする見覚えのある足。
ロゼッタ以外はあんぐり顔で驚いている。
『ラーーーーーーーーンスーーーー』と言うソレは巨大ランス。
『えーーーーーーーーーー!』な一同。
『な、何事シャル!』とシャルル、『ラ、ラ、ランスがー!』とダビィ、『お、お、お、大きくなったケル!』とラケルが驚く。
『びっくりでランス~!』とロゼッタの尻で驚いてる本人に『居るし!』とツッコミを入れる3匹。
『この私に立ち向かおうと言うのか。良かろう、こーい!』とニヤつくキングジコチュー、構える。
早速、突撃ランス、怖い!
『行けー!』とシャルル、『パンチケル!』とラケルが声をかける。
だが頭を受け止められ手が届かないオチ。
『届かない!』なシャルル達。
頭の飾りを向けて構えるランス。
『あれは!』とシャルラケ、『ビームダビィ!』とダビィが言う。
だが・・・不発。
『出ないー!』な(ry
牙を光らすキングジコチューに耳を齧られるランス。
『耳は、耳はダメー!』と叫ぶシャルル達。気持ちがよく分かる模様。
驚いてるハート達。
『さぁ、今のうちに!』と言うロゼッタ。
『ありがとう! ロゼッタ!』とお礼ハート。噛み付いてる口から入っていくハート達。
『きゅぴー』と言う声でアイちゃんの存在に気付いて『アイちゃん!』と驚く一同。
『アイちゃんも一緒にパパを助けたいのね』と言うレジーナ。
『ハ、イ!』なアイちゃん。
だが、その背後に大量のハゲタカジコチュー登場。
『追いついタカー!』とダジャレ。
後ろを見てしまった風のハート。それを察してダイヤモンドスワークルを発射するダイヤモンド。
道を塞ぐダイヤモンドスワークル。
止まろうとするが間に合わず通過と同時に浄化プシュケーになるジコチュー達。
『幸せの王子を助けるのがツバメの役目。ここは任せて先に行って!』と言うダイヤモンド。
『わかった!』と先行するハート達。穴を降りて広い部屋に降り立つ。
ラブリーパッドを見て確認後
『王様はあっちだよ』と指差すハート。
だが、霧の中から黄色く光る無数の目と影が登場。
構えるハート達。後ろにも居る。囲まれている。
『お前達はここで終わりじゃなイカ』とイカジコチュー、『メェェェェー』と羊ジコチューが言う。
『こんなところにまでジコチューがいっぱい!』と言うレジーナ。
『それだけお父様はジャネジーに蝕まれていると言うことです』とラブキッスルージュを構えるエース。
早速エースショットを発射。
直線のジコチューは全て浄化され突破口が確保される。
飛んで行くハート達。
『行かせるものか』とジコチュー軍団が追いかけてくる。
『このままついてこられては厄介です』とエースが行ってるとソードが降り立つ。驚く4人。
『ここは私が引き受けるわ。みんなは一刻も早く国王様のもとへ!』と託すソード。
あんぐりなハート以外。
『大丈夫。私も後から、必ず追いかける』と言うソード。
『キュアソード!』と言うエース。
ニッコリ顔でハートを見る。あんぐりだったが彼女の気持ちを察したかニッコリ顔のハート、頷く。
『さぁ、早く!』と促され『みんな、行くよ!』と言うハート。頷いて飛んで行く残りの3人。
『逃がさなイカー!』と迫るジコチュー軍団。
『ここから先は1歩も通さない!』と迎え撃つソード。
今まさに激突せん両者の劇画カットになって。
ここでアイキャッチ。
飛んで行くハート達はプシュケー前に到着。
『ここが、キングジコチューの心臓』と言うハート。
石化した国王のアップを見て『お父様!』とエース、『パパ!』とレジーナが言う。
すると部屋が揺れだしたことに気付く両名。
『ジャネジーが強まっていく、気をつけて』と言うエース。
唸り声と共に無数の闇色の人型生物が誕生。3人を囲む。
『何者です!?』と問うエースに『我々はジコチュー細胞。キングジコチューの体内に入り込んだばい菌を排除する』
と
口から光線を発射するジコチュー細胞達。
バラバラの方向に逃げる3人。3人が居たところはレーザーで雁字搦めに。
