第1話『どれみびっくり! 新しいおジャ魔女』
(2002年2月3日放送)
脚本:栗山緑 演出:五十嵐卓哉 作画監督:馬越嘉彦

ババァ~!

ドッカーンの新要素、少女版ハナちゃんが誕生する話。
でもって、ドッカーンの大筋の序章でもあります。
最終章の初回だけあって魔女界関係者総動員。
女王様分も多め。
も~っと!の初回に続いてキャラデザ馬越さん出撃。

収録DVD

(2~4話同時収録)

アバンタイトル

『ついに私達も今日から6年生だね!』と言う見慣れない子。頷くどれみ達。
続いて『小学校最後の学年だから思いっきり楽しもうね』と言う女の子。また頷くどれみ達。
修学旅行とかを楽しみにしている女の子。と、ここでこの子が誰か気になったどれみ達は誰か聞いてみる。女の子がチースと挨拶したところでOP。

先々代の女王様の前に来ているハナちゃんと女王様。『綺麗綺麗』と言うハナちゃん。
女王様、ハナちゃんに『この頃泣いてばかりだそうですが、少しは気分が晴れましたか?』と質問。YESなハナちゃん。

すると、ハナちゃんは何か感じたのか衣装ケースの方へ走っていく。
茨に近づいては駄目と言う女王様だがハナちゃんはそのまま走って衣装ケースにタッチ。すると、衣装ケースが眩しく光る。ハナちゃんを引き離す女王様。

衣装ケースはそのまま宙に浮いて止まる。輝きが消えると中から妖精らしき人が出て来た。
『やっと封印を解いてくれる魔女が現れたずら』と体を解しながら言う妖精。


すると、ハナちゃん妖精を掴んで振り回す。女王様は放す様に言う。素直に解放するハナちゃん。
『何ずら、この赤ん坊は?』と不満そうな妖精。『あなたは一体、何者なのです?』と聞く女王様。
『ワシか? 聞いて驚くな。ワシはマジョトゥルピョン女王様の妖精、ババずら』と偉そうに言うババ。驚く女王様。『ババァ~、ババァ~』と言うハナちゃん。

で、サブタイトル。


集結した元老院魔女たち。急な呼び出しだった様でその理由を聞くマジョハート。

先々代の女王様の妖精が現れた事を伝える女王様。女王様と知らなかったと言え、先ほどの態度を詫びるババ。
『ババ、まだ生きていたのか』と言うマジョバニラ。『これはこれはマジョバニラ。お久し振りずら』と頭を下げるババ。
『彼女の話によると先々代の女王には私達の知らなかった、もっと深~い悲しみがお有りになったそうです』と言う女王様。

どれみはMAHO堂に到着。マジョリカに挨拶すると皆から返事が返ってきて、皆が居る事に気付いたどれみ。
今日から新学期、昨日は笑う月の晩だったと言う事で魔女界から何か連絡が来てると思ったと言うあいことおんぷ。
どれみもそう思ってたらしい。が、肝心の連絡は無し。女王様は魔女にしてくれると言う話だったがどうなってるか気になるどれみ。


ハナちゃんをあやすオヤジーデ、ポン、ピー、園児一同。



が、肝心のハナちゃんは『マァマー!』と不満の様子。その叫びにズッコケるハナちゃんあやし組。
『ハナちゃん、どうしたんです? 前は喜んでくれたじゃないですか~』と言うオヤジーデ。
カッコ良く決めるがハナちゃんの答えは『ママに会いたい』。どれみ達は学校で勉強中と答えるオヤジーデだがハナちゃんは自分も学校に行くと言い出す。
大声に怯んだオヤジーデを受け止めて、どれみ達みたいに大きくならないと学校には行けないと言うマジョポン。でも、行くと言い張るハナちゃん。
マジョピーも『無理言わないの』と言うが行くと言って聞かないハナちゃん。『ハナちゃん、メッ!』と叱る3人。


が、ハナちゃんは泣きそうな怒り顔。凍りつく3人。
と、ハナちゃん『ハナたん大きくなる、学校行く!』と魔法を使ったのか輝きだす。すると足が伸びた。驚く3人。

すると、MAHO堂も大揺れ。おまけに店内まで変な光に覆われる。はづきパニック中。体が浮いた後、下に落ちて気が付くと店内の様子がまるで違っていた。

怯える3人。髪が伸びるハナちゃん。すると、水晶玉が砕け散る。当然、これは一大事と女王様へ報告しに行くポンピー。

女王様の下へ走るマジョリン。『何事です? 会議中ですよ』と言う女王様。
マジョリン『それどころではありません。ハナちゃんの水晶玉が割れてしまいました』と報告。驚く女王様を始めとした元老院魔女。

