第42話『ドキドキ! ふたごの不思議なまほう』
(2001年12月2日放送)
脚本:影山由美 演出:岩井隆央 作画監督:生田目康裕

どっちにする?

双子を巡る話。
ある事を理由にくりそつの2人が入れ替わろうと言う面白い試み。
実際、5年生の男子と女子を間違える事なんてあるんでしょうかね?
まぁ、でもこの頃なら男女の肌質の違いも誤魔化せるかも。
ともや君が結構良い子だなと思ったり。

収録DVD

(41、43~45話同時収録)

アバンタイトル

空飛ぶ飛行機模型を追いかける万田ようこ。距離が開いたので立ち止まり『何処までも高く高く飛んでいけ!』と言うようこのアップからOP。


友達とチョケて校内を走り回ってるぽっぷ。すると、岐路で万田じゅんじと衝突。謝るぽっぷに大丈夫か聞くじゅんじ。も一度謝ってぽっぷはその場を去る。


ぽっぷは運動場へ。どれみ、はづき、あいこがドッジボールしてたりする。どれみが投げたボールを受けた弾みでよろめいた万田ようことぶつかるぽっぷ。
その顔はさっきぶつかったじゅんじと瓜二つ。さっき会った人と同じ顔と驚きまくりのぽっぷと?な一同。

で、サブタイトル。

先のぽっぷの驚いた顔を笑うどれみ。双子だなんて知らなかったとムッとするぽっぷ。
ももこ、男の子はじゅんじと言って1組の子と紹介。女の子の方はようこと言って2組の子と紹介するはづきとおんぷ。
顔は似てるけど中身は結構違うと思うどれみ。ようこは理数が得意とあいこが、じゅんじは文系が得意とももこが言う。
でも、その方が良いと言うどれみ。と言うのも苦手同士補えあえるから。双子が楽しそうと思うはづき。同意の一同。


で、万田家。読書中のじゅんじ。すると、ようこが尋ねてくる。
『また本読んでるの?』と聞いた後、じゅんじがYESと答えたら本題に。なんでもTシャツに合う服が洗われちゃったからじゅんじの服を貸して欲しいらしい。
OKするじゅんじ。早速拝借して着替えたようこ。頭にバンダナを巻いて外出。
すると、じゅんじに間違われておでかけか聞かれるようこ。また間違えてると呆れながらもまぁ良いかとじゅんじのフリして買い物と言って去っていく。

行き先は模型店。吊るされた模型を嬉しそうに見ているようこ。欲しいと思う。そして、ついに購入。またまた嬉しそうなようこ。


買った模型を抱え河川敷を歩いていたようこ。母親に見つかったら女の子の癖と言われると落ち込み気味。
すると、空飛ぶ飛行機模型を発見。その後を追うようこ。よく出来てると感想を言うようこ。で、ゴムの違いに気付いたと同時に持ち主らしき少年がやってくる。
『これ、あなたの?』と聞くようこにYESと返答する。
よく出来てると言うようこ。『ありがとう』と嬉しそうな少年。ゴムが付属の奴じゃないよねと聞くようこ。
少年曰く、普通のゴムはすぐにダメになるからお小遣いを貯めて上等のラバーを買ったとのこと。
驚きを隠せないようこを見て君も作るのか聞く少年。『うん、まぁ』と返すようこ。『飛ばしてみる?』と聞かれそうする事にした。2人仲良く楽しそうに飛行機模型を追う。


