第5話『ドタバタ! テレビレポーターに挑戦だニャ♪』
(2011年3月6日放送)
脚本:木滝りま 演出:芝田浩樹 作画監督:河野宏之

お尻抓り

2人の誕生、2人の夢や設定。
そんな話を書いた話の後は弄り話。
放置かと思った響ママ、ちゃんと登場しました。
そして、トリマがまさかの個別喋りを披露。ちょっとだけですけどね。
2人で1つと言うのを強調する本作ですが
人間体でもその繋がりを披露してくれたり。
普段、仲が悪めなのでこういうのは見てて微笑ましいです。
このHPでは猫姿をセイレーン、人間体をエレンと呼ぶことにします。
OPがDX3宣伝仕様に変更。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは4、6話同時収録)
(BDは1〜4話、6〜12話同時収録)

アバンタイトル


クラゲネガトーンと戦闘中のメロリズ。どちらも敵の一撃は避ける。心配そうに木の上から見ているハミィ。
避けてはいる。だが、避けるだけな為、防戦一方である。息切れ中のメロリズ。

丁度、挟み撃ちポジションだったので双方から突撃するがネガトーンに避けられて2人が衝突。
勿論、言い争いになる。が、ハミィはケンカしてる場合じゃないと慌てる。

上空に居たネガトーンを発見し後ろに逃げるメロリズ。
ここで『行くよリズム』とメロディが言う。驚いた様子で振り向くリズム。少しして意味が分かったの『オ、オッケー』と言う。
パッショナートハーモニーを繰り出す2人・・・だが音がせず不発。
2人の心がバラバラだったからと説明し、もう1度試す様に言うハミィ。
『心を1つに?』と言うメロリズ。攻撃するネガトーンのシーンでこの場面はお仕舞い。


場面は変身が解けた2人とハミィが話している海近くの岩場へ。どうやら、ネガトーンは倒した模様。
早速、2人に足りないのはハーモニーパワーとハミィに言われる。
『ハーモニーパワー?』な奏と何か聞く響。
『よくぞ聞いてくれたニャ、ハーモニーパワーとはつまり・・・・・・ハーモニーのパワーニャ!』とどや顔で言うハミィ。
ズッコケるひびかな。『そのまんまじゃん』とツッコミを入れる響。
うろたえながらもお互いを信じ、心合わせる力と何とか説明するハミィ。ハーモニーパワーを高めるには音楽の練習が一番だそうで。
2人で1つの曲を演奏する様に言うハミィ。『2人で1つの曲を?』と声を揃え顔を見合わせるひびかな。

頷くハミィ、大波に飲まれて『これが海とのハーモニーパワーニャ・・・』と弱りながら言う。OPへ。


帰宅途中の2人。
響に昔みたく2人でピアノを弾いてやってみようと持ちかける奏。が、響は部活助っ人で忙しい&運動後空腹になってご飯を沢山食べるからと拒否る。
沢山食べる件には納得のハミィ。食べた後にはすぐ眠くなるからそんな暇はないとのこと。
少しはプリキュアの自覚を持てとムッとする奏。ここで技が出なかったのは奏のせいと言い出す響。
あれは響が1人で先にやったと言いたそうな奏。辛うじて敵を倒せたから良かったけど、こっちは冷や冷やと怒る響。私だけが悪いのかと言い返す奏。
2人の間に割って入り、そう言うところを直す為にも音楽の練習をと勧めるハミィ。
だが、奏が怒って帰ってしまう。
帰る奏を見送りながら『何でそうなるニャ〜!』と絶叫するハミィ。

で、サブタイトル。



何でいつもこうなっちゃうと自宅自室で落ち込んでる響。当然だがケンカしたかった訳ではないそうで。
落ち込んだ時にはコレを吹くと良いとキュアモジューレを出すハミィ。モジューレには変身する以外にも使い道があるとのこと。
オカリナとして吹く事ができるのだ。吹き方を聞く響。
すると『僕の力を使うドド』と肩に乗ってきたドリーが言う。


ドリーはモジューレの上部にくっつく。
吹いてみたらばこれが良い音色。キラキラする響ルーム。
『何だか知らないけどすごく幸せな気分』と言う響。
ドリーのドはドリームのド、傷ついた心を癒し夢見る気分にさせる効果があると説明するハミィ。

今夜は良い夢を見て、明日奏と仲直りする様に言うが、響のお腹が鳴る。
幸せな気分になったらお腹が空いたから夜食でも食べようと部屋を出る響。コケるハミィ。

カップ麺(加音ヌードル)を作ってきた響。食卓に移動してきた模様。
団パパに丁度良いところに来たと声をかけられる。演奏旅行中のまりあママと話してる最中だとか。
響は『私なら手が放せないって言って』と素っ気無い態度。
が、まりあママはどうしても響に頼みたい事があると団パパ。『もう!』と不満そうながら応じる響。


