第31話『新学期! 新たなる夢と新たなる脅威!』
(2015年9月6日放送)
脚本:成田良美 演出:鎌谷悠 作画監督:稲上晃

中割り

11話で退場したあの人が帰ってきた!
そして何やら新キャラも。
アイキャッチ変更。
しかし何より驚いたのは・・・。

収録DVD

(DVDは32話~33話同時収録)
(BDは25話~30話、32話~36話同時収録)

アバンタイトル


花畑を歩いてるドレスアップフローラ。すると前方の浅瀬に見覚えのある後ろ姿を発見。
『あの』と声をかけて振り返るは少し暗めだがカナタだ。歯を見せてニッコリ。
それに激しく目を潤ませ涙を散らしながら嬉しそうに駆け寄るフローラ。
『カナタ! 会いたかったよー! カナター!』と。
だが目の前に『パフー!』とパフが登場。
(下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

悲鳴をあげながらバタバタはるかを『早く起きるパフ』と起こそうとするパフ。
顔から剥ぎ取る。
『おはようパフ』とシッポ振りまくりなパフに『お、おはよう』と困り気味はるか。


『急がないと、遅刻しちゃうよ』と指摘ゆい。
『始業式・・・』と遠い目からフリーズ音と共にあ・・・顔。
『ね、寝坊だー!』の絶叫に鳥も飛ぶ。


『ゆいちゃん、どうしてもっと早く、起こしてくれなかったのー』と靴下履き、身だしなみ、歯磨き、教材準備を慌ててるはるか。
『幸せそうに笑ってたから、起こすの悪いかなって』と言うゆい。
『いい夢見てたパフ?』と聞くパフ。
『え!』と動きが止まりこっちを向くはるか、ちょっと恥ずかしそうに『うん』。

で、長針が12を指すと同時に裾をたくし上げ『ごきげんよう』と挨拶。
ニッコリパフゆい。
『2学期も張り切ってレッツゴー!』と叫ぶはるか。みんな気にしてない。
OPへ(はるかナレ)。

夢ヶ浜、森の中。


暗闇の中。種っぽいものが落ちていく。
それは地面に落ちるなり吸い込まれていく。するとネガアート鼓動。何やら闇が広がる。

それは庭園、交差点、花畑でも起きている。花畑では花を枯らしている。

学校全景カットで『夏休みの宿題を提出するザマス』と言う教師。
『お願いします』と差し出すはるか。
『うん、キチンと終わらせたザマスね』と感心教師。
『はい、しっかり遊んでしっかり勉強しました』と返すはるか。
『少しはノーブル学園の生徒らしくなってきたザマスね』と褒められ嬉しそうな顔の後ニンマリ。

鼻歌歌いながら花瓶の前を通過するはるか。花に気付いて振り向き『きれーい!』と感想。

で、サブタイトル。

『それではプリンセスレッスーンスタート』と開始宣告シャムール。
アジトの窓が光る。

『フラワーアレンジメントは花の美しさを引き立てるのがポイントよー』と机を歩きながら教えるシャムール。
『できたー』なはるか。
『どう?』と4隅レースで作品を見せる。

『うーん、バッドでは無いけれどグッドとも言えないわね』と評価。
『だよねー、私、花は好きなんだけどアレンジは得意じゃないのかも』とションボリ。
『こういうのってセンスだからねー』とフォローきらら。
『きれーい!』とはるか、『さすがロマ』とアロマが感心。
トワに『シャムール』と呼ばれ振り向くシャムール。『あの子の様子はどう?』と心配そうなトワ。
『まだスリープしていますわ』と答えるシャムール。

見覚えのある面の生き物。パフロマの家でおねんね中。
『まさか、ロックの正体が妖精だったなんて』とみなみ。

ファッ!?

『ホント、驚きだよ』ときららも同意。


回想開始。
『あれが本体で絶望の力で操られていたのね』と察するシャムール。
(倒された後、ポン!と元に戻るロック)
驚きの声を上げるはるかとパフロマ。
『ユー達のおかげであの子は解放されたのよん』と言うシャムール。
はるかに抱えられるロック。
回想終了。
恥ずかしそうにニッコリはるか。
『目が覚めるまで、この子はミーが面倒見るわ』とレッスンパッドのロックを見ているシャムール。
『良い流れロマ!』と羽をあげるアロマ。
『新たな力、プリンセスパレスを手に入れてー!』
(光の中、開閉扉、4人が装飾品を纏い集合ポーズをとるシーンの回想)

