(2017年10月28日公開)
脚本:村山功 監督:土田豊 作画監督:大田和寛 総作画監督:爲我井克美
頭突き
MHから恒例となっているプリキュア映画の第15弾。
今回はハートキャッチ以来のパリ。
まぁ本編にパリは出てましたけどね。
(ちなみにこうやって現実の地名が出るのもハトキャ以来、オールスターを入れればNS1以来)
本編見た方ならご存じだと思いますが
37話と繋がってる話。
映画を見た第一印象は今までになく明るい展開。
私はこういう話の方が好き。
前作『魔法つかいプリキュア』の面々が登場。
勿論、初の試み。
こういうクロスオーバーはジャンジャンやってほしいかも、前年キャラだけでもいいから。
DVD
(左かDVD通常版、特装版、BD特装版)
サウンドトラック
黒からフェードイン。
沸騰している湯・・・ここはキッチン。コンロの火アップ。
『素晴らしい。これだ、これぞまさに究極のスイーツ』と言う誰かは雷光バックに『トレビアーン』と叫ぶ。
夜中に響く声。
生地をかき混ぜてる誰か、型に投入し焼き上げる。デコレーションしてるのはシエルだったりする。
『パルフェ』と納得。
完成し専用フレームスイーツに『名付けてカヌレ・デュ・ジャポン』と命名。
『おお~』とギャラリーから歓声が。
『ボナペティ、召し上がれ!』と言うシエル。
食べてウットリ『トレビアーン』なお客さん達。
『メルシー』と感謝シエル。
店内は客で一杯。
『メルシーボクー』と言うゆかあき。
『すごいジャバ、大盛況ジャバ』と長老、『シエルのキラキラルもすごいペコ』とペコリンが感心。
『そして何よりすごいのは』と整列いちか・ひまり・あおい。
『ここがスイーツの本場』とあおい、『パリだと言うことざんす』といちか、『エッフェル塔高いです!』とひまりがそれぞれ言ってる。
『シエルさん、来週開催の世界パティシエコンテストに出場すると言う噂ですが?』と記者が聞く。
『その通り、世界的なコンテストで私は更に高みを目指します。出るからには勿論、優勝します』といちかがボード持ってくる横で語るシエル。
『しかし、このコンテストはチーム戦です。シエルさんがいかに天才でも・・・』な記者に
『ノープロブレム。キラパティには優秀なパティシエが揃っています。例えばこの宇佐美いちか』と返す。
『ウィ!』と反応いちか
『ジュ・マペール・いちか、あう!』と張り切って麺棒クルクルするものの、前方に落としてしまう。
『うぅ・・・ちら』と顔を上げるとキョトンとした顔でこちらを見てる一同。
『ボボボ、ボンジュール!』と慌てるいちか。
『任せて!』とフォローシエルに『うぁ』。
『さ、デコレーションお願い』と頼むシエル。
『完成、くじゃくロールケーキです』と専用フレームで紹介いちか。
『わお、トレビアーン!』な少女に『あ! ウィウィ、とってもセボンですよ!』とご機嫌。
『シエルちゃん、ナイスフォローだね』とあきら感心。
目を光らせキラパティの近くに何かが落ちてくる。
地震に怯えて逃げる客達。
『皆さん、落ち着いてくださーい!』と声かけあきら、『何事?』なゆかり。
外に出た一同の前に立つは巨大な泡立て器。
『何これ?』なあおいに『泡立て器でしょうか?』と続くひまり。
『アワー!』と触手攻撃。
『何者だか知らないけど』とシエル、『私達のスイーツ作りじゃ邪魔させない!』といちかが言う。
『うん!』と頷くひまあおとゆかあき。
で、変身。
突撃してくる泡立て器をキラキラルで受け止めるショコラ。
跳ねるように上へ向かう泡立て器。
エッフェル塔を駆けあがるカスタードとジェラート。
『ふっ!』とジェラート、『はぁ!』とカスタードが塔を蹴って飛ぶ。
取っ手に掴まる2人。
マカロンがキラキラルで拘束するが横に高速回転したので2人が目を回す。
結局、2人は吹き飛ばされ高速キラキラルも消滅させられてしまう。
2人はパルフェが空中でキャッチ。
ホイップ、キラキラルを飛ばすが避けられ『避けた!?』と驚く。
空中でキラキラルと触手で戦うパルフェと泡立て器。
接近戦になるが、泡立て器はニッコリして『はっ!?』となるパルフェ。
この隙にデコに何かを埋め込まれ発煙。
そのまま墜落して砂塵発生。
『パルフェ!』と心配ホイップ。
『いたたキラ、何が起きたキラ?』と言葉遣いとシルエットがキラリンなシエル。
『パルフェ! その姿・・・』なショコラ。
『キラ?』なキラリン。
『う~ん、うん? うん?』と顔をモミモミ、尻尾を見て股から後ろを見て『キラリンになってるキラ~!』と絶叫。
『キラ、キラ・・・』とレインボーリボンすら満足に持ち上げられない。
そんな間に『アワ!』な泡立て器の着地振動に浮かされ『ああっ!』。
『あ、パルフェ!』なホイップ。
『パルフェエトワール!』と赤面顔で唱えるも
出てくるはショボイ光ドーナツばかり3連発、地面で消滅。
そんなことしてる間に『アーワと』触手でツンと突かれ突き飛ばされ『キラー!』。
『アワ~』と嬉しそうに飛び去る泡立て器。
『パルフェしっかり』と心配ホイップ、『これは一体?』なカスタード。
『キラ~』とグロッキーパルフェ。
というわけでOP開始
セーヌ川、凱旋門、大聖堂、ルーブル美術館背景にスタッフクレジット。
街中カットでタイトル登場。
商品渡しいちか、絞り中のひまり、加熱調理あおい、接客ゆかあき。
千手観音シエルだったが、ペガサススイーツが崩れて無しにしたいポーズ。
その後もコケるわスイーツはくっつくわコゲるわ。
いちかに誘われ気分転換にみんなでお出かけ。
楽しそうに走り、ゆったり歩いたり。
お店通り。
ウインドウに顔が当たってあんぐりいちかにジト目シエル。
オシャレカフェでお茶やスイーツに舌鼓の6人。
あおいに言われシエルを見るいちか。
夕方のキラパティ。
目光千手観音、チョコハート完成で拍手で感心するいちか達だが手が止まる。
ハートチョコ、皹入って粉々に。
OP終了。
『あれ?』なシエル。
かき混ぜながら『パティシエコンテスト? それがどうした? 今、忙しいのは分かっているだろう? 何、日本の天才少女?』と言う男性の声。
反射越しに頷く怪しい影。
男性が見た記事にはシエルの写真・・・『キラリン』と正体を知っている。
川沿いの大きな建物。
ドレスアップしているいちか達。
『すごいパーティーですね!』なひまりに『うん、美味しいね』ないちか。
『みんなコンテストの出場者なの?』と聞くあおいに『そう、私達のライバルよ』と教えるシエル。
いきなり登場、まほプリの面々。
『パーティ、ワクワクもんだあ!』なみらい。
『モッフー(はー!)』なモフこと。
(モフルンがどう見ても盗人)
『ちょっと、ワクワクしてる場合じゃないでしょ』と耳打ちリコ。
『むぐ!』と呑み込みらい。
『そうそう、私達には大事な使命があるんだ』とスイーツは手放さず怪しいリコについていく。
盗人モフルンの後を『はー、まだ食べ終わってないのに』とこちらもスイーツ抱えてついていくことは。
『あら、あの人』なゆかり、『ん?』なあきら。
髭の男性を見て『バイエルンのナンバーワンパティシエよ』と気付くゆかり。
『へぇ、そう言えば雑誌で見た事あるね』と思い出すあきら。
『彼だけじゃないわ、この会場内は一流のパティシエばかり。見て、勝負はもう始まってるの。負けられないわよ』と紹介してヤル気満々シエル。
『シエル、調子悪そうだったけど』と気付くいちか、『はい!』なひまり。
『ヤル気満々だし』なあおいに『あれなら大丈夫だね』ないちか。
『ふん、パティシエコンテストだと?』バラ頭アップ。
シエル横顔で『まさかお前がこんな大会に出場するとはな』なシエルに言う男性の声。
バラ頭コック帽。マヌケなSEで男性の顔にカメラ移動。
『ん?』ないちか達、『なんだ?』なあおい。
歩いてる彼にざわめく建物内の人々。
『ジャン・ピエール・・・』と呼ぶシエル。
気にするゆかりと『知り合いかな?』なあきら。
いきなり顎に触ったので『うわぁ!』と驚く中学生組。
『え!』とあきらもビックリ。
