第19話『グニャグニャ〜! プリキュアに変身できないニャ!』
(2011年6月26日放送)
脚本:成田良美 演出:山口祐司&広嶋秀樹 作画監督:青山充

ゆき先生2号

シリーズお決まりの変身危機話。
本作は久々の2人同時変身と言う事で2人を分断する!と言う作戦できました。
何か今回のセイレーンは妙にポケモンのヒカリ声が多かったような。
青山さんが作画監督に復帰。DXは今年で最後らしいから離脱は今年で終わり?
ってか川村さんも戻ってきて〜!
途中に出てきた理科の先生お気に入りになりました。
もっと出ないかな〜♪

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは20〜21話同時収録)
(BDは13〜18話、20〜24話同時収録)

アバンタイトル

開始いきなり変身するメロリズ。実は映像でそれを見ているマイナー陣。
モニタがメフィストとの通信用の鏡だった為、名乗りを終えたところでいきなりメフィストの映像に変わる。
メフィストに呼ばれ、ややうろたえ気味なセイレーン。
前回は大量の♪を手に入れるチャンスだったのにふいにしたとお怒りの様子。歯を食いしばるセイレーン。
嫌味全開でそうなんですと答えるバスドラ。彼女がリーダーではまた♪を取り逃がすかも知れないとさりげなくリーダーになろうとしてたり。
私はそんなヘマはしないと言うバスドラ。ファルセットも♪を逃がしたのは僕達じゃないと続く。
『ねー!』とバスドラを見るバリファル。『聞こえる様に言うな!』と怒るバスドラ。
誰が逃がしたにせよ結果が全てと会社の上司みたいなに言うメフィスト。まぁ、実際上司だけど。
チームの失敗はリーダーの責任とのこと。メフィストに名を呼ばれ分かっていますと答えるセイレーン。
リーダーの責任を果たす為には今までのプリキュアの戦いを見返し、対策を練っていくそうで。
んで忙しいと言うことでメフィストとの通話を強制切断。
『あ、こら・・・話はまだ』といきなり残念モードなメフィスト。通話終わり。

ファルセットの毛を毟りながら、何かある筈と焦るセイレーン。
(2話の両側殴り、8話のメロディ抱えて走るリズム、10話の顔面パンチのシーン回想)
ここで今までの戦闘を思いだし変身が2人同時な事に気付く。
(3話、4話、9話の絶対に許せ(許さ)ないシーンの回想)
『これだ!』と不敵にニヤつくセイレーン。OPへ。


アリア学園。臭いを嗅いでアジサイの近くで♪を見つけたハミィ。
オレンジの♪を捕まえて喜んでるとアジサイの植え込みの中からセイレーンが現れる。
この♪はハミィが先に見つけたと後ずさりするハミィ。
だが、セイレーンはいきなり泣き出す。
間違っていたと言う彼女は本当はもう1度ハミィと友達になりたいとか言い出したり。今まで酷い事してごめんなさいと謝ったりまで。
許してくれるか聞かれ勿論と答えるハミィ。一緒に♪を集めて一緒に幸せのメロディを歌うと張り切る。
が、セイレーンは悪相でニヤつく。


つまりは罠。背後のドアから現れたトリマ。バスドラが作ったシャボン玉に閉じ込められるハミィ。ちゃっかり♪をパクるセイレーン。
『何するニャ?』と聞くハミィをこんな簡単に騙されるなんて相変わらず天然の子猫ちゃんとバカにする。
ハミィ側は友達と思っているらしいがソレを鼻で笑い、友達になりたいなんて嘘に決まってるでしょと言うセイレーン。
友達なんか居たって何時かきっと裏切られる。そう考えて信じてないらしい。

んで、体育館の扉に♪を投げ飛ばしネガトーンを製作。勿論、今日は体育館のドア。

で、サブタイトル。

校庭を移動しつつサッカーユニの響にスイーツ部で試作品を作るから来るかと聞く奏。行くと答える響。
ハミィも行くと割り込むハミィ。勿論、偽者である。正体は首飾りが示すとおりセイレーン。

