スター☆トゥインクルプリキュア第４０話『バレちゃった！？　２年３組の宇宙人☆』感想＆紹介

（２０１９年１１月１７日放送）
脚本：村山功　演出：畑野森生　作画監督：高橋晃

ヽ＾▽＾ヽ

暗黙の了解とも言える正体に関する話。
今回は一段と重い気が。
フレッシュレベル・・・もしくは超えるレベルで重い話かも？
（企画者はこれがやりたかったのかも知れないと言うくらい）

出演キャスト
星奈ひかる：成瀬瑛美
ララ：小原好美
天宮えれな：安野希世乃
香久矢まどか：小松未可子
ユニ：上坂すみれ
フワ：木野日菜
プルンス：吉野裕行

ＡＩ：伊藤美紀
香久矢冬貴：成田剣
アブラハム：青山穣
姫ノ城桜子：大地葉
軽部タツノリ：榎木淳弥
女子：市ノ瀬加那
女子：西川舞
女子：依田奈津

カッパード：細谷佳正
ノットリガー：越後屋コースケ

収録ＤＶＤ

（ＤＶＤは４１話～４２話同時収録）
（ＢＤは３７話～３９話、４１話～４９話同時収録）

※独断と偏見による簡単な本編ストーリー※
オシャレララに素敵と言うＡＩ。
学校にて今日も一日の挨拶を交わす彼女を見張る冬貴パパの姿。

ロケットに戻ってきたララ、まどかは生徒会の引継ぎで遅刻。
冬貴パパがやってきて慌てるひかる。
何処ぞから登場したアブラハムがロケットに使用と誤魔化すが
明らかに疑われているが、レーダーに反応は無かったと見透かすユニ。
政府は映画の撮影と認識しても、私は信用してないと牽制し去っていく。
プリキュアだとバレることの無いように釘を刺すアブラハム。
冬貴パパは桜子と接触し、ララと同じクラスかと問う・・・認める桜子。
翌日、挨拶をするとみんなの態度が余所余所しい・・・あの桜子でさえ歯切れが悪い。
みんなの態度と視線が冷たい・・・耐えきれずゴミ捨てに逃げてしまうララ。
耐えきれずにララが何かしたのかとひかるが怒る。
桜子が重い口を開き
特別講師ジョーが消えたり、学校の巨大生物の話にララが関与した可能性を冬貴パパからリークされたと明かす。
同時に桜子らが気を失った時にララとひかる達が近くに居た事を指摘された。
コレを宇宙人のアブダクションによる悪影響と考えての態度だったらしい。
すべて聞いてしまったララは涙を流して去ってしまう。

図書室にて落ち込んでるララに探したよと言うひかる。
本は楽しい、地球人の考えた方も分かったつもりだったと告白ララ、カッパードの『今に裏切られるぞ』と言う言葉を思い出す。
異星人とか関係無い、ララはララと泣くひかる。
その頃、本当に宇宙人なのかと疑問定期カルノリ。
私も信じたくないと言う桜子が他の面々たちと一緒に窓外のノットレイダー円板を発見。
逃げる生徒達を囲む、やってくるひかララ。
だから言った、いつか裏切られると指摘し目の前でサマーン星人とバラすカッパード。
そんなことない、みんな良い子と庇うララ・・・これまでの事を根拠に語る。
私の事は分かってもらえずとも、私にとっては大事な友達と言う
一緒に変身しようとするひかるにとってもララは大事な友達。
遅れてまどか、テレポートでえれユニも到着し一斉に変身。
プリキュアの雄姿に驚く生徒達からイマジネーションを奪おうとするカッパード。
彼らを庇ってサマーン星人であり羽衣ララと名乗るミルキー。
みんなから応援され、同時に歪んだイマジネーションが消滅。
が、同じ現場に居た歪んだ冬貴パパが歪んだイマジネーションを奪われる。
上空から連続光弾・・・ドヤ顔カッパードの前で生徒を庇ってるミルキー。
私は大人・・・認められたいの私をみんなは認めてくれた。
私は私のままでいいと知ったと告白ミルキー、私はみんなを護りたいみんなと一緒・・・私は私らしく居たいと叫び
トゥインクルイマジネーション解放。
スタートゥインクルイマジネーションで武器撃破。
目を覚ました冬貴パパを生徒一同でララは異星人などではなく私達の友人と庇う。
娘からも言われたとあってこの場は何とか収拾したらしい。
みんな謝ろうとするがララは怒っておらす触角挨拶。
嬉しそうに見ているひかる達。

アバンタイトル

最初
優しい場面だと嫌な予感しかしない・・・。
そして実際今回は。
今年ちょうど脚本とは何ぞやと言う機会があったんですが
今回はそのお手本の様な回だと思います。
（後述）

結果的に悪役ポジな冬貴パパ。
近々転身なるか？

ＯＰ（映画仕様５回目）

ロケットと疑惑
アブラハムさん、普段どこにいるんだろうか。
１２話を最後にほったらかしだったけどやっぱり信用はしてなかったのね。
この場面のキュアキュア達が逆光なのは狙ってるよね。

ユニのレインボー鉱石とララからトゥインクルイマジネーションの報告を受けた監督の援護により事なきをえた。

今回は高橋さんが作画監督。
なのでキャラや姿が美しい。

正面突破がダメなら
意趣返しみたいなところもあるんでしょうが
正直、コレはどうなんだろう？
まぁ、ララの人柄なんて知らないし知る気も無いなら百害あって一利なしと捉えても仕方ない気はするけど。
状況証拠しかないけど、逆に状況証拠だけは山ほどある。

確か演出連名じゃない場合は演出がコンテ切ってる筈だから
この辺は畑野さんのお陰でもあるのかな。
にしてもやっぱキャラデザクラスの担当回はやっぱ綺麗。

迫害
あーついに来てしまった・・・。
ある意味ベタベタな脚本と演出ではあるけど見る側も固定観念みたいなものがあって
分かりやすい方がいいとは思う。

理由
２人ともよくこの時間まで堪えたね。
意識不明云々は疑われてもしゃあない・・・むしろ今までの作品が疑われ無さすぎた。
このあたり脚本の柔軟性・・・本枠はローテーションでみんなで書いてる訳だから
他人の話も活かせないとね。
（ちなみに３５話は広田さんが脚本担当）
あと関係無いけど、桜子さん回を追うごとに可愛くなってない？

アブダクション
どちらかと言うと笑い話にする意味で扱われるイメージ。
私自身はマジで捉えてるアニメを始めて見た。
Ｑ．宇宙人なのではなくて！？
Ａ．宇宙人です

ララに操られている疑惑
人間の悪いところではあるけど、昨今の事情を考えるとそうとも言えない。
脚本にはこういう起伏がいる。
（変化が無いなら物語である必要がない）
割とユルユルのイメージだった本作において
こういうテーマに向き合った素敵な話だと思います。
今回、ストレートに冬貴パパに対する怒りやララへの同情を感じた人も多い筈だし
ソレこそが素敵な脚本と声優陣の演技の賜物。

ここでアイキャッチ
（Ｃタイプ）