容赦なく頭突きをかますシエルを『お前から漂うクリームの香り。マトモなスイーツを作れていないな』と見抜くジャン。
『あ!』と驚くシエル。
と言う訳で夜の道。
『改めて紹介するわ。この人が私がパリにスイーツ留学していた時に、お世話になったパティシエ』と紹介シエル。
バラコック帽からカメラが下へ移動し『ジャン・ピエール・ジルベルスタインよ』と名前。
『随分沢山、助手を雇っているな』と言うジャン。
『助手じゃないわ、仲間よ』とシエルに訂正され『仲間?』。
引き気味な一同。
『それにしても素敵なお宅ですね・・・』と言ういちか。
パティシエの家とは思えない科学者みたいな家内装。
『これかわいいペコ』とミラクルライト発見ペコリン、『ペコリン!』と振り向くあおい。
『欲しければ持って行きたまえ。それは、私には小さすぎるのでな』と譲るジャン。
『メルシーペコ』と感謝ペコリン。
『相変わらず、スイーツの研究を?』と聞くシエルに『無論だ。だが相変わらずではない』と答えるジャン。
『え?』と振り向くシエルを瞳に映しながら『私は今、大いなる仕事に取り組んでいるのだよキラリン』と教える。
『大いなる?』なシエル。
『そうクック!』とジャンが持っている本から声が聞こえる。
本から小さな人が姿を現し『これは天才ジャン・ピエールにしかできない仕事クック』と言う。
『あ!』な一同、『妖精!?』ないちか。
『彼女はクック、お化けのパティシエだ』と紹介ジャン。
『よろしくクック』とドレスの裾を持ち上げるクック。
『以前、古いスイーツの本を購入したら、それが彼女の本だったんだ』と教えるジャン。
取り出した本から頭だけ出して寝てるクック回想。
『お化けってことは長老と同じ?』と聞くあおいに『お化けじゃないジャバ』と言う長老。
『見たまえ諸君、これがクックが書いた本だ』なジャン、『書いたクック!』なクック。
『私は一目でわかったよ。ここに書かれたレシピのスゴさが!』とページアップ。
『確信した。これこそ私が夢にまで見た、究極のスイーツに違いないとね』と言うジャン。
『究極のスイーツ?』と問うシエル。
『そうだ! 既に作業は着々と進んでいる。今こそスイーツに革命を起こすのだ』と憑かれ気味のジャン。
『起こすクック!』なクック。
『トレビアーン!』と横に反るジャン、『トレビアーン』と続くクック。
もう1度逆方向にやる両名。
『キラリン、ボケッとするな』とジャンに言われ『え?』なシエル。
『さん、はい!』とクックが音頭を取り
『トレビアーン!』とみんなで仲良くやる。
窓付近アップ。
『ところでさっき、私がろくなスイーツを作ってないって言ったわね』と聞くシエルに『ああ』なジャン。
『確かにここ数日調子が悪いの。でもコンテストが近いからどうにかしたいのよ』と言うシエル。
『よかろう。クレームパティシエールを作って見ろ』と指示ジャン。
『さすが話が早いわ。厨房借りるわね』と快諾シエル。
『シエル、手伝うよ』と言ういちかに『メルシー』と感謝。
『ん?』と目元が動くジャン。
『準備完了』ないちか、『では、始めましょう』と言うシエル。
一同パティスリー制服。
卵を掴むもスルッと落ちてしまい『あ』なシエル。
ここは『ペコ』とペコリンがキャッチし事なきを得る。
『はいペコ』と差し出すペコリンに『メルシー』と感謝。
じっと見ているジャンとクック。
『ねえ、シエルはどうしてジャン・ピエールさんの弟子になったの?』と聞くいちか。
『うーん、話すと長くなるけど・・・彼のお陰なのよ、今の私があるのは』と語りだすシエル。
『あれは私とピカリオがパリで修業していた頃』と回想。
カラスに追われているキラピカ『キラ~(ピカ~)』と逃げている。
『私達は人間のパティスリーをコッソリ覗いてスイーツを研究していたの。でも、人間に見つかっちゃって』と語りシエル。
夜まで追われていたキラピカ。
『あー、酷い目に遭ったキラ』とキラリン、『結局新しいパティスリーも見つからなかったピカ』とピカリオが愚痴。
『お腹空いたキラ』なキラリン。
『あ・・・クンクン、クンクン』と2人で何かの匂いを嗅ぎつける2匹。
『漂ってきた、甘い匂いに誘われて、私達はその家に忍び込んだの』と語りシエル。
2匹は見覚えのあるその家のドアを『わぁ・・・』と開け『わぁ!』驚く。
『そこには個性的なスイーツが並んでいたわ』と語りシエル。
机の上に無数の奇怪な形のスイーツ。
『スイーツの山キラ!』と驚くキラリン、『なんか不気味ピカ』な怪しむピカリオ。
キラリンが『食べてみるキラ』と言うと何やら物音がして『ん? キラ?』。
『しまった、待て! 待ってくれー!』と奥の積まれた袋とバットと鍋の中からジャンが登場。
キラリン掴まれ『わあ!』。
『頼む、家賃はもう少し待ってくれ!』なジャン。
『ギャー!』と絶叫しまたヘッドバッド、ネガアート演出。
二方向に飛んでいく2人。
『それがジャン・ピエールとの出会いだった』と語りシエル。
『彼は天才パティシエだった。けれど、その独特のセンスが受け入れられず、貧しい暮らしをしていたの』
とフレーム付きイメージカットを交えて続ける。
スイーツを食べようとする妖精姉弟に『そのスイーツはまだ研究中だ、食べてはならぬ』と待ったをかけるジャン。
『そんなキラ~(ピカ~)』な2匹。
かきまぜカットで『それでも、私達の為にスイーツを作ってもらえる事になったの』と語りシエル。
『そうかパティシエの修業を?』と復唱ジャン。
『時に、妖精と言うのは目は良いのか?』と聞く。
『良いキラ!』とキラリン、『人間並ピカ!』とピカリオが目を輝かせ返事。
『耳は?』なジャン、『耳も良いピカ』と耳を動かす両名。
『鼻は?』なジャン、『鼻も良いキラ』と鼻息を出す2匹。
『ならいい。スイーツを作る時は見た目は勿論、音や匂いを頼りに判断する事もあるからな』と教えるジャン。
『キラ(ピカ!)』な2匹。
『事件が起きたのはその時よ』といきなりシエルアップ。
夜、入口のドアが『ピエール! ジャン・ピエール!』とドンドン叩かれる。
驚く3名。
『何キラ?』なキラリンに『大家だ! 未払いの家賃を取り立てに来たのだ』と教えるジャン。
『うるさいピカ』と言うピカリオ電気が消えて『うわ!』。
『何キラ?』なキラリン。
『電球が切れた。だが、代わりを買う金が無いのだ!』と説明ジャン。
『真っ暗ピカ!』なピカリオ。
するとカラスが乱入してくる。
『なんだ!?』なジャンに『カラスピカ、こんなとこまで追っかけてきたピカ!』と説明ピカリオ。
『うるさいキラ、怖いキラ!』と怯えるキラリンに『しかも臭いピカ!』と続く。
『これじゃスイーツ作りどころじゃないキラ』と叫ぶキラリンだが『ノープロブレム』と言うジャン。
かき混ぜる音がして『え?』とキラリンが驚く・・・『まさか、こんな暗闇で調理を!?』と気付いた。
『ありえないピカ! 暗くてうるさい、しかも臭くて身動きもとれないピカ!』と信じられないピカリオ。
『甘いぞ!』の声に驚く2匹。
白目で
『暗くて見えないからスイーツが作れないなどと言うのは言い訳に過ぎぬ。スイーツの姿を把握していれば、見えなくても心の目で見える!』
と言うジャン。
キョロキョロキラピカ。
『心の目?』なキラリンに『同じく音は心の耳で、匂いは心の鼻で分かる!』と熱弁ジャン。
『心の鼻?』と聞き返すピカリオに『心の目でしかと見よ!』と目アップ。
左右にステップ、反って回避ジャン。
『あれは!』とピカリオ、『カラスを全て避けてるキラ!』とキラリンが気付く。
『避けながら!』とピカリオ、『ちゃんと調理を続けてるキラ』と驚く2匹アップ。
避けながら『当然だ、いかなる状況でもスイーツを作れなければならない、それがパティシエだ』とアップで熱弁。
ポーズまでとっちゃう。
『パティシエ!』とアップキラリン。
『その時、私は見たの。殆ど何も見えない部屋の中で踊る様に調理するジャン・ピエールの姿を』と語りシエル。
避け2連発、混ぜて、コネコネ、横回転。
『この人間、すごいキラ!』と心の中で思うキラリン。
完成品アップで『偉大なる古典、ミルフィーユだ』と名前を教えるジャン。