渡り廊下を移動しながらどんなスイーツ作るのか聞く響。それはできてからのお楽しみと返す奏。
『ふっ、マズイかも知れないニャ』と嫌味を言うセイレーン。思わず足が止まるひびかな。
『試作品だから美味しいとは限らないニャ』と嫌味を続けるセイレーン。
どうしちゃったのか聞く響。珍しく後ろ向きだかららしい。不敵に笑うセイレーンを横目で見る奏。
肩に乗せていた彼女は偽ハミィの首飾りに気付いた。

そして、前方の棟にある台の上にセイレーンを置き『ちょっとハミィ、ここに居てね』と言い、響と共に反対側の棟へ移動。
サッカーボールだけセイレーンの居る棟に来たり。ニヤつくセイレーン。

早速、ハミィじゃないと響に話す奏。まさかと驚く響に見てみる様に勧める。
アップになる首飾り。
そして、今までセイレーンが化けた北条さくら、ミューズ、まりあママの首飾りのアップ。

奏が言う様に今までセイレーンが化けた人は皆、ネックレスをしていたのである。さすがに納得した様子の響。
サッカーボールを見るセイレーンはボールに飛びつく。何を企んでいるのかと疑う奏。

また自分達をケンカさせようと企んでると推測した響は突撃しようとする。
止める奏。本物のハミィが居ないから捕まっていると考え、下手に動けばハミィに危険が迫ると思ったらしい。
『そっか〜』と答える響。騙されたフリして様子を見ようと提案する奏。
そんなのまどろっこしいから、セイレーンを捕まえて直接聞き出そうと提案する響。
焦って行動してハミィに何かあったらどうすると問う奏。のんびりしてハミィに何かあったらどうすると聞き返す響。



久しぶりに意見が対立するひびかな。声を揃えて『ちょっと待った』と2人揃ってセイレーンを見る。
リフティングで遊んでるセイレーン。演技してるらしい。
セイレーンの目的は私達をケンカさせることと察し、自分達でケンカしてる場合じゃないと言う響。
同意しつつでもどうするかと考える奏。
2人で視線を合わせるひびかな。騙されたフリをしてそれとなくハミィの居場所を聞き出すことにした2人。

サッカーボールで遊んでるセイレーンに今日はここの来る前、どこに居たのか聞く奏。
『何か怪しい事してたのかな〜?』とわざとらしく言う響。それを聞いて慌てて響を連れ去る奏。
『何かしら?』とハミィ声のセイレーン。


演技が怪し過ぎると怒る奏。響曰く、ウソをつくのは苦手らしい。
それにしたってもう少し何とかならないかと言う奏に一生懸命やってると返す響。
サッカーボールで遊びながらどうかしたかと聞きに来るセイレーン。
なんでもないと誤魔化すひびかな。
ここで♪の臭いがすると教室の中へ走っていくハミィ。サッカーボールを持って後を追う響。そのまた後を追う奏。


だが、そこには誰も居ない。ここは理科室。間もなくサッカーボールだけが戻ってくる。
何時の間にか前方に立って、突然『南野さん!』と聞き覚えのある声で呼ぶ理科の先生っぽい先生。声と首飾りが示す正体は勿論、セイレーン。
『あ、先生。今、響・・・いえ、北条さん来ませんでしたか?』と問う奏。
北条さんならこっちに行ったと前方を指差す先生。お礼を言って走る奏
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


先生の首に怪しく光る首飾り。


ここで立ち止まって先生って何時もネックレスしてたか聞く奏。
言った直後、後ろの扉が開き吸い込まれる奏。驚いたまま吸い込まれてしまう。
そう、この扉こそ・・・さっき誕生させたネガトーンだったのだ。してやったり顔のセイレーン。

体育館にて不幸のメロディをハモるトリマ。いつかヒビカナが助けに来てくれると言うハミィ。
それは無いわと否定する豊口さん声。驚くハミィ。現れたのはあの先生。ハモるトリマの後ろで変身を解くセイレーン。
驚くハミィにあの2人は2度とプリキュアにはなれないと言う。


響は居場所は分からないながらも扉を発見する。奏が回りくどい作戦なんかするからと愚痴りつつ扉にダッシュ。
奏は奏で響を呼ぶ。当然、返事はない。こんな目に遭うなんてと戸惑ってるとこちらも扉を発見。
ドアに向かいダッシュするひびかな。
だがネガトーンが怪しいオーラを漂わせる。耳を押さえて苦しむ2人。