『また一歩、グランプリンセスに近づいたロマ!』と言ってるアロマ。
『ドレスアップキーは全て揃い、新しいキーまで・・・』とリンドウを摘むみなみ。
『私は早くお兄様と会いたいですわ』とサンキーを握るトワ。
『会えるよ!』とはるかに言われ振り向く。
『今朝ね、カナタを夢を見たの』と頷き『もうすぐカナタに会えるって言う前触れだと思う』と告げるはるか。
その言葉に『ええ。きっとそうね』と嬉しそうなトワ。
それを見て3人も嬉しそう。
『よーし! じゃあ張り切ってー!』と言い出すはるかに注目する3人。

クローバーマーク、袋のアップ。
で、その姿はゴミ袋を持ったジャージ。
『花壇の草むしりしよう!』と張り切るはるか。
『なんで草むしりロマ?』と聞くアロマ。
『最近花壇の手入れできてなかったからさ、なのでいってきまーす!』とアジト外壁カット。

が、光り輝く花壇。雑草がない。
『あれ、綺麗になってる。誰がやってくれたんだろう』とはるかも驚いてる。
『あ、あれは』と何かを発見。


草むしりしている女子。汗を拭ってるとこに『ごっきげんよう!』と元気挨拶はるか。
『ご、ごめんなさーい!』と大声で謝る女子。
『ど、どうして謝るのー』とグロッキーはるか『私、すごく助かったよ。ありがとうはなえちゃん』と感謝。

あんぐりはなえ。
(小森はなえ)
『花に恵みではなえって良い名前って思ってたんだー』と言うはるか。
『ありがとう。私、名前に花がついているせいか花が好きで』と作業するはなえ。
『私も花だーいすき! 同じクラスにこんなに気が合う人がいるなんて。もっと早く話せば良かったね』と嬉しそうなはるか。
太陽に照らされている2人の顔。
その言葉にあんぐりはなえ『うん』と嬉しそう。
はなえから笑いだし、釣られてはるかも笑い出す。

その上空を飛んでいる黒い鳥。アップになると同時に羽根を散らし去っていく。

水道前。
『夏の花はそろそろ終わりだね。次は何植えるの?』と言うはなえ。
『秋と言えば、コスモスかな。あと寒さに強いサイネリアとか』と答えるはるか。
『後ろの方に、背の高いキンギョソウを植えるとイイかも。立体感が出るし』と教えるはなえ。
『立体感!? なんかプロみたい。はなえちゃん、お花屋さんとかになるの?』と効くはるか。
『え・・・考えたことなかったな』と戸惑い気味に返すはなえ。
『将来の夢とかは、ないの?』と花を差し出して聞くはるか。
『特には。ノーブル学園に入ったのに、得意なことが無くて』と受け取るはなえ、ちょっとションボリ。
『そんなの関係ないよ!』とはるかに言われ驚く。
一輪の花を差し出すはるか、『夢は誰にでも持てる宝物だよ』とニッコリ。
あんぐりしつつ『宝物・・・』と受け取るはなえ、『そうだね』とその一輪を生ける。


『あー!』と校舎引きカットで絶叫はるか。グロッキーはなえの横で『これってー!』。
(朝の花発見回想)
朝の花瓶と今の花瓶が朝なる。
『もしかして教室に花を生けたのって、はなえちゃん?』と驚き顔で振り向くはるか。
『うん』と返すはなえ。
『やっぱりー、あの花すっごく素敵だよ、最高だよー!』と手を上にあげた後、上下にバタバタした後、抱き着くはるか。
揺らされて『大げさだよ』と照れるはなえ。
『そうだ! フラワーコーディネーターはどう?』と勧めるはるか。
『フラワーコーディネーター?』なはなえ。

『オフィスやお店に花を飾ったり、結婚式の花飾りを作ったりする仕事だよ』と説明はるか
(イメージカット)
『素敵』と言うはなえ。
『でしょう、はなえちゃんにピッタリだよ。私、応援するよ!』と笑顔からマジ顔。

少し笑った後、『不思議。はるかちゃんが応援してくれるならなれる気がする』と返すはなえ。
『そう?』と照れ笑いはるか。
『あ、あのね。私も花を生けたんだけど上手くいかなくて・・・アドバイスをもらえたりとか?』と相談。
『いいよ。私で、良ければだけど』なはなえ。
『勿論』とニッコリなはるか、『じゃ、とってくるからちょっと待ってて』と去る。

『うん』と頷くはなえ。その外を鳥の大群が飛んでいく。
その頃、鼻をムズムズした後『パフー』と嫌そうなパフ。
『パフ、どうしたロマ?』とアロマに聞かれ『何か悪い気配を感じるパフ』と頭を抱えるパフ。

その頃、はるかも異変に遭遇してあんぐり。夕焼け空を尋常でない数のカラスが飛んでいるのだ。
『何・・・これ?』なはるか。
そのうちの一匹が下りていく。闇背景に立つはるかを狙っている。