『あえてデコレーションはしていない。さぁ、ボナペティ』と勧める。
『戴きますキラ(ピカ)』なキラピカ、仲良く食べて2人で口から『あー!』とキラキラル大量放出。
朝陽がさしてきた。
『美味しいキラ!』とキラリン、『こんな美味いスイーツ初めてピカ!』とピカリオが感動。
ミルフィーユアップで
『信じられないキラ、あの状況でこんな美味しいスイーツを作れるなんて!』と感激キラリン。
『すごいピカ、この人間すごいピカ!』と思わず言うピカリオ。
目の前で回転してるジャン。
『尊敬するキラ!』とキラリン称え『決めたキラ、私は!』と両手合わせ『このジャン・ピエールに弟子入りするキラ』で自分と専用フレームジャンアップ。
キラリンはコネコネ、ピカリオはまぜまぜ。
『と言うわけで、私達は彼の邪魔をしない約束でここに通い始めた。ジャン・ピエールは殆ど私達には構ってくれなかったけど
人生のすべてをスイーツにかける彼の背中を見て学んだの』と語りシエル。
熱中ジャンを見て見合って頷くキラピカ。
『私達の伝説のプリキュアになること』と続けるシエル。
『だからまずは人間に変身する事を目標に毎日ひたすらスイーツ作りに取り組んだわ』
勉強、加熱まぜまぜ、完成品差し出し、麺棒コネコネ、差し出しに腕組ジャン、居眠りピカリオ、寝てるジャンに差し出しキラリン。
『う~ん』と唸って混ぜ混ぜキラリン。
周りの背景が消え、黒フェードアウト。
『そしてある日、遂に!』と語りシエルで『ああ!』と光を放ち人間になったキラリン。
『人間になれたの』と語りシエル。
シエルになった体を見ているキラリン、シエルを発見し衝撃を受けてるジャン。
『ジャン・ピエール! 見て、ジャン・ピエール! 人間!』と自慢シエル。
『ああ! このシュークリーム良い出来だ!』とそっちのけジャン。
『トレビアーン!』とジャン、『トレビアン!』とシエル・・・今回も2方向。
『誰だ君は?』と冷静な対応ジャン。
『キラ?』と素が出るシエル。
回想終了。
『へえ』といちか、『そんな過去があったんですね』とひまりが感想。
『さぁ、できたわ』と差し出すシエル。食すジャン。
クチャる彼に『どう?』とシエルが聞くが首は横に振られる。
『あー』ないちか達。
『はぁ・・・そう』と残念そうなシエルに『あぁ・・・』と何も言えない。
建物の外にて
『嘆かわしいなキラリン、調子が悪いなどと言うのは言い訳だ。単にお前がヘタクソだということだ。天才ともてはやされ堕落したか』
と酷評ジャン。
『そんなことは・・・』と認めないシエル。
『ならばなぜコンテストなどに出る? 自分の価値観と判断力を持っていれば他人の評価など必要ない。ひたすら自分の信じるスイーツを作ればいいのだ』
と言うジャン。
『でも、それじゃ』と食い下がるシエル。
『昔のお前はスイーツにのみ情熱を注いでいた。他人と群れたりせずな』と指摘され『群れるって・・・』と嫌そう。
『2人連れでも、あくまで自分1人の信念で動いていた』と続く指摘。
シエルにピカリオを置いてけぼりにした苦い思い出がセピア色でフラッシュバック。
『待って、それは!』と言うシエルに
『パティシエは茨の道だ! 頼れるのは自分の力のみ! 他人となれ合って居ては弱くなるだけ』とキツイ指摘ジャン。
『お前が調子を落とした原因は知らぬが、とにかく1人でやることだ。そしてかつての強さを取り戻すのだ』とあんぐりシエルに続ける。
1人先行するシエルを追う一同。
『シエル、何か言われたのかな?』と気にするあおい、『ずっと黙ったままですね』と察するひまり。
『シエ』と呼びかけいちかを『いちか』と止めるゆかり。
『あ?』ないちかに首を横に振る。
『今はそっとしておこう』と言うあきら。
水路の横に座ってるシエル、『調子が悪いなど~』と言うジャンの言葉を思い出す。
(卵キャッチペコリン、いちかフォローなシエル、語りながら調理回想カット)
『私、弱くなったの?』と水面に問う。
かき混ぜるキラリンな自分を思い出す。
『あ! ううんダメ! だってそのせいで』とぼっちピカリオ回想カット。
引きアングル。
翌朝、厨房のシエル。
『あっ! あ・・・』と焦がしてしまった。
残念そうな顔していると『やっぱりここに居た』とあおいの声。
いちか達がやって来た。
『みんな!』と言ってると『シエル、コンテストで作るスイーツを決めようよ』といちかに誘われる。
『コンテストの?』と聞くと
『そう、ミルフィーユはどうかな? ジャン・ピエールさんに作ってもらったって言うスイーツだよ。きっとコンテストでも喜んでもらえると思うんだ』
といちかから返って来る。
『いいね!』とあおいも同意するがシエルは顎に手を当て『うーん、ミルフィーユはちょっと・・・』と返答。
『ミルフィーユはとても難しいんです。時間もかかりますし』と事情説明ひまり。
『そうなの?』と返すいちか。
『待って、フィユタージュ・アンヴェルセ・・・あの作り方なら時間的にも、何とかなるかも!』と気付くシエル。
『ホント!?』といちか、『決まり!』とあおい、『みんなで試作してみようよ』とあきら、『いいわね』とゆかり、『やりましょう』とひまり
がそれぞれ反応。
(ペコリンのキャハハはあえてカット)
嬉しそうなシエルだったが『あ、でも・・・私は役に立たないかも』と両手見ながら言い出す。
『フッ!』とシエルの手を取るいちか。
『いちか・・・』なシエルに『ノープロブレム』とウインク。
『ウィ』と嬉しそうなシエルと『ウフ! じゃあみんな』と残りの4人に声かけいちか。
『レッツラクッキング!』と声を揃えるいちか達5人。
『まずバターを解すの。それから伸びが良くなる様に少し薄力粉を』と解説しながら混ぜ混ぜシエル。
だが薄力粉を容器を取ったところでデコの印が発動。
ペコリンが驚いてる中、シエルは容器を落としてしまい一同真っ白。
『シエル? あなたは指示を出す事に専念して』とニッコリゆかり。
『ウィー!』と鼻息出して快諾シエル。
『んしょんしょ』と麺棒コネコネいちかに『その調子よ』なシエル。
『粉と水を混ぜてデトランプを作る』と解説。
言う通り手で混ぜ混ぜあおい。
『できたらそれぞれ冷蔵庫で1時間寝かせるの』と解説シエル。
いちかが冷蔵庫へ移動。
スヤスヤいちか。
冷蔵庫前で目を瞑って待機してるシエルにあきらがティーカップを持ってくる。
ひまり・あおい・ゆかりは何やらお話し中。
一口飲んで『時間よ!』と泡髭顔で言うシエル。
『ウィ!』といちか、『わわわ』とペコリンが起きる。
『今度はデトランプをバター生地で包むの』と解説シエルの横で寝ぼけ顔で『んしょんしょ』と作業いちか。
『生地を伸ばす』と次の指導の頃には目を覚ましていたり。
『折る!』と続けるシエル。
『折ったら30分寝かせる』と言われ『え! また!?』と驚くいちか。
『ウィ、この工程を2回繰り返す』と解説シエル。
(早回しで起きてから一連の行動を流す)
『ぬぅ~、難しいと言うだけあるぅ』とソファーの上で倒れてるいちか。
『それじゃ温めるけど、時間は?』と聞くあきら。
『えーと』とスイーツノートを見るひまり。
『湿度が高い日本とは焼き時間が違うわよ』と教えるシエル。
『なるほど、勉強になります』と返すひまり。
オーブンの中覗いて『う~ん』とあきら、『香ばしくていい香り』ないちか。
『次はパイ生地で挟むクリーム生地作りよ』と解説シエル。
鼻歌歌いながら混ぜ混ぜゆかり、『ラズベリーバタークリーム、良いカンジだね』と評価あきら。
『ムフフ、こちらも負けてはおりませぬ』と余裕いちか、『クレームパティシエールも良いカンジです』とひまりが評価。
じっと見てるシエルを『シエル』と呼ぶいちか。
『え、何?』なシエルに『ねえシエル、これが出来上がったらジャン・ピエールさんに食べてもらおうよ』と提案いちか。
『彼に?』なシエルに『うん。みんなで作ったミルフィーユで今度こそ笑顔になってもらおう』と説明。
『いちかちゃん!』とひまりに注意され『ウィ!』と作業へ戻る。
嬉しそうなシエル『トレビアン』と目を瞑る。
