(2001年10月21日放送)
脚本:大和屋暁 演出:山吉康夫 作画監督:河野宏之
洗脳歌
♯18話以来となる妖精メインの話。
元々、仕事でも無いので妖精が酷使されなければならない理由も無く怒るのも当然ですよね。
まぁ、発端となったララは少々短気ですが。
大和屋さんらしい面白い脚本と河野さんの変顔が見事に合います。
ちなみにももこの歌の作詞は大和屋さんだそうで。
世界はラブアンドピース初使用。
収録DVD
(38~40話同時収録)
アバンタイトル
妖精達と睨みあうどれみ達。割とマジな表情のどれみ達に対し妖精達は余裕の表情。
『とうとう決着を着ける時が来た様じゃの』と言うマジョリカ。『積もり積もった恨み、今日こそ晴らさせてもらうわよマジョリカ!』とマジョリカを突き飛ばすララ。
受け止めるが勢い良くお腹に当たったのか変顔になるどれみ。他の4人もちょい驚く。それを見て笑う妖精達のアップでOP。
レシピ日記にレレを飛ばすはづき。メッセージ機能を使う様だ。瓶を拾ったレレから準備OKと言われる。で、はづきはメッセージを打ち込む。頑張って文字を瓶に詰めるレレ。
次はあいこがミミをレシピ日記へ。ハナちゃんにもうすぐミミが持ってきてくれるからと言うあいこ。
ミミが持ってきたのは裏表紙にニンジンが描かれた本。だが、ハナちゃんはお気に召さなかった様だ。
続いてMILKを始めとして色々な本を持っていくがダメ。で、ある本を持ってきた時、手を滑らして後ろに落としてしまうミミ。
で、次はどれみがドドをレシピ日記へ飛ばす。どれみがやりたいのは恋愛占い。
ドドがルーレットの針に縛られ回転しまくる。目を回しながら『ラ、ライバル登場の予感』と結果を言う。
で、サブタイトル。
結果に不満ながらも次はお小遣い運を知りたいどれみ。だが、体を張らされるドドはもう6回も占ったと嫌がる。
ケチと言うどれみだが、占う方の身にもなれとレシピ日記から身を乗り出してきたドドに怒鳴られ逃げていく。
戻ってきたドドに声をかけるレレ、ミミ、ロロ、ニニ。4人の顔を見て疲れた顔してると思うドド。
見ての通りと言うロロ。レシピ日記のおかげで喋れる様になったまでは良かったけど、その代わり仕事が増えたと言うミミ。
だから、この占い盤の下に隠れて休んでいたと言うロロ。英語苦手なのでニニが何言ってるか分かりませんwwww
働き過ぎて肩もこると言うレレ。溜息をつくドド以外の妖精達。
どれみ達が自分の苦労を分かってないのでやってみれば良いと言うドド。すると、外から『そんな事言わないの』と言う聞き覚えのある声。
皆にまだ若いんだから疲れたなんておばあさんみたいな事言っちゃダメと言うララ。『でも~』と言うレレ。
どれみ達だって悪気があってやってる訳ではないから多少の事は許してあげる様に言うララ。
妖精にとって大事なのは魔女の我侭を許してあげる大らかな心との事。嫌そうだが『は~い』と言う妖精達。『分かれば良し!』とニッコリ顔で言うララ。
やっぱりララは大人と言うレレ。同意しながらマジョリカにあんな事言われてもこんな風に言えるなんてと尊敬するロロ。他の妖精も頷く。
あんな事が気になるララは聞いてみる。最近化粧が濃くなったってと言うロロの言葉を聞いてショックを受けるララ。
レレからはララの作る料理は最低、ニニからは口は軽いが尻は重い、ミミからは寝相が悪くて迷惑、ドドからはアイツはワシの金魚の糞じゃ
とそれぞれ悪口を聞かされる。言ったとしても冗談でしょと信じられない様子のララ。だと良いけどと言う妖精達。
その横で笑うマジョリカ。おんぷにララと違って気が利くとご機嫌の様子。味を聞くおんぷ。おんぷによると香りは良い様だ。
マジョリカ、ララが入れた物と比べたら蛤と海鼠の差と大笑い。さすがにキレるララ。レレから妖精は大らかな心が大事なんでしょとツッコミが入る。
ロロはマジョリカだって悪気があって言ってる訳では無いと言って見るが、ララはアレの何処が悪気が無いって言うのよ。ハッキリ言って悪気の塊とキレる。ビビる妖精達。