セイレーン曰く、別々の異空間に閉じ込めたとのこと。
ハミィに『あんたなら分かるでしょう? もう、あの2人に変身する術が無いってことが』と言うセイレーン。
ハモるトリマ。決して欠伸してる訳じゃないです。

ここでアイキャッチ。



終わるなり、いきなりすき焼きのアップ。
これで邪魔者は来ないと嬉しそうなセイレーン。私たちの勝利は決まりと言ってたり。スマートな作戦と評するバリトン。私ほどじゃないと付け足す。
ファルセットにお肉を貰って食べていたセイレーン。バスドラの視線に気付く。
上手くいったことが面白くないバスドラは肉を全て箸で掴み取る。
『そんなに取るな〜!』と叫ぶセイレーンとバリファル。

ハミィもすき焼き食べたいと言いだしたり。当てつけの様に目の前で食べ、食べたら太るぞと嫌味。ションボリハミィ。

〆のうどんすきもまた美味いとか言ってるファルセット。『良い匂〜い!』とか。牛乳らしきものを飲んでるバスドラ。
ここでネガトーンを呼ぶセイレーン。手始めにこの学校の生徒達を不幸にするよう指示する。

体育館から不幸のメロディを飛ばすネガトーン。校庭やテニスコートで泣いている生徒達。


声が聞こえてるらしく生徒達の窮地を知ったひびかな。
知ったからには変身をしようとするがやっぱり無理である。

レリーが居ないからと考える奏に違うと答えるセイレーン。セイレーン曰く、2人の心がバラバラだから。
声を聞いてセイレーンと気付いた響。
セイレーンは2人が変身するところを何度も見て気付いたらしい。
(3話、4話、9話の絶対に許せ(許さ)ないシーンの回想)
何時も声が揃った時に変身した事を。

驚いてあんぐりなひびかな。
今回の策略はプリキュアになる為には2人の心が揃わないといけないなら、別の場所に閉じ込めればいいと考えてのことらしい。
プリキュアになれないのなら脱出するのも不可能だとか。

笑うセイレーン。トリマと共にうどんを食べる。幸せそうなセイレーンに反し、外では泣き声があちこちで。
『みーんな、皆嘆き悲しめばいいのよ』と言うセイレーン。
セイレーンに止める様に言うハミィ。彼女曰く、セイレーンはそんな悪い子じゃない。
でも、当の本人はあんたに何が分かるのと悪い子である。
ハミィとセイレーンは友達とニッコリなハミィ。
そんなくだらない事を言ってる暇があるなら、プリキュアも現れないのだから自分の心配でもしたらどうかと言うセイレーン。

だが『それはどうかしら?ドド』と言うドドリーの声が。
探すトリマはミューズが2階通路に登場しているのを発見。
『また邪魔しにきたのね』とムッとするセイレーン。1階へ飛んで下りるなり私は誰の味方でも無いと否定するミューズ。
でも、何の罪も無い人達を巻き込むのは見過ごせないとのこと。
セイレーンの指示を受けたネガトーンは体育館から不幸のエネルギーを飛ばす。


ミューズは久しぶりにあのキーボードを出し、対抗する様にオパール色のエネルギーを飛ばす。
ミューズのエネルギーが先に到達。校庭の生徒達をバリアによって不幸のエネルギーから守った。
驚くマイナーの4人。『あれは!?』と言うセイレーンに防音壁と教えるドドリー。音を全部跳ね返すそうで。

『やっちゃえネガトーン!』と久々に少女声で言うセイレーン。
連射するネガトーン。ミューズも連射する。ミューズの勝利が続き生徒達を守り続ける。

だが、気張ったネガトーンの一撃が届いてしまう。泣き出す生徒達。
これには『しまった。守りきれなかったドド』と言うドドリーと共にあんぐり顔で驚きを隠せないミューズ。泣き喚く生徒達のアップ。

また声が聞こえたので何とかしなくちゃと扉を押す響。
奏もこんなところでグズグズしている場合じゃないとドアを押していたり。
対抗し続けるミューズにいい加減諦める様に言うセイレーン。1人じゃ無理だし、あの2人も現れないから私の勝ちと続ける。

あの2人がどうなるか、2人次第と答えるドドリー。
『でも、真のプリキュアなら』と続けるドドリーの言葉をファルセットの毛を毟りつつ『何であろうと、絶対に無理!』と遮るセイレーン。


