第44話『クリスマスの奇跡! キュアフラワーに会えました!』
(2010年12月19日放送)
脚本:栗山緑 演出:畑野森生 作画監督:小島彰

電球をんな

この時期恒例のクリスマスネタ。
今年はなんとっ! あの人が! でっ、あのヒトも!
(前者が花さんで後者はDさん)
天野由梨さん3年連続出演。
初年度はともかく、なんで2年連続で幼女なのか?
どうやら、次回からマジ路線みたいです。
幼女の1人は金田さんみたいで。

収録DVD

(43、45話同時収録)

アバンタイトル


つぼみ達を含めた人々の5カウントダウン。0と共にイルミネーションが光って皆盛り上がる。そう、ここは植物園の庭。
電球をんなことピカピカを体につけてはしゃぐえりか。
『皆、ありがとう。これでクリスマスまで希望ヶ花を憩いの灯火で照らす事ができるわ』と言う薫子ばあちゃん。
拍手が響く中ツリーを見て手を合わせ何かをお願いする幼女。
その視線の先にはプリキュアに会えます様に
と書かれた短冊が1つ。短冊のアップでOPへ。

で、サブタイトル。


皆帰った後、電球をんなは短冊を発見。片付け中のつぼみを呼んで肩車要求。幼女、2人の作業を発見して慌てる。
踏ん張るつぼみに『頑張れあと少し!』と言うえりか。何とか短冊を取る。
プリキュアに会えますようにと言う内容を読むえりか。一方、つぼみの方は限界が近い様子。
幼女の『ダメ~!』と言う言葉で足を捻ったのかえりかごと転ぶ。2人を心配する幼女。

幼女の顔を見たつぼみはマユカと気付く。つぼみ曰く植物園のタチバナと言う人の子供らしい。
ややうろたえるマユカに短冊をつけたのは貴方かと問うつぼみ。認めるマユカ。
七夕じゃないんだから、クリスマスはサンタさんにプレゼントをお願いするんじゃないのかと聞くえりか。
マユカはプレゼントなんか要らないと言い出す。
そして、パパらしき人のところへ戻っていく。
『泣かしちゃったかな? プリキュアに会いたいか・・・』と言うえりか。つぼみはとても真剣に感じたそうで。

で、翌日。下校途中のつぼみはマユカを探していたり。その際、すれ違ったのはデューンだったり。

公園から捜索中のつぼみに『ウソだ~!』と言う声と否定するマユカの声が聞こえる。
マユカはプリキュアと友達と言った様だ。
そんな訳無いに決まってると否定する眼鏡男子。マユカに先生からウソは良くないと言われたよねと言うポッチャリ男子。
ウソつきじゃないと否定し昨日もプリキュアと一緒に遊んだと言うマユカ。つぼみはマユカ達を発見。
眼鏡男子にだったら僕達にも会わせてと言われ困る。やっぱりウソだと思うポチャ男子。
マユカは俯いて体を震わせながら『いいよ・・・』と言う。プリキュアに会わせてあげると断言する。顔を見合わせるマユカの友達。
『本当に?』と言う幼女2と何時かと聞く眼鏡男子。クリスマスイヴの5時に植物園のクリスマスツリーの前でと答えるマユカ。
マユカの友達は顔を見合わせた後、帰っていく。つぼみ、茂みから顔を出す。で、眼鏡を外す。

1人残ったマユカ。座り込んで半泣き。涙を拭ってるとつぼみが挨拶をしてくる。挨拶を返すマユカ。
『昨日、私達と一緒でしたよね』と言うつぼみ。友達とした先の約束の事を言われ反応するマユカ。
どうしてあんなウソをついたのか問うつぼみ。ウソじゃないと否定しプリキュアは絶対来てくれると言い切るマユカ。去っていく。

