(2010年12月26日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:黒田成美&広嶋秀樹 作画監督:奥山美佳
穴掘りえりか
2010年最後のハトプリン。
去年と同じタイミングで世界の危機話。
今年はよりシャレにならない危機かと。
中盤のアレはハトプリンだけの特徴ですね。
でも、私のあずさおらへんやん!(ぁ
コッペ様、怖過ぎる!
収録DVD
(43~44話同時収録)
アバンタイトルは前回の流用なのでカット。ラストのデューン登場に驚く場面から最後まで。
『会えて嬉しいよ。キュアフラワー』と不敵にニヤつき言うデューン。表情が怖くなるキュアフラワー。
50年前にハートキャッチミラージュで封印した自分の力を今こそ返して貰うと迫るデューン。
フラワーの前に立ちはだかり『そんなのお断りです』と言うブロッサム
。『大体、砂漠の王って言ったって全然迫力無いじゃん。なのに何か偉そうに喋っちゃってさ~』と言うマリン。
軽く鼻で笑い『随分威勢が良いな』と返すデューン。赤い稲妻の様なエネルギーを帯び『さぁ、誰からだ?』とニヤつきながら言う。
先鋒はムーンライト。突撃パンチから踵落とし、蹴り上げと続けるが全て避けられる。
バック転で避けている横からサンシャインがパンチを入れるが防御される。続いて打たれた裏拳と延髄蹴りも防ぐデューン。
その背後に現れ蹴り上げるマリン。これは防がれたがパンチで殴り飛ばすマリン。
吹き飛ばされ体勢立て直す隙にブロッサムが上空からブロッサムインパクトを繰り出す。命中。砂埃に包まれるデューン。
もしかしてやっつけたと喜ぶマリンだが、直後に砂埃は赤い稲妻により吹き飛ばされる。
稲妻はブロマリを襲う。マリンは避けたもののブロッサムは吹き飛ばされ一部消滅した林の跡地にて気絶。
ブロッサムの心配をするマリン。デューンは『他愛も無い』と肩の埃を払う。
そして『行くぞ!』と言う掛け声と共にムーンライトの前に一瞬で現れ、赤稲妻の巨大光線でムーンライトを包み込む。ムーンライトはゆりに戻ってしまった。
フラワーと一緒に心配するマリサンもデューンの一撃の前に変身を解かれてしまう。『愚かな奴らめ』と余裕の少年顔なデューン。
『もう止めてちょうだい!』と叫ぶフラワー。反応するデューン。フラワーの前に立ち、キュアフラワーに手出しはさせないと言うブロッサム。タクトを構え
挑むが、先の3人が一瞬で敗退したデューンに叶うはずも無く、人差し指からのエネルギーの前にマサムと同じ運命を辿る。
『つぼみ!』と言うフラワー。『さぁ、行こうか? キュアフラワー』と手を差し出し言うデューン。
瞬間移動で現れデューンに踵落としをかますフラワー。その後は暫く互角に戦うが、赤いエネルギー攻撃の前に薫子の姿に戻されてしまう。
コッペ様、猛獣みたくぶちキレてデューンに向かうが一撃で敗退。デューン『妖精ごときが生意気な』と一言。
薫子ばあちゃん『コッペ・・・』と言って気絶。その上空を惑星城が飛来。中から『お迎えにあがりました。デューン様』と言うサバーク博士。
惑星城下部からの突起から出た光により内部へ抱きかかえた薫子ばあちゃんと一緒に入るデューン。
『ダメ・・・おばあ・・・ちゃん』と気を失うつぼみ。
で、サブタイトル。
惑星城から地球を眺めるデューン。『覚えているかキュアフラワー。かつて私とお前が戦ったこの場所を』と言う。
驚く薫子ばあちゃん。黒煙が晴れると中からココロの大樹が登場。いきなり右方へ登場しペンダントを奪うデューン。
『何をするの!』と言う薫子ばあちゃんの前で『私の力を返してもらおう』とペンダントを粉砕する。赤い光の柱が現れたかと思うと
デューンは背が大きくなった。驚いてあんぐりの薫子ばあちゃんの前でココロの大樹へ左手を伸ばし拳を握るデューン。