『失礼ね! 誰がばい菌よ!』と怒るレジーナ。『お父様を帰しなさい!』とエースが要求。
『はっ、そいつは無理だな』とジコチュー細胞登場。両脇に2匹。
避けているハートに向かってその2匹がやってくる。
1匹目の右パンチは受け止めるハート。2匹目はエースがキックで退け、続けて来た3匹目は回し蹴りで排除。
その間にハートもガードから弾き飛ばす。
飛行しながら放たれた無数の光線を避けるエース。
次はレジーナ。
ミラクルドラゴングレイブを軽く回してポーズを決めた後、光線発射。無数のジコチュー細胞を消滅させる。
『随分物騒な物を持ってるじゃねぇか』と言うジコチュー細胞。
小型に変形し上空へ集合していく。
そして巨大になったと思ったらいきなり吠えて3人を吹き飛ばす。落ちて床に刺さるミラクルドラゴングレイブ。
3人の前に移動してくるジコチュー細胞の親玉。
ダメージを受けてハートは膝をつき、エースは土下座のレジーナは座り込み。
『無駄だ無駄だ。ジャネジーで満たされたこのキングジコチューの体内で、我々に勝てると思ってるのかぁ?』
と嘲笑うジコチュー細胞親玉。
その頃
ダイヤモンドスワークルも遂に突破を許し始めた。無数に顔を出すハゲタカジコチュー
苦しそうに構えてるダイヤモンド。完全に消滅した後、撥ねられる。
衰弱しきってるのか悲鳴をあげた後、空中を漂っている。
吠えるハゲタカジコチュー。軍団は奥へと進んでいく。
こちらも辛そうだった持ち直し『キュアダイヤモンド!』と呼ぶラケル。
『う・・・大・・・丈夫よ』と大丈夫じゃない感じで応えるダイヤモンド。
去っていくジコチュー軍団を逆さまに見て『マナ達のところへは・・・行かせない!』と言ってラケルを呼ぶ。
『おうともさ! 僕は六花と一緒に最後まで頑張るケルー!』と叫ぶラケル。オーラを纏う。
『見せてあげましょう。私達の底力を!』とラブハートアローを召喚ダイヤモンド。
光ったと思ったら強烈な風と共に引き戻されるジコチュー軍団。
『プリキュアダイヤモンドブリザード!』と声を揃えるダイラケ。
駒型の旋風に吸い込まれていくジコチュー達。
唸り声と共に光を放ったと思ったら巨大な氷塊になる竜巻。
中で凍り付いているダイヤモンドとプシュケー達。
中で満足そうなダイヤモンド『マナ、後は任せたからね』と眼を瞑る。
爆発と共に次々とプシュケーを浄化しているソード。ジャンプ中。
着地滑りが止まると同時にゴリラ・羊・カニジコチューも浄化される。
現れたイカジコチューに気付く。伸ばしてきた触手は手刀でバラバラに。ホーリーソードで浄化。
間髪入れず上空より放たれた羽マシンガンをジャンプで回避。
追撃の羽マシンガンはスパークルソードで相殺しつつ、競り勝って浄化に成功。
着地しラブハートアローを消すが、直後フラつく。
だがそれを許さぬゴリラジコチューの登場。
ドラミングしてジャネジーを纏う。
少し驚いた様子だったが口を閉じるソード、構える。ニヤついて突撃して来るゴリラジコチュー。
拳を繰り出すがジャンプで回避され地面を殴る。
前傾姿勢で両手を下ろしたまま飛ぶソード。柱に両足を当てオーラを纏う。
彼女を見つけて攻撃に向かうゴリラジコチュー。ロケットの様に自分を発射するソード。
唸るゴリラジコチューとソード(ダビィ)。
一瞬雷のように光った後、爆発。
キングジコチューの光線を受けている巨大ランス。低音声で『ラーーンスー』と言ってる巨大ランス。
ラブリーパッドに手を翳し苦しそうなロゼッタ『これ以上は・・・ラブリーパッドが』と言う。
ディスプレイの光が弱まりつつあるラブリーパッド。
『いいえ、この世界を守る為に私達は!』と言うロゼッタに『負ける訳にはいかないでランスー!』とランスが続く。
『プリキュアロゼッタリフレクション!』と声を揃えるロゼラン。
巨大ランスがロゼッタリフレクション発射。
拳一撃で粉砕するキングジコチュー。だが、そこにランスは居ない。
