第11話『アチョー!! カンフーでパワーアップします!!』
(2010年4月18日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:岩井隆央 作画監督:伊藤智子

カンフーごっこ

FPの映画にも登場したカンフーが好きな兄弟がメインの話。
スタッフ誰か好きなんでしょうか???
個人的にパッション誕生・野球・おしりパンチと名作を作って来た
伊藤睦美さんの脚本にしちゃ大人しかったかと思ったり。
まぁ、構成が上手いとこはさすが伊藤さんですけど。
やっとエンドカード変更きました^^; とは言っても流用なんですけどね。

収録DVD

(10、12話同時収録)

アバンタイトル

皆、元気に育ってると花畑で喜ぶつぼみ。良い匂いと思うシプコフ。えりかも『良い匂い。皆で頑張ったよね』と言うえりか。
『はい、皆で頑張りました。でも、あの美しい花畑を真っ黒に汚すなんて』と言うつぼみ。
前回のブロマリを倒せば自分が本物と言うダークプリキュアの言葉と敗退した事を思い出す。


落ち込むつぼみを見て『あんな偽者のプリキュア、今度こそ倒さないとね』と言う。同意しながらも今のままでは倒すなんてとても無理と言うつぼみ。
でも、えりかは2人で力を合わせれば何とかなると言う。『はい、何とかしなくちゃいけません』と返すつぼみ。
すると、左から気合の声が聞こえてくる。兄弟で何かの形をやっている様だ。
『お~』と感心顔のつぼみ。対して、男子は兄弟揃って下らない事やってると呆れ顔で去っていく。慌てて後を追うつぼみ。
2人がポーズを決めと後、崩して一息ついたところでOP。


で、国語の授業中。音読の最中、しきりにポーズを取っている男子1名。で、鶴崎先生が次の音読者に その男子こと酒井まさとを指名する。
慌てる酒井。つぼみから20ページと教えてもらう。『はい』と答えてると『一体誰に返事してるんだ?』と鶴崎先生に教科書で頭を小突かれる。
で、言い訳に困ってると、鶴崎先生から立ってと言われる。言われた通り立つ酒井。『何時からウチは上履きがカンフーシューズになった?』と言われる。
酒井曰く、何時敵に襲われても大丈夫な様にとのこと。『よっ、カンフーマスター!』と掛け声と笑い声が聞こえる。
その笑い声を制して、好きなのは構わないが学校では上履きを履けと言う鶴崎先生。
と言う訳で授業再開。酒井は着席。『カンフーマスター?』とその件が気になる様子のつぼみ。

で、サブタイトル。


上履きに履き替えた酒井、つぼみにさっきのお礼を言う。
どういたしましてなつぼみ、酒井にカンフーができるのか質問。酒井はYESと答え、拳法は一通りマスターしたと答える。
『すごいんですね~』と感心。『まぁな!』と自慢げな酒井。
でも、えりか大笑い。酒井が本当にカンフーできる訳ないとのこと。マスターしたと言ってもカンフー映画のマネだろうと言う。
でも、酒井はちゃんとした拳法と主張。自分が本気でやったらどんな格闘技だって叶わないとの事。
調子こいてるとバカにしているえりか。でも、つぼみは『ホントですか~!?』と興味津々。
しかも、カンフーを教えてとまで言い出す。『え、マジで?』と言うえりかにマジと答えるつぼみ。
ポーズ決めながらカンフーに行ってくる宣言のつぼみ。『アチョー!』と気合入ってるのが不思議で唖然なえりか。

印の通りステップをマスターすると教える酒井。『はい!』と奮闘中のつぼみ。

すると、『兄ちゃん、何やってんの?』と弟がやって来る。『よしと! 遅かったな』と言う酒井。
『誰、この人?』と酒井に聞く弟。『同じクラスの花咲つぼみさん、彼女もカンフーを学びたいそうだ』と説明。
名乗って握手を要求するつぼみだが、弟曰く酒井の弟子は自分だけだそうで。
が、酒井から仲間が増えれば組み手の練習がし易くなると指摘される。仕方なく受け入れる弟。『よしと君、よろしくね』と言うつぼみ。
弟に違うと言われる。何でも自分は一番弟子でつぼみは二番弟子だからよろしくお願いしますとのこと。で、よしと君じゃなくてよしと先輩とも指摘。
が、つぼみは『分かりました。よろしくお願いします。よしと先輩』と言う。『よろしくな、つぼみ』と言う弟。
で、酒井から練習開始が告げられる。『はい』と答えて『返事はオス!』と弟に言われるつぼみ。