すると、ココロの大樹のバリアが粉砕される。驚く薫子ばあちゃんを『来い!』と連れて行く。
無理矢理だったのか気絶した薫子ばあちゃんは目を覚ます。立っているけど・・・アレ? どういうこと?w
その後ろにて『見るが良い。ココロの大樹が枯れる瞬間を』と言うデューン。『お止めなさい!』と叫ぶ薫子ばあちゃん。
が、やめる筈も無く『お前が後生大事に守ってきた物を全て滅ぼしてやる』と言うデューンの掌から放たれた赤いエネルギーにより
ココロの大樹はモノトーンへ変色し倒壊。『何と言う事を・・・』と信じられない様子の薫子ばあちゃん。
『ココロの大樹は滅び、これで地球を守るものは無くなった。さぁ、地球の終わりだ』と言うデューン。
地球にはデザートデビルが現れ、逃げ惑う人々。凱旋門を含めあらゆる物が砂漠化する地球。
『人間どもよ』と言う声に足を止める人が居たり。
『お前達の地球が我々砂漠の使徒によって征服された。海も川も森もお前達人間も全て砂に埋もれるが良い!』と街に残った街頭モニターを通して言いつつ笑うデューン。
地球は砂漠だらけに。『地球が・・・』と信じられない様子の薫子ばあちゃん。
夢を見たのか『おばあちゃん』と言うつぼみ。シプレの呼びかけによって目を覚ます。
同じく目を覚まし『あれ? あたしなんでここに?』と言うえりか。あんぐりゆり。
コフレ『大変です』と言い出す。どうしたのか聞くゆり。ココロの大樹が枯れたと知らせるポプリ。守りきれなかったといつきに泣きつく。
ココロの大樹が枯れてしまったと言う事は・・・と察するゆり
4人とも外へ出る。外は見る影も無い砂漠。
『デューンの仕業ね。この温室だけはコッペ様が守ってくれていたんだわ』と言うゆり。
思い出した様に『お母さん・・・!』と言って走っていくつぼみ。後を追うえりか。いつきも。
『コッペ様、ここをお願いします』と言ってゆりも去っていく。コッペ様無言。
学校も傾き埋もれている。
ゆり、埋もれた自宅を見て『お母さん!・・・そんな・・・』とショックを隠せない。
いつきは祖父と兄を呼ぶ。が、返答は無い。すると、庭に見慣れぬクリスタルを発見。近くで見るなり『コレは・・・』と言ういつき。
(後でどう言う事か発覚)
えりかのフェアリードロップも埋没。涙目で『何なのよもう~!』と掘り返すえりか。コフレ、同情の目で『えりか・・・』とションボリ。
当然、つぼみの家も例外ではない。ガックリ膝を突く。落ちている商品と思しき花を拾うが風化してしまう。
『酷い・・・酷過ぎます』と泣き出すつぼみ。『つぼみ・・・』と心配するシプレを抱きしめる。
『私は・・・一体どうしたら』と泣くつぼみと抱かれるシプレ。埋もれたつぼみ宅前のそんな2人。
ここでアイキャッチ。
ゆり曰く、無事なのはここだけらしい。『はい・・・』と答え落ち込むつぼみを心配するえりか。ゆりの勧めにより中に入る事に。
すると、人影と足音。人影に至ってはかなりの数。えりか、振り返るが誰も居ない。どうしたのか聞くいつき。何でもないと返すえりか。
そのまま植物園に入ろうとするえりかを呼び抱きついてくる誰か。そう、もも姉である。えりかも驚きを隠せない。心配したと泣きながら喜ぶもも姉。えりか半泣き。
『これって一体・・・』と驚くいつき。すると『花咲~!』と聞き覚えのある声。
その声の主である番とゆりを呼ぶハヤト。彼らを筆頭に見覚えの有る面子が勢ぞろい。
ちなみに皆、一度はデザトリアン化した人ばかり。コレには3人とも驚かずにはいられない。
『ハヤト君、無事だったのね』と言うゆり。頷いて『もう大丈夫。ゆり姉ちゃんには俺がついてるから!』と言うハヤト。ありがとうと言うゆり。
自分を撫でるさつきに『お兄様、僕は・・・僕は・・・』と言ういつき。