上空より頭から落ちてきて頭突きを喰らわせる巨大ランス。
鐘の音。
さすがにダメージを受けたのか『ぐぉ!』と声をあげるキングジコチュー。
だが、消えかけなのか光が散りだす巨大ランス。
ロゼッタは頭頂部にて眼を瞑りながら『マナ・・・ちゃん・・・』と呟いてる。
巨大ランスは姿を消し、キングジコチューが倒れると同時に一つの光が地上に向けて落ちていく。
その頃の体内。
揺れに驚いてるジコチュー細胞親玉。それはハートも一緒。だが違うのは彼女達がその隙に股下を突破したと言うこと。
飛んで行く3人。目指すは国王が捕らわれた心臓部。
『お父様!』とエース、『お願い! 目を覚まして!』とレジーナが声をかける。
飛行しながら追いかけて
『ふん! 呼びかけても無駄だ。国王の魂は既になーい!』と手を伸ばすジコチュー細胞親玉。
ハートシュートで手を止めるハート。
『そんなこと無い! あたしには王様の愛の鼓動が聞こえた! 王様の魂は確かにそこにある』と返す。
(心臓のアップ)
『国王は王女を病から助ける為に魂を、プシュケーを闇に捧げたんだ。貴様らが何度呼びかけようと、2度と目を覚ます事は・・・』
(石化国王のアップ)
とハートシュートを握りつぶしつつ『なーい!』と言うジコチュー細胞親玉。
怯む3人。彼女達に向けて残りのジコチュー細胞も光線を発射。小さな爆発が起こっている。
嬉しそうなジコチュー細胞親玉。だがここでピンクの鼓動に驚く。
それは継続して、国王の方向から聞こえてくる。
国王が光ったと思ったら心臓部は完全に浄化プシュケーの色に元通り。
驚きの声をあげるジコチュー細胞達。
ピンクの光の中で目を開き顔をあげつつ『私の家族に・・・手を出すな』と言う国王。
驚いてる親玉。
『トランプ国王が』『目覚めた?』とうろたえる手下細胞達。
鼻で笑い『笑わせるな』と言うジコチュー細胞親玉。
『貴様が娘の命を救いたいとワガママを言わなければ、トランプ王国の国民達は平和に暮らせていた』と言う。
(46話:眠れる娘の手を取る国王・冠を守る氷を粉砕しキャッチして光る・闇が活発化して動きだし爆発して飛びちる回想カット)
続けて『王でありながら、どこまでも家族に拘る貴様は、この世で一番ジコチューな人間! 全ては自分が撒いた種ではないか!』
と指摘する。
『違うよ』と言われ怯む。
煙を散らすハート達。ピンクの光に包まれている。
『親が子供を助けたいって思うのは、当たり前じゃない。そんなのジコチューでもなんでもないよ』
と平然顔で指摘するハート。
『!? 何!』と返すジコチュー細胞親玉。
『家族ってね~、すごいんだよ。どんなに落ち込んでる時も励ましあってキュンキュンできる』とハート。
(3話:健太郎パパの料理に嬉しそうなマナ&張り合う夫と父を宥めるあゆみママ・14話:両親に手を取られる六花
33話:正体を察して遠まわしに注意する星児パパ・42話:相談後茉里ばあちゃんの手を取る亜久里)
『だからね、あたしはレジーナと亜久里ちゃん、アイちゃんをもう1度お父さんと会わせてあげたい。その為なら、この命が燃え尽きるまで、あたしは絶対に・・・諦めない! なぜならあたしは』
と言うハートの胸のハート飾りが光る。
『シャル! 感じるシャル、キュアハートの鼓動がキュンキュン高まってきたシャル』とピンクオーラを纏いながら言うシャルル。
『あたしは、みなぎる愛! キュアハートだから!』と言うハート。
彼女が光り出して飲み込まれたジコチュー細胞を次々と消滅させる。それは親玉とて例外ではない。
ちょっと苦しそうなハート『さぁ、今のうちに国王様を!』とエースとレジーナに託す。
頷いて向かう2人。
呻き声が聞こえて前を向く。
体が崩れながらも生き残っていた親玉
『家族の愛だと? 笑わせるな、娘1人の命を救う為に国をメチャクチャにされたトランプ王国の民が、許すと思うかー!』
とハートに迫る。
だが、ピンク空間の中でさらに光ったと思ったらそこから紫の光線が通過しジコチュー細胞親玉を粉砕する。