完成品を見て『うん。あとはデコレーションさえすれば、パルフェ!』と言うシエル。
『ウフフ』ないちひま、『やったね』とあおいが嬉しそう。
『みんな、ありがとう』と感謝シエル。
『ん?』ないちひま、『元気出た!』な彼女に残りの3人と共に嬉しそう。
すると叫び声。
『あ!』と驚くいちシエ、『今の声は?』なあきら。
『他のチームの部屋からよ』なシエルが皆を連れて向かう。
部屋から変な音、室内でウネウネしてる物体に『何じゃこのケーキ!』ないちか、『膨らみ過ぎだわ!』とシエルが言う。
中から出てきたパティシエAを『ムッシュ』と呼ぶシエル。
『あ!』と気付き、『ああ・・・』なパティシエの持ってる容器を見て『まさか、あなたがその大量のベーキングパウダーを?』と察する。
『世界的なパティシエがこんなミスするなんて』といちかも驚きを隠せない。
すると別部屋から『来て、こっちも大変だよ』とあおいが呼ぶ。
振り向くゆかり。
凍った厨房。
『アイスを冷やし過ぎて、部屋ごと凍ったの?』と分析ゆかり、『そんなバカな』と信じられないあおい。
震えてるパティシエBを『大丈夫ですか?』と寒がりながら心配ひまり。
彼のデコにもシエルと同じマークは一瞬登場し消える。
『は!』なひまペコ、『今、おでこが』なひまりに『同じペコ』と言うペコリン。
『え?』なひまりに『シエルにも同じ模様が出てたペコ』とモノクロ風回想で教える。
『え!』と驚くひまり、『それって』とシエルが反応。
『アワ~』と泡立て器が登場、パティシエの前に立ちはだかっている。
怯えてるパティシエC。
『あ!』と部屋の外に出てきたシエル、『この前の怪物よ!』と先に廊下に居たゆかり。
『どうしてここに』とシエルが言ってると、泡立て器は頭部から泡を発射し破裂させる。
少量の煙が出て『あ!』とフラつくパティシエC、『ああ!』なシエル。
踊る様に振り向いた彼のデコにはあのマークが現れ消える。
『あ!』ないちシエ。
再度フラつき『あっ、ああ・・・』なシエルの前でパティシエCはズッコケ頭から薄力粉を浴びてしまう。
『やっぱり同じ模様ペコ』と気付くペコリン。
『ということは、シエルちゃんがおかしくなったのはあの怪物の仕業?』と察するひまり。
『アワ、アワ』とニッコリ笑顔でシャボン玉連発泡立て器。
『わー』と走って逃げる一同、ゆかあきは落ち着き顔。
『あれ、いちかは?』と心配シエル、『え?』と驚くひまり。
すると『お待たせ!』といちかが登場し『いちか』とシエルが呼ぶ。
『ミルフィーユ、折角作ったのに置いてけないよ』と持ってるミルフィーユアップ。
『だね』とあおい、『メルシー!』とシエルが言う。
で、お外へ逃げてきた一同。
『キャア!』と怯える通行人たち。
泡立て器もそっちへ向かったので『まずい!』と焦るあきら。
だが何も起きないので恐る恐る顔を上げる通行人2人。
『アーワ、ア? アー、アワー』と去る泡立て器。
『ああー!』と慌ててるペコリンと『何もしない?』なあきら。
『またこっちに来るペコ』と慌てて逃げたペコリンが銅像にぶつかりミラクルライトを落とす。
この光にいちか達へ迫っていた泡立て器が『アワ!』と怯む。
『う!』といちかも怯み、『何、この光』とシエルが言う。
怯える泡立て器、『貰った泡立て器ペコ』とペコリンが説明。
『これはミラクルライトジャバ』と長老がツッコミ。
『ミラクルライト?』ないちかに『このライトをあのお化けに向けるジャバ』と使い方説明。
『ペコー!』とペコリンが向けると嫌そうな泡立て器。
『お、いいぞ!』とあおい、『聞いてるみたいです』とひまりが効果に気付く。
『ペコー、あっち行くペコー』と横へ振り回すペコリン。
宙へ浮いて逃げていく泡立て器。
『やったー!』とあおい、『よくやったジャバ』と長老、『ペコ!』とペコリンが嬉しそう。
『あの怪物は何者なんでしょう?』と不思議がるひまり。
『通りがかりの人には何もしなかったし』とあきら、『パティシエを狙っていると考えるのが自然ね。しかも一流の』とゆかり、『だから、この前もシエルが?』とあおい
が言う。
『でも、もしそうだとしたら・・・』とシエルが何やら考える。
『ん?』ないちか・ひまり・あおい。
『ジャン・ピエールさんのことですか?』と察するひまり。
『怪物のターゲットとしてはマニアックね』と指摘ゆかりに『いや、用心に越したことはないよ』とあきらが言う。
で、ジャンの家へ。
突如現れ『どこへ行っていた』と聞くジャンに『それより、調子はどうクック?』と逆に聞くクック。
『急かすな、今いいところだ』とコネコネしながら返答ジャン。
『それは失礼クック』と何やら嬉しそうなクック。
『ジャン・ピエール!』とドアを勢い良く開くシエルに『3日待ってくれ!』と条件反射ジャン。
『ああ・・・』とシエル、『無事だ』といちかが嬉しそう。
『あの、ここに怪しい泡立て器が来ませんでしたか?』とひまりが聞く。
『大家じゃないのか』と今更なジャン、『それは何クック?』とクックが聞く。
『これ? これはみんなで作ったミルフィーユ』と説明いちか、『まだ途中だけど出来上がったら食べてほしいの』とお願いシエル。
『ミルフィーユを?』と聞くジャン、『どうせまた失敗クック』と嫌味クック。
『あ・・・』なシエルと『そんなことないよ、ジャン・ピエールさんのミルフィーユだもん』と庇ういちか。
『私の?』なジャンに『そう、シエルが初めて会った時に作ってもらったって』と説明するも『悪いが、よく覚えていない』と返って来る。
『え・・・』ないちシエ。
『何れにしろ、これと比べれば霞んでしまうだろう』とドアを開くジャン。
『来たまえ』と呼ぶ。
階段を下りていくジャン&クック、そしていちか達。
『地下室?』なシエル。
足を止めたジャンが『お見せしよう、究極のスイーツだ!』と振り返る。
後ろには巨大なケーキ風の影。
『ああ!』と見上げる一同。
『大きい!』といちか、『これがスイーツなの?』とシエルが反応。
『究極のスイーツは間もなく完成する。世界は新たな時代を迎えるのだ。分かっただろう、お前のミルフィーユに構ってる暇はない』と言うジャン。
『じゃあ、これが完成してからなら食べてくれる?』と問うシエル。
『何?』とジャン、『意外としつこいクック、どうせコンテストは中止になるクック』とクックが反応。
『え?』とシエル、『どういうこと?』とゆかりが聞き逃さなかった。
『おっと、口が滑ったクック』とわざとらしいクックに『そう、あなたの仕業だったのね』と察するゆかり。
『だーっておかしいクック、ジャンの様な天才が認められず、凡人共が一流扱いされてるクック』と指摘クック。
『それで、シエルやコンテスト出場者を?』と問ういちかに『そうクック、大した力もないのに天才少女だなんてお笑いクック』と返す。
『一体何の話だ』と置いてけぼりのジャンに『気にせず作業を続けるクック』と言うクック。
『こいつらに邪魔はさせないクック!』と炎の様なオーラを纏う。
ジャンの厨房に保管されたユニークスイーツが瓶内で発光。
無数の光源が外に出て巨大化し着地。
地震に『うわぁ!』な家内のいちか達。
暴れるユニークスイーツに逃げ惑う町の人々。
みんなと外に出てきたいちか『ああ! なんじゃこりゃ!』。
あおいも『スイーツのお化けだ!』と言う。
『これは一体!』なジャンに『クックの仕業よ』と答えるシエル。
『彼女はあなたを騙していたのよ』とゆかりが指摘、『究極のスイーツを作るのは中止してください』とあきらが頼む。
が、ジャンの口からは『トレビアン』。
『え?』なゆかり・あきら・シエル。
『スイーツたちが生きて動き出すとは、なんと素晴らしい!』とジャン絶賛。
『あぁ・・・』と引き気味ないちか達。
『中々のプラス思考ね・・・』とニッコリゆかり。
暴れるスイーツ、口からキラキラルらしき物を放射し建物をスイーツへ変化させる。
『建物がお菓子になった!』とあおい、『美味しそう!』といちかが反応。
『でも』とひまり、『止めなくちゃ!』とシエルが言う。
で、変身バンク。
あ・・・あれ?
