第10話『最大のピンチ! ダークプリキュアが現れました!』
(2010年4月11日放送)
脚本:米村正二 演出:長峯達也 作画監督:馬越嘉彦

おばサソリーナ

本筋の1つであるダークプリキュアとの対決。
時期が時期なので前後編では無いですが丁度良い頃と思います。
にしてもこの時期に馬越さんですか・・・。
後半登板あるんでしょうか?
どれみの場合は4期で両手で足りそうな回数しかやってないし。
私の大好きな演出が登場。

収録DVD

(11~12話同時収録)

アバンタイトル


砂漠の使徒のアジトの上に居るダークプリキュア。
スナッキー軍団とサソリーナ、クモジャキー、コブラージャの3人の目の前にサバーク博士登場。頭を下げるクモコブ。
『キュアブロッサム、キュアマリン、ココロの種を集めココロの大樹を復活させようとしている者達が居る。
我々、砂漠の使徒は人々の心を枯らし世界を砂漠にするのが目的。プリキュア・・・何とも邪魔な存在』と言うサバーク博士。
次こそは倒して見せると言うサソリーナ。
『あのキュアムーンライトに敗れたならいざ知らず、未熟なプリキュアに何度敗れれば良いのだ?』とサバーク博士に言われ
『大変申し訳ありませんわ~』と頭を下げるサソリーナ。


ここでサバーク博士の背後に現れたダークプリキュア。プリキュアの始末を申し出る。
『好きにするが良い。但し、プリキュアが集めたココロの種を全て始末しろ』と言うサバーク博士。『はい』と言うダークプリキュア。
割り込みが不服なサソリーナ。プリキュアを倒すのは自分と言う。ならばと自分の部下として使ってやると言うダークプリキュア。
当然、部下の件は気に入らないサソリーナだがダークプリキュアの右目から放たれた衝撃波で威嚇され渋々従うことに。
で、両名出発。アジトが映ったところでOP。

もたれてきたえりかに『えりか、重いです』と言う宿題中のつぼみ。宿題なんて夜やれば良いと言うえりか。
散歩を提案。で、その時に宿題が見えたらしく今日使った公式を使えば解けると言う。
『さすがえりか、すごいです』と言うつぼみ。気分転換と散歩を改めて勧めるえりか。つぼみもノった。喜ぶえりか。シプコフ強制連行。

2人がやってきたのはつぼみがシプコフと出会った丘。こんな素敵な場所があったのかと感激するえりか。
ここでシプコフと衝撃的に出会ったと言うつぼみ。1話の回想。

『強烈でした~』と言うつぼみとシプレ。コフレも同意。置いてけぼりなえりかは不満。
『出会いは平凡でも私達は親友です~!』と言い繕うつぼみ。シプコフまたまた同意。
『親友親友言われると照れるね~』とデレデレなえりか。『でも、親友です!』とニッコリ言うつぼみ


丘から風景を見て綺麗と思うつぼみ。砂漠の使徒がこの世界中を砂漠にしようとしていると改めて思うえりか。
それを認め、それを防ぐ為にココロの大樹を復活させると言うコフレ。それが私達プリキュアの使命と言うシプレ。
『皆の胸にあるココロの花を、砂漠の使徒から守り綺麗に咲かせてあげる』とえりかが
『そして、ココロの種をたくさん集めればココロの大樹は蘇るのですね』と言うつぼみ。
それだけじゃなく素敵な奇跡が起きると言うシプレ。それが何か聞くえりか。それで砂漠の使徒を倒せたりするとか妄想するが秘密らしい。
秘密なら仕方ないと諦めるえりか。ならば何回砂漠の使徒を倒せば良いのかと聞くつぼみ。これも秘密とのこと。つぼみも仕方ないと諦める。
『まったく砂漠の使徒にも困ったもんだよ。ま、幾ら出てきても倒しちゃうけどね』と言うえりか。
双眼鏡で見た後『失礼しちゃうわね~』と言ってまた見るサソリーナ。
最近、ちょっと忙しすぎないかと言うえりか。次が次へとデザトリアンがお出ましするからと言うつぼみ。
でも、プリキュアに変身するのは大好きだそうで。嬉しそうなシプレ。えりかもそうらしい。


