（２００２年４月１４日放送）
脚本：栗山緑　演出：廣嶋秀樹　作画監督：稲上晃

帰ってきた玉木麗香

修学旅行編第２弾。管理人育ちの地奈良です。
そして、アノ彼等と久しぶりの再会。
修学旅行だけあって彼等を含めオールスターみたいな感じで
今までのキャラも再登場、結構セリフなどもあったり。
あの問題児が戻ってきたり。

収録ＤＶＤ

（９～１０話、１２話同時収録）

アバンタイトル

またあのポーズを決めて、あの名乗りをしているＦＬＡＴ４。再び登場と違うポーズを決めたところでＯＰ。


新幹線の中は賑やか。


奈良と言えば法隆寺と言い出す佐川。『柿食えば～』と言い出す大田に『お、すごい俳句じゃん』と言う佐藤。
大田の続きは『鐘が鳴るなり、喉自慢！』。『チーン、残念でした、またどうぞ』と言う佐川と佐藤。当然、電車内はしらける。１人を除いて。
笑ってあいこにしょうもないギャグで笑ったらアカンと言われる。
と、ここで新ＳＯＳの時代はもう終わった、これからはトヨケンの時代と言う杉山と小倉。
奈良と言えば法隆寺より東大寺の大仏様と言い出す小倉。で、大仏を蹴飛ばしたらどうなると思うとふってみる。
『そりゃあ怒って』とオチを言おうとした杉山に変わってキレかけのあいこが『ぶつぞう～！』と答える。
先に言うなよと言う杉山と小倉にお笑いを舐めとんのかとキレるあいこ。


どれみも楽しい修学旅行をどっちらけにしないでと怒る。すると、ハナちゃんからおんぷに歌ってもらったらと提案が。ももこナイスアイディアと賛同。
はづきも頼んでみるがアカペラはちょっとと困るおんぷ。そしたら西澤先生がテープカラオケを差し出してくる。おんぷの曲も準備済みだとか。
やや呆れ顔のはづきとおんぷ。一応受け取る。そんな物持ってきたのかと関先生も呆れっ面。
車内でＷＥ　ＣＡＮ　ＤＯ！ミニコンサート開始。盛り上がる車内だが、イントロ部分だけで

サブタイトルへｗ

重そうにカバンを持ち上げるどれみ。何やってるのか聞くハナちゃんに何か重たいと答える。
ももこも手伝うがやっぱり重い。余計な物を持ってきたのでは無いかとももこに言われそんな事ないと返答しながらも中を確かめて見る。
中にはマジョリカを筆頭にＭＡＨＯ堂の面々。居る理由を問うどれみに連れて行かないと言うから強硬手段を取ったまでと答えるマジョリカ。
ララは奈良の吉野の温泉、ババはくずきり目当て。それより、自分の昼食やおやつが食い荒らされている事にムッとするどれみ。美味しそうにお貸しを食べるドド。
なんてやってると関先生がどれみ達を呼びに来た。すぐ行きますと返すハナちゃん。
と言う事で自分達は勝手に楽しむから京都でまた会おうと去っていくＭＡＨＯ堂の面々。


観光地巡りで記念写真も増えていく。


写真を撮ろうとした島倉、落ち込むどれみを見て何時もの元気が全然無いと気にする。
ちょっと手違いがあっただけですぐ元気になると代弁するももこ。ちょっとじゃないんですけどと言うどれみ。
後ではづき達にも話しておむすびやオヤツも分けてあげるから、いつまでもクヨクヨしない様に言うハナちゃん。
『え～ホント！　いや、さすが班長は違うよね！』と立ち直るどれみ。唖然のももことハナちゃん。と言う訳でまた一枚。

朱雀門の前にて集合写真を撮ると言うゆき先生。で、準備が終わりいざ撮ろうとしたら『ちょっとお待ちになって～』と言う声が聞こえてくる。
生徒達が辺りを見回す。すると、遥か後方の門が開き玉木登場。関先生も驚く。
『皆さんお待たせしましたわ！　児童会長玉木麗香、ただいま到着致しましたわ』と言う玉木。


