第22話『6級魔女への道は遠い!?』
(1999年7月4日放送)
脚本:吉田玲子 演出:山吉康夫 作画監督:青山充

モスラ対おジャ魔女

マジョルカ編もいよいよ3話目。
何話続くかは内緒ですが、まだまだ続くとは言いましょう。
マジョルカ編はCSで見てた頃、地上波同様1週間ごとで話が変わるので毎週が楽しみでした。
しかし、ぎっくり腰ってのはあの歳でなるもんでしょうか? 推定30代。
ちなみに正式な名前はマジョルカ編の最終話にしか出ませんが、今回から店員達を正式名称のこうもり男とねずみ女と書きます。
サムネは新参者が居ないと言うことでララになりました。

収録DVD

クイズとおジャ魔女カーニバルミュージッククリップ付き
(23〜26話同時収録)

アバンタイトル

『なんか、あたし等、どんどんマズい事になってへん?』と言うあいこ。
『世界一、不幸な美少女の道、まっしぐらだぁ〜!!!』と言うどれみ。ネガティブな3人が回転しながらズームアウトしたところでOP。

でOPが終わると元祖MAHO堂のアップ。そしてやっぱり客が来ない新MAHO堂。

前回の騒動を起こしても未だ人気な元祖MAHO堂にご立腹のマジョリカ。
『このままでは、次期女王の座もマジョリカに奪・・・われてしまうわい!』と嘆く。哀れむララ。

マジョリカ、人気の原因をネーミングと推測。ダメだこいつ。

しかし、ララに否定される。絡むマジョリカ。ララによると

マジョルカの店は何時もセールをしていて、店員が男女とも美形であることが原因らしい。
セールは主婦に。店員はそれぞれ異性に大人気。『商売はやっぱりここ(頭)を使わなきゃ』と言って高笑いしているマジョルカ。

で、サブタイトル。

マジョリカ、ブルーならぬブラックに。心配するララに『大丈夫じゃないわい、ワシはもうクタクタじゃあ』と言う。

それを聞いてグッズ製作中のどれみとあいこは『クタクタって何もしてないじゃん』と怒る。
すると、マジョリカ『何を言うておるんじゃ! 疲れとるのはお前等のせいじゃ!』と怒り返す。

マジョリカによると、売り上げが上がらないことと前回、マジョルカの魔法グッズの効果を消す為に魔法を使った事が原因らしい。
ララも納得しながら若干、呆れ気味。『暫く魔法は使えそうにないのぉ〜』と言うマジョリカに『え、そうなの?』と驚くはづき。
マジョリカに『ワシはもう身が持たん。せめて、お前達が6級になっておればのぉ〜』と言われショボボンとするどれみ達。

そうやって嘆いてるとあの歌声。MAHO堂内に置かれていた箱からアノ煙。

勿論、出てきたのはデラ。久しぶりの挨拶と魔法玉の販売に来たことを説明するデラ。
ついでに『もっとも、買える程、売り上げがあるか知らないけど』と嫌味。

ムッとするどれみ達。さすがにこれにはマジョリカも噛付く。しかし、デラからは『そんなこと言うなら教えてあげな〜い』の言葉。
それを聞いて態度を一変させるマジョリカ。『とってもいいお知らせがあったんだけど』ともったいぶるデラ。
教えてと頼むどれみとはづき。

あいこの『魔女界一のええ女!』と言う言葉を聞いて話すことにしたデラ。
今日の晩、特別に進級試験があるとの情報。

グッズ作りのことがあって行けない3人。魔法玉が5個しか残ってないことを聞いて更に落ち込む。
見送ると言い出すどれみに『何を言うとるんじゃ! 試験はちゃんと受けんかい!』と叱るマジョリカ。どれみが頭を上げた勢いで

窓にぶつかって潰れ貼り付くマジョリカ。
『6級になればお前達のポロンもバージョンアップするんじゃぞ?』と言う。それを聞いて
『バージョンアップって何?』とデラに質問するあいこ。
『もっとゴージャスになるってこと』と答えるデラ。

