(2011年4月24日放送)
脚本:成田良美 演出:岩井隆央 作画監督:河野宏之
山内くん
1話からOPに出て目立ちまくってたキュアミューズさんが登場する話。
やっぱり、今回もご挨拶程度の登場。
まぁ、新メンバー登場の時と違って今回はそれなりに見せ場がありますが。
推理してほしいのか以前よりミューズ疑惑があった面々が集合。
(アコ、聖歌、和音、セイレーン)
収録DVD
(左がDVD、右がBD)
(DVDは10、12話同時収録)
(BDは1〜10話、12話同時収録)
アバンタイトル
夜の時計塔。瓶詰めの音符を置いたバスドラ。
『恐らく今、音符の数はプリキュアどもとほぼ互角』と言った後
『セイレーン様ぁ! もっと音符集めに励まないとプリキュアどもに負けますぞ』とセイレーンに向け嫌味混じりに言う。
が、時計塔窓から月を見ているセイレーンは王子の事を考えて溜息ついていたり。
バスドラが無視された事に舌打ちしてると
メフィストが鏡を媒体に登場。名を呼ばれて驚き落ちそうになるセイレーン。
『お前、人間の男に一目惚れして追っかけていたそうだな!?』と言うメフィスト。
『いきなりなんですかメフィスト様』と驚きを隠せないセイレーン。
小さく笑いながら俺様が教えたと自慢げなバスドラ。『バスドラが言いつけた〜』と言い出すバリトンとファルセット。2人を押し倒すバスドラ。
恋は気のせい、愛は幻。そんなものに現を抜かすとは何事とご立腹のメフィスト。
『しかしメフィスト様』と食い下がろうとするセイレーンだが黙れと一蹴される。
(右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
罰としてリーダー降格を命じられる。異論ありそうなセイレーンに反省しろと言うメフィスト。
その言葉には従えなかったのか時計塔を出て行くセイレーン。
『セイレーンめ』とまだご立腹のメフィスト。ここでメフィストを呼ぶバスドラ。次のリーダーはどうするか聞く。
『あぁ、じゃあバスドラ。お前をリーダーに任命する』と椅子に座りながら言うメフィスト。
『お任せください! 音符を一気に回収する方法があるのです!』と嬉しそうなバスドラ。
『良い報告を待っている』と鏡の中から姿を消すメフィスト。
笑いながら『セイレーンの時代は終わった! 今日から俺様がリーダーだ!』と言うバスドラ。
『リーダーだ〜!』と繰り返すバリファル。OPへ。
加音町。皆なぜか楽器を持っていたり。町の中心に注目。
いつにも増して歌ったり演奏している人が多くないかと気にする響。『そうだね、何かあるのかな?』と言う奏。
『知らないのかい、あんた達。これさ』と響に袋を渡す商店のおばちゃんが言う。
おばちゃんが示す先には音楽自慢大会のポスター。開催日は明日らしい。
『音楽自慢大会ってさ、歌とか楽器の演奏を疲労する会だよね』と言う響。
イマイチ&合格のイメージを流す。
和服で演歌っぽい響は鐘1つ。エレキギターとかロックっぽい響は鐘鳴り捲り。
そんな感じらしい。
加音町でやる事にへぇな響。ポスターが何時から貼られてたか聞く響。昨日からと答えるおばちゃん。
そんなにいきなりやるのかと驚く響。
バイオリンを取り出すおばちゃん曰く加音町の住民たるもの音楽大会と聞いてじっとしていられないそうで。皆、大会の為に練習だとか。
ここで奏が私達もピアノで出場しないかと響を誘う。『いいよ』と即答する響。
勝手に『やっぱダメか』と言って驚く奏。ノリツッコミならぬノリ驚きである。
『この前、奏と一緒にピアノ弾いたのがちょっと楽しかったし。たまにはね』とニッコリの響。喜んで響に抱きつく奏。
『奏ったら大袈裟だな〜』と満更でもない響。2人のハーモニーを楽しみと言うハミィ。
で、サブタイトル。
響の家の地下。演奏中のひびかな。
『あぁ〜、全然ダメ。指が上手く動かない』と泣き言を言う響。でも、大分動く様になってきたと言う奏。
『そうかな? なかなか思い通りに弾けないな〜』と嘆く響。
