第13話『真実が明かされます! キュアムーンライトの正体!!』
(2010年5月2日放送)
脚本:栗山緑 演出:座古明史 作画監督:河野宏之

デカイハナ

10話に続いて本筋。
この手の話は何も分からない事も多いですが結構分かっちゃったり。
まさか、ゆりさんの家族が出てくるなんて。
バーロー、こんなに出ちゃって・・・暫く出ないとか止めてよ?
今回は河野さんの癖が少々出てたかも。
まぁ、8話のポールさん&カネダさんでも癖はちょいと出てましたが。

収録DVD

(14~15話同時収録)

アバンタイトル

(1話のムーンライト敗退の回想)
その夢を見て目を覚ますゆり。汗をかいて息も荒い。夢見は良くなかったようだ。俯いて左右に首を振ったところでOP。

何処かのマンション。朝食を作ってる春菜ママに土曜日は自分が当番なのにと謝るゆり。
ゆりに挨拶をし、今朝は早く目が覚めたから良いと言う春菜ママ。それを聞いて俯くゆり。


で、朝食の時間。ゆりは誰も居ないところに置かれた食器を見て親子3人の食事風景を思い出す。


そんなゆりを見てどうしたのか聞く春菜ママ。春菜ママに父の食器を出すのを止めようと言うゆり。どうしてか聞いてくる春菜ママ。
ゆりによると、父親はココロの大樹の捜索に出かけて3年間帰ってきていないらしい。連絡も無い。つまりは・・・と言いたげなゆり。
が、春菜ママはお父さんなら大丈夫と言う。どうしてそんな事が言えるのかと言うゆり。お母さんにはわかると言う春菜ママ。
大きく息を吐いた後、春菜ママにそう言われると納得しちゃうと言うゆり。本人曰くお母さんには敵わないらしい。ニッコリ春菜ママ。

出かける春菜ママを見送るゆり。家の中に戻るなり『強がり言っちゃって』とまた溜息をつくゆり。

ここでサブタイトル。


砂漠の使徒のアジト。ダークプリキュアは10話のゆりとの再会を回想。『キュアムーンライト・・・』と口にする。
すると『どうした?』とサバーク博士がやって来る。やって来るなり、キュアムーンライトが生きている筈は無いと言うサバーク博士。
『お前はキュアムーンライトの最期は見ているではないか』と言う。

結局、あの戦いの後、残ったのは大きなクレーターとプリキュアの種の欠片。それを拾ってサバーク博士に『フフフ、プリキュアの種だ』と言われ驚いた顔のダークプリキュア。

たとえ生きていてもプリキュアの種がこちらにある限り、プリキュアには2度となれないとのこと。
と言う訳で今居るプリキュアを倒すことだけ考えろと指示を出すサバーク博士。『はい』と頷くダークプリキュア。
『キュアムーンライトには関わるな』と去っていくサバーク博士を見ていたりする。

で、つぼみは『行ってきま~す』と家を出る。外にはえりかともも姉。挨拶するつぼみ。
ショッピングに誘ってもらった事にお礼を言うつぼみ。急に誘って迷惑じゃなかったか聞くもも姉。『とんでもありません』と言うつぼみ。
挨拶なんかいいと言う事でつぼみを強制連行するえりか。もも姉もニッコリ顔でついていく。と言う訳で出発。

もも姉は何時も気まぐれと文句を言うえりか。えりか曰く今日は急に仕事がオフになったから暇潰しに2人を誘っただけらしい。
それでもカリスマモデルであるもも姉とショッピングが出来る事が嬉しいと言うつぼみ。
そんなつぼみを素直で良い子と言うもも姉。『何よソレ、つぼみは私の親友なんだから』と言うえりか。姉妹でつぼみの両腕を組むえりかともも姉。
やや困り顔のつぼみ。ここで自分の親友も誘って良いか聞くもも姉。誰か聞くえりか。
相手はゆりだったり。もも姉からの電話と珍しがるゆり。これから出かけると言う事で謝りながら断る。


『フラれちゃった~』と残念そうに涙目なもも姉。カリスマモデルのもも姉の誘いを断る事に驚くつぼみ。
もも姉の誘いを断るなんて、自分と気が合いそうと言うえりか。『何ですって~』とムッとするもも姉に冗談と言うえりか。
そんな2人を取り持って3人で楽しもうと言うえりか。すると、つぼみの携帯も鳴る。
相手は薫子ばあちゃん。リュウゼツランが咲いたそうで。『リュウゼツラン?』なえりもも。すぐ行くと言って電話を切るつぼみ。
2人に謝りながら事情を説明。何でもリュウゼツランは何十年に一度しか咲かない花だとか。
と言う訳で一度は去るつぼみだが、戻って来て2人も誘ってみる。『私達は気にしなくていいから早く行ってらっしゃい』と言うもも姉。
仕方ないので2人で行くことに。『お姉さま~』と甘えるえりかに『気持ちわるぅ!』と言うもも姉。

