（２００１年５月６日放送）
脚本：栗山緑　演出：矢部秋則　作画監督：青山充

美少女美少女〜♪

ももこの誕生日の話。
タイトルが表すとおり波乱が待ってます＾＾；
放送日の５月６日が誕生日と言う事らしいですね。
世間的には５月５日まで学校は休みなので学校のシーンはＧＷ前と言う事になるんですかね？
失言女王の玉木がココに来て大失言。
子供時代と言うのはマジでこう言う事言いますからね〜。
建三パパが声付きで登場。
おジャ魔女の親達も勢揃い。

収録ＤＶＤ

（１３、１５〜１６話同時収録）

アバンタイトル

世界一不幸な美少女・春風どれみ、世界一美人なお嬢様・玉木麗香とちょいフザけて名乗る２人。
今までケンカしていたがコンビを組むらしい。どうも漫才のカリスマを目指すようで。
そんな２人は新世紀美少女コンビ・お嬢様ズらしい。『美少女美少女♪』と持ちネタをやる２人。

バトルレンジャーごっこをしている小竹と伊藤。男子が子供と思うももこ。
同意して欲しそうにどれみの方を向くがどれみは作法が違うと熱心に語る。ぽっぷがファンだからと誤魔化すどれみ。

と、ここでももこが手紙らしきものを渡す。それはお誕生日会の招待状。今度の日曜が誕生日らしい。
来てくれるか聞くももこに勿論などれみ。『ありがとう』と言うももこ。今日はこれからみのりママとお買い物と言う事で招待状をはづき達に渡しといて欲しいと頼む。
ＯＫと返答するどれみ。ＭＡＨＯ堂の方をどうするか質問。買い物の帰りによると答え、退室するももこ。

で、招待状をしまうどれみの近くで小竹と伊藤が遊んでると、小竹がどれみの机に衝突。その弾みで招待状の一つが誰かの椅子に落ちた。
小竹に怒るどれみ。謝って逃げる小竹と伊藤。招待状をポケットにしまい、やってきた玉木にバイバイと言ってバトルダーッシュ！で帰っていく。

お子ちゃまと呆れる玉木。すると、自分の椅子の上に何か置いてあるのを発見。それはお誕生日会の招待状。そう、さっきの椅子は玉木の椅子。ももこからと知って嬉しそうな玉木。

で、サブタイトル。

ＭＡＨＯ堂。仕事してるとももこがやってきた。遅くなった事を謝る。招待状を受け取った事と喜んで参加させてもらう事を伝えるはづき。
どれみによるとおんぷは午前中仕事だが、午後からはＯＫと言う事らしい。喜ぶももこ。


で、調理中。上手になったとはづきを褒めるももこ。
５月６日生まれと言う事は一番お姉さんと言うどれみ。作中で明確な誕生日の日にちが出たのはコレが初めてですね。
照れ笑いのももこ。背が自分達より高いのも当然と言えば当然と言うあいこ。どれみはアメリカでステーキいっぱい食べたからと思ってたと言う。笑う一同。
何て話してるとララ達と仕事中なマジョリカに怒られる。作業に戻る４人。と、ここで今度の日曜日の話をしようとするももこ。
が、マジョリカはちゃんと分かっていたらしく店は休みにしてくれるそうだ。喜ぶ４人。ララもＧＷは働いていたからとＯＫの様子。
『良かったわね、ももちゃん』と言うはづきに笑顔で『えぇ』と返すももこ。

んで、夜の春風家。ぽっぷはピアノの練習中。渓介パパは竿の手入れ中。どれみとはるかママは食器荒い中。
と、日曜日はぽっぷのピアノコンサートのリハーサルがあると思い出したはるかママ。何時からだったか質問。午後からだったと思うと答えつつも調べに戻るどれみ。

が、ランドセルの中身をひっくり返しても招待状が見当たらない。


どれみ、あいこに時間を確認。午後１時からと報告。はるかママは参加は無理とのこと。渓介パパに来れるか聞くどれみ。
『わりぃ』と竿を抱いたまま答える渓介パパだったが、ＧＷも釣りへ行ったのに何度釣りに行けば気が済むと怒られる。
日曜は庭の草むしりをしようと思ってたと方針転換。これに気を良くしたはるかママ。竿も我が身も難を逃れ一安心の渓介パパ。『ヤッタネ』顔なはるかママ。