引き金となったのは蛤と海鼠だった様だ。そこまで言われて黙ってられないと言うララ。
黙ってること無いと言うドド。どれみ達もマジョリカも妖精使いが荒過ぎだとずっと思ってたとドドも不満もぶちまける。レレミミも同意。
だったら分からせてあげようと言うララ。ちょいと驚く妖精達。
『見てなさいマジョリカ』と恨み全開の顔のララ。この煎餅も中々いけると言うマジョリカの後ろをレシピ日記を持って飛んでいく。
どれみ達は調理や店の掃除などの何時もの作業中。準備は良いか妖精達に聞くララ。OKの様だ。『じゃあ、始めるわよ』と中へ引っ込んだ妖精達と一緒にララもレシピ日記の中へ。
いきなり本が立ち上がり大きな音を立てだした事に驚くハナちゃん。
スピーカーを使ってどれみ達とマジョリカを名指しし、妖精の地位向上を要求するララ。繰り返す妖精達。
どれみ達の妖精使いの荒さにはほとほと愛想が尽きたとまで言う。繰り返す(ry
これから出す要求を受け入れない場合、無期限のストライキに突入するとのこと。
『働かないぞ!』と言うドド。『こっから出えへんぞ』と言うミミ。『言う事絶対聞かないぞ~』と言うニニ。全員揃ってエイエイオ~!
どうしちゃったの?と不思議そうなどれみ達。これから要求を読み上げると言うララにブチ切れるマジョリカ。マジョリカ、ララが魔法で出した金盥で沈没。
マジョリカを心配するどれみ達に先に言っておくと前置きして魔法で自分達を出そうとしても無駄と言う。入れる事はできても出すことは不可能との事。唖然のどれみ達。
ふ~ん顔の妖精達。落ち着いて話し合おうと言うおんぷ。とりあえず出ておいでと言ってみる。
だが、その手には乗らないと言うドド。自分達が出るのは要求が受け入れられた時と言うロロ。中に引っ込む妖精達。
だったら何が不満で、どうして欲しいのか聞くはづき。
要求その1 マジョリカが私の化粧を濃いと言った事を平謝りに謝る とララが読み上げる。
マジョリカ気に入らないが入れ替わりで出てきたドドのプラカードで飛ばされる。
要求その2 レシピ日記は必要以上に使わないこと とドドが読み上げる。
中でもどれみを名指しして占い禁止と言うドド。『何で?』などれみ。
要求その3 週に2日はお休みにしてほしい とレレ
要求その4 これから毎日3食昼寝付き とニニ
要求その5 ご飯とおかず一品増やす事 とミミ
要求その6 最低でも週に2回は妖精達にイチゴのショートケーキを作ること とドドが読み上げる。
顔が引きつるどれみ達。
要求その285 妖精が指定したテレビ番組は何が何でも最終回まで欠かさず録画すること とドドが読み上げる。
ここまで続いてるのでさすがに誰も聞いてなかったり。
寝てて落ちてきたマジョリカに『どったの? マジョリカ』と聞くどれみ。何でも無いと言うマジョリカ。アホ臭いと言うあいこ。そろそろ行こうと言うおんぷ。
誰も聞いてなかったとガックリのドド。レシピ日記の中へ退却。ハナちゃんに『おっきして下で遊ぼうか』と言うどれみ。
『あ~ら良いのかしら? 妖精が居なかったらレシピ日記は使えないのよ』と降りていこうとするどれみ達に言うララ。
さすがに何も言えないどれみ達。『バイバ~イ』と言うララのカットで黒くフェードアウト。
結局、この日の店は閉める事に。何じゃコレはと言うマジョリカ。
妖精スト対策本部ことようせいストたいさく本部が設置されているからである。はづきが作ったとのこと。気分が出て良いでしょうと本人は能天気。
マジョリカは甘やかしてはダメだからと強行突入を提案。世の中ラブ&ピースと言うももこ。突入方法をマジョリカに問うあいこ。自分達じゃ中に入れないしと考えるはづき。
困るマジョリカ。だからとは言えあんな沢山のワガママは受け入れられないと言うどれみ。何とか外に誘き出せないか考える。
はづきが話し合いを提案。また、世の中ラブ&ピースと言うももこ。?なあいこ。
皆を呼んでみるはづきだが返事は明らかに不機嫌トーン。話し合いをしようとしても妖精達はそっぽ向いて中に引っ込んでしまう。
