(2015年6月28日放送)
脚本:成田良美 演出:三塚雅人 作画監督:稲上晃
\(・o・;)/
トワイライトとの対決2回目。
個人的にやっぱりトワの方がかわいいかな~と。
どうもカナタ王子は今回で暫く見納めの模様。
アイキャッチが2回目。
今後は過去モノが続く模様。
収録DVD
(DVDは19話~20話同時収録)
(BDは13話~20話、22話~24話同時収録)
アバンタイトルは前回の流用なのでカット。
(カナタとトワイライトとの遭遇~覚醒の流れをBGM変更してダイジェスト)
回想。
若干黒みがかったホープキングダム。
バイオリン演奏中のトワ。
(音色は演奏と思いきやBGMとして被せてあるので演奏をやめても続行)
『はあ、また失敗。早くお兄様みたいに上手に弾けるようになって素敵なレディに、グランプリンセスに・・・なりたい』
と弱音。
すると暗闇を照らす青い炎が『なれるさ』と言う。
(ディスピアボイス)
トワの周りに黒い霧、そして茨が現れる。
『誰?』と辺りを見回すトワ。
『その大きく強い夢を叶えてあげよう』と言われ『ホント!?』と嬉しそう。
だがあんぐり、振り返った先は茨だらけ。
そこに光る赤い目が『さぁ、私の元においで』。
怯えたのか後ずさりしたあと、首を振る。
『そうかい、なら仕方がない』と目を細めるディスピア。
『しかし折角の機会を逃がすとは、お前のお兄様もさぞガッカリするだろうね』とネチネチ。
俯いたトワ、消えようとするディスピアの目に『待って!』。
目を開くディスピアに『私も、グランプリンセスになりたい。夢を叶えたい』と顔アップトワ。
自ら茨の中に歩いていく。
そして茨は彼女を覆い隠す様に蠢く。黒フェードアウト。
現在。
あんぐりトワイライト『私はブラックプリンセス・・・この世界に絶望を』と階段上で言ってる。
驚きを隠せないフローラ達。
『トワ・・・』とショックなカナタ。
で、サブタイトル。
『変身した・・・』とマーメイド、『あれも黒いキーの力・・・』とトワイライト
が驚く。
はるか、カナタを気にする。
半透明ディスピアのエコー音声。
『トワイライトよ。プリンセスプリキュアを・・・そしてカナタ王子を葬り去るのだ』と命令。
『はい、お母様』と右掌にエネルギー光球を溜めるトワイライト。
突撃してくる。
『トワ!』と叫ぶカナタ。
キーを回すフローラ、受け止める。
『フローラ!』と呼ぶカナタ。フローラ、光る髪の毛が元通り。
『あなたがカナタの妹さんだったなんて! 一体何があったの』と聞くと同時に殴り飛ばされるフローラ。
前方からの星攻撃は回避トワイライト。
追撃の追尾星連弾も回避し、最後は青い炎と化した。
『フローラ』とカナタと共に心配マーメイド。
『話が通じる状態じゃ無いっぽいね』と先頭で構えてるトゥインクル。
『すまないフローラ、僕は』と謝るカナタ
『ううん。ずっと探してた家族とこんな形で再会したら誰だってショックだよ』と察するフローラ。
『それより、早く止めなきゃ』と前を見た彼女は両掌を見る。
『伝わってきたの、今までの黒いキーの力よりももっと強くて怖くて、それにとても危険なカンジ』
と赤ブラック・紫ブラックキーの間に青ブラックキーのイメージ登場。
『まるで、自分自身まで燃やし尽くしてしまいそうな』と形容するフローラ。
歯を食いしばるカナタ『パフュームに引き出されてしまった絶望の力は、持ち主であるトワをも飲みこもうとしているのか!』と焦る。
『それじゃ、このままだとトワ様は・・・』と言うアロマ。
怯え顔のパフ。
『大丈夫!』と言うフローラの声にパフの影が消える。
『そんなこと、絶対にさせない!』と続けるフローラ。
『詳しい事情は分からないけれど、このまま彼女を放ってはおけないわ』と言うマーメイド。
『ま、兄妹の再会ってのはもっと感動的じゃないとね』とトゥインクルも続く。
『みんな!』と嬉しそうなカナタ、真顔になって頷く。
『ドレスアップキーの、プリンセスプリキュアの夢の力なら絶望の力を打ち払い、黒いキーからトワを開放することができるはず』
と言うカナタ。
(3人の所持鍵が登場順にアップ・クリスタルプリンセスロッドを構える3人)
『キーにはキーをってわけだね。準備はいい?』と聞くトゥインクル。
頷く2人。
『手加減している時間は無いわ』とマーメイド、『全力でいこう!』とフローラ
が言う。
青い炎をバックに突撃してくるトワイライト。