シエルだけキュアキラリンできあがり・・・。
『違うキラー!』と絶叫キラリン、お化けスイーツの地響きで浮き上がってしまう。
『さあ! 早く究極のスイーツを完成させるクック!』と命令クック。
『ウィ!』と返事ジャン。
『誰にも邪魔はさせないクック』とアップクック。
唸ってお化けスイーツを受け止めるジェラート、ホイカスも受け止め中。
『ぐぬぬ、あの巨大なスイーツを完成させて何をする気だろう』とホイップ、『嫌な予感がします』とカスタードが言う。
頭突きキャッチボールされてるキラリンをショコラがジャンプで救出し着地。
マカロンは街頭で鉄棒を披露し、お化けスイーツを足場にして着地。
『キラリン、あなたはジャン・ピエール氏を止めて!』とお願い。
『お化けはなんとかするから!』とホイップもお願い。
『ウ、ウィキラ! えーい、ああ!』と飛ぼうとするキラリン、失敗。
『うぅ~』と唸ってる長老と『飛べなくなってるペコ』と察するペコリン。
『走るジャバ!』と長老に言われ『キラー!』と走り去るキラリン。
分裂するお化けスイーツ、町中を移動開始
『げ!』とホイップ、『なんか増えてます!』なカスタード。
あちこちの建物をスイーツに変えてしまうお化けスイーツ。
悲鳴をあげて逃げる人々を『早く逃げて』と誘導みらい。
『これが私達が追っていた災い?』と聞くことは、『水晶さんのお告げ通りだわ』なリコ。
『やるしかない!』とバックジャンプで戻ってくるみらいに『うん!(モフ)』な2人と1匹。
『ふっ! やあ!』とキラキラル発射ホイップ。
お化けスイーツを元に戻す。
着地し真顔でカメラ目線も後ろの柵の裏を移動していくお化けスイーツ達に『数が多過ぎるー!』と頭を抱える。
『このままじゃパリ中がスイーツお化けだらけになっちゃいます!』と木を渡り歩くカスタード、空中でカスタードイリュージョン発射し3匹まとめて撃破。
空中にやってきたクック
『なるほどクック、あの素早さはリスの力クック、あのパワーはライオン、あのジャンプ力はウサギ。そして・・・』
とそれぞれのキャラアップカットで納得。
『イイ子ね』と顎撫でマカロンを見て『あれはよく分からないクック』と素読み。
すると『クック!』とホイップが呼ぶ。
『もうやめて、なんでこんなことをするの!』と怒るホイップ。
笑ってるクック、カスジェがホイップの左右に合流。
『プリキュアの事は大体わかったクック』と言うクックに『え?』なホイップ。
『でもそれもここまでクック』と両手を広げると炎の様なオーラを纏うクック、後ろに泡立て器が登場。
『あ!』なジェラートと『あれは!』なホイップ。
『これは私の泡立て器クック!』と明かすクックは小さくして右手に持ち『これを使うと楽しい事が起きるクック』と続ける。
彼女が振ると光弾が飛んでいく。
ジャンプして避けるも強烈なホーミング性能で真上に向かって来てホイップに命中し、砂塵発生でそのまま墜落。
『ホイップ!』と心配ジェラート。
地面でキラキラルみたくウネウネしてるので『ん?』と気にする4人。
『へ?』と目を覚ますホイップ、カメになっていたり。
『亀?』とカスタード、『亀ね』とマカロンが反応。
『うっ、うう~起こしてくれ~』とバタバタホイップ。
で、クックは『クー!』言いながら光弾連発。
結局残りの4人にも命中しそれぞれのカラーの煙。
『みんなー!』と心配ペコリン。
『フゥ・・・ん、ん、あれ? ペペペ、ペンギンになってます!』と自分の姿に慌てるカスタード。
『は! 何かいる!』と気付く。
川にかかる橋の下にナマケモノと化したジェラートが居るので『ジェラート!』と呼ぶカスタード。
ジェラートは欠伸。
『ジェラートどうしたんですか!?』と聞くカスタード。
『あれはナマケモノね』と裏でドーナツリングで遊んでるマカロン。
『え? ナマケモノ・・・』と一瞬後ろを見て前を見るカスタード『ん、パンダ!?』とマカロンの変化に驚く。
『嫌いじゃないわ』と余裕のマカロン。
水から出てきたザリガニショコラに『え?』と振り向く。
『みんな落ち着いて』な彼女に『ザリガニ!』と怯える。
『誰か起こしてくれー!』と喚いてるホイップ、『重いペコ!』と困るペコリン、『ああもう、何が何ジャバ』と困惑長老。
『クーククク、その姿では何もできないクック』と嘲笑うクック。
『何のこれしき! 行くよみんな!』と起き上がって言うホイップに『はい!(ああ!)』なカスショ。
『待ーてー、待ーてー』と亀特有のノロノロ追いホイップ。
エクレア型お化けスイーツも遅いのだが追いつく気配なし。
『待ー』と3回目言ったところで躓いてコケてしまい『う! 起こしてくれー!』とバタバタ。
『ペコー!』とペコリンが助けに来る。
ペンギン歩きで息切れしながら『ハアハア、待ってください』と追うカスタード。
ジャンプで木に登るカップケーキお化けスイーツ。
『そんな高いところに・・・』と困りつつ木を登ろうとするも転落、涙目で『無理です、ペンギンの私には木登りは無理です!』と言ってる。
登れそうなジェラートは橋の骨組みに掴まったまま寝ていたが、蝶に鼻ちょうちんを消され起床。
ショコラはエクレア型お化けスイーツと睨めっこ中・・・『行くよ』と言う。
だがお化けスイーツが迫ってくる度、後ずさりしてしまい『ダメだ、何故か後ずさってしまう!』と困惑。
『いい子ねー』と余裕マカロン。
『一体どうしたら良いジャバ・・・』と困る長老、『ペコー』とペコリンも困る。
『ウフ』なマカロン。
その頃、ジャンの家では『ジャン・ピエール止めるキラ! クックは何かを企んでるキラ』と止めるキラリン。
『関係無い』と返され『キラ?』。
『重要なのは、今作っているこのスイーツが紛れもなく究極のスイーツだということ。それだけだ!』と狂気顔ジャン。
『ああ・・・』と何も言えないキラリン。
『さあみんな、好きに街を練り歩くクック!』と命令クック。
移動開始お化けスイーツ。
『お化け達が逃げてしまうジャバ』と焦る長老。
『そうはさせません!』と水中を高速で泳ぐカスタード、勢いそのままに水面から飛びだし。
『ペンギンは水の中では速いんです!』と空中から蜘蛛の巣状にキラキラル発射。
お化けスイーツを足止めしそのまま撃破。
『え!』と驚くクック。
『いいぞー、ペンギンカスタード!』と喜ぶホイップ。ペコ長も嬉しそう。
『逃げてるだけだと思ったら間違いクック!』と指差しクック。
『え!(わ!)』とホイペコが長老と一緒に振り向く。
迫ってくるお化けスイーツを見て『ギャー! ふっ』と頭と手足を引っ込めるホイップ。
『キャー』とペコリン、『ジャバー』と長老が叫ぶ。
空中へ打ち上げられたホイップ甲羅をマカロンがキラキラル拘束でキャッチし『ウフッ』。
橋にグルグル巻きでぶら下がるホイップ甲羅に『フフン。えい、いい子ね』と言って掴まる。
飛んできたタルト型お化けスイーツに手を離して上に乗るジェラート。
空中からアイスキラキラルで狙い撃ち。
『フフン、ラクチンラクチン』と嬉しそうなジェラート。
『行くよ!』なショコラ。
『キラキラキラルン、ショコラエクルビススピン』と専用バンクでポーズまでとっちゃう。
何をするのかと思えば1カメ、2カメ、3カメのしっぽ攻撃。
空の彼方に飛んでいくエクレアお化け。
『フッ!』とポーズまで決めちゃう。
『わぁ、私の術にかかっていながらここまで』と驚いてるクック。
『このくらいのピンチでプリキュアは諦めないのだ』と主張ホイップ。
『そういうこと』なマカロン。
『じゃあ試してみるクック』と指パッチンクック。
迫る無数のお化けスイーツ達。
『あ!』と怯む3人。
タルトお化けに落とされ『わっ!』なジェラートを『おっと!』とキャッチショコラ。
一安心するホイップだが囲まれてしまった。
『すごい数ジャバ!』と怯える長老、『ペコ!』なペコリン。
『大人しくしてもらうクック! そーれ!』と命令クック。
飛び掛かるお化けスイーツ達、『わ~』なホイップ達。
空の彼方から瞬く間に降ってくる影3つ。
砂塵が発生し『わ~』なペコ長。
『クー?』なクック、砂塵の中で透ける見覚えのあるバリアアップ。
目を瞑っているホイップ『うぅ・・・あぁ?』と目を開ける。
落ちる元に戻ったユニークスイーツ。
変身BGMに乗せてフェリーチェ・マジカル・ミラクルの順でアップ。
3方向で5人をカバーしている。
『誰クック?』なクック。
バンク名乗りな魔法つかいプリキュアの3人。
『おお、何時ぞやの』とホイップ、『魔法使いのプリキュアですね!』とカスタード、『メルシーボクー』とジェラートが反応。
『ボンジュール、パティシエのプリキュア』と挨拶ミラクル、『あなた達、イメチェンしたの?』と聞くマジカル、『かわいいです』とニッコリフェリーチェ。
『よく言われるわ』とマカロンが返し、『いや違うんだこれは』とショコラが焦る。
『ペコリンモフ!』と合流モフルン、『モフルンペコ!』と手を取るペコリン、『長老ジャバ』と挨拶長老。
『むぅ、邪魔が増えたクック』と怒ってるクック。