だから強行突入と言ってると言うマジョリカ。だからどうやって突入すると半ギレのあいこ。
またまた世の中ラブ&ピースと言うももこに対し『そやから、ソレ何やねん!』と言うあいこ。笑うももこ。困るはづき。
すると、『何でお店お休みしてるのお姉ちゃん?』とぽっぷがやって来る。すると、どれみが何か思いついた。気にする一同。
ここでアイキャッチ。
無駄な抵抗は止めて出てくる様に言うどれみ。
完全に包囲されてると言ってみるが包囲したって何もできないでしょとララに言われトーンダウンしながら今ならまだやり直せると言う。
だから出てきてと頼んでみるが返事は『イヤ!!』。キレそうなどれみ。だったら仕方無いと言う。
どれみがやる気と察するあいこ。妖精達を説得する隠し玉があると聞いていたはづき。どれみが呼んだのはファファ。皆を説得してもらうつもりの様だ。
説得に聞き耳立てるどれみ達だがファファは逆に説得されてララ達の仲間になってしまいズッコケる。
ファファまで仲間になってどうしてくれると怒るぽっぷ。マジョリカ、あんな物燃やしてしまえと怒る。
アホな事言うなと怒るあいこ。どんどん話が拗れていくと困り顔のおんぷ。一体どうすれば良いか困るはづき。と、ここでももこが自分に任せろと言う。
見習い服に着替えて、魔法でヒッピーになるももこ。
ビビるファファの前で世界はラブアンドピースを歌うももこ。
せ、せ、世界はラブラブラブ~ アンドピースで皆ハッピー きっと明日もヒッピッピー だからケンカは止めましょう
手に手を取れば皆ブラザー せ、せ、世界はラブ だから皆でセイピース
歌で心を開かせて皆を誘き出す作戦と解釈するはづき。こんな歌で上手くいくのかと思うどれみだったが、ぽっぷ曰く上手くいきかけてる。
実際はファファはラブアンドピースの虜。唖然のどれみ達。
それはレシピ日記の中も一緒。ララを除いた皆がラブアンドピースの虜。皆を拘束するが5対1じゃ限界がある為、懇親の力で投げ飛ばすララ。
だが、むしろ散り散りになってしまう。1人1人顔を軽く叩いて洗脳を解いていくララ。そんな事しても絶対出ないから無駄と言う。
でも、ちょっと焦ってたり・・・。やや呆れ顔のももこ。『やっぱりダメか』と言う。
『ぶっ飛ばせ! やっつけろ! 容赦するな!』と叫ぶマジョリカ。だからどないしてとあいこに思いっきり睨まれる。返答に困るマジョリカ。
何か良い方法無いのかと思うはづき。すると、おんぷが『どうやら出番みたいね。女優瀬川おんぷのね』と言う。
『ごめんなさい、私達が間違っていたわ。皆で話し合って分かったの。悪いのは私達だって・・・酷いよね、こんな苦労かけてるのに』と言うおんぷ。
じっと聞いてる妖精達とどれみとハナちゃん。涙ながらに熱演するおんぷ。どれみとハナちゃんが乗ってるライフウッドの後ろには残りの面々。
さすがチャイドルだけあって気合入ってると思うあいこ。ぽっぷによるとこのセリフは今度のドラマのセリフらしい。本のまんま読んでると言うはづき。
出てきて話を聞いてと言うおんぷ。『いいわ』と言うララ。本当か聞くおんぷ。でも、ララ曰く条件がある。どれみを呼ぶララ。
どれみに魔法でステーキを出す様に言うララ。内容が内容だけに二つ返事でOKするどれみ。ララの所望は大きくて厚い奴。見習い服に着替えてステーキを出す。
食べようとするどれみだが、ララからストップ。そう、このステーキは妖精達が食べる為に出させたのだ。
中からは美味しいだのステーキの感想が聞こえてくる。となっては次第に怒りが込み上げていくどれみ。
何で私がこんな目に合わないといけないと荒れる。落ち着く様に言って押さえるはづきとあいこ。
ももこはまた世界はラブアンドピースを歌う。どれみ達を見ているおんぷ、ぽっぷ。レシピ日記を見ているマジョリカ。
歌うももこを目が点で見ているどれみ、はづき、あいこ。すると『やっぱり!』と言うララの声が聞こえる。