試験を受けることにしたどれみ達。しかし、ララから『でも、ひとつ問題が・・・』の言葉。
?な顔のどれみ達に『魔女界へは元祖MAHO堂のドアを通らないといけないわよ』と説明するララ。どれみ達ガックリ。

マジョルカに交渉してみるがやっぱりダメ。『このドアを通って魔女界へ行きたかったら、この店を買い戻してからにするのね〜』と言われてしまう。
高笑いするマジョルカ。困るはづきとあいこだが、どれみだけは『受けるよ。絶対、なんとしても!』燃えていた。

で、その夜。元祖MAHO堂。

売り上げが多いことを喜んでいるマジョルカ。すると、玄関の隙間から一枚のチラシが入ってくる。
ヘヘがマジョルカの顔の前にソレを持ってくるとマジョルカの顔が一変。
『回転寿司〜!?』と言ってハイテンションになり、忽ち夕飯を回転寿司に決めた。勿論入れたのはこの人達。
マジョリカ曰く、マジョルカは回転寿司が大好きらしい。好みをしっていることを感心するどれみ。

チラシに釣られて出ていったところで進入する計画。どれみ達は隠れる。しかし、暫く待っても肝心のマジョルカ達が出てこない。
痺れを切らして覗きに行くどれみ達。

カーテンの上がった窓から覗くとそこには即席の回転寿司。そう、魔法で出したのだ。
『私の魔法なら回転寿司を出すくらいわけないのよ〜!』と言うマジョルカ。どうやら、誰がやったかはバレてるらしい。
見破られてることにガックシなどれみとマジョリカ。すると、はづきに名案が浮かんだらしい。


突然、明かりが消える元祖MAHO堂。
(左上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『この闇に紛れて忍び込みましょう』と言うはづき。
『うん』と言うどれみ達だが、元祖MAHO堂の窓はカーテン越しに何か光っている。不思議に思うどれみ達。


蝋燭の明かり。『中々良いわねこういうのも』と風情を楽しむ程、余裕なマジョルカ。次はあいこのターン。
あいこの細工後、扉から水漏れ中の元祖MAHO堂。何と、MAHO堂に雨を降らせる。ずぶ濡れなマジョルカ達。

笑顔のどれみ達だったがMAHO堂からはシャボン玉が大量に出てくる。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
自分が乗ったシャボン玉が割れて『太ったかしら・・・?』と気にするヘヘ以外は楽しむ。

ガックシしてるとマジョリカから蝶を出せとの指令。マジョルカは蝶が嫌いらしい。魔法で蝶を出すどれみ。


蝶は元祖MAHO堂へ入っていく。で、暫く待ってると帰ってきたのはデッカイ蝶。
怯えるどれみ達。一方の蝶はどこかへ飛んでいく。

『甘い甘い。7級ごときの魔法で私に勝てると思ってるのかーい!?』とマジョルカに言われヘヘにも『一昨日おいで!』と言われる。
崩れた元祖MAHO堂もマジョルカの魔法で元通り。

落ち込むどれみ。マジョリカも益々疲れたらしい。万事休すなどれみ達だったがララから
『元気出してどれみ、まだ諦めるのは早いわ』の言葉。
マジョルカ寝静まるのを待ってララが進入することに。『せやな。ララ頼むで』と言うあいこ。

あくびが出るマジョルカ。懲りたと推測し寝ることに。ヘヘも『今度来たら追い返してやるもんね!』と意気込む。で、消灯。

ソレをみてララが天窓から進入。2階から下を見る。誰も居ない様だ。

ふと上を見たララびっくり。目を擦って再度確認するがやっぱりビックリ。
そう、男の店員が天井からぶら下がっている。しかも顔色ひとつ変えず。


で、ララの背後に居たねずみ女はビックリ。天敵の猫が目の前に居るからだ。それを見て逃走するララ。

見たことをどれみ達に報告。すると、どれみが何かを思いついたらしい。

『店員さん達の正体を暴いて!』と願う。すると、チーズと虫が元祖MAHO堂の天窓から入っていく。


チーズはねずみ女の方へ正体を現しチーズを貪るねずみ。
一方のこうもり男も大好物の虫を見つけ正体を現して追いかける。
追いかけることに夢中になりすぎて店内のあらゆる物をグチャグチャにしていくこうもり男。