まずは挨拶なまりあママ、元気だったか聞く。『元気〜ってか今朝話したばっかじゃん』と言う響。
えへ〜と笑った後、最近奏とよく会ってる事を聞いたと言うまりあママ。余計な事をと団パパを睨む響。ニッコリ団パパ。
また昔みたいな仲良しに戻ったと喜ぶまりあママ。
『別に仲良しってわけじゃ〜』と言いながら頼みたい事を聞く響。
何でもまりあママの知り合いのテレビ局の人が音楽の町加音町を番組で紹介する事になったそうで。
レポーターを探してるのでひびかなを推薦したらしい。驚く響。
対照的に2人がテレビに出ることが嬉しそうな団パパ。楽しみだそうで。
2人は最高のパートナーとまりあママ、きっと素晴らしいハーモニーを聞かせてくれるだろうと団パパが盛り上がる。
勝手に盛り上がらないでよとツッコミを入れる響。
『そんな訳でテレビ局の人が学校へ挨拶に行くから、よろしくね響』とパソコン通話(ユカイプ)を終えるまりあママ。響の戸惑いも全く無視。

何なのよと困る響の後ろで開くカップラーメンの蓋。のびちゃった?


早速、奏に話す響。
『レポーター? って、あの一度食べたら癖になる美味しいケーキ屋さんとかを紹介するアレ?』と言う奏。
奏と一緒にレポーターやることに不満を言う響。奏も響とテレビに出るなんて嫌と言う。
『へ〜、珍しく気が合うじゃん』と言う響。『みたいね』と返す奏。
テレビ局の人に何言われても絶対断ってと言う響。響の立てた人差し指を握り、響こそ絶対断ってと言う奏。同意見の2人。

『やります!』と響、『やらせてください!』と奏が言う。2人は校長室から退室。引き受けちゃった。
『もう、どうして引き受けるなんて言っちゃったの!』と愚痴る響。
『お礼のピザ食べ放題に釣られたのは響じゃな〜い!』と怒る奏。『奏だって音楽王子隊のインタビューに釣られた癖に!』と言い返す響。
溜息をつく2人。
『ここで決めなきゃ女が廃る。引き受けたからにはやるっきゃないわね』と言う響。『こうなったら、気合のレシピ見せてあげるわ』と奏も覚悟を決める。


んで当日。大勢のギャラリーに囲まれるひびかな。
髪を整える余裕の響と下向き加減で明らかに緊張顔な奏。撮影開始。だが、奏噛みまくり。
『奏ってば緊張し過ぎ、もっと気楽にやれば?』と嫌味を言う響。

緊張なんかしてないと否定する奏。響と違ってちゃんと準備してきたらしい。作ったカンペを読む練習をしている回想。


『加音町は音楽の町です。西暦1779年、楽器職人のシラベオトエモンがこの町に住み着いて以来、楽器作りが盛んな町と』
と言ったところで響が欠伸。奏のレポート堅苦しくてつまらないと一言。
『何ですって〜』とキレる奏。面白みが足りないと指摘する響にだったら響はどうなのかと言い返す奏。

そんなやり取りをあんぐり顔で見ているスタッフ&ギャラリー。

笑った後、どーんと盛り上げるから任せなさいとか言い出す響。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)

少し見回した後に『あちらに見えるのが、でっかい時計のついた時計塔で〜す』と紹介する。
間を置いて『それだけ? 全然盛り上げてないじゃん。ってか、そのまんま』と言う奏。
『なっ、なっ、なんと! 時計の針は1時20分を指しています』と言う響。ズッコケる奏やスタッフ&ギャラリー。同時に大ウケ。

2人の様子を見に来たハミィ。2人がどんなレポートをするか楽しみとやって来たのだが聞こえてきたのは
『響ったら、少しはマジメにやってよね』と言う奏の声。人混みから覗くと案の定ケンカ中のひびかな。
全然、街の紹介になってないと怒る奏とウケれば良いじゃんと言う響。
響はその場のノリとか勢いとかそんなのばっかりと怒る奏。奏がキッチリしすぎてると返す響。
『ケンカしてるニャ!』とあんぐりハミィ。

そんな様子を時計塔の覗き窓から見てたりするセイレーン。楽しそう。
『いいわいいわ、悲しい曲が似合いそうな展開ね』と言うセイレーン。

『あの2人に代わって私がテレビカメラの前で不幸のメロディを聞かせれば・・・』
と妄想
テレビで不幸のメロディを歌うセイレーン。テレビ前で悲しむ人々。
そんな光景を妄想して高笑いのセイレーン。
一瞬で世界を悲しみのどん底に突き落とせるなんて、テレビって便利と思うセイレーン。