ブルーの気分の時はココロパフュームと言うコフレ。ブルーの種を取り出す。
『ブルーの光の聖なるパフューム』とコフレが言って『シュシュッと気分でクリアにな~れ』とえりかが続けえりかに噴射。
とっても良い香りと言うつぼみ。『気分は晴れやか青空気分』と言うえりか。
コフレ曰く、ブルーの種のパフュームには気分をクリアにする効果があるとのこと。
2人にはこれからも苦労かけると思うと言うシプレ。でも、信じあう心があればどんな困難も乗り越えられると言うコフレ。
手を合わせる2人と2匹。で、真顔で正面の町を見下ろす。


すると、誰かが声をかけてくる。慌てるつぼみ達。主はさやかだった。コフレを見て可愛いヌイグルミと思うさやか。『まぁね・・・』と言うえりか。
さやかもこの丘が好きなのかと聞くつぼみ。返答YES。良い事があるとここに来るらしい。良い事が何か聞くえりか。
ソレは女子サッカー部が正式にできたと言う事。『良かったですね』と言うつぼみ。
先輩達に習って部員集めをした甲斐があったと嬉しそうにニッコリ。つぼえりとシプコフも。で、サソリーナも・・・あれ???

『うふっじゃないわよ! ココロの花がキラキラし過ぎよ!』とイライラサソリーナ。
サソリーナにさやかの事を聞くダークプリキュア。前にプリキュアに助けられた上島さやかと説明するサソリーナ。
『お前がココロの花を奪おうとして失敗した奴だな』と言うダークプリキュア。ムッとするサソリーナ。
『丁度良い、プリキュアの名を最悪な物にしてやろう』と言って去っていくダークプリキュア。?なサソリーナ。

で、サブタイトル。遅っ!

で、学校。えりかにファッション部へ行く前に花へ水をやりたいと言うつぼみ。OKなえりか。

一方、さやかはサッカー部始動を部員に宣言。大会初出場に向けて猛特訓を開始するとか言って気合を入れてると
いきなり練習相手になると、どう見てもサソリーナとスナッキーな人達が声をかけてくる。自称``砂漠中学女子サッカー部だそうで。
戸惑う部員。聞いたこと無いと言うさやか。さらに中学生には見えないとまで言われる。当然、怒るサソリーナ。
が、試合の件は思惑が一致しているので練習を引き受ける女子サッカー部。と言う訳で試合開始。


砂漠の乾いたサッカーを見せる等と意味分かんない方向へ妙に意気込んでるサソリーナ。華麗にパスを決め砂漠中学を攻めるサッカー部。
ここでスナッキーに砂かけを命じるサソリーナ。反則と言う部員女子。パス要求するさやか。砂かけされながらパスするさやか。
サソリーナとボールを取り合う。それを巧みに切り抜けたさやか。サソリーナ、サバークスライディング部隊を呼ぶ。
三方向からのスライディング攻撃だがこれも避けるさやか。そのままゴールへ突っ走る。嬉しそうに『キャプテン、シュート!』と言う部員に反し必死顔のサソリーナ。


で、シュートしようとした間際。キーパースナッキーをどけるダークプリキュア。そのまま放たれたシュートを超能力で停止させる。
『あなたは?』と言うさやかにプリキュアと名乗るダークプリキュア。当然、驚くさやか。何故かサソリーナも驚いていたりする。
そして、シュートをさやか達の方へ飛ばす。その勢いから巻き起こる衝撃波に吹き飛ばされるサッカーグラウンドの面々。ボールはゴールのネットを突き破りそのまま飛んでいく。

で、楽しそうに水やりしているつぼみとえりかの前に落ちてくる。それに気づいたつぼえりが運動場の方へ見に行くとさやか達が倒れている。
さやかに声をかけ誰がこんな事をしたのか聞くつぼえり。『それは・・・プリキュア』と言って気を失うさやか。
このメッセージに驚くえりか。とにかく先生を呼んできてと言うつぼみ。