店の上方にある木がライフウッドだと気付くどれみ。どうなってるのかよく分からない面々。そろそろ学校に行かないとと言うはづき。
6年生になった早々、遅刻もいけないと同意なララ。原因は調べておくからと行くよう勧めるマジョリカ。そうする事にしたどれみ達。



マジョミラーにハナちゃんの行方を聞かれるオヤジーデ。
『子供達の話によりますと』とカッコつけて答えようとすると園児達にもまれ『私が気絶している間に人間界に行ったみたいです』と情けない声で言うオヤジーデ。
すぐに連れ戻さないと危険と言うマジョハート。が、女王様からの返答は無い。何を迷ってるのか問うマジョミラー。
大分予定が早まったが、これは魔女界と人間界が交流を取り戻す良いチャンスかも知れないと言う女王様。
本来はもう少し成長してから人間界に留学させようと考えていたらしい。
人間界で暮らすことで人間の持つ優しさを勉強できたら本人にも魔女界にも必ずプラスになると言うのが女王様の本音。
が、マジョバニラは『それはハナが魔女だったらの話です』と言う。すぐに振り向く女王様。
マジョバニラ曰く水晶玉を砕いてしまったハナちゃんは次期女王どころか魔女の資格すら無いとのこと。
水晶玉は自分の水晶を砕いてハナちゃんに与えると言う女王様。『そんな事をしたら女王様の魔力が!』と言うマジョハート。
『わかっています。コレはどれみちゃん達を魔女にしようと決めた時から考えていたことです』と女王様。食い下がるマジョハート。
『皆さんが私のことを心配してくれるのは分かります。しかし、魔女界の女王としてやらねばならないのです』と言って退室する女王様。そんな女王様を見ている面々。



何とか間に合ったどれみ達。すると、教室の前方に人だかり。小竹にどうしたのか聞いてみる。変な女の子が入ってきたらしい。
『ここで勉強したいと言われても、転校生が入るなんて話聞いてないんだ』と言う関先生。
ジャンプしながら覗くどれみとももこ。『だって、どれみと一緒に居たいんだもん』と言う女の子。
『お前、春風のこと知ってるのか?』と聞く関先生。どれみを発見する。呼ばれて生徒達の中へ入るどれみとももこ。


すると、どれみを発見した女の子、『ママ~!』とどれみに抱きつく。当然、驚くクラス一同。当然、本人も?。
どれみに何時の間に子供産んだと言うももこ。が、関先生からは当然、小学生なんだから子供が居る訳無いと言われる。
となればこの子誰?なももこ。知らないと言う事で関先生に連れて行かれる女の子。
『どれみ、もも、本当に分かんないの? ハナちゃんだよ』と言う女の子。驚くどれみ達。

急いで後を追い、もう一度話をさせてとお願い。関先生の監視下、話すことに。


Q.本当にハナちゃん? A.YES
『嘘~!』と叫ぶどれみとももこ。当然、クラスの面々も気になる。笑って誤魔化すどれみもも。
Q.MAHO堂変えたのもハナちゃん? A.YES
また『嘘!』と叫びそうになったももこを止めるどれみ。
Q.どういうこと? A.ママと一緒に学校行きたかったんだもん
学校でママなんて呼んじゃダメと言うどれみ。ハナちゃんに『ハナちゃんのママじゃないの?』と聞かれて
ソコは肯定も否定もできないので答えずにとにかくMAHO堂に戻る様言うどれみ。が、ハナちゃんは学校に居たいと不満そう。
聞きそうにないハナちゃんに困るどれみ。グロッキーなももこ。すると、後ろから関先生に声をかけられ凍りつくどれみとももこ。


当然、妙に揉めてるのが気になったから。どれみとももこはマキハタヤマリカの親戚と誤魔化す。
田舎から出て来たばっかりでこの辺のことはよく分からないと嘘設定を持ち出すどれみ。だから1人で帰れないので学校が終わるまで居させて欲しいとお願いするももこ。
仕方ないので今日だけ特別と認める関先生。ありがとうございますとお礼を言うどれみ。