植物園。
『マユカ、そんな事言ってたんですか』と言うマユカパパ、すいませんと謝る。
『いいえ。私が勝手に会いに行っただけですから』と言うつぼみ。
マユカパパによるとこの間、担任の先生にも注意を受けたらしい。と言うのもちょこちょこウソをつくらしい。
最初は他愛も無い物だったそうだが、最近は悪化しているらしくマイママを女優と言ったり、家は金持ちだとか・・・大きなウソに。
パパ曰く、マユカは人見知りが激しくてなかなか友達が出来ないらしい。小さい頃のつぼみにソックリと言う薫子ばあちゃん。
同意して、きっと皆の気を引きたくてウソをついていると察するつぼみ。

つぼみ、マユカパパに一礼し外を見るとツリーを見ているマユカを発見。帰ろうとしたマユカに植物園の外に出て手を振るつぼみ。困りながらもつぼみが気になるマユカ。

噴水と池の有る公園。
自分も子供の頃はマユカちゃんと一緒で恥ずかしがりやだったから中々友達が出来なかったと言うつぼみ。

回想。
公園で遊んでいる子供達を前にするつぼみ。
そんな、つぼみにどうして皆と遊ばないのか聞く薫子ばあちゃん。無言で首を振るつぼみ。そんなんじゃ何時まで経っても友達が出来ないと言う薫子ばあちゃん。
つぼみは『いいの!』と言って花畑の方へ。花が友達だから良いらしい。
回想終了。


だから、マユカの気持ちはよく分かると言うつぼみ。そう聞いて俯くマユカに『でも、ウソはつきませんでした!』と言う。
目をウルウルさせ顔を右側に背けるマユカ。プリキュアもウソつきさんには会いに来てくれないと思うとニッコリ顔で言うつぼみ。
その件に反応するマユカに周囲を確認してから自分はプリキュアと友達と話す。
驚くマユカ。『うんうん!』と自慢げに頷くつぼみ。驚き顔のまま何も言わないマユカ。何故か焦りだすつぼみ。
『ウソ~!』と絶叫するマユカ。友達がプリキュアと言い間違えたりしながら必死に否定。
その様をみて笑うマユカ。つぼみも照れ隠しの笑い。
噴水の勢いが強くなる。
一安心したせいかしゃがみこんだつぼみを『お姉ちゃん』と呼ぶマユカ。お姉ちゃんの件に甘美な響きとウットリするつぼみ。『何々?』と聞き返す。
ウソつかないって約束すればプリキュアが会いに来てくれるか聞くマユカ。勿論とつぼみが答えると、だったらもうウソつかないと言い出す。

なら約束と言う事で指切りげんまんをする2人。

その夜のプリキュア集会。えりかは『え~、そんな約束しちゃったの~?』と言う。
皆に頭を下げ協力をお願いするつぼみ。
つぼみらしいと賛成するいつき。ゆりも付き合うとのこと。えりかもしゃあないと言いつつ賛同。只管お礼を言うつぼみ。ニッコリ薫子ばあちゃんとスヤスヤ妖精ズ。

コンビニ前にてケーキ販売をしている男性。カップルを見て自分も彼女欲しいとか思いながら自分にはプリキュアが居ると自分を励ます。

プリキュアLOVEな事にムッとするクモジャキーとコブラージャ。実は彼の背後に居たり。うろたえる彼は勿論、2人の犠牲者。
クモジャキーにココロの花を強奪される。デザトリアン製作はコブラージャの担当。本日の標的は雪だるま。

ここでアイキャッチ。


約束の時間はもう間近。いつきが遅いと心配する薫子ばあちゃん。いつき以外は全員集合済み。
もう約束の5時が過ぎると焦るえりか。すると『大変でしゅ~』とポプリがやってくる。ポプリ、ドアに激突しえりかダウン。
ポプリの報告によるとデザトリアンが現れサンシャインが1人で戦っているとのこと。
どうしようと困るえりかに『決まってるでしょ。被害者を救出するのが先決よ』と言うゆり。マユカを気にするつぼみにも『さぁ行くわよ』と言う。
『マユカちゃん・・・』と気にするつぼみ。