戦いで重要なのは相手の動きに振り回されないことと語る酒井。その為には目で見るのではく心で感じるそうで。オスと答える2人。
ヌンチャクはコントロールが難しいので、考えずに感じろと言う酒井。オス(以下略 で、同じ様に続けろと指示を出す酒井。オ(以下略
面白そうと思うシプコフ。すると、ヌンチャクが頭に当たってフラフラのつぼみ。弟に心で感じるんだと言われてオスと返すつぼみ。
そんなつぼみを見て、何してると思うえりか。シプレによると、つぼみは弱い自分を変えようと必死だそうで。コフレも同意。
ジト目のえりか。で、今度は一つ一つの動作が大切と語る酒井。鶴、虎、蛇の構えをとる。鶴の構えを真似た時点でズッコケるつぼみ。

ソレを見て『つぼみ!』と声を出したので3人に見つかるえりか。カンフーがスゴイからとえりかを誘うつぼみ。えりかはやりたくないらしい。
酒井に何してるのか聞かれつぼみが心配だったと答える。で、ついでにカンフーできるわけないと言った事を謝るえりか。
『あぁ』と気にしてない様子の酒井。『じゃあお前は三番弟子な』と言う弟。驚くえりか。決まりと嬉しそうなつぼみ。


で、夕方。つぼえりにちゃんと復習する様に言う弟。『オス』と答える2人。弟を生意気とボヤくえりか。
でも、つぼみは酒井の事を心から尊敬してると察する。えりか曰く、自分はもも姉に対して弟みたいに素直にできないそうだ。
で、その後ろでカンフーの真似で遊ぶシプコフ。
ここで、何故カンフーを習う気になったか聞くえりか。つぼみは何だか不安で何かを身につけて、もっと強くなりたいそうで。
そんなつぼみに『私が言うのもなんだけどさ、つぼみ、自分で思ってるほどダメじゃないよ』と言うえりか。
驚き顔のつぼみに『私達、どんどん息も心も合ってきてる。だから、これからもきっと何とかなるって』と続けるえりか。
晴れない表情のまま『そう・・・ですね』と返すつぼみ。

で、バレーボールの授業中。スパイクを弾き損ねて倒れるつぼみ。『どんまいどんま~い』と言うえりか。
『ファイト、つぼみ!』と女子生徒からも応援が入る。『はい~』と答えるつぼみ、何かを思いつく。

それは考えずに心で感じろと言う酒井の言葉。で、来ると感じて目を開いたのだが顔面にボールが来ただけ。
痛がるつぼみ。つぼみの心配をする体育の先生。『やっぱり私、ダメみたいです』と言うつぼみ。


で、ふと横を見ると酒井が柔道の授業中。酒井に『お前、カンフーならどんな格闘技にも勝てるって言ってたらしいな』と言う男子。
返答に詰まる酒井。驚いたのか、試合開始早々攻めてきた先輩に投げ飛ばされる。
強いんじゃないのかと拍子抜けな男子。『これは柔道の授業だから』と言う酒井。
『じゃあ、次はカンフーでやってみろよ。どうせカンフーオタクなんだろ?』と言う男子。答えられずに視線を逸らすとつぼみを発見する酒井。
『酒井君』と心の中で言うつぼみ。心配そう。

酒井に今日も頑張ると言うつぼみ。が、もうカンフーの練習はしないと言う酒井。
『体育の授業を見て分かっただろう。いざ試合になると緊張して全然ダメな奴って』と続ける。
思うところがあったのか『でも、あれは』とつぼみが言うが酒井はそのまま逃走。?なえりか。

スナッキーをKOするクモジャキー。
『まっこと、誰にも負ける気がせんきに。ダークプリキュアか何だか知らんが俺に任せて欲しいぜよ』と言う。
すると、目の前のモニターに映ったサバーク博士
『その有り余る力でプリキュアを捻り潰すが良い』と言う。で、出撃命令。
その言葉、待っていたぜよと道着を脱ぎ捨てるクモジャキー。