響は奏は絶対に諦めないと。響だったら皆の声を何もしないで聞いていられる訳がないと言っていたり。
『だって』と響、奏の順番で言ったところでドアが開きだした。
『私達、プリキュアだから!』と2人が言った瞬間にネガトーンのドアが開いてしまった。
驚く、体育館の面々。喜ぶハミィ。キラキラの光に包まれ、中に浮かぶひびかな。
『皆を悲しませるなんて絶対に許せない!』と言って

変身。


早々、ネガトーンの両目から飛んできたエネルギーを避けるメロリズ。
メロディがあんな見え見えの誘いに乗るからと怒るリズム。リズムだってややこしい作戦立てるからとメロディ。言い争うメロリズ。
うろたえるネガトーン。
自分が正しいと思ってるところ、直した方がいいと言うメロディ。そっちこそ、もっと人の事考えて動いてと返すリズム。


しかとに怒ったのか、もう1度腹の中に引きずりこもうとするネガトーン。
『今、取り込み中! 邪魔しないで!』と扉を閉じ昇竜拳をかます2人。声から技から息ピッタリ。
そんな2人は実は楽しそうな顔。

『なんだあいつら。ケンカしているのに・・・ハモっていた〜♪』と歌うバリトン。
『息もピッターリ♪』とバスドラ。訳の分からない言葉のファルセットも続く。

この隙に『隙あり!』とハミィを奪還するリズム。大丈夫か聞かれ大丈夫とニッコリのハミィ。ありがとうとお礼を言う。
立ち上がるネガトーン。ケンカしてるのにどうしてとファルセットの毛を毟るセイレーン。


メロディ曰く、リズムには言いたいことズバっと言ってるだけ。メロディなら本音をぶつけても大丈夫だと分かってると言うリズム。
そう言いつつ何時ぞやのアシストジャンプを構えをする。2人は親友ニャと嬉しそうなハミィ。
ジャンプした状態から踵落としをかますメロディ。倒れるネガトーン。

『やった〜!』とはしゃぐメロリズ。
それを見ながら
『ただ、声が揃えばいいだけじゃないドド。ケンカをしていても、離れた場所に居ても心が一つになれば変身できる。それがプリキュアドド』
と言うドドリー。

ミュージックロンドスーパーカルテットで撃破する。本日はファリーに収納。もうすぐ幸せのメロディが完成すると覗きつつ言うハミィ。扉も元通り。


悪事はそこまでよと言うメロリズ。
『またメフィスト様に怒られる〜♪』と歌ってるバスドラ。怒られるの件を繰り返すバリファル。
観念する様に言うドドリー。悔しそうなセイレーン。だが、ハミィに呼ばれる。
おやつにハミィとカップケーキを食べようと誘われる。
『なんで私があんたと!』と返すセイレーンにハミィとセイレーンは友達と返すハミィ。ニッコリ。
だから友達になりたいと言ったのはウソと教えるセイレーン。ちょい驚いた様子のハミィ。
軽く鼻で笑って、あんたを騙すためのデタラメとネタバレ。
それでもハミィはずーっとセイレーンの友達らしい。
こうも眩しい笑顔で言われては真っ向から否定できないのか
悔しそうに『えーい! 友達なんて信じるものか〜!』と言うセイレーンを筆頭にに煙玉で去っていくマイナー4人。


ラッキースプーンのオープンテラス。おやつの時間な2人と1匹。
何時、誰になりすましてくるか分からない。セイレーンには気をつけないとと思う奏。同意の響。
カップケーキ美味しいと言うハミィはセイレーンと一緒に食べたいらしい。
それを聞いてセイレーンに腹立たないのか聞く響。
友達でもケンカする、自分とセイレーンはひびかなみたいに仲直りできるとニッコリなハミィ。
『そうかな〜?』と響、『どうなんだろうね?』と奏が言う。
『ハミィはセイレーンを信じているニャ』と2回頷くハミィ。

カモメ飛ぶ海岸。夕焼け空を眺めながら『友達なんて・・・信じるものか!』と言うセイレーン。
そんなカットから黒くフェードアウトして

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

泣いてる?

第20話『アアアア〜♪ セイレーン、最後の作戦ニャ!』
スイート♪20話へ

スイートプリキュア各話レビューに戻る

トップページへ