島倉来た事にビックリ。と言うのも目立ちたがり屋の玉木なら目立つ欠席写真のが玉木らしいと思った様だ。
病気治ったと嬉しそうなももこ。自分を呼ぶ声あれば、例え火の中水の中の例えどおりどこでも駆けつけるらしい。
小声で誰も呼んでないとツッコミを入れるどれみ。聞こえていたらしく玉木に『春風さん、何かおっしゃいまして？』と言われ玉木が来て楽しくなるなと誤魔化すどれみ。
その気持ちすごく分かると高笑いの玉木。自分が居ない修学旅行なんて炭酸の抜けたコーラみたいと例える。


唖然の生徒達を他所に島倉に写真要求。ももことツーショット。全員揃って良かったと喜ぶ関先生。と言う訳で記念写真も撮影。


んでランチタイム。皆からおかずを貰って『いや～、持つべき物は親友だよ』と言うどれみ。
あいこからおむすび、はづきのサンドイッチも最高と喜ぶ。
おんぷからはタコさんウインナー、ももこから卵焼きを貰ってご機嫌のどれみ。


ここでハナちゃん完食。皆は色々くれたのにハナちゃんは何もくれないのか聞くどれみ。皆にあんなに貰ったからもう十分でしょと言うハナちゃん。
ママに対してそれはちょっと冷たいとムッとするどれみ。
ただの班員のどれみと違って班長は何かと忙しくてお腹が空くと返すハナちゃん。怒ってハナちゃんを追いかけようとするどれみだが誰かに止められる。
皆に止めないでと言うどれみだが皆の返答は『止めてないよ』。後ろを見たらば鹿がどれみの服を咥えていたり。
鹿に追い掛け回されるどれみ。ハナちゃんはどんどん成長してるのにどれみは相変わらずと思うはづき達。

くたびれたどれみ。全員揃ったか聞く関先生。岡島はももことハナちゃんがまだと返答。
２人の所在を聞かれるどれみはＷＣだと思うと答える。『悪いけど見てきてくれる？』と行かされガックリ。

どれみ、マジョリカ達のおかげで不幸続きと愚痴ってると男子達に絡まれてるももことハナちゃんを発見。どうやら、急いでいる時に声をかけられた様だ。


他所の学校の生徒に絡まれてると救援に入るどれみ。ももことハナちゃんがどれみの名を呼んで振り返ったその顔は暁。
久々の再会に嬉しそうな両名。ナンパ野郎達がどれみの知り合いなのか聞くももこ。
２人とも知らない事に気付くどれみ。ももこは居らず、ハナちゃんも赤ちゃんだったからと説明口調。
ハナちゃんと聞いて赤ちゃんのハナちゃんか聞く暁。ニッコリハナちゃんとちょい事情があると説明するどれみ。２人に暁達を紹介するどれみ。
暁達はももことハナちゃんも気に入ったらしい。何でこんなところに居るのかと聞いてみるどれみ。
修学旅行と答える暁。自分達もそうと驚きを隠せないどれみ。魔法使い界にも修学旅行があるんだと言う。
が、暁によると彼等は人間界に留学しているとのこと。何処の学校か聞くどれみに福井の武生北小と答えるレオン。
福井と聞いて遠いところに留学したとやや元気が無いどれみ。暁的には美空市を筆頭とした都心に行きたかったのだが・・・

父である国王は都会に留学すれば暁が遊びまわるに決まっていると反対。オジジーデ伯爵も勉学優先なら田舎の方が良いと勧める。

どれみが納得してると遥か向こうから地響きと共に鬼の形相の女子達がやって来る。
Ａ子は私達の暁にちょっかい出すな、Ｂ子は『お団子頭、トオル君に話しかけないで』
Ｃ子はレオンに他所の女の子と仲良くしないで、Ｄ子はフジオに『行きましょ』とそれぞれ言う。
そんでもって４人を連れて去っていく。

どれみに『また何処かで会えるよ』と言う暁。じゃあねと去っていくＦＬＡＴ４。
ＦＬＡＴ４が結構人気者なんだと思うももことハナちゃん。
ちなみにどれみは巻き添えを食ったのか『何で私ばっかりこうなるの？　トホホホホホ』と目回し中。

ここでアイキャッチ。



クッキーを食べている小竹。どれみが暁がカッコ良かったでしょと盛り上がっている話が聞こえてくる。
どれみのタイプがああ言う男の子と気付いたももこ。『勿論だよ～』と言うどれみ。あぁ言うタイプがどう言うタイプか聞く小竹に人の話に口を挟むなと返す。
ドジなどじみに惚れられた哀れな男がどんなヤツかちょっと気になっただけと言う小竹。
そんな小竹にあんたと違って暁は優しくメチャメチャカッコイイとお目目キラキラのどれみ。どうせフラれるのがオチのくせにとバカにする小竹。
大きなお世話とアッカンベーなどれみ。ムッとしてクッキーヤケ食いの小竹。