ここでアイキャッチ。



花畑を荒らすスナッキー。サソリーナ『オーッホホホホホ~。私達は綺麗な花が大っ嫌い~!』と幸せそう。
で、ダークプリキュアが登場。『人間共よ、よく見てなさ~い。これがプリキュアの本当の姿よ~!』と言うサソリーナ。ダークタクトで花を枯らす。

その頃、帰宅中のつぼえり。皆のケガが大したことなくて良かったと喜ぶつぼみ。自分達の他にプリキュアが居るのかと考えるえりか。
キュアムーンライトが生きていた可能性を考えるつぼみだが、所業が解せないえりか。つぼみも同意。すると、シプコフから花の助けを呼ぶ声が聞こえると言われる。



現場へやって来た2人と2匹。『花畑をこんなにしたのはあなたですか?』と問うつぼみ。その面を見て夢を思い出す2人。1話アバンタイトルの回想。
『私はプリキュアを倒す為に作られた。ダークプリキュア』と名乗るダークプリキュア。
花畑の惨状と、さやかの負傷もダークプリキュアの仕業と疑うつぼみ。
『プリキュアなどくだらん!と言う事を教える為にな』と言うダークプリキュア。右目の衝撃波で2人と2匹を攻撃。
『私にはプリキュアを倒し、サバーク博士が望む世界を砂漠化すると言う目的がある。だがお前達には何の目的も無い。そんな奴等がこの私に勝てる筈も無い』
と言うダークプリキュア。
超能力で抑えつけ、ココロの種を全て出す様に言うダークプリキュア。ここには無いと言うコフレ。あっても絶対渡さないと言うシプレ。
そう聞いてシプコフを弾き寄せ捕まえるダークプリキュア。2匹と交換と言う。2人に来ちゃダメと言うシプコフ。
後ろに見える給水塔を顔で指し『あの給水塔で待っている』と言うダークプリキュア。飛行してそのまま移動。

コッペ様に持たれながらさっき言われたことにショックを受けるつぼみ。目的が~の件か聞くえりかにYES。
でも、えりかは自分達にだってちゃんと目的があると言う。『はい、皆のココロの花を美しく咲かせることです』と言うつぼみ。
『そしてココロの種を集めてココロの大樹を蘇らせる』と言うえりか。自分達がプリキュアになって戦う目的はそれで十分と言うつぼみ。実は見ていたりする薫子ばあちゃん。


とか言いつつ、この後どうするか聞くえりか。シプコフを助けるには渡すしかないと言うつぼみ。
素直に応じる訳無いと言うえりかだが、つぼみの言うとおりシプコフが敵の手にある以上変身も無理である。頭を抱えて『あ~、どうすりゃ良いんだよ~!』と叫ぶえりか。
すると静かにしてと言われる。謝るつぼみ。その人は月影ゆりだった。『あなた達、随分仲が良いのね』と言うゆり。認めるえりか。
『このゼラニウムの花言葉は知ってるわよね?』と言うゆりに『あ、はい! 確か真の友情です』と答えるつぼみ。
へぇ~と思いながら自分達みたいと言うえりか。それを聞いて『どうかしら?』と言って2人の前を通過して去っていくゆり。その言葉に驚いた様子の2人。
ゆりは歩きながら『その本当の意味は分かっていないみたいだけど』と言う。それを聞いて『え?』なつぼみ、何が言いたいかと問うえりか。
『それくらい自分で考えなさい』と言い残してゆりは去っていく。

真の友情の本当の意味、信じあう心と考える2人。信じあう心があればどんな困難も乗り越えられると言うコフレの言葉を思い出す。
シプコフは何時も自分達を信じ励ましてくれたり、命がけで守ってくれたと言うつぼえり。
今度は自分達が守る番と言うつぼみに頷くえりか。『例え当たって砕けても』と言う言葉に『信じる心を守るのがプリキュアです』と続けるつぼみ。
そして、2人はコッペ様のお腹からココロの種を取り出し持っていく。その後姿を見ていたりする薫子ばあちゃん。