ここで、はるかママにももこへのプレゼントは何が良いか質問。手作りケーキを勧めるはるかママ。
招待されたのに行けなかったお詫びに手伝ってくれるらしい。嬉しそうなどれみ。そうする事にした。

という感じでしたと。

で、誕生日会当日。ケーキを持って走るどれみ。時間はたっぷりあると言う事でそんなに急がなくてもと言う渓介パパ。
どれみはパーティにステーキが出ると聞いて張り切ってるらしい。呆れる渓介パパ。


で、見覚えのある下半身。どれみ、案の定曲がり角で誰かさんと衝突。

お互いのプレゼントが宙を舞う。どうも、ケーキは潰れた様子。



心配して抱き起こす、２人の父親。当人達は無事だった様だがプレゼントが台無しになった事でお互いのせいと怒る。
宥める父親２名。時間はあるから、また買いなおせば良いと言う両親。納得しながらもどれみに『ホント、春風さんには迷惑しちゃうわ』と言う玉木。
そんな麗香を怒り、渓介パパに謝る麗香ママ。こちらも悪いんですからと気にしてない様子の渓介パパ。
こっちは作り直せないと怒るどれみ。物が物なので事情を説明して謝るしかないと言う渓介パパ。

ももこに事情を説明して謝るどれみ。飛鳥親子は気にしないでと言う。どれみちゃんの気持ちは分かったからと歓迎するみのりママ。


で、関係者勢揃い。建三パパの『ももこの１１回目の誕生日を祝して・・・』と言う言葉に従い、親達はビール。
子供たちはオレンジジュースで乾杯しながら誕生日おめでとうと祝う。サンキューと言った後、日本語でありがとうと言いなおすももこ。すると誰か来た。


下半身の人・・・じゃなくて玉木一家である。みのりママもどれみ達もびっくりしている様子。
招待されてないのに何で来てるのか質問するどれみ。『まぁ、失礼な！』と怒りながら招待状を取り出す。
招待状はどれみ達への４通しか無いと言うことで戸惑うももこ。ここで、失くした自分のだと気付いたどれみ。と聞いて歓迎する事にしたももこ。
お誕生日を祝う玉木。両親も歓迎するももこ。『お邪魔します』と言う両親。



ここで問題発覚。ステーキが当初の予定人数分しか無いのだ。みのりママは困るが建三パパは僕に任せてと言う。
すると、建三パパ見慣れぬ鍋を持ってきた。すぐにダッチオーブンと気付く渓介パパ。『春風さん、ご存知でしたか』と言う建三パパ。渓介パパもボロいのを一個持ってるそうで。
ダッチオーブンを知らない明パパ、幸治パパ、玉木パパ。『西部劇でカウボーイが馬の尻に吊るしている黒い鍋があるでしょう？』と言う渓介パパ。
そう聞いて直ぐに分かった様子の明パパと玉木パパ。玉木パパ曰く荒野で男達が食事をする時に使ってた奴。
明パパはジョン・ウェインやクリント・イーストウッドも馬に付けてたと思いだす。あれ？　幸治パパは？ｗ
建三パパはアウトドアが好きだそうで。男のロマンと同意な様子の渓介パパ。ダッチオーブンで調理するなら手伝うと言う。言葉に甘える建三パパ。残りのパパンズも手伝う事にした様だ。


んで飲みながら調理中。それを見ているどれみ達。パパンズが楽しそうと思うどれみ。
ここで、料理が出来るまで時間があると言うことで家の中を案内してあげたら？と提案するみのりママ。

建三パパがニューヨークの設計事務所に勤めていた一級建築士と紹介するももこ。カッコイイと言うおんぷ。
すると、どれみが模型に気付いて、何か質問する。建三パパが設計して、現在東京のお台場に建てているビルの模型だそうで。
『とっても未来的な建物ね』と言うはづき。ももこによると、コレを建てる為に日本に戻ってきたらしい。

アメリカに居た時はファッション関係の写真を撮っていたと言うみのりママ。プロの写真家なんて素敵と言う麗子ママ。
今度、おんぷの写真を撮ってもらおうかしらと言う美保ママ。何時でも言ってと言うみのりママ。日本に帰ってからは主に風景や建物などを撮っているらしい。
綺麗と評して、芸術と言う感じがすると言う麗香ママ。ありがとうございますと言うみのりママ。