すると遥か彼方で音を立て光の柱が伸びたことに気付く。
『光の柱?』なジェラートが言い、『ジャン・ピエールさんの家の方角だ』とショコラが気付く。
『究極のスイーツが完成する予兆クック! 今行くクックー!』と大喜びクックが向かう。
『あなた達は彼女を追って!』と指示ミラクル、『ここは引き受けるわ』と言うマジカル。
『ええ!? でもまだ敵が沢山・・・』と沢山んの敵カットで困り気味ホイップ。
『心配いりません。それより彼女を止める事の方が先決です』なフェリーチェ。
『行きましょう』なマカロン、『うん』なホイップ、頷く一同。
水辺を飛んでくるカップケーキお化けをリンクルアクアマリンで凍結させるマジカル。
これを足場にしたミラクルが橋の上に移動、体当たりしてきたエクレアお化けをアメジストでテレポートさせる。
飛行するフェリーチェを追う無数のスイーツお化け。
タルトお化けを1匹掴み、それで突っ込んできたもう1匹を殴り飛ばす。
ピンボールの要領で群れに命中し四散する。
ドヤ顔の3人、『みんなそろそろ辿り着いてる頃モフ』なモフルン。
『うんしょ!』なホイップ、『はぁ』なジェラート。
『何時になったら着くんでしょう』とカスタードがボヤき、『日が暮れるわね』と他人事マカロン。
『タクシー呼んだ方がいいよ』と提案ショコラ。
で、ジャン・ピエールの家。
『クック、丁度いいところに戻ってきた。いよいよ最後の素材だ』と言うジャン。
『待ってましたクック!』なクック。
『どうしても止めないキラ?』と杖立ちで聞くキラリン。
『無駄だキラリン、誰も私を止める事はできん!』と憑りつかれジャン。
『待った~』とホントにタクシーに乗ってるホイップ。
スピンターンでジャンの家に到着。
キラリンを潰し『フライングカメアターッ』と体当たりをかますが、避けられ壁とお友達になり『グフ!』。
この避けた時にトレーに乗せていた生地を究極のスイーツへ落としてしまうジャン。
青く発光する究極のスイーツ。
『間に合わなかったか』と言うショコラ。
『おお!』と嬉しそうなジャン、『やったクック!』とクックも嬉しそう。
笑っているジャン『完成だ! 究極のスイーツ、完成だ!』と声を上げる。
『究極の?』とホイップ、『スイーツ?』とキラリンが復唱。
『おかしいジャバ』な長老に『ペコ?』なペコリン。
『こんな巨大なスイーツなのに、キラキラルが殆ど出てないジャバ』と指摘長老。
『キラキラル? そんな物は必要ないクック。さあ、最後の仕上げクック』と言い出すクック。
『ん? まだ何かあるのか?』と反応ジャン。
『レシピにはない特別な素材を加えるクック』と言われ『なんと、それは一体?』と問う。
『あなたクック』とクックアップ。
『え?』なジャンはオーラによって動かされ動揺、『ジャン・ピエール!』と心配キラリン。
『うわぁ!』とスイーツの中へ投げ込まれるジャン。
『ああ!』な一同。
『ジャン・ピエールには究極のスイーツの頭脳になってもらうクック』と解説クック。
ジャンは『これがスイーツの中・・・ああ、なんと甘美な!』と嬉しそう。
飲み込んだスイーツは音を立て、急に動き出す。
『うわ、ひい!』なホイップ達。
『みんな早く外へ』と促すショコラ、『ジャン・ピエール・・・』なキラリン。
鈍足カスタードを抜いて背面走りホイップが逃亡。
『キラリンも早く!』と呼びかけるショコラ。
家が爆発し『オオーン!』と巨大化する究極のスイーツ登場。
『ええ!』な一同、『何としたことジャバ』な長老。
『クークックック、遂に完成クック』と喜んでるクック『これぞ史上最大最高のスイーツ、ジャン・ピエールクック』と命名。
究極スイーツが『トレビアーン』とポーズとると、中のジャン・ピエールも『トレビアーン』と星目でトレビアーンポーズ。
『ジャン・ピエール! しっかりしてキラ』とキラリンが呼びかけるも
巨大スイーツが以下同文。
『ジャン・ピエール!』と喚いてるキラリン。
『トレビアーン!』と頭から水らしき物を放射究極スイーツ。
『あ!』なホイップ達。
町中の建物がスイーツになってしまう。
『町中がスイーツに変わっていくペコ!』なペコリン、エッフェル塔までスイーツに。
人々が騒めいている。
『パリ中が私のスイーツになっていくクック。これが私の夢だったクック、嬉しいクック』と喜んでるクック。
辛そうなパティシエ達カットで『邪魔なパティシエ達も、もうスイーツを作れないクック!』。
『世界を私のスイーツだけにするクック』と宣言。
『トレビアーン!』な巨大スイーツ、『ダメー!』なホイップ・カスタード・ジェラート。
『ジャン・ピエールを元に戻すキラ』と要求キラリンだが
『嫌クック』と拒否し『ジャン・ピエールはこれから私と一緒に世界中をスイーツに変えるクック』と返すクック。
『意味わかんないキラ』と困惑キラリン。
『それのどこが究極のスイーツなの?』と怒り気味ホイップ。
『命と頭脳を持つスイーツ、これが究極クック』とキラキラル攻撃究極スイーツ。
命中し発生した砂塵にむせるペコリン、『みんな!』と心配長老。
呻いて倒れてる一同、『ジャン・ピエール』なキラリンは変身が解けシエルに戻ってしまう。
『さぁ、もっと高い場所からスイーツの光を撒くクック』と命令クック。
『トレビアン!』な巨大スイーツに『あ、あれがいいクック』と指差し。
エッフェル塔の先端に刺さる究極スイーツ。
『トレビアーン、トレビアーン』と言ってる間、左右に撓るエッフェル塔。
頭部バラからスイーツの光を放出。
『その調子クック』と喜んでる究極スイーツ。
『早く止めなくちゃ!』と言うホイップだが『でも、今の私達じゃ』とカスタードが指摘、『みすみす返り討ちね』とマカロンが現実。
『ジャンは言ったわ、1人で戦えって』と言い出すシエル。
『でも違う。私はみんなと一緒に居る事で強くなれるの。もし私が弱くなってるとしたら、それは私自身の甘さ。それをみんなのせいにされたくない。
だから私は自分の強さを証明しなくちゃいけない。きっと、怪物の中で今も1人で戦ってるあの人の前で、ジャン・ピエールをこの手で助け出す事によって』
とリベンジを誓う。
『あ・・・』なホイップ『うん!』と嬉しそう。
というわけで変身を試みるものの、『レッツ・ラ・まぜまぜ』まで行ったところでデコにマークが登場し苦しむシエル。
『お願い、パルフェに!』と願う。
回転してるジャン・ピエールが専用フレームで回想。
するとペコリンの髪からミラクルライトが飛んで『ミラクルライトジャバ』と長老が言う。
空へ飛んであちこちへ光として炸裂。
それは町中へと飛んでいく。
騒めく人々へミラクルライトとして降り注ぎ、その手に渡る。
『あ、これは』なマジカルに『ミラクルライト?』と続くミラフェ。
『みんなお願いペコ、ライトでパルフェの変身を応援してペコ』と言うペコリン。
点灯し構える町の人々、ミラクル達も構え、ペコ長。
苦しんでるパルフェだが『シエル!』と呼ぶ声が聞こえ振り向く。
もう1度町の人々2カット後『シエル、みんなが』とペコリン、『ついとるジャバ』と応援長老。
『頑張れ』と今度はホイップ達も。
『負けるなシエル!』と応援ホイップ。
しょうがないな顔で『ノープロブレム!』と元気を出すシエル、唸る。
『ん? クンクン、なんか焦げ臭いクック』と変な臭いに気付クック。
泡立て器がショートしてて『ゲッ!?』
唸ってるシエル。
『シエル!』とペコ長、『シエル!』とホイップ・カスタード・ジェラート。
『やああああ!』と叫ぶと
遂に印は消え、泡立て器は炸裂し変身成功。
『パルフェ! やったあ!』と喜ぶホイップ。
喜んでると自分達も光って炸裂し『ハハハ! わ』。
『ペコ?』なペコリン、『みんなもクックの術が解けたんジャバ』と教える長老『ジャバーイ』と喜び。
『ハハハ』と笑ってるペコリン。
『やったあ元通り・・・じゃない!』と違う衣装に気付くホイップ。
『羽が生えてますよ、天使みたいです』と言うカスタード、『よく言われるわ』と返すマカロン。
『空が飛べるってこと? いいね!』と喜んでるジェラート、『これもミラクルライトの力なんだね』と察するショコラ。
降りてくるパルフェにも羽が生え『みんな、ありがとう』と感謝。
『パルフェ!』と呼ぶホイップ。
『行こう、ジャン・ピエールさんを助けに』と言うショコラに『うん!』と頷く一同。
『あぁ・・・クク・・・グフ』と煙を吹くクック『あ!』と何かに気付く。
遠くから6つの光が飛んでくる。
『私の術が解けてるクック!』と6人の姿の変化にも気付く。
『ジャン・ピエール、あいつらをやっつけるクック』と命令クック。
『トレビアーン!』な究極スイーツ。
マスカットマシンガン。
『行くわよ!』なパルフェに『おー!』なホイップ達。
ホイップは避けながら両手で反動移動と足場にする余裕。
カスタードも連続足場にして『あわわ』とギャグ足。
ジェラートはキックで連続蹴り返し。
マカロンは追尾してくるマスカットマシンガンから華麗に飛行し『うふ!』と余裕。