すると、校長先生の挨拶。ハナちゃんにママの一件と魔女界系の話をしちゃダメと注意するどれみ。
何て言ってるとはづき、あいこ、おんぷを見つけて呼ぶハナちゃん。当然、どれみに止められる。


ダメばっかりな事に不満なハナちゃん。お腹が空いてきたらしい。給食はまだか質問。
が、始業式=午前のみなので当然給食はナ~シ!
『ウソ~!』と絶叫するハナちゃん。給食を連呼するハナちゃん。唖然な生徒一同。関先生からもウルサイと叱りが入る。
ハナちゃんと止めるどれみとももこ。『なんか、とてつもなくヤバイ予感っす』などれみ。

ここでアイキャッチ。




ナポリタンを食べるハナちゃんを見て、こんなに大きくなった事に驚いているララ。はづき、あいこ、おんぷも同意。
その上、MAHO堂の姿まで変えた事にすごいの一言、さすが次期女王候補と言うマジョリカ。
で、ハナちゃん食事終了。『でもね』と言い出す。他にも何かしたのか聞くおんぷ。
本人曰く大したことじゃない、いっぱい魔法を使ったから水晶玉が割れたことを話すハナちゃん。凍りつくはづき達。どれみとももこも時間差で凍結。

ママ達と学校いけるから良いと言うハナちゃんだが、当然良い訳ないと怒鳴るマジョリカ。するとMAHO堂のドアが開く。
慌ててマジョリカを隠すどれみ。がやって来たのは女王様。
『どうやら事情はハナちゃんから聞いたようですね』と言う女王様。ハナちゃんの処遇を問うどれみ。

大丈夫とのこと。女王様に謝るハナちゃん。済んでしまった事は仕方ないと言うと同時に今日から魔女見習いになってもらうと告げる女王様。


マジョリンに例の物を要求する。魔法で6つの道具を出すマジョリン。
ハナちゃんに魔法のコンパクトを渡す女王様。開けてみなさいと言われ開けるハナちゃん。
鏡に映ってる事を喜んでると下部分に水晶玉が入っている事に気付く。
女王様によると自分の水晶玉を砕いて作ったハナちゃんとどれみ達の水晶玉とのこと。


驚くどれみ達。つまりは魔女になれるのかと聞くどれみ。返答はこれだけでは魔女になれない。
この水晶が力を持つまで魔女見習いを継続してもらうとのこと。ガッカリどれみ。
そんなどれみに落ち込む事無いと言うはづき。魔女見習いを続ければ自分達も魔女になれる事を女王様に確認する。答えは勿論。
マジョリンに指示を出す女王様。タップの乗ったトレイを差し出すマジョリン。『新しいタップです。取りなさい』と言う。嬉しそうに取るどれみ達。


初お着替え。

大人っぽくなったと言うどれみ。タップも香水みたいで格好良いと言うおんぷ。
それを見てたハナちゃんもお着替えしたいと言い出す。でも、それだけではできないらしい。
どれみ達のポロンから魔法のエナジーを飛ばしてもらわないとそのコンパクトは使えないとのこと。
そう聞いて、わざわざ遠目に移動して『ここまで飛ばして』と言うハナちゃん。呆れるどれみ達。

で、女王様の指示を受けエナジーを飛ばす5人。

で、ハナちゃんもお着替え。可愛いと絶賛のママンズ。


喜ぶハナちゃん、腕の飾りが気になる。マジョリンから魔法のリストバンドと説明が入る。ハナちゃんはポロンではなくコレで魔法を使うらしい。
何にしようかと悩むハナちゃん。すぐに何かに決めた様子。
呪文を聞くがマジョリンの返答は『要りません』。『何かつまんないの』と言うハナちゃん。『そんな事より早く魔法を使って見せて』と急かすどれみ。

早速、魔法を使ってみる。『フリフリ、エヘ』と言いながら『ランドセルよ出て来い!』と魔法を使う。


ピリカピリラッキー開始。ランドセルをキャッチして背負うハナちゃん。が、上手く背負えない。
おんぷの指摘によると元々背負っているリュックが邪魔しているらしい。本人曰くへっちゃら。
『どう?』と感想を聞くハナちゃん。『めっちゃイケてんで』と言うあいこ。