デザトリアン『カップルなんか~嫌いだ! クリスマスなんか嫌いだ!』と言いながら体から雪球をとばして攻撃。街を破壊する。
サンシャイン、ゴールドフォルテバーストで破壊された破片を相殺する。

サンシャインは続いて回し蹴りを繰り出すがコブラージャに受け止められる。『1人で頑張るじゃないか』とサンシャインを左手で殴り飛ばす。
着地するサンシャインを上空から不意打ちするクモジャキー。避けるサンシャイン。
続けて放たれたクモジャキーのパンチラッシュも避け続ける。が、背後に現れたコブラージャに首を絞められ羽交い絞めにされてしまう。
『サンシャイン、コレで終わりぜよ!』と拳を構え迫るクモジャキー。目を瞑るサンシャイン。

ここでムーンライト到着。クモジャキーの拳を受け止め『たった1人によってたかって感心しないわね』と言う。
そのままクモジャキーを蹴り飛ばし、驚いているコブラージャも回し蹴りで蹴り飛ばす。

で、デザトリアンはと言うとブロマリのクリスマスインパクトで吹き飛ばされダウン。
所詮、デザトリアンではここまでと察したコブラージャ。ならば見せてやるぜよと言うクモジャキーの言葉によりダークブレスレット発動。


2人がかりと言う事で目が二つ。刺々しい雪だるまに変身するデザトリアン。口から吐く吹雪の威力は強烈でプリキュア4人を吹き飛ばす。
続いて右手のツリーを振りまわして地を這う冷凍エネルギーを発射し足止め。更に体から発射した氷柱マシンガンで4人を氷漬けにしてしまう。巨大な氷塊に閉じ込められる4人。

約束の5時を過ぎてもプリキュアは現れない。つぼみとの約束を思い出し『プリキュア・・・来てくれるよね』と言うマユカ。
やっぱりウソと思うポチャ男子。その言葉に歯を食いしばりプリキュアは絶対に来てくれると言うマユカ。
その様を見ていた薫子ばあちゃん。マユカにクリスマスプレゼントをあげたい。頑張ってるつぼみ達の為にも力を貸してとコッペ様に頼む。

氷漬けになったブロッサムの心配をするシプレ。迫るデザトリアン。
『プリキュアも終わりぜよ』と言うクモジャキーを止めるコブラージャ。メインディッシュはもっとゆっくり楽しむものと言う。その前にサラダを頂こうと提案。
もっと暴れて人間共のココロの花を枯れさせようと言う事かと察するクモジャキー。話に乗る。
竜巻状に変身し植物園前のクリスマスツリーを発見。『あれを頂くぜよ!』と急行する。
帰ろうかと思うマユカの友達。マユカごと猛烈な吹雪に襲われる。そして、デザトリアン着地と同時に吹き飛ばされる。
怯えるマユカ達。このツリーを倒せばさぞや多くのココロの花が枯れると楽しそうなコブラージャ。
見ている薫子ばあちゃんはペンダントを掴む。『行くぜよ~!』と叫ぶクモジャキー。
プリキュアに会えます様にと言う短冊とブロッサムのアップ。


デザトリアンの拳は振り下ろされるが壁みたいな物に阻まれる。その向こうには見慣れぬ影。頭を庇っていたマユカも気付く。
そこに居たのは見た事もないプリキュア。友達一同もあんぐり。驚きを隠せないコブラージャ。勿論クモジャキーも。
プリキュアが構えると壁に入った縦横の線に従ってデザトリアンは圧縮されていき、クモコブも自由を奪われる。
先ほどまで大きかったデザトリアンはキュアフラワーより小さく潰される。プリキュアが手を振り上げるとデザトリアンは消え地上へ落下。
上半身、地下に埋まる。
スゴイと思うポチャ男子。『でも、なんてプリキュア?』と言う女子。ブロマリでも無いと思う眼鏡男子。