まずミーティアハミングでトワイライトを弾き飛ばし、打ち上げられた彼女にフロマーが突撃。
バブルリップルで拘束後、リーストルビヨンで攻撃。
白い空間に覆われるトワイライト。
下り立つフローラ。
『ロマ! このまま一気にモードエレガントで!』と言うアロマ。
だがパフュームの飾りが回転したと思ったら、白い光は紫に変化。
闇のオーラを纏うパフューム。周辺に3つのキーが現れる。そして青ブラックーキーがパフュームに刺さる。
すると闇エネルギー解放。
トワイライト、ドレス姿に変化。
『モードエレガント!?』と驚くフローラ。トワイライトは左掌にまた球体を作り、それを光線にして発射。
驚くフローラ達。
ステッキを光らせるカナタ。
間一髪受け止める。
『やめるんだトワ! このままでは君は、トワ!』と呼びかけるカナタ。
すると『無駄だ』と言う声。
光線を放つトワイライトの後ろにディスピアが投影。
『もうお前達の声はトワイライトには聞こえぬ。どうだカナタ王子。これが絶望の力だ』と言うディスピア。
『ディスピア!』と呼ぶカナタ。
『お前の妹が夢を持っていた。ホープキングダムの王女に相応しく、強く大きなその夢に向けて幼い身でありながら、1人日々努力を重ねていた。
だが夢は大きければ大きいほど、その道のりは遠く険しい。己の未熟に苦しみ、不安に溺れた王女の心に私は呼びかけた。そして・・・』
(冒頭の丘の回想)
セピア色の空間の中のトワ。
少し晴れたと思ったら顔アップで『夢を叶えたい!』と言う。
歩いていくトワ。
回想終了
『王女は自ら踏み入ったのだ。絶望の森に、奥深くに』と言うディスピア。
『絶望の森、トワが・・・。だとしても、なぜだ・・・なぜトワを連れ去った!』と怒るカナタ。
『希望を、王女と言う希望をお前達から奪うため!』と答えるディスピア。
目を細め『知っているか?』
と回想突入。
『ホープキングダムにとって王女がどれほど大切な存在であったか。王女を失ったホープキングダムが、どれほど深い悲しみに、絶望に染まったか』
とディスピア解説。
落ち込む国民たち。
『その絶望が私の糧となり、力となった』
と青炎・伸びる茨が人型を成しディスピアへと変化。
『王女はそれで用済みであったが、面白い使い道を思いついた。私は王女の記憶も心も、そして夢も全てを消し去り、育てた。ディスダークのプリンセスとして』
(ズームアウトと同時に髪色脱色されるトワ。黒背景にトワイライトのイメージ)
暗転。
目を細めるカナタ。
受け止めてるフローラ達に
『希望の王女が絶望の王女となり、その手で希望を消し去る。お前達にとって、これ以上の切望は無かろう』
アップ
『しかし、結局はドレスアップキーを手に入れることもプリキュアを倒すこともできない失敗作であったがな。トワイライトよ、せめて最後は私の役に立って見せよ』
と語り続けるディスピア。
『プリンセスプリキュアを、残された最後の希望を燃やしつくすのだ。その全てを賭けてな』
と命じる。
『トワ・・・』と呼ぶカナタ。
『はい! お母様の仰せのままに』と言うトワイライト。
『トワ!』とカナタが呼んだと思ったら光線が強くなり、辺りを消し飛ばした。
ステッキの水晶にヒビが入る。
『トワ・・・!』と手を伸ばしながら徐々にズームアウトカナタ。
暗転。
青い火の粉が飛ぶ中、じっと見ているディスピア。
倒れてるフローラ達を前に青い煙をバックに歩いてくるトワイライト。
『ホープキングダムを照らす光が、闇に消えた。夢は閉ざされ希望は今潰える』
と語るディスピア。
トワイライトは倒れてるカナタを見ている。
カナタアップで『お前達に残された物は、もう何もない』と言うディスピア。
左手を翳すトワイライト。
『さぁ絶望せよ』と青い光がカナタの光をライトアップしていく・・・
すると『夢は・・・あるよ』と言うフローラの声。後ろから力を振り絞って立ち上がるフローラ。
『夢も希望も、まだ消えてない』と言う。
あんぐりカナタ『フローラ』と呼ぶ。ドヤ顔フローラアップ。
ここでアイキャッチ
(ツインお団子)
(7話と一緒)
いきなりアップで
『うぉ、うおお、美しい! トワイライト様、なんと気高きお姿!』とウットリシャット。
トワイライトカット。
『ありゃ、なんか面白い事になってるんだね』と鍵穴ワープロック。
『うーん! トワイライト様! あなたと出会えたことがこのシャット、生涯最大の喜び!』