写真を見て、よくももこの話に出るベスがどの子か気になった玉木。写真の中に居るから当ててみてと言うももこ。
メアリーを指差す玉木。『ブッブー。その子は意地悪なメアリーだよ』と言うどれみ。おんぷによく似てると言われムッとする玉木。
本人曰く、自分の方がずっと美人でスタイルも良いとのこと。呆れるどれみ達。



で、次もハズレ。ここでどうしてその子を選んだか質問するももこ。玉木の返答は『黒人の子は・・・ねぇ』。
これを聞いて怒り出すももこ。肌の色で人を判断する玉木を最低と言う。
ベスは向こうの小学校に入学した時、友達ができなかった１人ぼっちの自分に最初に話しかけてくれたスゴく（very×２）優しい子とのこと。
そこまで怒らなくてもと困り果てる玉木。ケンカは止める様に仲裁に入るはづきとあいこ。ももこは涙を流しながらもかなり怒っている表情。

ここでアイキャッチ。



ダッチオーブンでビーフシチューとケーキを作ったパパンズ。こんな感じ。

鍋でケーキが出来た事に驚く美保ママ。建三パパ曰く、ダッチオーブンは魔法の鍋と言われており、使えば使うほどどんな料理でも美味しくできるそうで。
『魔法の鍋ですか〜』と言う麗子ママ。まるでパティシエポロンで魔法の素をかけたみたいと言うおんぷ。『ホント美味しいわ』とその美味しさを改めて口にするはづき。


どれみにステーキがビーフシーチューにグレードダウンした事を謝るももこ。玉木が来たから仕方ないと言うどれみ。
明パパの後ろから玉木が見ていた事に気付くももこだがそっぽを向く。どれみも気付いた。落ち込む玉木。


ここで妹尾親子が何かを作るらしい。どれみが何を作るか質問。誕生日プレゼントに妹尾家特製のたこ焼きを作るらしい。
たこ焼きを食べたことないももこにあいこの家のたこ焼きは最高と言うおんぷ。『わぁ食べてみたい』と笑顔なももこ。
美味しいと好評なたこ焼き。皆にも勧めるあいこ。娘が皆のところへ行かないのが気になった玉木パパ。理由を聞いてみる。返答は帰りたい。驚く玉木パパ。


すると、みのりママからビッグニュース。ニューヨークのベスから小包が届いたらしい。
嬉しそうなももこ。開けるとビデオが入っていた。ビデオな事に？だった様だがはづきに『ビデオレターじゃない？』と言われ納得。


ビデオの中のベスは日本語で『ももこ、１１歳のお誕生日おめでとう』と言う。日本語な事に驚くももこ。
すぐさまベスからフォロー。ももこが日本に行った後、ベスのクラスに日本人のサチコが来たらしい。
サチコを呼ぶベス。ももこの誕生日を祝うサチコ。ベスはサチコに日本語を教わってるらしい。
ももこが何年か経って戻ってきた時に英語を話せなくなっていたら困るから日本語を覚えると言うベス。
最後に自分はももこを忘れない、ももこを自分を忘れないでと言い、また会える日を楽しみにしてると続けた後、『元気でサヨナラ』と手を振ってバイバイ〜なベスとサチコ。

素敵なビデオレターと拍手を送るどれみ達。玉木、青ざめてしょんぼり。ベスが良い子なのに自分と来たらと落ち込んでる様子。それに気付いたどれみ。

玉木を拉致ってももこと仲直りしたくないか問う。頷く玉木。どれみに名案があるらしい。耳打ちでソレを聞いて良い考えと玉木も同意。
が続く耳打ちで自分がやるのかと嫌そうな玉木。そうじゃなきゃ意味無いとどれみに言われ、少し考えた後やる事にした。


笑顔なももこ。玉木を見て顔が怖くなる。どれみ、玉木がベスの素敵なビデオレターのお返しに自分達もビデオレターを作って贈ったらどうかと提案してると言う。
ちょいと食いつくももこ。ここで、玉木がいつもの口調で『きっとベスさんも飛鳥さんの元気な姿を見たがってると思いますの』と言う。それを聞いてちょいと表情が曇るももこ。


それはグッドアイディアと言う建三パパ。カメラを取りに行くみのりママ。明パパが撮ってくれるらしい。明パパは映画監督だからめっちゃ良いビデオが撮れると言うあいこ。
イマイチ気乗りしない様子のももこ。『皆も手伝ってね！』と言うどれみ。『手伝う〜！』な３人。でも、やっぱり気乗りしないももこ。