余りの煩さに怒りにきたマジョルカだが呆然。こうもり男の仕業と判って怒ってると
(下段の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

どれみから『バッチリ取ったよ!』の言葉。どれみ達に一部始終をバッチリ撮られてしまった。悔しそうなマジョルカ。
久々の有利な展開に『魔女界のドアを開ければテープは返してやってもよいぞ〜!』と嬉しそうに言うマジョリカ。
この後、どうなったかは言わずもがな。こうもり男とねずみ女にキレるマジョルカ。

何とか行けたが魔法玉の残りを心配するはづきとあいこ。どれみは『大丈夫、試験は受けられるもん』と言う。
モタ達の試験屋台は目の前。だが『試験受けにきたよ〜』と声をかけると『今日はもうお終〜い』の言葉。

驚愕するどれみとマジョリカ。遅かった様だ。交渉してみるが無理だった。落ち込むどれみ達。

ここでアイキャッチ。


試験は受けれず魔法玉が減っただけなことを嘆くあいこ。地道にやることを提案するどれみだがはづきから
『でも、MAHO堂を買い戻す頃には私達、おばあさんになってたりして〜』の言葉。

それを聞いての3人の想像。おジャババどれみ?
(上段の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

で、そんな事を考えていた事を思い出しテンション低いどれみ。
はるかの『ただいま〜』に『おかえり〜』と煎餅を喰いながら返してると何やら大きな音。ビックリするどれみ。
はるかを見てさらに『お母さん、どうしたのその荷物!?』びっくり。

音の原因は商店街の福引で当たったティッシュ1年分。
スイカを1個買ったら2個おまけしてくれた事を自慢するはるか。ラッキーと喜ぶ。
ぽっぷ『ラッキーなのは判ったけど、そんな重い荷物持ってギックリ腰になんかなんないでよね〜!?』と釘を刺す

『平気!平気!』とご機嫌でスイカを持ち上げるがその拍子に『あ、なった』。驚くどれみ。


で、夜の春風家。虫眼鏡で見ると大きいが実はちっさい魚。何と夕御飯これだけ・・・。
(上段の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
渓介が釣ってきた魚だけらしい。彼は明日は豪華な刺身になる予定と言うがぽっぷ完全否定。
はるかのギックリ腰が治るまでこの夕飯が続くことを嘆くどれみ。


で、翌日の美空小。
朝から掃除洗濯朝御飯で疲れたどれみ。小竹に『今から老け込んでどうすんだ?』とからかわれる。
『私はまだまだ若いよ』と返すが、SOSの寒いギャグで一層元気が無くなるどれみ。
はづきとあいこも元気がない。はづきの家はばあやの。あいこの家は父親の具合良くないらしい。
『うわ〜ん、世界一不幸な美少女への道。まっしぐらだ〜!』と嘆くどれみ。

で、下校時間。

はづきが『私、今日はMAHO堂に寄らず帰るわ』と言い出す。なんで?と聞き返すどれみ。
『ばあやったら具合悪いのに何だか張り切ってケーキ作ると言ってたから、心配で・・・』と理由を言うはづき。ケーキと聞いたどれみの顔つきが変わる。
さりげなく『良かったら食べに来る?』と言ったはづきに嬉しそうに抱きつくどれみ。はづき若干引き気味。
急かして出発するどれみにあいこ呆れ気味。

はづきの家の玄関前で身構えるどれみを不思議に思うあいこ。
どれみ『ばあやさんのお出迎え。すっごい迫力なんだから』と説明。不安そうになるあいこ。

やっぱり今日も迫力満点のばあやの出迎え。で、たじろいでると家の中から黒い煙。何か焦げてるらしい。


ケーキが焦げたことを謝るばあや。ゆっくり休んでと言うはづきも引くほどの迫力で謝る。
その勢いで反り返る3人。しかし、やっぱりばあやの具合は悪そう。どれみは仕方ないので魔法を使うことにした。