間もなく下からハートを抱えたソードが登場。
『愛に罪は無い。悪いのは、人を愛する心を利用したあなた達よ!』と指差すソード。
末路を察したのか呻き声をあげながら消滅していく親玉。
段々縮小していき残った粒も弾けて消滅。
その頃、向かっているエースとレジーナの2人。
『パパ!』と呼ぶレジーナ。
力を振り絞り手を伸ばし始める国王。
『パパ』とレジーナ・アイちゃん。『お父様!』とエースが順に呼ぶ。
エースが右側に消えた後、伸ばした腕が変化。戻った時には見覚えのある袖。
カメラが左側に動くとそこには手を伸ばすアン王女の姿が。
マスクの右目部分が割れる国王『アンジュ・・・』と一言。
手を伸ばすとピンクの殻も完全消滅。
光の中で手を取る国王と王女。無論、相手はエース・アイちゃん・レジーナである。3人とも嬉しそうな顔。
目が潤む国王。眼を瞑った後ひらいて涙を流す。
すっかり元に戻ったキングジコチューの心臓が光り輝く。
胸部がハート状に光ったと思ったら、強烈な叫び声と共にハートに包まれるキングジコチュー。
潰される様に横から縮小し完全消滅。
『キ、キングジコチュー様が・・・』と先の一撃で顔面真っ赤のマーモ、イーラにかかえられ驚いている。
『あいつら、本当にやりやがった・・・』とイーラも驚いている。
『一体何が起こったのでしょう』と驚きを隠せないセバスチャン。
『プリキュアがキングジコチューのハートに火をつけたんですよ』と解説ジョナサン。
四葉マークのクッションの上に居るありす。驚き顔だったが嬉しそうな表情へ。
円家。
ラジオから『信じられません。あの巨大な生物が、今我々の目の前で完全に消え去りました』と言う声。
窓から外を見ている茉里ばあちゃん。
『成し遂げたのですね。生まれながらに背負っていたあなたの使命を』と眼を瞑りながら言う。
空を見上げ『見事です、亜久里』と称える。
町には巨大なクレーター。
『マナ! マナってばぁ!』と呼ぶシャルルの声。
『マナ!』と健太郎パパの声も。
起きかけのマナの声。
起き上がり『パパ! ママ、おじいちゃんも!』と驚くマナ。
『よくやったな』と宗吉じいちゃん、『マナ、見てたわよ。ちゃんと』とあゆみママに言われ嬉しそう。
すると『マナ!』と抱きついてくる金髪少女。
勿論レジーナ。
涙目で『約束、守ってくれてありがとう。マナ、大好き!』と言う。
『レジーナ・・・』とこちらを両手を半出しで言うマナ。
『レジーナ!』と抱きつこうとしたら『会長~!』と呼ぶ声。
二階堂・百田・十条・八嶋が走ってくる。八嶋先頭!
『みんな!』と出迎えるマナ。
『会長!』と十条、『よくぞご無事で!』と百田が言う。
『大丈夫? 怪我は無い?』と八嶋に心配され『平気平気!』なマナ。『このー心配かけやがって!』と二階堂に『ごめんごめん』と謝るマナ。
それを見ている六花とラケル。
その後ろにはありすと両親・セバスチャン。
真琴と亜久里に抱えられる国王。ダビィとジョナサンも一緒。
だがここで闇の鼓動。
『シャルル~!』と驚くシャルル。
『バカめ。闇は永遠に消え去ることはない』と見覚えのある口元。
そこには空中のベール。『え!?』と驚くマナ。
ベールの手には闇色の物体。
『キングジコチュー様、1万年の時を経て蘇ったあなたが随分みすぼらしい姿になってしまいましたねぇ』
と嘲笑いつつ
『ですが、ご安心ください。あなたの意志はこの私が受け継ぎます』
と飲み込む。
ジャネジーを纏いはじめるベール。
『これで俺はナンバー1。人間界もトランプ王国も、全ての世界はこの、俺の物だ!』
と言う。
(口元から目が光るサングラスへとカメラ移動)
そんな彼を見つめるマナ達7人と+αカットで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
うそぉ・・・
第49話『あなたに届け! マイスイートハート!』
ドキドキ!プリキュア各話レビューに戻る