で、夕方。ようこから本格的に作った事無いと聞かされる少年。
母親が良い顔しないと言うようこ。これは買ったけど、どうやれば見つからずに作れるかと困ってる様だ。少年もがらくたが増えるとか言われてるらしい。
女にはこの面白さが分からないと愚痴る少年。同意しながらも男と思われてる事に気付いたようこ。
すると、河川敷の上をどれみとぽっぷが家まで競争中。それに気付いたようこ、ヤバイと焦る。
どうかしたかと少年に聞かれお使いを頼まれてると返事。通過したのを見てホッと一息。不思議そうな少年を笑って誤魔化して帰ろうとするようこ。
ちょっと待ってと言い自身の名をともやと名乗る少年。ちょい振り向いてじゅんじと名乗るようこ。
追われるどれみ、ぽっぷに待ってと言われ後ろをちょい見ながら急かしてるとじゅんじとともやを発見。当然、ともやの方は誰か分からず。その間にぽっぷ先行。


翌日、困ってるどれみ。盛り上がってるあいことおんぷの前に来る。どうしたのか聞く2人。
はづきの居場所を聞くどれみ。『トイレかな?』と言うあいこ、どうやら所在は分からないらしい。時間が無いと困るどれみ。
事情を聞くおんぷ。算数の宿題を忘れたとのこと。ももこもどこぞへ行ってはづきだけが頼りとやって来たのだ。
自分達が見ると言うあいことおんぷだが難しかった。困るどれみ。すると、ようこが自分に見せてと言ってくる。
結局、解決して喜ぶどれみ。ようこに只管感謝。算数の事なら何時でもどうぞと言うようこ。じゃあ後でと教室に帰るどれみ。



たまたま、前方を見たらじゅんじとともやを発見。じゅんじも美空小だったと嬉しそうなともやと唖然のじゅんじ。何年何組かと聞かれ5年1組と返答。
自分は6年1組と言うともや。昨日話した事を持ちだされ?なじゅんじ。ともやが美空小の6年とは予想外だったようこ。中学生だと思ってたらしい。
困ったじゅんじは発見したようこの名を呼ぶ。それを見てともやパニくる。気付くかなと内心冷や冷やのようこ。
ともや、5年生の双子と気付く。で、片方しか居なかったから気付かなかったけど双子なのかと聞く。
何かを言おうとするようこだがともやはあの事はまた後で相談しようとじゅんじに言って去っていく。
ともやが去るなりじゅんじを連れて行くようこ。それに気付いたどれみ。

ようこはじゅんじに事情を説明。驚いて大声をあげるじゅんじに静かにする様言うようこ。
自分を男だと思ってたから、つい名前を言ってしまったと弁解。自分はグライダーとか全然分からないからまた会ったらどうするのかと言うじゅんじ。
その件は同意しながらも『だけど~』と困るようこ。


夕方、あの河川敷。昨日もバレなかったから今日も大丈夫と思うようこ。立ち上がって河川敷を去る。
何でともやが来なかったのかと思うようこ。もっともっとグライダーの話をしたかったらしい。学校で喋れたらと考えてると何時の間にかMAHO堂前。
MAHO堂を訪ねてみる。で、じゅんじを装ったままお菓子を購入。結局、店を出るまでようことバレなかった。嬉しそうなようこ。

と言う訳でようこはじゅんじにある事をお願いしてみる。驚くじゅんじだが心配無いから1日だけとお願いするようこ。不安そうなじゅんじ。


翌日。ようこの提案とはくりそつな事を利用した入れ替わり。溜息をつくじゅんじに胸張って普通に歩いてと言うようこ。そんな事言われてもと困るじゅんじ。
すると、どれみ達が後ろからやって来る。ようこにじゅんじと思って挨拶するももこ。
ようこと思ってじゅんじにお礼を言うどれみ。どういたしましてと返すじゅんじ。その声を聞いて変と思うあいこ。
風邪引いてるのか聞くおんぷ。ちょっとと誤魔化すじゅんじ。お大事にねと心配するはづき。バレずに一安心のようことじゅんじ。結局、そのまま学校へ。

ここでアイキャッチ。



算数の抜き打ちテストをすると言い出す関先生。『えぇ~』と声をあげる生徒達。お手上げのどれみ。
ももこみたく解ければと机にくっついてると偽じゅんじことようこがすらすら問題を解いているのを発見。関先生も何時の間に算数が出来る様になったのかと驚きを隠せない。