ショコラはチョコ型キラキラルで受け止め跳ね返す。
『強い!』と怯むクック。
『目を覚まして、ジャン・ピエール!』と飛んでくるパルフェのキラキラル攻撃。
頭部が炸裂する巨大スイーツ。
一度静止し『しっかりして、ジャン・ピエール。あなたが目指した究極のスイーツがこんな物な訳ないでしょ』と言うパルフェ。
『無駄クック、彼はもうただのスイーツの部品クック』と返すクックに
『嘘よ! ジャン・ピエールは強い心の持ち主よ。簡単に人に操られたりしないわ』と強気。
『それは買いかぶりクック』と嫌味クック。
『ねえあなた、生前売れないパティシエだったんじゃなくて?』と推測マカロン。
『ぎゃあ』なクックと『え?』なパルフェ。
『自分が未熟なのに、世の中を逆恨み。その挙句、お化けになって人々を困らせてるのね』と指摘マカロン。
『逆恨みじゃないクック! 私のスイーツを理解できない人間が悪いクック』と慌てるクック。
『何よそれ、ジャン・ピエールだって売れてないけど世の中を恨んだりしないわ』と怒りのパルフェ。
『聞いたでしょ、ジャンピエール。それは究極のスイーツなんかじゃない。クックが復讐の為に考えたただの怪物よ』と説得。
『分かってるわ、こんな事に負けるあなたじゃない、あなたの心の強さは知ってるもの』と働くジャン・ピエール回想。
『真実に気づいたあなたは今、怪物の中で戦っている筈』と良い方向に考える。
専用バラフレーム。
『ぬぁ! 騙されていたとは・・・すまぬキラリン、私が愚かだった。だが、このジャン・ピエール・ジルベルスタイン、簡単にやられはせぬぞ!』
と苦しみながら抵抗ジャン。
『と、思ったら意識が遠のいてきた。あぁ、まもなく私は完全に怪物に心を乗っ取られてしまうだろう』と情けない顔と声。
『こうなったら、私がこの怪物を抑え込める今のうちに私ごと怪物を倒すしかない! さあやれキラリン!』と要求。
『そんなことできるわけない! きっと私が助け出すわ!』と涙目パルフェ。
全て妄想な彼女の頭を鷲掴みし、遥か遠くの建物の屋上へ投げる巨大スイーツ。
『うわぁ~!』と飛んでいき砂塵発生。
『パルフェー!』と心配ホイップと『ごちゃごちゃ五月蠅いクック! 私のスイーツを理解できない人間は許さないクック』と頭から煙ポンポンクック。
頭部から煙を放出する巨大スイーツ。
『煙が!』とホイップ、『何も見えません』とカスタードが言う
背後からのマスカット弾が命中するカスタードとジェラート。
悲鳴が聞こえたか『カスタード! ジェラート!』と心配ホイップ。
『あ!』『う!』と2人は墜落。
『気を付けてホイップ!』と注意マカロン、『周りが見えないとなると・・・』と考えるショコラ。
耳がピョコピョコして背後からのマスカット弾を捻り回転で避けるホイップ。
『ふっ!』とマカショも巧みに避ける。
『音で察知する』と言うホイップ。
がそれを聞いたか連射音がして『あ!』。
空中で炸裂し『花火!?』と気付くマカロン。
『何て音量だ、これじゃ敵の攻撃音が・・・』と困るショコラ。
結局2人も下からのマスカット弾が命中、ホイップも上からのが命中し墜落。
何とか着地するマカショ、ショコラはホイップをキャッチする。
『ベロベロベー、ざまあみろクック!』と舌出しクック。
で、屋根の上のパルフェ。
『ジャン・ピエール・・・私を投げたの? なぜ?』とバンザイポーズのまま起き上がる。
『トレビアーン』言いながら左右に揺れてる巨大スイーツ。
『あぁ・・・完全にスイーツになっちゃったのね。じゃあ仕方ないわね・・・わね・・・』とあんぐりパルフェ。
『うう、手強い!』なホイップ、『厄介な相手だね』とショコラが言ってる。
すると地響きがして驚く5人。
なんとエッフェル塔が足を抜いて動き出す。
ギャグ驚きカット。
結構な速度で動き出したので『ぎょえ~!』と後ろ走りのホイップ・カスタード・ジェラート。
『歩き出した~?』なジェラート。
『さぁ! 世界中をスイーツに変える旅に出発クック』と命令クック、『トレビアーン』な巨大スイーツ。
走って逃げてる5人。
『とと、止めなくちゃ!』とホイップ、『でもどうやって?』なカスタード。
すると空の彼方の光に『あ!』と気付くホイップ。
光るデコで頭突きパルフェ。
1カメ、2カメ、3カメで三段階アップで『仕方ないわけないでしょ!』と怒ってる。
『ああ!』なホイップ・マカロン。
『怪物が・・・』とショコラ、『倒れる!』とホイップが実況。
見事な転倒。
ジェラート・カスタード『うっ』と衝撃と砂塵に怯む。
『ジャン・ピエール!』と呼ぶクック。
息切れパルフェ『目を覚ましなさい、ジャン・ピエール!』と説得。
『ト、トレビアン・・・』と眉間から煙が出てる巨大スイーツ。
『しっかりするクック』と呼びかけクック。
『ダメなの?』なパルフェ、『あ?』なホイップ。
呻く巨大スイーツに『どうしたクック?』と問う。
上空でキラキラルが放出されている。
『光が漏れてるジャバ』と気付く長老、『ペコ?』なペコリン。
『ミルフィーユのキラキラルだったペコ』と原因を発見。
『キラ・・・キラル?』と反応巨大スイーツ。
『何を言ってるクック!?』と驚きを隠せないクック。
『ジャン・ピエールがミルフィーユに興味を?』と気付くパルフェ、『それって』と言うホイップに『ええ』。
『あのミルフィーユを食べさせれば自分を取り戻せるかもしれないわ』と言うパルフェ。
『ペコ?』なペコリンの前でミルフィーユの器が発光し、ミラクルライトが飛びだしてくる。
『ミラクルライトがミルフィーユに反応してるジャバ』と説明長老。
『ジャバババババ』と長老、『ペコ~』と言ってるペコリンの前でミルフィーユの器が巨大化する。
『わあ!』な一同、『デカッ!』なホイップ。
『でもこれなら!』なパルフェに『うん!』と頷き『あの怪物に丁度良いサイズだね』と言うホイップ。
だが『待ってください』なカスタードに『ん?』なジェラート。
『まだデコレーションがすんでませんよ?』と指摘カスタードに『あ、そうか!』。
『困ったね、大きすぎて材料が・・・』と言うショコラに『ああ・・・』な一同。
『あるよ!』とホイップの声に『え?』と見上げるアップパルフェ。
『見て! キラッと閃いた』と浮いてるホイップ『材料なら、選り取り見取りだよ!』と街中のスイーツ3連続アップ。
『なるほど!』とジェラート、『良い考えね』とマカロン、『やりましょう!』とパルフェが言う。
『ジャバー』な長老、『それじゃあみんな』とパルフェが言い『レッツ・ラ・クッキング!』と声を揃える6人。
クックを越えて飛んでいく。
『あ、何が始まるクック?』と振り返るクック。
『仕上げのデコレーションはイチゴよ』と言うパルフェ。
『ウィ』なホイカス。
『いちごいちご・・・』と探すホイップ、『あ、ありました』と発見カスタード。
『ん?』と振り向くホイップに『イチゴのドライフルーツです』と言う。
いちご街灯アップ。
『それから粉砂糖』と言うショコラ、『あ、あったよ粉砂糖』と発見ジェラート。
排気口と白い塊のアップ。
『これを混ぜる』と言って『はぁ!』とキャンディロッドを唸りながら掲げ先端で渦を描く。
『うう! はあ!』と苦しそうだったがなんとかイチゴを投げるカスタード、『えい』と粉砂糖を投下ジェラート。
混ざる2つの材料『はぁ~!』と唸ってるホイップ。
渦は白とピンクのボーダーからピンク一色に。
電撃も発生。
『混ぜ終わったら、ミルフィーユにかける!』と言うホイップ、浮いてきたミルフィーユに降り注ぐイチゴ粉砂糖。
『できた!』なホイップ、動物模様のかかってない部分が出来てたり。
『後はホイップクリームよ』と言うパルフェ。
『ホイッ・・・ん、あ?』と発見ホイップ。
『生クリーム発見』とクリーム放射装置へ接近。
『じゃあ!』とキラキラル発射マカロン『粉砂糖と混ぜるのよ』とキラキラルボウルを作成。
『それ』とホイップが生クリーム、『はい』とショコラが粉砂糖を投入。
『後は泡立てね』と言うパルフェ。
『何か作ってるクック、不愉快クック! 攻撃クック』と怒って命令クック。
『うぅ・・・』と唸ってる巨大スイーツに『何時までボケッとしてるクック』とイライラ『さっさとやるクック!』と目を光らせる。
するとこちらも目を覚まし『トレビアン・・・』と上体を起こしマスカット弾を発射巨大スイーツ。
それはパルフェの背中に命中し、彼女を地面に叩きつける。
『パルフェ!』と呼ぶホイップ、『大当たりクック、フフフ』と喜んでるクック。
『大丈夫ですか?』と心配カスタードに『平気よ』と返すパルフェ。
みんなも降りてくる。
『絶対に完成させなくちゃ、みんなで作ったミルフィーユなんだから』と続けるパルフェ。
『パルフェ・・・』なジェラート。
『さぁトドメクック』と命令クック、両手を構える巨大スイーツ、『あ!』と振り向くホイパル。
両手からクリーム発射巨大スイーツ。
だが、ホイップ達の前に光の壁が登場し防ぐ。