『心配させたみたいだね。でも大丈夫。それよりもそんな顔をしているいつきの方が心配だな』と言うさつき。
涙を拭い僕は大丈夫と言ういつき。それを見てニッコリ顔で『うん! その笑顔だ』と言う。
ボーッとしているつぼみの前で手を振り『つぼみちゃん? どうしたの? ボーッとしちゃって』と言うななみ。
花咲らしくないと言う番。
『皆さん・・・どうして? 他の人は皆クリスタルになってるのに』と言うつぼみ。
※先のいつきが驚いたのはコレ※
両者の間から突然出てきて『花咲さん! あたし達の心はそんなに柔じゃないよ』と言うかなえ。
『そうそう、こんな事でめげてたらプリキュアに怒られちゃうよ』と言うななみ。
プリキュアの件に反応するつぼみにプリキュアは強い心を皆に教えてくれたと言う番。きっと、今も何処かで世界を守ろうと頑張っていると彼は言う。
俺達だって頑張らないとと張り切る番。同意のかなえとななみ。
後ろから『花咲さん』と呼ぶ声。振り返ったらば花に顔が埋まるつぼみ。謝るアヤ。自分が育てた花で綺麗に咲いたから見てもらおうと思ったらしい。
『あや先輩・・・』と言うつぼみの頭から、さっき埋もれた際に残った花弁が落ちる。
ここで
『人間は1人1人心の中に自分だけのココロの花を持っているの。その花は種類も色も違っていてね、同じものは一つも無いの』
と言う薫子ばあちゃんの言葉を思い出すつぼみ。
この場でも明るく元気そうな皆を見て、その言葉をの意味を感じる。
ここで自分の挫けそうだった自分の心に堪忍袋の緒が切れたと言うつぼみ。あー顔な一同と驚くえりか。
『皆さんの心が希望を失わない限り、プリキュアは決して諦める事はありません』と言うつぼみ。
同意と言いたい顔のえりか、いつき、さつき兄。そしてゆりも。
が、ここで聞き覚えのある唸り声と共にデザートデビル発見。破壊光線による爆発を見て逃げる生存者達。
『皆さん、早く中へ』と言うつぼみ。仲間に『私達は4人ですが、でも4人じゃありません』と続ける。
『あぁ、心は皆と繋がっている』と返すいつき。『よおし。こうなったら絶対負けらんないっての!』と張り切るえりか。
『行くわよ、皆!』と言うゆりの言葉で〆て4人変身。
今更4人集合バンク・・・。遅いよ・・・毎回貼り付け大変だったぞ!
『シプレ達も変身です~!』と言うシプレを筆頭にマントに変身する妖精達。
『行きます!』と言うブロッサム。もの凄いスピードで攻撃する4人。マリンだけ殴り飛ばされるが、逆に立ち向かって顔を蹴り上げる。
すぐさま体勢を立て直し目からの破壊光線を出そうとするデザートデビル。怯むマリンだったがサンシャインがバリアで防御。
光線の軌道は逸れ、辺りの廃墟を破壊する。ブロッサムの滑空パンチ命中。衝撃で右手をつくデザートデビル。
この隙をムーンライトが逃さず左パンチで空中に殴り上げ。瞬時に背後に回り地上へ叩き落す。
見ている生存者達。『いいぞ~、プリキュア~!』と応援する番。アヤも『頑張って、プリキュア』と言う。
キレたかの様に体の触手を伸ばすデザートデビル。マリンは慌てて逃げるがサンシャインは右パンチでカウンター。
ブロッサムは巧みに触手の体当たりを3回連続で避ける。ムーンライトに至っては瞬間移動で避ける。
触手に追いかけられるマリン。後ろには追う触手、前には立ちはだかる触手が。激突する両者。
目を回す触手と『お!?』と逆さまに落ちながら反応するマリン。
ムーンライトは噛み付きを触手に向かって誘発し、自身は姿を消してダメージを与える。怯むデザートデビル。
その隙に頭頂部に現れ、回転し下りながら勢いそのままに腹部へ強烈な踵落としを入れる。ビルへ激突するデザートデビル。
ブロサンがダブルインパクトを繰り出す。ソレはビルへ激突。両断されたビルの上の方がデザートデビルへ落ちて下敷きになる。
この隙にハートキャッチオーケストラで撃破。