コッペ様の周りを楽しそうに飛んでいたシプコフ。来客に気付いてコッペ様の腹部に隠れる。


やって来たのはゆりだったり。やってくるなりコッペ様の前に来てコッペ様に抱きつき『コッペ様』と言う。
ゆりを見つけるなり『ゆりちゃん』と言う薫子ばあちゃん。『お久しぶりです』と言うゆり。『その後どう?』と聞く薫子ばあちゃん。
俯くゆり。その反応を見て暫し言葉に詰まるが、思い出した様に『そうだわ、貴方に頼みたい事があったの』と言う薫子ばあちゃん。
『実はね、私の孫のつぼみとその親友のえりかちゃんが新しいプリキュアになって、今砂漠の使徒達と戦っているの。2人の事知っていた?』
と続けて言う薫子ばあちゃん。頷くゆり。
それなら話が早いと2人に適切なアドバイスをしてあげられるのではないかと言う考えを示す薫子ばあちゃん。
だが、ゆりは首を横に振る。『まだ、あの時の心の傷が癒えてないのね』と言う薫子ばあちゃん。

すると、つぼみが凄い勢いで帰ってきた。息も荒い。『随分早かったわね』と言う薫子ばあちゃん。
リュウゼツランを理由と答えようとしたところでゆりを発見するつぼみ。10話のつぼみとゆりとのやり取りの回想。
あの時のアドバイスを感謝するつぼみ。『私はただ・・・』と言おうとしたゆりに『そうだったの~』と言う薫子ばあちゃん。
『違うんです。花言葉を教えただけなんです。それじゃ失礼します』と言う辺り本人的にはそのつもりはなかったらしい。
と言う訳で去っていくゆりを呼び止め、リュウゼツランの花が咲いたから一緒に見ていかないかと勧める薫子ばあちゃん。『リュウゼツラン!?』と反応するゆり。


その頃、来海姉妹はショーウインドウの靴にウットリ中。すると、悲鳴が聞こえてきた。人々が逃げてくる。
逃げてきた女の人にどうしたのか聞くえりか。変な奴等が駅で暴れてるらしい。
駅に行くとスナッキーの大群。スナッキーは大人子供見境無しに襲撃中。やってきたえりかはその奥にダークプリキュアを発見し驚く。

ここでアイキャッチ。


リュウゼツランを見て『リュウゼツランってこんなお花だったんですね』と言うつぼみ。ゆりも『スゴイ・・・』と感想。
薫子ばあちゃんがここの研究員になって育ててたらしいがやっと咲いたらしい。ゆりも生まれて初めて見たそうだ。
『ひょっとして、植物がお好きなんですか?』と聞くつぼみ。薫子ばあちゃんが『好きだなんてもんじゃないわ。小さい頃は毎日植物園に来てくれたのよ』と代弁。
そう言われて薫子ばあちゃんを見るゆり。ニッコリの薫子ばあちゃん。ゆり本人も『えぇまぁ』と言う。

すると、つぼみの電話が鳴る。相手はえりか。当然、駅に砂漠の使徒出現の一報。
駅と言う言葉を聞いて春菜ママを思い出すゆりは急いで場を後にする。薫子ばあちゃんによると春菜ママは駅の売店で働いているそうだ。驚くつぼみ。


もも姉に先に行く様に言うえりか。何を言ってると言いたそうなもも姉だったが逃げる群衆に飲み込まれ強制退場。
スナッキー大暴れ中。えりかはスナッキー達の後ろの柱の影に子供を庇いながら隠れている春菜ママを発見。
向かおうとするがゆりが先に行く。そして、スナッキーを飛び越え春菜ママのところへ。
『ゆりちゃん?』と驚く春菜ママに避難を促すゆり。春菜ママは逃げていく。


スナッキーを軽々退けるゆり。その様をビルの上から見ていたりするダークプリキュア。
ゆりを見て『すごい・・・』と驚くえりか。で、ゆりの前にダークプリキュア登場。睨み合う両者。ここでつぼみ到着。

で、変身。

早速、ダークプリキュアの前に立ちはだかるブロマリ。
だが、スナッキーを暴れさせたのは2人を誘き寄せる為では無いと手からの光線で2人を吹き飛ばすダークプリキュア。倒れているブロマリ。


邪魔者は消えたとゆりを攻撃するダークプリキュア。拳を受け止めながら何時までも自分に拘る理由を聞くゆり。
回し蹴りを避けながらも膝をつく。『お前は・・・お前は私だからだ。キュアムーンライト』と言うダークプリキュア。
ゆり=キュアムーンライトと知って驚くブロマリ。『私は1人で十分だ。お前には消えてもらう』とゆりの前で光線を発射しようとするダークプリキュア。
ブロマリは向かうが間に合いそうに無い。すると、またあの花弁。そして、光線炸裂。木陰から見ていたシプコフ『あぁ!』と叫ぶ。