と言うのも皆、網だの虫篭だのハエタタキだの捕獲道具を持っているから。おんぷの泣き落としで出てきたところを捕獲するところまで看破されてしまう。
図星なので何も言えない一同。おんぷ『あの、その』と返事に困る。ララ、無条件に謝るまでここから出ないと怒ってしまった。
『そんな』と言うはづきだったが虫篭を持っていたのでばつが悪そうに背中に隠す。マジョリカの方は出てきたくないなら一生出てくるなとレシピ日記を叩きまくる。
何言ってるのと止めに入るぽっぷ。
そんな事になったら何時までもレシピ日記が使えないと言うあいこだがそれを聞いていた妖精達は自分達がそれだけの存在だったのかと怒る。
そんなんじゃないと言うあいこ。『ステーキ』と言うどれみ。今更何を言っても無駄と言うドド。
マジョリカ、ララ達がストライキをするから話がこじれると言う。が、ララはそっちから売ってきたケンカと反論。
『何じゃと!』とキレるマジョリカ。まだ続きそうだったのでぽっぷはマジョリカを強制退場させる。
どれみ、まだステーキの事を怒る。ステーキなら美味しく頂いたと言うドドの言葉で遂にどれみが暴れだす。
そして、床を思いっきり踏んだ衝撃でレシピ日記は転倒。妖精達はレシピ日記の最下層まで落ちていき反動で入り口まで戻される。
目がテンの妖精達。と言うのも目が血走ったどれみが居るから。『ステーキ返せ』と言うどれみ。
少し睨んだ後、レシピ日記を振り回すどれみ。その勢いで外に投げ出される妖精達。
妖精を追いかけるどれみとあいこ。世界はラブアンドピースを歌うももこ。他の面々はその場で立ってたり。
おんぷはハナちゃんをライフウッドのベッドへ。キッチンの奥から物を投げまくる妖精達。
ファファはララによって救出。ももこは熱唱中。ハナちゃんは困り顔。
粉末爆撃を行う妖精達。これにはももこの歌も止まる。何も見えないと言うぽっぷ。ハナちゃんは悲しそう。
どれみは奮闘するあいこに後を託し魔法でステーキを出してリベンジを図る。が、ステーキはドドとミミにまた誘拐される。
悔しそうなどれみ。ドドとミミを追いかけるあいこだがズッコケる。『あっ』と声をあげるどれみ。
ぽっぷがあいこの心配をしてると、レレとロロがマジョリカへ卵爆弾を投下。マジョリカぶち切れて店の中を暴れまわる。
下を見ているももこ。『ママ』と言うハナちゃん。ハエタタキの空振りで店の容器を叩き落すマジョリカ。はづきとおんぷがキャッチ。
困るぽっぷとももこにクリーム攻撃。ハナちゃん今にも泣きそうである。そんな事は気付かずにお互い店の備品を武器と盾にしてプチ戦争。
MAHO堂大荒れ。結局、ハナちゃんは大泣き。泣き声でお腹空かしていると分かったどれみ。もう止めようと言う。皆も同意の様子。
ハナちゃんにおやつを食べさせるどれみとドド。はづきとレレ、あいことミミは備品を元通りに。
それにしても派手にやったと言うぽっぷ。誰が悪いとも言えないからしゃあないと言うあいこ。自分達が当たり前みたいにレレ達に頼りすぎていたのかも知れないと言うはづき。
おんぷとロロ、ももことニニも一緒。ニニに謝るももこ。たまには良いんじゃないと言うおんぷ。どうしてか聞くどれみ。
何時か自分達が魔女になりずっと妖精と一緒に居る事になれば、これくらいの事は何度もあるんじゃないかと言う考え。
その後にあんな風になれれば最高と思わないかと言うおんぷ。
その先にはマジョリカとララ。ヤカンが上手くハマって抜けないらしい。マジョリカを応援して手伝うララ。
良い感じと思うどれみ。そう言われてちょい赤くなり、ボーッと突っ立てる事に怒り片付けをしろと言うマジョリカ。
魔法でやればすぐと言うどれみに怒るマジョリカとララ。
それを見ていたももこ。店の中に落ちていたレシピ日記を拾い上げる。すっかり汚れちまったレシピ日記を服の袖で拭きニッコリのももこ。
レシピ日記のアップから○が小さくなる様に画面が消えて
~おしまい~
第38話『学校に行きたい!』
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