で、撮影開始。ビデオレターへのお礼を言った後、素敵な友達ができた事。そして、その友達が日本を紹介してくれると言うももこ。


そして、ここでどれみと玉木が登場。撮影開始するなり
『ももちゃんの友達の世界一不幸な美少女、春風どれみどぅえ〜す！』
『同じく世界一美人なお嬢様の玉木麗香どぅえ〜す』と言い出す２人。玉木の変貌振りに驚くももこ。

『２人合わせてお嬢様ズ！』とポーズを決めた後『美少女美少女美少女〜♪』とアクションをするどれみと玉木。
ニヤつく渓介パパ。で、自分達が日本を紹介すると言うどれみ。
玉木に日本と言って１番最初に思い浮かべる物は何かネタを振る。『やっぱり富士山じゃ〜ございませんこと〜？』と言う。


と言う訳で富士山を見せようとするが曇ってて見えない。明パパにそう言われて困る２人。
と、あいこが絵に描いた富士山を持って来たのでソレを見せて一件落着！にしようとするどれみに『笑って誤魔化さない』とツッコミを入れる玉木。


良いコンビと言う事で『よっ！　お嬢様ズ！』と言う幸治パパ。また美少女〜♪アクションをする２人。普段は絶対こんな事しないと驚く玉木のパパママ。ももこもあんぐり。


ここで家のカーテンの裏に隠れたはづきに『行くわよ』と言うおんぷ。『うん』と妙に嫌そうに答えるはづき。
魔法で『はづきちゃんよ、横綱になれ！』と言うおんぷ、すると、はづきがお相撲さんに。嫌がるはづき。


日曜日は魔法のコ開始。
他に日本を代表する物は無いか玉木にネタをふるどれみ。玉木『そうですわね〜、スポーツならやっぱりお相撲じゃないかしら？』と言う。
『と言う事で横綱はづき山をお呼びしていま〜す』と言うどれみの言葉を聞いてカメラがブレる程驚く明パパ。
どれみにカメラが揺れた事を指摘され謝る明パパ。そして、はづき山登場。これにはかな〜り驚く明パパと麗子ママ。

『ごっつぁんです』と言って四股を踏むはづき。『よっ日本一！』と合いの手を送る渓介パパ。玉木に『はづき山、ご苦労様』と言われ素早く退散するはづき。かなりイヤだったらしい。


相撲以外にも日本は代表をするスポーツと言う事で次はオリンピックでも金メダルを取った柔道。
あいこを投げるおんぷ。大喜び。『最高で金、最低でも金よ』と言ってウインクするおんぷ。『よっヤワラちゃん！』と言う玉木。

着物で踊るはづき、あいこ、おんぷ。笑うももこと親達。

そして、締めは茶道。はづきとあいことおんぷの実演。
『３人ともご苦労様』と言う玉木。『やっぱりお茶は良いよね。日本の心、ワサビと鯖があるよね〜』とボケるどれみ。
『それを言うならわびとさびでしょ！』とツッコミを入れる玉木。『失礼しました〜』と頭をさげる２人。


といったところで撮影終了。日曜日は魔法のコ終了。『皆、最高だよ』と言う明パパ。拍手を送る親達。照れ顔の玉木。ここで明パパにもう一度私を撮ってとお願いするももこ。


『ベス、どうだった？　素敵なお友達でしょ』と言ったところでどれみ達をフルネームで紹介。
と４人を紹介したところで玉木が居ない事に気付き『玉木さん何やってるの？　来て！』と言うももこ。
『私も？』と言う玉木に『当たり前じゃない』と返すももこ。涙目で嬉しそうな玉木。涙を拭ってももこ達のところへ。

『飛鳥さん・・・』と何か言いたそうな玉木だったがももこは首を横に振る。そして、玉木の手を握る。
『そして』と言うももこの言葉の後『ももこさんの一番の友達の玉木麗香でございますわ』と自己紹介する玉木。笑顔で顔を見合わせる玉木のパパママ。

『こんな素敵なフレンズに囲まれて元気にやってるから心配しないでね。ベスも私に親切にしてくれたみたいにサチコちゃんともお友達になってあげてね。じゃあまた会う日まで！』
と言って手を振るももこ。どれみ達５人も同じ様に手を振るカットから
『バイバ〜イ、ベス〜！』
と白くフェードアウトして

〜おしまい〜

第１５話『きれいなお母さんは　スキ？　キライ？』


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