ここでアイキャッチ。



ヌンチャクの練習をしている弟。で、やってきた酒井、練習の中止を告げる。中止理由を問う弟。『もういいんだ!』と手を突き出して言う酒井。
すると、酒井をカンフーマスターと呼びながら、あの男子がやってきて『もう、カンフーごっこはお終いかよ?』と言う。
『何だよお前ら?』と言う弟。『柔道で投げ飛ばした奴ってコイツですか?』と言う手下風男子。
兄をバカにするなと怒る弟。ヌンチャクを構えるが制止する酒井。
ヌンチャクを取り上げる手下男子。『何すんだよお前~』と言う弟に対しカンフーオタクの弟の癖に生意気と言う。
『うるさい。兄ちゃんが怒ったらどうなるのか分かってるのか?』と言う弟。
笑いながら『どうなるってんだよ? なぁ、カンフーマスター』と言う男子。その一言に怯みながらもヌンチャクを返してと頼む酒井。
返して欲しかったらカンフーなんてできないと謝れと要求する男子。謝る訳無いと弟は言うが、すんなり要求を飲んだ酒井。『兄ちゃん・・・』とショック顔の弟。


分かったら2度とデカい口叩くなと言って、ヌンチャクを捨て男子2名は去っていく。
笑う男子。超ビビりとバカにする手下男子。『なんでやっつけないんだよ、兄ちゃん!』と怒る弟。
ヌンチャクを拾いながら酒井は『叶うわけないよ』と言う。それを聞いて涙目の弟。
酒井からヌンチャクをパクり。何処かへ去っていく。

ここでつぼえりがジャージで到着。やっぱり練習をしようと言うつぼみ。カンフーで自分に自信をつけたいらしい。
えりか、弟の所在が気になり、来てないのか質問。『もう来ないよ。あいつ、何処か行っちゃったんだ』と言う酒井。
ケンカでもしたのか聞くえりかに自分が弱いのがバレただけと言う。
『何言ってるんですか。よしと君にとって酒井君はぜーったいにヒーローなんです』と言うつぼみ。
で、弟を探しに行くつぼみ。えりかも後を追う。何も言えない酒井。悔しそう。


神社でヌンチャクを使いながら『あんなの、俺の兄ちゃんじゃない』と言う弟。すると『その武器なかなか面白そうじゃき』と言うクモジャキー。
スナッキーに囲まれる弟。『お前達、誰だ!』と聞く。
鼻で笑いながらココロの花が弱っているのを見破ったクモジャキー『せっかくの武器もココロの花の弱ったお前にはちぃと勿体無いぜよ』と言う。
スナッキーにヌンチャクを奪われる弟。
そして、クモジャキーにココロの花を奪われる弟。で、水晶を取り合うスナッキー。本日の標的は勿論、ヌンチャク。

『よしと君、どこにも居ないですね』と言うつぼみにカンフーの練習ならまたいつかできると言うえりか。『それじゃダメなんです』とつぼみに怒鳴られる。
カンフーだけでなく兄弟仲良しでないとダメとのこと。捜索中の酒井。
希望ヶ花稲荷前に来た2人。つぼみが言うなら自分も探すと言うえりか。ありがとうと感謝するつぼみ。
すると『アチョー、兄ちゃんなんて嫌いだ~』と言う声が聞こえてくる。まさか?と思う2人。で、シプコフがデザトリアンと指摘し変身を促す。

変身。


水晶を取り合ってるスナッキー達の背後に登場。『止めなさ~い! その水晶玉、返してもらうわ』と言うマリン。
『やっと来たか、待っていたぜよプリキュア』と言うクモジャキー。と言う訳で戦闘開始。
スナッキー突撃。ブロマリ迎え撃つ。マリンダイナマイトで一掃するマリン。逃げるスナッキー、その内の1匹は石灯籠の後ろへ。


そして、ブロマリの前に立ちはだかるデザトリアン。丁度通りかかった酒井、その声が聞こえたのか境内へ向かう。
ダブルパンチを放つ。吹き飛ぶデザトリアンだがカウンターの体当たりを食らう。着地するブロマリ。


酒井到着。ブロマリと戦いながら『兄ちゃんなんて嫌いだ~』と言うデザトリアン。驚く酒井。
で、マリンがマリンシュートを発射。が、ヌンチャクを振り回しマリンシュート返し。『ヌンチャクだけあって隙が無い』と言うブロッサム。
『勝負にならんの~プリキュア。見ていて退屈じゃあ』と言うクモジャキー。