ここで外が真っ暗な事に気付き、そろそろ帰らないと遅くなっちゃうと奏に言う。
だが、奏はさっき響とピアノの練習すると家に電話したらしい。納得行くまで練習しようと言う奏。
やる気になった響。今夜は特訓だ宣言。『絶対合格』と言う奏の言葉に『オー!』と続くひびかな。
で、音楽自慢大会当日。いっぱい居る人を見てはしゃぐ響。
こんなに出場すると知って、さすが音楽の町加音町と嬉しそうな奏。ハミィも同伴。
王子達や3丁目のおじさん達を発見する響。響曰くあの人たちはプロ並に上手いらしい。
やっぱ私達じゃ無理かもと肩を落とす響。
でも、奏は人は人。誰かと比べるんじゃなく、私達なりにベスト尽くして良い演奏をしようよと言う。それを聞いてニッコリな響。
会場には聖歌も居たり。子供達を筆頭に周りの人々にお菓子を配っていたり。
そんな聖歌を見つけて声をかける響。2人を見つけ挨拶する聖歌。
何してるのか聞く響に作ったお菓子を街の皆さんに食べてもらおうと思ってと答える聖歌。
『1人で作ったんですか? 美味しそう』と言う響。
『ええ。いい音楽を聴くのも楽しいけど、美味しいお菓子があればもっと幸せな気分になれるでしょう?』と言う聖歌。
同感とニッコリの響。町の人たちの為にと言う件でさすがスイーツ姫と絶賛の奏。
貴方達も出場するのか聞く聖歌。はいと答えるひびかな。
『良い演奏を期待しているわ』とお菓子を差し出す聖歌。ありがとうございますと受け取る2人。聖歌はお菓子配りを再開。
その頃、ハミィは音符の臭いを察知。捜索に出る。
アコと奏太も来ていたり。リコーダーを持ちながらアコに出ようと誘う奏太。出ないと拒否るアコ。
『え〜何でだよ? 一緒に出ようぜ』と言う奏太。
そんな賑やかな2人が後ろを通過した事に気付くひびかな。2人を呼ぶ奏。
縦笛を持っている事に気付いた響は奏太も出るのか聞く。
奏太曰くクラスの皆で縦笛の合奏をするそうで。が、アコは出ないとのこと。
クラス皆でやるならアコも出たほうがいいんじゃないかと勧める響。
『自由参加なの。面倒臭いから私はパス』と言うアコ。
『アコちゃんは音楽が嫌いじゃないんでしょ? 上手くできなくても一生懸命やる事が大事なのよ』と言う奏。
『口うるさ』とムッとしながらそう言うあんた達は出るのか聞く。
2人でピアノ弾くとニッコリ顔で答える響。
『ピアノ? どこにあるの?』と聞くアコに聞かれ目が点なひびかな。頭を抱える。
驚いた後にどうしたのか聞く奏太。ピアノが無いと嘆くひびかな。ピアノが無くてどうすると言う奏太。
『どうしよう・・・』と言うひびかなを見てムッとし『付き合ってられない』と去っていくアコ。後を追う奏太。
ピアノがなきゃ演奏できないと言い出し、奏に何で気付かないのか責任転嫁する響。響だって気がつかなかった癖にと返す奏。
奏が朝までピアノの特訓するからと因縁つける響。練習止めようとしなかったのは響の方と言い返す奏。
そんなこんなしてると50〜60年後くらいのリアル山内君の様なおじいさんが『お嬢さん達。ピアノを弾くのかい?』声をかけてくる。
『あ、はい。その予定だったんですけど』と答える奏。『でも、肝心のピアノの準備が』と言う響。
じゃあウチのピアノを使ったらと勧めるおじいさん。家は近所だから運んでもらえるなら使ってもいいらしい。
『でも・・・』と困る響。そう、ピアノは中学女子2人、おじいさんを入れても運べる代物ではない。
すると後ろから『人集めなら任せてよ』と言う声。振り向くとそこには和音。
ピアノを運ぶの手伝ってくださいと周りに呼びかける和音。有志のおかげでピアノは無事運搬された。
『これでいい?』と聞く和音にお礼を言う響。『どういたしまして。困った事があったら何時でも言ってよ』と言う和音。
おじいさんや運んでくれた皆にもお礼を言うひびかな。
おじいさん曰く、良い演奏が聴けるならこのくらいお安い御用だそうで。他の連中も頷く。
響に演奏頑張ろうねと言う奏。ここで決めなきゃ〜な響と気合のレシピ〜な奏。ニッコリ。