捕まっているシプコフ、つぼえりの呼ぶ声に気づく。2人に来ちゃダメと言うシプコフ。2人の前に現れたサソリーナ、ココロの種は持ってきたか問う。ここにあると見せるつぼえり。
ならば交換・・・とみせかけて先の予想通り強奪を企むサソリーナ。予想通りの展開にやっぱりと言うえりか。奪われる前にシプコフを助けて見せると言うつぼみ。
生身で戦うなんてナメられた物と言いながらスナッキーに迎撃命令。戦闘開始。

一方、ゆりはさっきの枯れた花畑に居たりする。手から灰の様に崩れ散る花弁。それを見た後、前方の給水塔に目を移すゆり。


当然、こちらは囲まれている。止めを刺してココロの種を奪えと言うサソリーナ。うろたえるシプコフ。
『終わりだな』と余裕で去ろうとするダークプリキュア。すると、シプコフが居たところにピンク色の竜巻が発生。驚いて振り返る。
そこには以前も登場した美男子の姿。シプコフも救出済み。
『何処の誰だか知りませんがありがとうございます』と言うシプレ。『2人を、2人を助けてください』と言うコフレ。
『貴様、何者!?』と問いながら攻撃するダークプリキュア。見事に避ける美男子。


そのままつぼえりの横に移動。『またあのイケメン!』と言うサソリーナ。『あなたは』とつぼみが言ったところで美男子は煙幕ハートを出してまたも竜巻を起こす。
吹き飛ばされたスナッキーの1人がサソリーナに直撃したりする。そんなこんなでシプコフは2人のところへ帰還。

と言う訳で変身。


OPインストに乗って戦闘開始。蹴り飛ばしたスナッキーで大量のスナッキーを吹き飛ばすブロッサム『参りましたか!?』と構える。
マリンはと言うとがむしゃら攻撃でスナッキーと退ける。『プリキュア最高です~』と言うシプコフ。
突撃しながらスナッキーを退けて『ニャッ!』と構えるマリン。

数で圧倒しろと命令するサソリーナ。そんな戦闘を高いところから見ているダークプリキュア。


だが、2人は怯まない。そして『プリキュア大爆発!』と技を放つ。スナッキーと一緒に吹き飛ばされたサソリーナ。
『何でこうなるのよ~!?』と言って星になっちゃったとさ。

次はダークプリキュアへ突撃。OPインスト終了。が、当然衝撃波を食らう。


『未熟なプリキュアが私に挑もうとは愚かな』と言うダークプリキュア。『まだまだです』とブロッサム、『あんたなんかに負けないんだから』と言うマリン。
『私達なら勝てるです~』とシプレ、『信じあう心があればどんな困難も乗り越えられるです~』とコフレも続く。
が『下らない事だ。信じても勝つことは出来ない。努力しても勝つことはできない。全ては無駄に終わるんだ。キュアムーンライトの様にな』と言うダークプリキュア。
それを聞いて『キュアムーンライトを馬鹿にしないでください!』と言うブロッサム。『あんたなんか偽者の癖に!』と言うマリン。『お前達を倒せば私が本物だ』と言うダークプリキュア。
『キュアムーンライトに託された思いは何時でもこの胸にあります。だから私達は負ける訳にはいかないのです!』と言うブロッサム。

そして2人はフローラルパワーフォルティシモを放つ。受け止めるダークプリキュア。押されそうだったが衝撃波カウンター。


まともに受けた2人は変身が解けてしまう。『終わりだな!』と言うダークプリキュア。2人共ダメージは大きい様子。
今、楽にしてやるとダークタクトを構えるダークプリキュア。
が、その前に月影ゆり現れる。睨むゆりを見たダークプリキュア『そう言う事か、面白い!』と言って去っていく。
助かったと言うシプレ。絶体絶命と目を瞑っていたつぼみは突然、消えたのが不思議な様子。何とか立ち上がる2人。

丘から町を見下ろすゆりは掌の上にある石の欠片を見つめる。そのまま黒くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

えりか『・・・・・・』

第11話『アチョー!! カンフーでパワーアップします!!』
ハトプリン11話へ

ハートキャッチプリキュア各話レビューに戻る

トップページへ