『危ない!』とトワが突き倒して回避。空へ戻るカラス。
『はるはる、トワっち』ときららがみなみ達を連れて到着。
『みんな』なはるか。
『パフ!』と驚きパフ。
こっち向いて羽ばたいてるカラス。
『見つけたぜ、キュアフローラ』と聞き覚えのある声と顔。
『え!』と驚くはるか。
カラスの前を無数のカラスが上へと移動していく。

『あれは』なはるか。カラスが通過しながらカラスの体は人のソレに変化。


赤いアイラインのクローズ登場。
『まさか!』とみなみ、『うっそ』ときらら、『そんな、バカなロマ』とアロマ
が驚いてる。
夕陽前に浮いて『地獄の底から舞い戻ってきたぜ、プリンセスプリキュア。お前らを倒すためにな』と言うクローズ。
『クローズ・・・』なはるかアップ。

ここでアイキャッチ(髪型弄りは消滅)


『なんでクローズが?』と言うはるか。
『お前はプリキュアが倒したはずロマ』なアロマとトリニティルミエールで倒される回想。
『キュアフローラ、お前の夢おれが絶望に染めてやるぜ』とニヤつき闇のオーラを纏う。
すると、花壇の花が枯れてしまう。
それに驚き、クローズを睨んだ後『みんな!』と言うはるか。
変身。

ジャンプパンチするフローラに『久しぶりだな、その姿』と言ってるクローズ。
余裕で回避し彼女の横へワープ『遅い!』と裏拳で叩き落とす。


裏で『アイス』と構えてるマーメイド、フローズンリップルでクローズを凍結させる。
だがニヤつくクローズは氷を粉砕。発生した水蒸気に紛れ発射したソニックブームでマーメイドを吹き飛ばす。


『シューティングスター』と構えるトゥインクル。ミーティアハミング発射。
だが星は直前で制止させられ粉砕。
驚いてる間に横へテレポートされ回し蹴りを食らって吹き飛ばされる。


ニヤついてるクローズ『ん?』と後ろの気配に気づく。
裏では横向きにスカーレットが浮いている。炎の塊の様にクローズにぶつかる。
だがバリアで受け止められ中からスカーレットが。
『お前がキュアスカーレットか。どれほど熱い炎かと思ったが温いぜ』と後ろを向くクローズ。
電撃の様にバチバチと言う音がして驚くスカーレット。
クローズがバリア消去と共に手を上げると巨大な電撃柱が彼女を襲う。

『スカーレット!』と呼ぶ3人。
背中を向け『もう終わりか、俺が出るまでもなかった』とこっちを向くクローズ。
墜落してるスカーレットに駆け寄るフローラ達。
『強い』と口にするフローラ。マートゥが横にやってくる。


んで暗闇の中に金銀の種2つ。それは階段下に落ちていく。闇のモヤモヤが広がる。
『来い!』とクローズが言う。すると触手の塊がどんどん上に伸びていく、その先には蕾が・・・。



『ストップ』とウサギ耳、『フリーズ』とクマ耳の誰かが登場。
『ゼーツボー!』と声を揃える仮面の2人。すると2人が乗っていた触手の塊が光の粒子となって消滅。
『ゼツボーグ?』と驚くフローラ、『じゃ、ないみたい?』と不思議がるトゥインクル。
『熱い夢ほど強いゼツボーグになるが』とストップ、『生まれたての夢もまたいいもの』とフリーズ
が言う。
『え』とあんぐりフローラ。
『いけ!』と命令クローズ。
『はっ!』とテレポートなストフリ。


流し台前にいるはなえ、『フラワーコーディネーターか』と言って『うふ』とニンマリ。
『ストーップ!』『フリーズ!』とポーズをとってる2人。
『なに・・・?』なはなえ。

『お前の夢』『見せてみろ』なストフリ。
『素敵なアレンジメントを作りたい』と作品制作中のはなえ。

『絶望の檻に閉じ込めるよ』『ストップ』『フリーズ』『ユアドリーム!』とストップ左手フリーズ右手を合わせポーズをとって召喚。
2人なので勿論鍵も2つ。お約束の錠前部分は目の様になる。

ゼツボーグに遅れてテレポートで戻るなり『夢は止まった』と声を揃えるストフリ。
『はなえちゃん!』と呼ぶフローラ。


ゼツボーグは大き目の花4輪をこちらへ向ける。そしてまちまちのタイミングで発射。
命中したかと思われたが砂塵の中から『はっ!』とマートゥが飛び出てくる。
だがそれを狙った第二波が2本、砂塵の中で輝く。
驚くマートゥだったが、これはフロスカが上からの踏みつけで阻止。
消滅する花
すると『フローラ!』とスカーレットに呼ばれる。
今度は上空より第3波。
今度はお返しと言わんばかりにトゥインクルとマーメイドが受け止める。
消滅する花、だがスカーレットは驚く。