『始まるよ』と言う響。時計塔が演奏開始。どうやら開始時間の様だ。
ここで響が審査の鐘が無い事に気付く。奏も審査員も誰も居ない事に気付く。
すると、聞き覚えのある声の聞き覚えのある歌。
時計塔の人形が悪相に。歌声に反応する聖歌、アコ&奏太、和音。
楽器を落として悲しみだす町の人々。見覚えのある事態に『奏、これって』と言う響。
マイクのテストをする声。振り向くとそこにはバスドラ。
『レディース&ジェントルメーン! 音楽自慢大会へ、ようこそ〜!』と言う。繰り返すバリファル。
『トリオザマイナー!』と声をあげるひびかな。
ここでアイキャッチ。
大会を邪魔しにきたのねと言う響。同意なのか頷く奏。
でも、バスドラ曰くそんな物は無い。
音楽自慢大会が真っ赤な嘘でありバスドラの罠だそうで。驚きを隠せないひびかな。
ポスターの事があってか信じられない様子の響。俺様の手作りポスターだと答えるバスドラ。
驚きを隠せない2人。どうしてそんな事を?と問う奏。
伝説の楽譜の音符は何故かこの町に集まる。この街の人間を集めれば持ち物に宿っている音符を集められると考えたそうだ。
で、早速音符を探す。
女性が持っていたシンバルにくっついているのを発見し、ネガトーンを召喚するバスドラ。本日も2体なネガトーン。
両手のシンバルを叩き悲しみの波動を飛ばすネガトーン。辺りを見回しても全員悲しみに落ちている。
『町の人達、皆楽しみにしてたのに』と響、『自分の目的の為に音楽を愛する心を利用するなんて』と奏
『絶対に許せない!』と言うひびかな。
変身。
その頃、音吉が居るあの調べの館では水が一滴、水溜りの上に落ちていたり。その音を聞いて『ズレとる』と言う音吉。
ネガトーンに攻撃指令を出すバスドラ。ネガトーンはシンバル状に変身して体当たり。避けるメロリズ。
ネガトーンは二手に別れ、片や建物の壁、片や木に当たって方向を変える。
そして、一方が手を出してメロディにパンチ。パンチを受け止めるメロディ。
その腕を引っ張ってそこからもう一度空中回し蹴りで蹴り飛ばす。だが、その隙に背後に回ったもう1体に殴られてしまう。
リズムも攻撃を防御して、攻撃してきた1体に気を取られてる隙に後ろからもう1体に殴り飛ばされる。
遠くから見ていたハミィは『メロディ、リズム!』と名を呼ぶ。
人形の異変に気付いたハミィはおもちゃの楽隊を止める事を思いつく。
笑いながら『得意のコンビネーションはどうした』と余裕のバスドラ。
『リズム行くよ!』と言うメロディ。『オッケー』と答えるリズム。
シンバル形態から元に戻り、飛び掛ってきたネガトーンの一撃は避ける。
だが、このネガトーン着地するなり後を追いかけ2人の後ろで両手のシンバルを叩く。空中から落とされる2人。
時計塔を上るハミィ。時計の覗き窓から2人を応援するハミィ。だが、バリファルに掴まってしまう。
『猫、捕まえた〜!』と言う2人。『放すニャ』と言うハミィ。
その頃、バスドラは音符が見当たらない事に気付いた。自分の作戦は完璧な筈なのにおかしいと困り顔。
掴まってるハミィから『人を集めたくらいで簡単に見つかるなら苦労しないニャ!』と言われる。
『黙れ! この町に音符が集まるのは間違いないんだ』と言うバスドラ。ネガトーンに音符捜索命令。
飛び上がったネガトーン2匹を『止めて〜!』と迎え撃つメロリズ。1体は攻撃を受け流し、背後に回ってキック。
だが、2体の合体を許して足を捉えられてしまう。そのまま振り回され叩き落されてしまう。
2人は音楽自慢大会の張りぼて看板を突き破り墜落。追撃体制のネガトーン。メロリズを心配するハミィ。
メロリズはまだ意識があるが座り込んでる状態の上に息切れ中。それを見て音符集めの前にプリキュアを倒す事にしたバスドラ。
ネガトーンに攻撃指令。座ったまま、顔を背け踏ん張るメロリズ。
すると、キュアモジューレを吹く何者か。動きが止まるネガトーン。暫く沈黙が続く。そして、もう一度謎の音。