私の名前は
『聖なる光に輝く一輪の花。キュアフラワー』
と名乗るキュアフラワー。

キュアフラワーと聞いて『キュアフラワーだと? デューン様を破ったと言う伝説のプリキュアかっ!?』と聞くコブラージャ。
『面白い。望むところぜよ!』と言うクモジャキー。マユカ達を安全なところへとコッペ様に命じるフラワー。マユカを連れて行くコッペ様。


吹雪を口から発射するが全て避けられるクモコブ。フラワーは一枚の花弁を取り出す。すると、周りを球体バリアが包む。吹雪は全く突破する気配が無い。
『プリキュアフラワーキャンドル』とフラワーが叫ぶと大地に円が書かれデザトリアンを背中から転んだ状態でぐるぐる回す。
目を回すいているクモコブ。
続いて『プリキュアフラワーカーニバル』と叫んだフラワー。すると、浮遊させられているデザトリアンの周りに4つの光が飛ぶ。
それは花となり中からキュアフラワーの光の分身が現れる。そして、中にいるクモコブを4体でリンチしてたり。
左右から2人の分身にキックラッシュを浴び、分身が離れた隙に他の2人からジャンプパンチを食らうクモコブ。
そこからパンチラッシュの後、蹴り飛ばされフィニッシュ。終始圧倒されるクモジャキー&コブラージャ。
デザトリアンは凄い勢いで地上に墜落。動かないデザトリアン。

ハァと一息つくフラワー。背後にやってきたコッペ様にもたれ
『今の私にはコレが精一杯。フォルテウェーブさえ使えないもの』と言うキュアフラワー。後ろを向いて皆を迎えに行こうと続ける。頷くコッペ様。
飛んでいくキュアフラワーを見ているマユカ達。マユカあんぐり。

『ココロの花よ。プリキュアを戒めから解き放て』と言うキュアフラワー。すると、ハートキャッチプリキュアは解放される。
『話は後』と言うフラワーは追ってきたデザトリアンの撃破を後輩に託す。


その言葉に従ってハートキャッチオーケストラで撃破。クモコブ逃亡。

元に戻ったが、まだ意識が戻ってないオタ青年に対しクリスマスカードをプレゼントしたハートキャッチ組。

『おばあちゃん!』とフラワーに抱きつくブロッサム。『あらあら』と言うフラワー。『ブロッサムは甘えん坊です』と言うシプレ。笑う他の3人。

マユカに謝る眼鏡男子。他の2人も頭を下げる。謝らないでと言うマユカ。ホントにプリキュアと友達だった事に驚くポチャ男子。
その言葉に反応するマユカ。ブロッサムの方を見る。合図を送る様にニッコリ顔なブロッサム。
友達の方へ顔の向きを戻し首を振ってウソだったと話すマユカ。
プリキュアは私のお願いを聞いてくれただけ。ウソをつくつもりは無かった。本当は皆と仲良くなりなかった。
と本当の事を話す。謝るマユカ。
友達の女の子は
『何言ってんの? マユカちゃん。私達マユカちゃんのこと、ずっと友達って思ってたよ』と言って男子2人に同意を求める。頷く男子。
横からマユカに近寄って座り、嬉しそうにマユカの体を揺らすブロッサム。
ブロッサムの方を向いて涙を浮かべながらもニッコリなマユカは頷く。

手を振る子供達にを手を振り返し見送るプリキュア達。
『でも、おばあちゃんが変身するとはな~』と言うマリン。『今はキュアフラワーよ』と言うフラワー。笑うブロマリ。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・))


が、背後の気配に気付く。背後に居たのはデューン。
笑いながら『久しぶりだねキュアフラワー』と言う。
『デューン!』と言ったフラワーの言葉に『彼が砂漠の王?』と驚いた様子のムーンライト。他の3人も勿論、驚きを隠せない。
突然の強風に見舞われるクリスマスツリー周辺。1対5の対峙カットにて

~おしまい~

~今週のまたみてね~

ひょっとして最後までこのまま?

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