見事、消滅。
ココロの大樹を救う為にもすぐに薫子ばあちゃんを助けに行こうと言うムーンライト。
ブロッサム、薫子ばあちゃんを助けるためならなんだってできると言う。『でも、一体どこに?』と気にするサンシャイン。
すると、久しぶりの花弁ヒラヒラ。現れていたコッペ様は上空を指差す。
『コッペ様?』なマリン。『もしかして、あそこにおばあちゃんが居るんですか?』と聞くブロッサム。
答える様にマリンを掴み背中に乗せるコッペ様。
『コッペ様も一緒に行ってくれるとか?』と言うサンシャイン。当然、無言のコッペ様。
『目指すは敵のアジト。いざ、しゅっぱーつ!』とノリノリで空を指差すマリン。
すると、後ろからプリキュアを呼ぶ大勢の声。振り返るブロッサム。
皆さん改めて勢ぞろい。
『頑張ってください!』ともも姉、『どうか、ケガをしない様に』とさつきが言う。
『はい・・・』と珍しく照れるマリンと『ありがとうございます』と返すサンシャイン。
アヤ『皆で無事を祈ってます』とニッコリ顔で言う。『はい!』と答えるブロッサム。
ここで何故か下から現れたかなえから『よかったら皆さんの写真、撮らせてください』とのお願い。
返答を聞くかの様に仲間の顔を見るブロッサム。皆、OKの様だ。『はい、喜んで!』と快諾するブロッサム。
写真を撮った後、出発する4人。手を振って見送る生存者達。
4人は凄いスピードで雲の上を飛ぶ。
『必ず、私達が助けます。どうかそれまで、待っていてください!』と心の中で言うブロッサム。
そこから更に上に向かって飛んでいく。
惑星城では報告を受けたデューンが『プリキュアが近づいている?』と言ってたり。
『ココロの大樹は枯れた筈。妖精もプリキュアも何故生きている』と不思議そう。
ココロの大樹は完全には枯れていないと言う薫子ばあちゃん。反応してちょいムッとするデューン。
『希望に溢れた心を持つ人がまだ残っていると言う事よ』と言う薫子ばあちゃん。
『デューン様。プリキュアが惑星城に着く前に必ずや我々の手で始末します』と言うサバーク博士。
その言葉に振り返る薫子ばあちゃん。『あぁ、任せたよ』と返すデューン。
『そんなことさせないわ!』と言う薫子ばあちゃん。『プリキュアの最期をお前も一緒に楽しむがいい』と言うデューン。
『デューン・・・』と怒りをこめて呼ぶ薫子ばあちゃん。
『プリキュアが消えれば人間は絶望し、自ずとココロの大樹も枯れ果てる』と笑いだすデューン。
その頃、プリキュアは宇宙を飛行中。ボーッとしているスナッキー達の上に落ちてくる。
そして、その混乱に乗じ襲撃。マリンもマジモード。コッペ様も何時になく暴れまわる。パンチ、キックに薙ぎ払い。
スナッキーの頭を鷲掴みにするその顔はまさにバケモノ。スナッキーが持っていた棒を落とす。
無論、ムーンライトも裏拳、サンシャインもキックで大暴れ。ブロマリもダブルパンチを繰り出す。吹き飛んだ2体のスナッキーが大群にストライク!
キメて立つ4人を見てプリキュアを気付いたスナッキー達。惑星城は目の前。
『あそこに薫子さんが居るんだね』と言うサンシャイン。『皆、ここからが正念場よ』と言うムーンライト。『纏めてかかってこい!』と言うマリン。
マリンの言葉を聞いてか『気合は十分だよ』と言うサンシャイン。
『絶対におばあちゃんを、そして皆を助けて見せます!』と言うブロッサム。その言葉と同時に惑星城へ向かって走り出す4人のカットで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
ひょっとして最後までこのまま?
第46話『クモジャキー!コブラージャ! あなたたちを忘れません!!』
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