『格好悪い兄ちゃんは嫌だ~』と言うデザトリアン。それを聞いて『もしかして・・・よしとなのか!?』と言う酒井。気づいた事に驚いた様子のブロマリ。
すると、デザトリアンが酒井の方へ視線を移して、手を振り上げる。ここはブロッサムインパクトで阻止。
『へい、こっちよデザトリアン』と陽動作戦をとるマリン。
『大丈夫ですか?』と酒井に聞くブロッサム。『あ、はい』と答える酒井。


『兄ちゃんなんて嫌いだよ。兄ちゃんなんて』とブロマリと戦いながら言うデザトリアン。
デザトリアンを弟と思う酒井だがシプコフからスナッキーの持っている水晶がそうだと聞かされる。
ここでデザトリアンに殴り飛ばされるブロマリ。遥か遠くへ墜落。2人のところへ向かうシプコフ。

弟の苦しむ声が聞こえた酒井。自分が助けなくちゃと思う。来いと挑発するスナッキー。
『兄ちゃんが力を出せば、あんな奴、本当は倒せるのに!』と言うデザトリアン。『兄ちゃんは・・・』と俯く酒井。
それを聞いて『ふん! 本当も何もその場で力が出せん臆病もんは最初から負けとるぜよ』と言うクモジャキー。
すると『臆病ではありません』と言うブロッサムの言葉と共にブロマリが帰ってくる。


酒井がスナッキーを倒して水晶を取り返す中
『自分は無理と思ってしまう弱さは誰にでもあります。卑怯なやり方で兄弟の固い絆を弄ぼうとするなんて、私堪忍袋の緒が切れました!』と続けるブロッサム。
『このヌンチャクは隙が無いぜよ』と心で言うクモジャキー。
いきなり目を瞑るブロッサム。『ブロッサム?』と気にするマリン。『考えるな、感じろ。目で見るのでは無く心で感じるんだ』と言う酒井の言葉を思い出すブロッサム。
『感じました』と一撃を避ける。そしてブロッサムダブルインパクトでデザトリアンを吹き飛ばす。テレポートでデザトリアンを避けるクモジャキー。『今です~』と言うシプコフ。

で、ピンクフォルテウェーブで撃破。

喜ぶシプコフ。
舌打ちして『お前ら! 帰って稽古のやり直しじゃ!』と言うクモジャキー。嫌そうなスナッキー。テレポートで去っていく。で、クモジャキーも。
で、弟を元に戻すブロマリ達。


『よしと、よしと!』と弟を呼び起こす酒井。目を覚ました弟。無事で安心する酒井とつぼえり。
改めて『大丈夫か?』と聞く酒井。どうやら状況がよく分かってない様子。
ここで思い出したように『さっき、ヌンチャクを持った化け物が出て、そしたら兄ちゃんが』と言う弟。
『あぁ、兄ちゃんも夢を見ていた様だけど、もう大丈夫だ』と言う酒井。
一安心の弟。酒井の手の甲の怪我に気づく。本気でやったらケガくらいすると言う酒井。
『アチョー!』と拳を突き出す。
それを見て嬉しそうに『やっぱり、俺の兄ちゃんだ。いや師匠』と言う弟。『当たり前だろ』と言う酒井。

そんなこんなで2人は去っていく。これから公園で練習しようと言う弟。『あぁ』と言う酒井。
そんな2人を見ながら『私、分かりました』と言うつぼみ。『つぼみ?』と言うえりか。
『いくらカンフーを身につけても、負けないって思う強い心が無ければ、どんな敵も倒せないって事を』と続けるつぼみ。
『もう、だから言ったでしょ。つぼみも私もダメなんかじゃない。ダークプリキュアだってなんだってなんとかなるって』と言うえりか。
それを聞いて『無理じゃないですよね?』と問うつぼみ。『当然でしょ』と返すえりか。ここでアレ。今日はピンク。
これでココロの大樹がまた少し元気になったとのこと。
ジキタリスの花言葉は熱い思いとシプレの説明。と言ってると『アチョー!』と言うつぼみの声。?なシプコフ。


蛇の構えで遊ぶつぼみと虎の構えで遊ぶえりか。遠距離カンフーごっこの誕生である。
『ホント、2人とも』とコフレ、『呑気です~』とシプレが言う。アチョーと叫びながら遊ぶ笑う。町の全景のカットから白くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

やっとっすか? しかも前回の画像だし

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