法隆寺に到着。偽ポンの説明中、勝手にクラス行動から離脱するどれみ。

行った先は勿論はづき達のところ。早速、ＦＬＡＴ４の話をする。『え～、ＦＬＡＴ４？』と言うはづきに
『そうなんだよ暁君、超カッコ良くなったよ。やっぱ私と暁君は運命の赤い糸で結ばれているんだね』と言うどれみ。
そんなどれみにやや呆れ顔でＦＬＡＴ４はハナちゃんを誘拐しようとした事を忘れたのかと言うあいこ。
あれは魔法使い界を救おうとして仕方なかったと庇うどれみ。
でも、あの４人変だからと言うはづきと悪い事は言わないからＦＬＴＡ４と関わらない方が良いと言うおんぷ。
が、どれみは何を言われたって良いと言う。本人曰く恋は反対されればされるほど燃えるもの。

欠伸して偶々横を見た小竹は班を離れていたどれみを発見。小竹からそれを聞いた関先生は『春風、何やってんだい！』と勿論怒る。
謝るしかないどれみ。関先生の後ろで舌を出してからかう小竹を見て『小竹、お前か～！』と怒るどれみ。


武生北小ことＦＬＡＴ４の近くを通ったどれみ達の学校一同。どれみを見て声をかける暁。
偶然、どれみの前に居た玉木は『まぁ、嫌ですわ。幾ら私に魅力があるからって、軽々しく声なんかかけてほしくないものですわ』と言う。
で、どれみから自分に声をかけたんだけどと聞かされ『ウソでしょ？』と固まる玉木。どれみが声をかけると手を振る暁。
暁を見て『アイツが暁ってヤツかよ』と思う小竹。

『はづきちゃん久しぶり。一段と綺麗になったね』と言うフジオ。顔を逸らしながらこんにちはと言うはづき。
レオンに一段と逞しくなったねと言われ『それ褒め言葉になってへんなってへん』とムッとするあいこ。
トオルはおんぷの手を取ってもうすぐおんぷが居る芸能界に行くから絶対共演しようと言う。

結局、女子達に強制的に連れ帰られるＦＬＡＴ４。自分達はモテモテと謝って連れて行かれる３人。
残っていたフジオははづきに『はづきちゃん！　再会を祝して僕の思いを君に捧げるよ。このトランペットに込めて』と言う。？なはづきとムッとするまさる。



曲目はチューリップ。ズッコケる一同。チューリップな事に呆れるあいこ。でも、おんぷ曰くまさるより上手だったりして。
それを見たまさるは石柱に上ってきらきら星を演奏。唖然の一同。でもって、すぐさま喧しさに耳を塞ぐ羽目に。
負けるもんかと頑張ったフジオだが頑張り過ぎたのか息切れしてダウン。暁とレオンに救出される。

勝利したまさるを見て歓声が起こる。『矢田君、やるやんか！』と言うあいこ。
おんぷにはづきの為に吹いたと言われ照れるはづきと赤面しながら『別に・・・。トランペット吹きたかったから吹いただけ』と言うまさる。

『と言うよりトランペットを修学旅行に持ってくる普通？』とハナちゃんにツッコミを入れられ皆に笑われたり。
暁ではないとは言えその仲間を撃退したと言う事でよくやったと褒める小竹。長谷部を含め、美空小の女子は自分達で護ろうと言うが、１人でやればと言われる。


ホテル天風閣。夕食は６時からの為、それまでは自由時間と言う教頭。喜ぶ生徒達。
他所の学校からも結構来てるので絶対ケンカしない様に言う教頭先生。『ハーイ』と返事する生徒達。
部屋で遊んでも、旅館の近くでお土産を買うのも良いが必ず６時には大広間へ集合する事と言う関先生。『ハーイ』と返事する生徒達。
西澤先生からは遅刻したらば夕食抜きと聞かされる。『ハーイ』と返事する生徒達。連絡終了にて解散。
どれみ、ももこ、ハナちゃん１組サイドの予定を聞くはづき。皆でお土産を買いに行こうと提案するどれみ。
おんぷ賛同。バックを置いてロビーに集合と言うあいこ。了解したももことハナちゃん。