だが、ゆりは無事だった。そして、その前にはあの美男子。ダークプリキュア『またお前か!』と攻撃開始。
パンチラッシュは全て受け止め、回し蹴りも回避する美男子。互角に勝負をしている間に薫子ばあちゃんがブロマリとゆりを避難させる。で、美男子は何時ものアレで逃亡。

『逃げても無駄だ。これがある限りキュアムーンライトは逃げ切れない』と掌の上のプリキュアの種の欠片を見るダークプリキュア。光るプリキュアの種。

逃げたブロマリ達。ブロッサム、自分達を助けてくれたイケメンは誰か質問。笑顔で敵では無い事は確かと答える薫子ばあちゃん
ここでシプコフがダークプリキュアの気配を察知。薫子ばあちゃん曰く、コッペ様の結界がある限り見つからない筈らしい。
でも、コフレによると確実にコチラへ来ているそうだ。恐らくコレのせいだとプリキュアの種の欠片を出すゆり。
この場所をダークプリキュアに知られたらマズイ、何としても食い止める様に言うシプコフ。
『わかった』と言うマリン。ブロッサムはゆりに薫子ばあちゃんとコッペ様を頼む。頷くゆり。


『近い・・・』と猛スピードで飛んでくるダークプリキュア。が、その先にはブロマリが待ち伏せ中。ここから先へは行かせないとのこと。
『どけっ!』と手痛い一撃で吹き飛ばされるが、猛攻を何とか相殺するブロマリ。だが、回し蹴りでまたしても吹き飛ばされる。追い討ちをかけようとするダークプリキュア。


だがブロマリも砂煙を退けダブル回し蹴り。しかし、寸前で回避される。
1対1で勝負するブロッサムだがパンチを受け止められ地面に叩き付けられる。
続けて来たマリンのパンチを相殺して砂煙に向かい光線を飛ばすダークプリキュア。何とか受け止めたブロマリ。

ここで『闇の力よ集え、ダークタクト。プリキュアダークパワーフォルティシモ』と必殺技を繰り出すダークプリキュア。
ダメージを受けながらも『ゆりさんは絶対守って見せます』と言うブロッサム。


フローラルパワーフォルティシモを放つ。衝突する両者の技。

大爆発。見覚えのあるタクトが落ちてくる。そう、プリキュア側の敗退。変身が解けているつぼえり。ダークタクトを構えるダークプリキュア。


が、『止めろ! ダークプリキュア』とサバーク博士からストップが入る。驚いた表情のダークプリキュア。
『キュアムーンライトには関わるなと言った筈だ。すぐに戻って来い』と続けるサバーク博士。
トーン低めに『分かりました』と振り上げたダークタクトを下ろすダークプリキュア。
『運の良い奴等だ』と赤い太陽に向かって跳んでいく。悔しそうに見送るつぼえり。

そして植物園へ帰還。
ダークプリキュアを呼び戻したあの声は誰だったか気にするつぼみ。『恐らく砂漠の使徒のボス。サバーク』と言うゆり。
サソリーナ達以外にも居た事に驚きを隠せないえりか。
『でもまさか、ゆりさんがキュアムーンライトだったなんてビックリです』と言うつぼみ。で、ゆりに自分達と一緒に戦ってと協力要請するつぼえり。
が、『私は貴方達と一緒には戦えないわ。母が心配してるから・・・じゃあ』とゆりは帰っていく。
なおも後を追おうとするつぼみだが『後はそっとしといてあげて』とつぼみの肩を掴む薫子ばあちゃん。
なんでもあの敗退で負った心の傷がまだ癒えてないそうだ。それにプリキュアの種を失っている為、プリキュアにはなれないとのこと。残念そうにお互いの顔を見て溜息をつくつぼえり。


ゆりがとぼとぼ歩いて帰ってると『ゆりちゃん』と春菜ママが来た。
ゆりの手を掴み『心配したのよ。駅に戻ったらあなたが居ないから彼方此方探し回って』と言う春菜ママ。謝るゆり。
謝らなくても良いとのこと。ただ単に心配なだけだったそうで。頷くゆり。
そして帰っていく月影親子を見ているつぼえりとシプコフ。
『ホントにもうプリキュアに変身できないのかな?』と言うえりか。
『2人も夢に見た筈です。キュアムーンライトは一生懸命、ココロの大樹を守ろうとしてたです』とシプレ
『その思いを受け継いだのが2人です。キュアムーンライトの分まで頑張るです』とコフレが言う。真顔で頷く2人。

ゆりの一枚絵。揺れるゆりのプリキュアの種のアップから黒くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

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