まだまだゼツボーグが花と作っているから。
傾いたと思ったら今度はゼツボーグのバンザイと同時に空へ飛んでいく。
大量に階段へ落ちる花ミサイル。
炸裂に巻き込まれ悲鳴をあげる4人。
『みんな!』なパフ、『このゼツボーグ、強いロマ』とアロマ。
『花を、こんなことに使うなんて』と言うフローラ。

『花は咲いたら必ず枯れる。そういうもんだろ』と指摘クローズ。
『それでも、花はまた咲くよ』と花弁を散らす白背景で返すフローラ。
また大量に空から発射するゼツボーグ。
ローズトルビヨンで粉砕フローラ。


マートゥのダブルパンチとスカーレットによる急降下キックで怯ませる。
でパフロマがバンクでドレスアップ。プリンセスパレスを召喚しエクラエスポワールで撃破。
今日はフローラが送りの言葉。


上空。
『夢、止まらなかったな』とストップ、『止められなかったな。だが』とフリーズ。
『絶望した』と2人揃って指パッチンを向ける。
『え?』なフローラ。
『花は何度でも咲く。絶望も同じだ。絶望は絶望を育て、大きくなる』と言うクローズ。
『どういうことですの?』と聞くスカーレット。
答えず鼻で笑ってテレポート3人。
黒フェードアウト。今日の解放当番はフローラ。はなえが元に戻って嬉しそう。
『はなえちゃん、夢を咲かせてね』と言ってる彼女を見ている3人。
トゥインクル、右横を見て『まさか、クローズが復活するなんて』と言う。
『絶望が絶望を育てるって、一体・・・』とマーメイドも考える。

で、ディスダーク。
『われらの城が無くなり、残るは空しさのみ。あぁ、これから一体どうすれば』とまるでバラをマイクの様に口元へ持ってきて嘆くシャット。
『夢を閉じ込めろ、今まで通りな』と命令クローズは左後ろ。
驚くシャット。


『おおお、ククク、クローズ! 一体どうして!』と中割の顔が崩れながらも驚きを隠せないシャット。
2人は水上。
『蘇ったんだ』と答えるクローズに『蘇ったって!』と驚くシャット。
『それは?』とメーターのことを聞く。
『つまらねぇ裏切り者だったが、まぁいい。自分の絶望でこいつを満タンにしたんだからなあ』と満タンメーターのアップ。
『まさか、ロック!』と驚くシャット。
『絶望は消えやしない。音もなく気配もなく夢見る者達に忍び寄り、そして突然・・・現れる』と水面アップから



クローズの後ろから大量の茨が登場。それまで無かった空間からフェードインする様に・・・。
『ぜ、絶望の森!』と驚くシャット。
浮き上がり『お受け取りください』とエンブレムからエネルギーを開放するクローズ。
赤く輝く茨。そのうちの一部が空へと伸びていく。
包まれるが微動だにしないクローズと上昇に翻弄されつつ避けるシャット。
扉を覆う茨。その中から何やら飛び出してくる。それは城型へと変貌を遂げ活動を止める。


『おかえりなさいませ、ディスピア様』と言うクローズ。
何時の間にか来てたストフリも控えている。
茨の王座に『クローズ、大儀であった』と座っているディスピア、ニヤつく。
『絶望の種、仰せの通り撒いてまいりました。これからゆっくり根を張り、大きく育ってゆくでしょう。奴らの世界に』と報告ローズ。
(半透明の種落ち回想)
『うむ。お前達3人はクローズに従い行動せよ』と命令ディスピア。
『はっ!』なストフリに対し『え! 私も?』と驚いてるシャット。
笑ってるディスピア。


その頃、夜寮。
『これを真ん中に持ってくるといいんじゃない?』とアドバイスして実践はなえ。
『なるほどー、ええとここはこうしてー』と言うはるかに『そうそう』。
そんなやり取りを見てみなトワ+アロマときらゆい+パフが嬉しそうに顔を見合わせる。
『できたー! どうかな?』と聞くはるかに『うん、素敵』と評するはなえ。
確かに素敵。

その頃、海辺に立つ見覚えのある髪型の誰か。

今日もやっぱり城とキー。でもアングルが若干違ったりする。

~おしまい~

EDはトゥインクル

~今週のまたみてね~


第32話『みなみの許嫁!? 帰ってきたスーパーセレブ!』
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