嬉しそうに階段を上がり女王様にも感想を聞くハナちゃん。女王様にも似合ってると言われ照れる。
ここでハナちゃんも魔女見習いになったと言うことで見習い試験を受けてもらうと言う女王様。
1級に合格した暁には魔女に戻れるらしい。試験頑張ると言うハナちゃん。
自分達も見習い試験を受けるのか質問するどれみ。その必要は無くハナちゃんをサポートし1級の試験に合格させる事が仕事らしい。
その時は魔女になれるそうで。嬉しそうなどれみ達。『ハナちゃん頑張ってや』と言うあいこ。
『は~い』と言うハナちゃん。こんなに変わってしまったMAHO堂に自分達は何をすれば良いのか女王様に聞くマジョリカ。ピリカピリラッキー終了。


と、女王様はあの衣装ケースを出してきた。すぐに先々代の女王様の傍にあったイスと気付くどれみ達。
『先々代の女王の妖精を紹介しましょう。ババ出てきなさい』と言う女王様。中からババが出てくる。
『はぁ~! よく寝たずら』と体を伸ばしてる傍からハナちゃんにまた捕まるババ。
脱出して『なんずらこの娘は?』。『ハナちゃんだよ。先々代の女王様が眠っているところで会ったでしょう?』と言うハナちゃん。
あの時に赤ん坊かと驚いた様子で聞き返してくるババに『うん!』と頷くハナちゃん。
『ババ様』とララに言われ『ババ様・・・』とまた驚いた様子のババ。
『あなたが伝説の妖精、ババ様でしたか』と言うララ。『OH~。このワシを知っている妖精がいたずらか』と言うババ。
ララ曰く、妖精では知らない者は居ないそうで。高笑いしながら『如何にもワシがババ様ずら』と言うババ。

で、女王様はもう帰るらしい。これからMAHO堂でするべき事の説明をババに託す。『お任せくださいずら』と言うババ。
『皆さん、大変だとは思いますがハナちゃんをサポートしながらMAHO堂の方もよろしくお願いします』と言う女王様。
そして、女王様は去っていく。見送るどれみ達。


『で、ワシ等は何をすれば良いんじゃ、ババ?』と聞くマジョリカ。
が、ババは足を掻きながら『マジョガエルに呼び捨てにされる覚えはないずら』と返してくる。態度がまるで違うことに驚くどれみ達。
特にマジョリカなんて、妖精の癖にと怒り出す。
『ねぇ、ババ』とどれみが言うが、不良顔で『あ~?』と振り向くババ。さん付けしたら『なんずら魔女見習い?』と振り返った。

下の方に置かれた見慣れぬ機械が何かを質問するどれみ。機織り機と答えるババ。
機織り機を知らないどれみ達に布を織る道具と教えるマジョリカ。


あれで何を作るのかと聞くはづき。と、ババは肩が凝ってるとか如何にも揉んで欲しそうに言い出す。
『ラ~ラ~』とマジョリカに言われ肩を揉みにいくララ。必死の顔ww
態度に不満などれみ。女王様が帰ったらコロッと変わったと言うあいこ。妖精も歳を取ったらあぁなるのかと思うはづき。『最悪じゃな』なマジョリカ。
『な~にコソコソ話してるずら』と言うババ。とここでハナちゃんに誘拐されるババ。
ハナちゃん不満そうに『威張ってないで早く話してよ』と言う。『ワシは気分が悪いずら、教えてやらんずら』と衣装ケースに逃げるババ。閉じる衣装ケース。

開こうとするが開く気配は無い。お手上げなどれみ達。
でも、ハナちゃんは明日から学校行けると嬉しそう。『お気楽な奴じゃの~』と呆れるマジョリカ。
『でもさ、今度こそ魔女になれるみたいだし、何かやる気出てきたね!』と言うどれみ。
頷く4人。マジョリカも元の姿に戻れるかもねと言うももこ。『そうじゃの~』と言うマジョリカ。


すると、ハナちゃんと叫び声。下の方を見ると大量の服。もしかしてと思うどれみ。服に塗れるハナちゃんを見てやっぱりと思う。
この服の山は何か聞くどれみ。魔法で学校へ行く時の洋服を出したらしい。と、ここで魔法で出した服が消えハナちゃんの衣装も元に戻ってしまう。
魔法の使いすぎと言うあいこ。ハナちゃん涙目。ビビるどれみ達。でも、ハナちゃん『また魔法とばして』と笑顔。

呆れるどれみ達。
『なんかまた、世界一不幸な美少女に一歩近づきそうな予感』などれみ。MAHO堂の全景とそんなどれみのカットから黒くフェードアウトして

~おしまい~

第2話『ハナちゃん6年生になる!』
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