一方、こちらは国語の時間で漢字の問題。誰を当てようか迷う西沢先生。
沢山の候補の中から手を挙げてない偽ようこことじゅんじをあえて当てる西沢先生。嫌がるじゅんじだったが、文系は得意なので完璧にクリア。驚く西沢先生とクラスの面々。
西沢先生に至っては苦手の国語を克服したと嬉しそう。
『こんなの楽勝!』と言って西沢先生を驚かせるが『ですわ』と続けて誤魔化すじゅんじ。?なはづき、あいこ、おんぷ。こちらも驚きを隠せない。


休み時間になるなりニッコリ顔で教室を出て行くようこ。じゅんじも教室を出るが股を押さえて困っていたり。
ようこはともやを訪ねる。またもじゅんじと呼んで昨日の事を謝る。
付けると飛行時間が断然違うモーターの安売り広告を見て我慢できず買いに行ったらしい。昨日来なかった理由に納得したようこ。
今度の日曜日、自分の家へ来いと誘うともや。ついでじゅんじ(ようこ)のキットも持ってくる様に言う。
自分の家で作れば母親に文句言われないだろうと言う考えの様だ。『え、良いの?』と聞くようこ。
2人で作る方が楽しいと思うと言うともや。接着剤の使い方や紙やすりのかけ方も教えてくれるとのこと。二つ返事で行くと答えるようこ。


じゅんじが困ってるのはやっぱりコレ。
女装してるとは言え女子に入るわけにも行かず男子には当然入れない とどちらに入れば良いか困ってる様だ。
ようこと思ってどうしたのか?と声をかけるどれみとももこ。『何もしてませ~ん』と去っていくじゅんじを変と思いながら2人はWCへ。
で、帰ったじゅんじは男子達はどうしたのかとはづき達に質問。
体操服を抱えたあいことおんぷから次は体育なので男子は先に着替えてグラウンドに出ていると言われる。
はづきに早く着替えようと言われ『オーマイガッ!』と撃沈。驚くはづき達。


5年の教室に戻ってきたようこ。人だかりを発見。当然、騒ぎの元は気絶したじゅんじ。はづき達にしっかりする様にと揺さぶられるじゅんじ。
どうしたのと戻ってきたようこは『あ、じゅんちゃん!』と叫ぶ。丁度、バンダナが落ちてじゅんじと皆にバレてしまう。絶叫する2組の面々。うろたえまくり。
どう言う事か聞くももこに謝りながら偶には入れ替わってみたら面白いかもと思ったと答えるようこ。
あべこべだった事にまたまた驚く面々。ここでじゅんじは尿意を催し2組の教室を去る。

当然、こうなっては先生にお呼ばれする。面白半分でやった事は感心しないと言う関先生。声を揃えて違うと言う万田姉弟。
ようこは自分が無理矢理やらせたからじゅんじは悪くないと庇う。じゅんじが入れ替わらなければいけない訳があると言おうとしたら肘うちで遮るようこ。
訳を聞こうとする西沢先生。2人ともとにかく悪いのは自分と言って頭を下げ、それ以上の話は聞けなかった。

それを見て訳有りと察するどれみ。頷くはづき、あいこ、おんぷ、ももこ。

で、下校時間。はづきがようこに何の用事があるのか不思議そうなじゅんじ。そんな、じゅんじを公園で待っていたりするどれみ達。
男装の理由をじゅんじから聞いたどれみ達。女の子だとなかなか男の子の仲間には入れないからと理解を示すじゅんじ。
あいこも木登りとかプラモは男だけのものと言われた事があるそうで。自分が同じ趣味ならと残念そうなじゅんじ。