『なるほど、テレビを利用するとは考えたものですな〜』と言うバスドラ。
『でしょでしょ、それじゃ行くわよ!』と飛び上がったセイレーンはエレンに変身。
鏡前で身嗜みを整える・・・が衣装が気に食わない。


と言う訳でファッションショー開始。
左上から順に
『これもイマイチ』 『ダメね』 『おば様かって!』 『これ論外』 『何か足りない』 『テレビじゃ地味か』
『あの〜、セイレーン様』『まだっすか?』とそれぞれツッコミが入る。勿論、エレンは聞いてない。
(正面顔が見えないのと今まで3人で喋るかオペラもどきしかやってないので誰が喋ってるかわかりません)

ここでアイキャッチ。


『いい? 今度はちゃんとやってよね』と響に耳打ちする奏。『分かったよ』と引き受ける響。
『おっと、この音は何でしょう。ご覧下さい、この町では路上ミュージシャン達が毎日の様に演奏を繰り広げています』とレポート。
続けて違う場所でピエロと風船もらって喜ぶ子供のやり取りを
『おや、あちらにはピエロさんが。風船を貰ってニッコリ。子供達とっても嬉しそうです』とレポートする等、中々の進行上手。
『やればできるじゃない』と嬉しそうな奏。


移動した響は音楽を奏ながら移動する集団を発見。
『おっと、あちらからは商店街の人達で編成された音楽隊がやってきました』と言う響。
ここで御用達の店のおばちゃんを発見した様で喜びながら突撃。奏やスタッフ達唖然。そのせいで演奏が中断されてしまう。
おばちゃんにほくほくジャガの特製コロッケがまだあるか聞く響。
『勿論、響ちゃんの為に沢山揚げといたよ』と答えるおばちゃん。喜ぶ響。


早速、店に行こうとか言い出すもんで奏が響の名を呼ぶ。やっちまった顔の響。怒ってる奏。『やばっ!』と焦る響だが
態度を変えて『商店街の人達もハッピーミュージックを演奏する音楽の溢れる町、それが私達の住む加音町なのです』と紹介する奏。
『はいOK。いいよ、この調子で頼むね』と言うディレクター。
奏に感謝してるのか両手を合わせる響。『私だってとっさの対応くらいできるのよ』と言う奏。ありがとうとお礼を言う響。
ここで王子隊を発見した女子達の黄色い歓声。
『じゃあ君達頼むよ〜』と言うディレクター。『はい』と答える両名。
『奏、頑張って』と応援する響。『任せてよ』と答える奏。


『じゃあ、ここで我が町が誇るアイドル、音楽王子隊にインタビューしたいと思います』とカメラ前でリポートする奏。
王子にインタビューしようとするが彼を目の前に赤面して何も言えなくなってしまう。
それを見かねた響、なんと奏のお尻を抓る。

正気になって音楽をやって良かったと思うことを聞く奏。真横の奏に指立てする響。ニッコリ顔で返す奏。
沢山あるけど、あえて1つあげるなら大切な仲間と出会えたって事かなと答える王子。
彼にとって大切な仲間とは勿論、王子隊のメンバー。
『皆がお互いを思いやり、心が1つになった時、美しいハーモニーが生まれるんだ』と言う王子。
『心が1つに』と繰り返すひびかなに『そう、今の君達みたいにね』と言う。
顔を見合わせるひびかな。ここで王子はこれで失礼しますと去っていく。
ありがとうございましたと一礼するひびかな。



時間になって時計が動き出す。見惚れるギャラリー達。1人の女の子が夢中になり過ぎて風船を手放してしまう。
取ろうとする響だが届かない。それを見た奏はすぐさま響の前に回りこんで響を呼ぶ。
奏が両手で作った足場で響が飛び上がると同時に奏も上に両腕をあげる。
その甲斐あって風船は見事響にキャッチされる。女の子の手元に帰ってきた。お礼を言う少女とお母さん。

『いやぁ素晴らしい。咄嗟にあんな連携プレーができるなんて、君達ってホントに心が通じあった友達なんだね』と言う響。
心が通じ合ってると言う件に嬉しそうに顔を見合わせるひびかな。
この後もよろしくとディレクターに頼まれ『はい!』と笑顔で答える。海の方へ移動しますと言うスタッフ。
ハミィも『良かったニャ〜』と一安心。ここでカメラに付いた♪を発見。

♪のところへ行こうとするハミィの前にエレン登場。マヌケなテーマと共に派手衣装をお披露目。
派手さに驚きを隠せないハミィ。『テレビですもの、これくらいやらなきゃね』と言うエレン。『テレビ?』なハミィ。
『さ、出番よ』と言うエレン。スタッフ達を呼び止める。