美味しいケーキになれ〜 と魔法で焦げたケーキを普通のケーキに戻すどれみ。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)

その頃、ばあやを引き止めていたはづきだが、ばあやの勢いは止まらない。

すると、あいこがばあやの前にケーキを持ってくる。どうやらこの話は解決したらしい。

魔法玉が減ったことを気にするどれみ。謝るはづき。どれみが『ううん。気にしないではづきちゃん』と言ってると下から物音が。

庭には芝刈り機を握ったばあやが倒れてた。止めるはづきとあいこにやっぱり芝刈りすると聞かないばあや。
しかし、そう言った後、力尽きて寝だす。『もう、あたしが何とかしたるわ〜』と言って

あいこは魔女見習いに変身。はづきちゃん家の庭綺麗になれ〜 と魔法を使う。

魔法は勿論成功。ばあやが起き上がった為、あいこ逃亡。驚くばあやを何とか誤魔化し庭から離れるはづき。

魔法玉が減る事をどれみとあいこが嘆いているとはづきも賛同。この部屋で合流する前にばあやが気にしていた階段の掃除をしたらしい。
『じゃあ、みんな2個しか残ってないんだ〜』とどれみが言ってるとはづきが血相を変えて窓際にやってきた。

何と、ばあやがテラスの柵の端と窓の出っ張りに足を引っ掛けて掃除中。2階の高さにして不安定な足場の作業。
『止めさせなきゃ!』と言うはづき。すると、ばあやがバランスを崩す。

何とか持ち直したが、また落ちそうになり、今度は本当にぶら下がってしまう。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
しかも、窓の出っ張りに片手だけでぶら下がっている状態。老人が長く持つ筈がない。
マジカルステージを提案するどれみ。賛同するはづきとあいこ。

マジカステージ。ばあやさんを助けて と願う。


ばあや力尽きて落ちるが何とか間に合った。マジカルステージで出たクッションで受け止められる。
静かにクッションは消えるがばあやは気絶中。

しかし、この魔法で完全に魔法玉が切れてしまった。

で、舞台は和室へ。気絶したばあやをここに運んできたらしい。魔法玉が無くなったことを話してるとばあやが目を覚ます。
起きてくるばあやに、どれみは『寝てなきゃダメだよ』あいこは『そや、ゆっくり休んではよようなってや』と優しく言う。
欲しいものがあるか聞くはづき。
滅相もございませんと言うばあやだが、上の物入れの中のお守りを取って欲しいと言う。


しかし、それを見たはづきはビックリ。それこそ元祖MAHO堂の魔法グッズだったのだ。『どうしたのこれ?』と質問するはづき。
『となりのお宅のじいやさんから頂きまして。コレを手にしてから仕事が捗って仕方が無いのですが。そのせいか何だか疲れが溜まってしまって・・・』
と言うばあや。これを期に家族の体調不良が魔法グッズのせいと疑うどれみとあいこ。
『ばあや、お願い。早くその魔法グッズを捨てて!』と言うはづき。

やっぱり持っていたはるか。ギックリ腰でお休み中。買った理由は『だって安かったんだも〜ん』。
取り上げるどれみ。驚いて激痛で悶えるはるか。

やっぱり、こっちも具合が悪そう。で走ってるとあいこ発見。

あいこは唐突にタクシーのドアを開けるとバックミラーから魔法グッズを取って踏み潰す。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

魔法グッズは客に貰った物なのといきなりの事に幸治パパは引き止めようとする。
しかし、あいこに
『こうせんとお父ちゃん、ますます疲れてしまうねん。お客さん増えへんでもええんや、売り上げ上がらんでもええねん。
何も買うて貰わんでええねん。お父ちゃん元気やったら、あたしそれでええ』と言われて嬉しそうな幸治

しかし、やっぱり人気な元祖MAHO堂。マジョルカの魔法グッズの人気を危惧するどれみ達。

しかし、6級にもなれず魔法玉もゼロ。
私達、世界一不幸なおジャ魔女だ〜
と言うどれみの言葉で

〜おしまい〜

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