ようこがホントは男子の格好なんかしたくは無いと察するどれみ。自分達も魔法で変身してたらすごくドキドキすると言うはづき。
正直に話した方が良いと言うももこ。おんぷはできる事と言ったらと何かを思いつく。
今日から友達開始
そう、お菓子作りである。どれみ達が作ったのは飛行機の形をしたクッキー。『ようこちゃんが正直になります様に』と願うどれみ。ニッコリなどれみ達。

一方、万田家ではじゅんじがようこにどうせバレるなら正直に話した方が良いと説得。
じゅんじに自分の気持ちなんて分からないと言って、この前買った模型を持って去っていくようこ。『分かるよ、ようちゃんの事だもん』と言うじゅんじ。


外に出たようこは玄関に置かれたクッキーを発見。メッセージカードも一緒。
『ようこちゃんへ 皆で作りました。ともや君と一緒に食べてね。 どれみ・はづき・あいこ・おんぷ・ももこ』
と書かれたメッセージカードを読む。皆にお礼を言って家を出るようこ。
実は向かいから見てたりするどれみ達。で、後をついて行こうとしたらじゅんじも出てきた。ようこの事が心配なんだと察するあいこ。
今日から友達終了

追いかける為、5人はお着替え。


ともやを訪ねるようこ。裏のガレージに居るからと招き入れるともや。植え込みの陰から見ているじゅんじ。
細い木の棒を削るともやに何してるのか質問するようこ。ともやによるとこうすると接着剤がよくつくそうで。何でも知ってると感心するようこに座る様勧めるともや。
色々試して見たからと言った後、翼はじゅんじがやってみなと言うともや。ちなみにどれみ達はハムスターになって横から見ていたり。指導の下、やってみるようこ。

こんな具合に形になってきた模型。すると、ともやがジュースをもってくる。両親が買い物に出てるからジュースしか無いらしい。
『ありがとう』と受け取ったようこはクッキーの事を思い出し、クッキーを出す。飛行機のクッキーと喜ぶどもや。丁度、お腹が鳴ったので笑う2人。食べてみたらばこれが美味しい。

ともや、さっきのところは接着剤が食み出てないかしっかり確かめないといけないと言う。
そんな、ともやを見てずっと友達で居たいと思うようこ。でも、じゅんじの言葉を思い出し友達を騙し続けるのは良くないと思う。で、その事を話そうしたら


勢い余ったのかじゅんじが庭へ倒れてくる。『あ、じゅんちゃん。何やってんのよ、こんなところで』と言うようこ。呆れ顔のどれみ達。
ようこが心配だったからと答えるじゅんじ。しょうがないなと近寄って大丈夫か聞くようこ。どういう事か聞くともや。


これには訳がと言うじゅんじ。ようこもバンダナを取る。ようこ、本当はようこと名乗り女であると明かす。ちょい驚くともや。
ようこは女の子だって分かったらともやが友達になってくれないかもと怖かったんだと代弁するじゅんじ。
そこには同意しながらも友達を騙すなんて最低と自虐のようこ。もし、自分が男ならこんな最低なヤツとは友達で居たくないと言う。
ようこは最低じゃないと庇うじゅんじ。自分が機械音痴で一緒に遊んであげられなかったから、ようこはいつも1人ぼっち。
お互い悪いと言う2人を見て笑うともや。?な万田姉弟。双子って面白いと言うともや。すっかり騙されたと愉快そう。
ともや的には一緒にグライダー作れるなら男でも女でも関係無いと言う事らしい。

それを聞いて嬉しそうなどれみ達。それに、それが双子ならますます楽しいと言うともや。
ありがとうと言うようこ。じゅんじ、自分はグライダーの事全然分からないけど良いか聞く。ようこ、また肘うち。笑う3人。どれみ達も。

んで、あの河川敷で遊ぶ万田姉弟とともやを見ているどれみ達。遠くから見ているどれみ達5人と近めの3人のカットから黒くフェードアウトして

~おしまい~

第43話『おジャ魔女は海を越えて』
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