『あ・・・』とパルフェ、『ペコリン・・・』とホイップが言う。
『ノープロブレムペコ』とペコリン、『さぁ今のうちジャバ』と長老が促す。
『メルシー! じゃあホイップ、手伝って』とお願いパルフェ、『ウィ』とOKホイップ。
『みんなもまた力を貸してほしいジャバ』とお願い長老、『一緒にプリキュアを守るペコ』とミラクルライト回してるペコリン。
2人でホイッパー構えて『いくわよ!』なパルフェに『うん』なホイップ。
『キラキラキラルン』とパルフェ、『キラキラル』とホイップが唱えながら回す。
残りの4人も『キラキラキラルン、キラキラル』と唱えながらミラクルライトを回している。
もう1度言うホイパル。
町の人々、魔法つかいプリキュアの3人もミラクルライトを回しながら言う。
『ムキー! もう1度くらえクック』とイライラクック。
光の壁が防ぐが衝撃が届いたのか、裏側のカスタードとジェラートが怯む。
『大丈夫、続けるんだ』と励ますショコラ。
『ジャン・ピエール、なんとかするクック』と丸投げクック。
『トレビアーン』と頭から矢じり型の黒いエネルギーを放出巨大スイーツ。
『あ!』と気付くパルフェ。
そのエネルギーは鳥型に変化。
鳥の牽制に怯むホイパル。
『なんで鳥の群れが!?』と頭を抱えるホイップ、『ノン! 鳥の形をしてるだけよ』と教えるパルフェ。
飛び回る鳥エネルギー。
『あれじゃ調理なんて無理です』とカスタードが心配、『4人で追っ払おう』とジェラートが提案。
『ダメよ、ミラクルライトをが弱まったら、その隙にさっきのビームが来る。それに、この鳥・・・』と鳥を見たパルフェはかつてのジャン・ピエール対カラスを思い出し
『まるであの時の・・・』と心中で思う。
『ホイップ、私に合わせて』と言い出すパルフェ、『え?』と振り向くホイップ。
『あぁ? 何する気クック?』と手庇で遠くを見ようとするクック。
ボウルの下に回り『さぁ』なホイップ。
パルフェが『来るなら来なさい』と羽を光らし、高速移動で鳥エネルギーを避ける2人。
『あ』なマカショ。
『鳥を全部避けてる!』と気付くショコラ、避け続けてる2人。
『しかも避けながら』とカスタード、『ちゃんと調理を続けてる』とジェラートが気付く。
『当然よ、いかなる状況でもスイーツを作れなければいけないの、それがパティシエよ!』と心構えを示すパルフェ。
『あ!』と巨大スイーツが思うと鳥がすべて消える。
『ああ!』と驚くクック。
『ホイップクリームができたら絞る!』と言い『やぁ!』と絞り袋を抱き締め。
クリームが出て嬉しそうな一同。
『名付けてメモワールミルフィーユ!』と絞り袋持ったまま浮き上がってくるホイップ。
専用フレームで完成品、キラキラルもいっぱい。
『できあがり!』と声を揃える一同。
『さぁ、ジャン・ピエール。ボナペティ』と勧めるパルフェ。
『ジャン・ピエール!』と気にするクック。
6人をミルフィーユごと頭部から飲み込む巨大スイーツ。
『ジャバ!?』な長老と、『わー!』と落ちていく6人。
『ぐえ!』なホイップ以外はなんとか着地。
そこには下半身がスイーツに埋まってるジャン・ピエールの姿が。
『ジャン・ピエール』と呼ぶパルフェ。
『ジャン・ピエール、聞いて』と言われ星目のまま顔を上げるジャン。
『ん?』と顔を傾げる彼に
『私は今でもはっきり覚えているわ。そのミルフィーユを食べた日の事を。あなたは大天才だった。圧倒的な自信と実力を持ち、どんなスイーツも1人で作って見せた。
そんなあなたから見れば、チームでやっている私達は弱く見えるのかも知れない。でも、私はやっぱり1人じゃなくみんなと一緒にやっていきたい。
何故って、その方が強くなれると言う事を、私は彼女達から学んだから・・・。正直、あなたにも仲間を作る事をオススメするわ。
今回だって、あなたを止められる仲間が居れば、こんな騒ぎにならなかったかも知れないもの。
でもだからと言って、ジャン・ピエールのやり方がダメとは言わない。だって、私はあの時本当に・・・本当に感動したんだもの』
と思いの丈をぶちまけるパルフェ。
回転するジャンと感動するキラリンな自分を思い出す。
回想が終わると満足そうな顔で目を閉じているパルフェ。
食べるジャン・ピエール、『あ・・・』と見てる5人。
飲み込んで『フッ』なジャン、星目がすっかり元通りで『良い出来だ』と称える。
嬉しそうなパルフェと5人。
ジャン・ピエールを飲み込んでいたスイーツが消滅し、食器が落ちジャン・ピエールは倒れる。
『ジャン・ピエール!』と心配パルフェ。
悔しそうに唸ってるクック、『さぁ町を元に戻して』と要求ホイップ。
『嫌クック、ジャンなんかを使ったのが間違いだったクック!』と敗北を認めないクック。
『見てるクックー!』と巨大スイーツの中に頭部から入る。
『ああ!』と驚くホイパル。
エッフェル塔から先端だけ飛び上がり、『ト、トレ・・・』と目が光ったと思ったらクックの髪型に変形。
『トレビアーン!』とオーラを振り払うクック。
『クックが巨大スイーツに!』と言うホイップ。
『トレビアーンクック!』と騒いでる巨大スイーツクック、頭部からエネルギー放出。
すると巨大ミルフィーユが光り出し『ジャバ?』と長老が気付く。
ミルフィーユはそのまま小さく光になってこっちへ飛んでくる。
『あ!』と驚いてるホイップ・カスタード・マカロン・パルフェ。
掌に落ちてきたのは見慣れぬアクセサリー。
『これは!』と驚くホイップ、『みんな!』と合図。
『うん!(はい)』な一同。
キラキラルクリーマーにメモワールミルフィーユを設置。
バンクは一緒、『パリッと轟け』と言うセリフ。
当然衣装のみは映画用に変更。
『クック、あなたのスイーツはただの自己満足なのよ!』と指摘シエル。
『は!』な巨大スイーツ、『大きなお世話クック!』と怒ってるクック。
技名はアニマルゴーランドパルフェットメモワール。
『ク・・・』と綺麗なクックになった。
『まずい』コールが聞こえ『まずくない・・・まずくないクック』と嫌がってるクック。
『トレビアン、まさに究極のスイーツだ』とシルエットで褒めるジャン。
『ジャン!』と嬉しそうに消滅クック。
『見て!』とホイップ、『町が!』とパルフェ、『元に戻っていく』とホイップが嬉しそう。
元に戻っていく町。
『あの・・・1カ所戻ってない場所が・・・』と言うカスタード。
『え?』と振り向くパルフェ。
それは倒れたままのエッフェル塔。
『うわぁ・・・』なホイップ・ジェラート・パルフェ。
というわけでスイーツコンテスト会場の祝砲。
送られる拍手。
トロフィーをもらったのは序盤に出てたバイエルンのナンバーワンパティシエだった。
記者に『シエルさん惜しかったですね』と言われ『ええ、準優勝は残念ですが次は優勝します』と答えるシエルアップ。
『すごい自信ですね』
『今回、チャンピオンと激闘を繰り広げましたが、何か得られたものは有りますか?』
と問う記者。
ギャグ高速で張り合うナンバーワンパティシエとシエル。
『ありません!』と普通に返すシエル。
『でも次は優勝します!』と続ける彼女に振り向くひまりとあおい。
『はぁ』と困る記者と『シエルすっかり元通りだね』と嬉しそうなあおい。
『ところでジャン・ピエールさんは来ないの?』とコッソリ聞くいちかに『ん? ああ彼なら』とシエル。
小さな小屋と化した自宅にてメモワールミルフィーユを製作中・・・完成したか『フッ!』と嬉しそう。
だが『ん?』と見上げるジャン。
『じーっ』と見てる見覚えのある顔。
睨めっこし、ジャンが先に右へ移動、少女がついてくる。
今度は左へ・・・以下同文。
窓越しの追いかけっこな両者。
『家も壊れちゃったし大変みたいよ』と説明シエルに『ふーん』ないちか。
『それよりお店に戻りましょう。今日も忙しくなるわよ』と言い出すシエル。
ということでキラパティ、親子が『ボンジュール』と来店。
『ボンジュール!』と出迎えるいちシエ、『キラパティへようこそ』とポーズをとる6人。
ED開始。
(画像は全て静止画)
倒れてるエッフェル塔の前に出店キラパティ。
いちかはシエル譲りの高速調理、シエルは決めポーズ、ひまりはペンギンかきごおりを完成。
あおいはスイーツからナマケモノ部分が落ちて困り顔、ゆかりはパンダクッキー製作中、あきらは何故か居るザリガニと睨めっこ中。
(いちかとシエルだけ何故か変身動物関係なし)
黒背景で歩いてくる3頭身で動物スタイルの5人とキラリン。
(じっくり時間かけて)
まほプリの面々もパリを満喫。
ミラクルライトを構えてるペコリンと長老が応援中。
気張ってるシエルのアップ。
町の人々も応援。
シエル達が綱で引っ張ってるのは・・・当然エッフェル塔。
なんとか元通りで喜ぶ町の人々、6人。
ジャンはクックに調理を伝授中。
歩いてたSD6人がこっちを向いて、おわりの文字がでたところで右手を上げ手を振って
~おしまい~
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