とバンザイポーズシャット。
だが目の前にディスピア居て焦る。んで慌てて逃げる。
『見苦しいな、この期に及んでなぜ立ち上がる、プリンセスプリキュア』と言うディスピア。
ピントがフローラへ移行。
目を閉じて『希望はある』と返すフローラ。
(13話、トワイライトと初遭遇の回想)
あんぐり顔が今のフローラの顔と重なる。目を開いてニッコリ。
バイオリン弾いてた仮面トワイライトが今の姿に重なる。
『今、私の目の前に!』と続けるフローラ。
杖座りのカナタ、顔を上げる。
『ふん、ならばお前が希望と呼ぶものの手で朽ち果てよ』と命令ディスピア。
掌光球で攻撃しにきたトワイライトの手を弾く。すると周りの砂塵が晴れる。
『バイオリンは心を閉ざして弾くもの』
(13話、直々レッスン回想)
『あなたはそう言ったよね? でも私、あなたの演奏にすごく感動した』
と言ってるフローラ。
トワイライトは腕を動かして光球を作って構えている。
『あなたみたいに弾けるようになりたいって、思った』とこちらも回転して両掌に光球を作る。
両者の光球が激突すると辺りに大量の花弁が舞い散る。
無言で攻めるトワイライトを受け流しながら
『それはきっと、あなたの音色は心を閉ざしても抑えきれない夢。それに遠く離れたカナタへの想いで溢れていたから!』
と言うフローラ。
(カナタアップから、左手翳してるトワイライトアップ)
『言ったはずだ、王女の心は消え失せた』と言うディスピアの声に合わせ突撃トワイライト。
『心の無い人にあんな素敵な演奏できないよ』とディスピアの前に飛行しパンチフローラ。
両者のパンチ激突。
『あなたの心は無理矢理閉ざされているだけ』とフローラアップ。
『あなたの夢もカナタへの想いもその中で生きてる』とトワイライトアップ。
立ち上がるカナタ。じっと見ていたパフ、何かに気付いて1人だけ後ろへ去る。
激突してる両名をシャロックが挟む。
『おのれ、私のトワイライト様に!』シャットキック。
『隙ありなんだね! キュアフローラ!』とロックキック。
アイスキーとルナキーが鍵先出現。
シャットをマーメイドが、ロックをトゥインクルがガードし弾き返す。
シャット側は反撃の青光弾のおまけつきで悲鳴をあげながら柱に激突。
『さぁフローラ』『今度こそ決めるよ!』とマートゥ。
『うん!』と頷くフローラ。
見上げるとオーラを纏うトワイライト。
『みんな! いくよ!』と言うフローラ。
トリニティエクスプロジオンを迎え撃つ光球からの光線で迎え撃つトワイライト。
真顔の3人。競り勝つエクスプロジオン。飲まれてもキーを3つ出し、オーラを纏って抵抗する。
あんぐりな3人。
『黒いキー!』と言うマーメイド。
『まだまだ、このまま押し切るよ!』とトゥインクル。
両サイドの間に登場し
『無駄な事。私が生み出した黒いキーより溢れでる絶望。お前達ごときでは消せはせん。まして12個すべて揃っておらぬドレスアップキーの力ではな』
と余裕ディスピア。
だが強面だったフローラはニッコリ『あたし達だけじゃない、希望の力は』と言う。
『そして夢は・・・トワ、君の中に』とバイオリンを弾き始めるカナタ。
目を細めるディスピア。カナタに視線を移す。
カナタ奏でながら『トワ、この曲を覚えているかい?』とトワイライトアップ。
(前回の兄妹の回想)
『あの頃、トワの喜ぶ顔が見たくて、僕は何度も弾いてあげた。一緒に弾きたいと懸命に練習するトワを見て、とても幸せだった。君と、また一緒にバイオリンを弾きたい。それが僕の夢』
(白い空間での小カナタと大トワイライト。アップカナタ)
あんぐりトワイライト。
『君とでなければ叶えられない夢。トワ、どうか思い出してほしい。あの時聞かせてくれた君の夢を。強く願えば、夢は必ず叶うのだから』
と言うカナタ。
(湖前の2人、ニッコリトワ回想)
涙をポロッと流すトワイライト。光が放たれだす。
『何!?』なディスピア。
『あれは』『夢の光ロマ?』とパフロマ。
映像乱れだすディスピア『馬鹿な。消し去った夢がよみがえったとでもいうのか?』と言って消滅。
ブラックキー3つからも闇のオーラ消失。とどめを刺す様に唸るフローラ達。
トワイライトは王冠に覆われ仮面は砕け散る。
涙を浮かべた目を『お兄・・・様』と閉じる。
晴れるとトワはカナタに抱えられている。左右から歩み寄ってくるフローラ達。