そして『そんなお子ちゃまを撮るより、この私を映しなさい。私はセイレーン、この町で一番の歌姫よ』と言う。
町一番の歌姫と言う件に反応し鸚鵡返しなディレクター。
『如何にも』と答えるエレン。如何にもを繰り返すトリマ。『町一番の歌姫だ〜』と紹介。
素晴らしいと撮影を命じるディレクター。ひびかなは正体に気付いた模様。
『聞かせてやるわ、全国のお茶の間の皆さんに不幸のメロディを』とポーズを決めるエレン。
『ダメ〜!』とエレンの前に立ちはだかるひびかな。
『この人の歌を聞いたら、皆が悲しくなっちゃう』と言う響。『え?』なディレクター。
邪魔された事に怒りながら2人に退く様に言うエレン。拒否するヒビカナ。

乗り出した際に♪を発見したエレン。『ダメニャ』と言うハミィを他所に猫の姿に戻りネガトーン召喚。標的は勿論、カメラ。

足踏みするネガトーンを見て逃げる一般人達。ネガトーンは辺りを見回す。どうやらひびかなを探してる模様。
ひびかなはと言うと広場のモニュメントの裏。
『音楽は皆を笑顔にするもの』と言う奏、『その音楽で不幸を撒き散らすなんて』と言う響
そして『絶対に許さない』と続ける2人。

変身。

攻撃指令を出すセイレーン。突撃するネガトーンを避けるメロリズ。
『負けられない』とメロディ、『この町は私達がこの手で』とリズムが言って『守ってみせる』と声を揃える2人。

ここで飛び上がったネガトーンからレンズのびーる攻撃。何とか直撃を免れる2人。


着地した後、再度飛び上がるネガトーンをジャンプして追おうとするメロリズ。
だが、2人の跳躍力を凌ぐネガトーン。落ち始めた2人にレンズパンチを食らわせる。直撃して吹き飛ばされるメロリズ。


地面に落ちた2人の前に降りて来たネガトーン。
あの高さまでジャンプされたら手が出せないと言うリズム。諦めるのは早いと言うメロディ。
私達はさっき何も言わずともお互いの気持ちが分かったじゃないと続ける。
『何時もはケンカばかりだけど、いざと言う時は心が通じ合って』と言うリズム。
先の風船キャッチの回想。
『心を合わせることがプリキュアの力なら強くなれるよ。私達』と言うメロディ。続いて『心を1つに!』と声を揃えるメロリズ。


ネガトーンの突進を避ける。避けられたネガトーンは飛び上がる。
この時を待っていたと言わんばかりにリズムを呼ぶメロディ。
リズムはさっきみたくアシストの構え。リズムの援護も合って大ジャンプのメロディはネガトーンの上からキックを食らわせる事に成功。


墜落するネガトーンを見て抱き合って喜ぶ2人。ハミィも大喜び。立ち上がるネガトーン。
『行くよ! リズム』『オッケー、メロディ!』とそれぞれ言うメロリズ。

と言う訳でパッショナートハーモニーで撃破。♪はドリーに吸収される。

『2人のハーモニーが聞こえたニャ』とうっとりのハミィ。
覚えてらっしゃいと負け惜しみを言いつつ去るセイレーンとトリマ。
『ねぇ、リズム・・・考えたんだけどさ、やっぱピアノの練習・・・始めてみない?』と言い出すメロディ。
『偶然ね。私も同じこと考えてたんだ』と返すリズム。ニッコリな2人。

あの調べの館。ピアノを一緒に弾いているひびかな。
ピザの空き箱の上に乗っているハミィ。平らげて満足そうな顔で寝ている。
すると
『信じられない、響ってばここまでピアノがヘタになってたなんて』と言いだす奏。起きるハミィ。
『しょうがないじゃん。小3以来、ピアノなんて触ってなかったんだから〜』と返す響。
練習を嫌がってた理由はソレかと聞く奏。『悪い? それよりピザ食べようよ』と言う響。
1曲弾ける様になるまではダメと怒る奏。驚いて無理と答える響。問答無用と練習を強制する奏。
『ピザ〜!』と喚く響。既に寝ていたハミィ、真剣に寝る。

で、肝心のテレビにはひびかなが映っている。
『加音町は皆を笑顔にする町』と響、『私達はこの町が』と奏が言う。
そして声を揃えて『だーい好きです!』と言う。
それを見て電源を切って怒るセイレーン。自分の出演シーンが無いから。お祝い準備をしていたトリマも目が点。
『何故なの〜!』と叫ぶセイレーンの声響く時計台のカットで

〜おしまい〜

〜今週のまたみてね〜

こう言う顔好きです。

第6話『ガミガミ! お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪』
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