で、ロビーに来たどれみ達ははづき達と対面中のＦＬＡＴ４を発見。ハート目ではづきにどうしたのか聞いてみるどれみ。
一緒に散歩しないかと言われてるらしい。『行きます、行きます、行っちゃいます』とテンションアップのどれみ。が、皆は難色を示す。なんで？などれみ。
修学旅行は学校の皆と楽しい思い出作る場所と言うあいこ。ＦＬＡＴ４なんかに付き合ってられないと言うおんぷ。
そんな事言わずに散歩しようと誘う暁だが返答は『お断り！』。折角誘ってくれてる訳だしと擁護するどれみ。

『オーケー！　だったらアレで勝負して決めようぜ！　あいちゃん』と指差しながら言うレオン。その先には卓球台。
皆が見てる前で勝負中の両者。あいこの必殺スマッシュをレオンが大空振りして敗退。

拍手が起こる。『勝負あったな。もうあたし等の事はほっといて』と言うあいこ。『ナイス妹尾！』とガッツポーズの小竹。

乙女は急に止まれない開始。
ホテル近くの土産物通り。


色んなカップルが揃ってる事に何時の間にか良い感じになってると羨ましがるどれみ。『ボヤかへんボヤかへん』とあいこに背中を押される。


『だって～』とどれみが言ってるとまさるがはづきを呼ぶ。病欠のしおりに土産を買いたいのだが何を買えば良いか分からないので付き合って欲しいらしい。
後ろで茶化し顔のどれみ達。自分達は気にしなくて良いとあいこ、しおりの為だからとおんぷに後押しされはづきは行く事に。

で、おんぷは男子から記念写真のお誘いを受ける。修学旅行だしと引き受けるおんぷ。
信子＆みほはあいこを散歩に誘って強制連行。旅行中に考えた新しいマンガの構想を聞いて欲しいらしい。
で、それに目を奪われてるとももこも『飛鳥さん、親友の私が散歩に付き合ってあげますわ』と玉木に連れて行かれる。ヘルプミー！なももこ。
乙女は急に止まれない終了。
結局、残ったのは自分とハナちゃんだけ。こんなんだったら暁達と一緒に行ってればよかったと後悔するどれみ。

咳払いをする小竹。『小竹君！』と驚くハナちゃんと喉の調子なら部屋で休んだ方が良いよと言って去っていくどれみ。
結局、１人残されて寒い思いをする小竹。何でこんなに可愛いのに女の子２人で散歩しなきゃならないのかとボヤくどれみ。
モテモテになりたいと言うどれみの言葉を聞いて『だったらハナちゃんに任せて！』と言うハナちゃん。


着替えて『どれみがモテモテになれ！』と魔法を使う。何だかその気になったどれみ。
『余所見しながらホントにモテモテ？』とか聞いてると曲がり角でおじさんと衝突。どれみ達はコケ、おじさんも持っていた荷物をぶちまけてコケる。
大丈夫ですか？と心配するどれみ。荷物を持ち過ぎて前が見えなかったと謝るおじさん。どうやら、足を痛めてしまったらしい。

となれば家まで荷物と一緒に送り届けるのがこの２人。モテモテはこう言う意味じゃないとボヤくどれみ。『え、違うの？』なハナちゃん。トホホなどれみ。

やっぱり関先生に叱られる。ビクつく部屋の中の生徒達。で、約束通り夕食が終わるまで廊下に立たされる羽目に。
心配顔の生徒一同。お腹が鳴るどれみとハナちゃん。世界一不幸な美少女と嘆くどれみ。ハナちゃんも同意。溜息をつく２人。


そんな２人にはづきから夕食が差し出される。夕食の残り物で作ったらしい。『足りひんかも知れんけど食べてな』と言うあいこ。
食べまくる２人。美味しいと言うハナちゃん。どれみ、嬉しそうな顔のまま涙を浮かべて『やっぱ持つべき物は友達だね』と言って目を擦る。
『そんなに泣かなくても』と言うおんぷ。急いで食べると喉に詰まらせると心配するももこの言葉通り喉に詰まったどれみ。
心配するはづき。ちなみに関先生もおにぎりを用意していたりする。

『明日からは絶対楽しい修学旅行にするぞ！』と言うどれみの言葉と夜空に流れ星が流れるカットから黒くフェードアウトして

～おしまい～

第１２話『京都！終わらない夜』


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