何かに気付いたメロリズと辺りを見回すトリマ。『上ニャ!』と気付いたハミィはファルセットの手中から逃亡。
見上げたらトリマの背後にあるモニュメントの上に仮面をつけた見慣れない人物Xが。
『誰?』なメロリズ。『誰だか知らんが邪魔はさせん! ネガトーンやれ!』と攻撃指令を出すバスドラ。目を開くX。
迫るネガトーンをジャンプやバック転で避け続けるX。左右から迫るネガトーンも巧みに避け、もう1度迫る両者を両足を開いて同時に蹴り飛ばす。
『早い!』とあんぐりなメロディ、『それだけじゃないわ。何てリズミカルな動き』とリズムが言う。
ハミィ曰く、ネガトーンの動きのリズムを完全に読んでるらしい。そんな会話中、走り逃げるX。
『ちょこまかと〜!』とイラついて言うバスドラ。後ろで『ちょこまかちょこまか〜!』と繰り返すバリファルにイラっと来てたり。
元に戻っている人形。『うん、ズレてない』と言う音吉。『音吉さん、ブラボー!』と言うハミィ。
先のやり取りをしている間に音吉があの人形を元に戻したらしい。
元に戻った事に驚きながら、どうやって元に戻したのか気にするバスドラ。『一体何者!?』と言ってると背後にXが降りて来る。
Xはバスドラが振り向く前にネガトーンの1体を攻撃を避ける要領でバスドラに衝突させる。
後ろに転がるバスドラ。大切なお髭が滅茶苦茶。『髭が! 俺様の髭が!』とうろたえるバスドラ。
Xは片手を180度振る。すると虹色の鍵盤が現れる。それを一度押すと鍵盤は無数に散らばりネガトーンに突撃。
ネガトーン2匹をボール状に圧縮してしまう。またモニュメントに着地したX。
『動きが・・・止まった』と言うメロディと頷くリズム。ハミィに『今ニャ』と言われメロディがミュージックロンドを繰り出す。ネガトーン撃破。
音符はラリーに。悲しい顔から幸せそうな顔に戻る町の人々。
下を見下ろすXと『ドド』と言うフェアリートーンが現れる。フェアリートーンを発見するハミィ。
『フェアリートーンが居るって事はあの子もプリキュア?』と言うリズム。
『キュアミューズ ドド!』と教えるフェアリートーン。『キュアミューズ?』と繰り返すメロリズ。
『おのれ〜! よくも俺様の大事な髭を〜!』と怒るバスドラ。
髭は小さく纏まっていたが単に応急処置を施してただけの様で怒ってる最中に髭が弛む。
それが嫌だったのか髭を抱えて悔しそうに『覚えてろ〜!』と逃げていく。
(右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
バリファルも一緒。そんな光景を嬉しそうに見送っていたメロリズ。
キュアミューズにお礼を言うメロディ。おかげで助かったわと言うリズム。
が、フェアリートーンからは『別に助けた訳じゃないドド』と言う言葉。
『お前達はネガトーンに倒されていたドド。それでもプリキュアかドド』と結構辛口。
『ミューズもプリキュアニャ? ハミィ達の味方ニャ』と言うハミィ。
『私は誰の味方でも無いドド』と言うフェアリートーン。ここで屋根を飛び跳ねて逃亡するキュアミューズ。
見上げてるメロリズ。『私達の他にもプリキュアが・・・』と言うメロディ。『キュアミューズ。あの子は一体・・・』と言うリズム。
夜の時計塔。今頃、セイレーンが帰宅。
待ち伏せしていたのか戻ってくるなり入り口の死角から現れるバスドラ。
『何処へ行っていた?』と聞く。『何処でもいいでしょ』と答える気の無いセイレーン。
『リーダーは俺様だ。命令だ、何処へ行っていたのか言え』と命令するバスドラ。
『なんであんたに言わなきゃならないのよ。何処に行こうが私の勝手でしょ』と顔を背けたまま何処かへ行くセイレーン。
怪しむバスドラ。暗闇へ向かって歩いていくセイレーンのカットから黒くフェードアウトして
〜おしまい〜
〜今週のまたみてね〜
かっこいいミューズが台無し!
第12話『リンリーン♪ キュアミューズのこと教えてニャ♪』
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