元に戻る3人。
トワは昔の髪型に戻っていた。アップになるトワに『トワ』と言うカナタ。
『あぁ・・・あぁー!』と絶叫シャット。
『これはどういうことだ! あの娘は一体誰だ! なぁロック、私のトワイライト様は何処に!』と聞く。
『んー、トワイライト様は消えて、ただの小娘になったってことだね』と答えるロック。
『うぐぅ・・・そんな! そんなバカな!』とこっち見んなシャット。
『あーあ、なんか白けちゃったんだね』と頭ポリポリロック。
すると地響きが起き『あ、ほら。巻き込まれないうちにとっとと退散するんだね』とシャットに言う。
『これはディスピア様、大層お怒りの様子なんだね』と察するロック。
その通り、黒いオーラを纏っているディスピア。
上にエネルギーが伸びていく。あたりには闇色の茨が大量発生。
走ってるカナタ達。
『なんかヤバそうな雰囲気』ときらら、『このまま無事に返してはくれないでしょうね』とみなみ、『どこへ向かってるの?』とはるか
が言う。
『この先には扉があるロマ』とアロマ、『パフ達はそこを通ってみんなの世界に来たパフ』とパフ
が教える。
『今の僕らではディスピアの力に遠く及ばない。君たちもさっきの戦いで消耗しきっている。ひとまず、ここから脱出するんだ』
と言うカナタ。
だが暗い中にディスピアの目アップになったと思ったら『逃がさない』の声。
ハッとするカナタ、裏から大きな音。
無数の茨が追いかけてくる中『夢はかなわず、希望は消え、世界は絶望で満たされるのだ』とディスピアの声。
『うわ! 何あれ!』と言うきらら。
『ディスピアの魔力ロマー』と答えるアロマ。
前を向くカナタ、目を瞑った後なにか考えたか開く。
そして広い部屋に到着。
大きな扉を見て『あれパフ』『急いで飛び込むロマー』とパフロマが言う。
だがはるかが走りながら後ろを見ると茨が襲ってきた。
カナタがバリアを張り受け止める。
『間一髪ロマ・・・』と言うアロマ。ここでトワが目を覚ます。
『お兄・・・様』と呼ばれあんぐりだったが嬉しそうに頷いて『おかえり、トワ。もう何も心配はいらない。トワは僕が必ず守る』と言う。
嬉しそうなトワ。
『さ、扉へ』とバリアを張ったまま立ち上がるカナタ。
『うん(はい)』な3人。移動開始。
『カナタも行こう』と誘うはるか。
だが返ってきた言葉は『先に行ってくれ』。
足が止まり『え・・・カナタ?』なはるか。
『君たちが飛んだ後、この扉を破壊して閉ざす』と考えを明かすカナタ。
みなみ達が避難する中
『ここで食い止めなくては、ディスピアの魔力はどこまでも追い続け、きっと君たちの世界にまで及んでしまう』
と理由を述べる。
(何か喋ってるトワ)
『それだけは、防がなくては!』と続ける。
『そんな、1人じゃ無茶だよ。あたしも』と言うはるかを『はるか』と呼ぶカナタ。
『え・・・』な彼女に
『君たちのお蔭で僕は再びトワと会うことができた。無くしていた希望を見つけることができた』
と言う。
バリアに亀裂が入り始める。
『すぐに行くよ。まだ叶えたい夢もあるからね』と背を向けたままのカナタ。
バリアが金色に光りはじめた。崩壊寸前らしい。
バリアに向けていたステッキをはるかに向け、魔力で突き飛ばすカナタ。
『カナタ!?』と驚くはるか。
閉じられていく扉前で
『はるか。トワを、頼む』と託すカナタ。
ステッキの宝石に亀裂が入りバリア崩壊。砂塵。
『カナター!』と呼ぶはるか。
砂塵が晴れたと思ったら無数の茨と共に奥から何かが登場。
振り向くカナタの前に居るはディスピア。
ステッキを構え魔力を放ち『会いたいと、心から望めば、きっと・・・はるか、また会おう!』と言うカナタ。
ステッキ宝石完全粉砕。
光ったと思ったら扉はまるで爆発するかの様に光を散らす。
『カナター!』と叫ぶはるか。そのままノーブル学園の上空に落ちていく。
空間が歪むリングが何度も大きくなって消える中、黒フェードアウト。
夕方の波打ち際。はるか達は砂浜に倒れている。
意識があったトワも『お兄様・・・』と言い残し気絶。彼女のアップと珍しいラストカットで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
第22話『希望の炎! その名はキュアスカーレット!!』
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