(2010年5月23日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:黒田成美 作画監督:ポール・アンニョヌエボ&フランシス・カネダ
いきなりるみちゃん
えりかの友達である高岸あずさ登場。
中学の部活としては割と地味な部である演劇部。
まぁ、文化祭では舞台に立ちますがそれ以外は幼稚園等でプチ公演したりとか。
演劇部もアマチュアもやってたので余計によく分かる話でしたね。
監督なんて嫌われてナンボなんだと思いますが、まだ中学だから楽しむべきですよね。
意見は聞いてあげるべきですね。採用するかは別として。何事もそうですけど。
あずさが折笠富美子さんって最後まで気付けなかった・・・。
収録DVD
(17~18話同時収録)
アバンタイトル
王子様の格好をしたコフレに『キャー、王子様がいらしたです~』と言うシプレ。
『お嬢さん、僕とダンスを踊ってです』と言うコフレ。ドレスを持ち上げる仕草をして『はい~、喜んで王子様』と言うるみ。
次、魔女さんとつぼみに振る。棒読みで魔女のセリフを読むつぼみ。表情からして苦手の様だ。
が、後ろからもっと気持ちを込めてと注意される。
困るつぼみを前に実践する誰かさん。涙を流したりとかなり達者なので見とれるキラキラなつぼみとるみ。
すると、えりかが『あずさ、ファッション部はこっちだってば』と呼びに来る。謝るあずさ。
るみに名前を問われ演劇部の高岸あずさと自己紹介。ニッコリ顔になった後OP。
ここが自分のファッション部と紹介するえりか。『こんにちわ』と挨拶するあずさ。えりか自慢のファッション部を見せて貰いに来たと言われ、ちょいと戸惑い気味のファッション部員。
しっかり活動して頑張ってると言われ照れるえりか。部長曰く今年のファッション部にはかなり気合入ってるそうで。
あずさ、演劇部は舞台衣装作るから服のデザインは結構詳しいと語る。
でも、ファッションに対してはかなりマジだから演劇部の衣装作りとは違うと一言多いえりか。
こっからお互いどっちが真剣、プロ、専門だのともめ出す。
あずさ、そこまで言うなら舞台衣装を作れと言い出す。カッコイイ衣装がどんな物か教えてあげると引き受けるえりか。
笑う2人の雷が直撃するつぼみ。『この2人、一体何なんですか~!?』と思う。
で、サブタイトル。
で、来月行われる演劇コンクールの衣装を作ると言うえりか。挑戦を受けたからにはあずさの鼻を明かすつもりらしい。
この衣装を成功させればファッション部も学校中に認められて人気になると考えている様だ。部長だけやる気満々。
私について来てと言われ、戸惑い気味ながらも『オー!』なファッション部一同。実は1人だけやる気満々だけどね。
んで、演劇部は練習中。お嬢様役の女子生徒が演技をするが、部長であるあずさはお嬢様はもっと上品に笑うと指導する。
一体何度言ったら分かるとも言われたので、指導を受けた女子生徒はムッとする。
迫力あると思うつぼみ。えりか曰く、あずさはプロの女優目指しているので稽古に真剣だとか。
で、衣装お披露目。部員達に好評だが部長のあずさにはウケがイマイチ。
困る部員達。つぼみもえりかのデザインがウケずにうろたえる。だが、えりか本人は気にしてなかったり。
さすがファッション部って言う衣装を作ると逆にやる気を出したらしい。楽しみにしてると言うあずさ。が、一方で演劇部員の方はまたも不満そう。変な感じに気付いたつぼみ。
で、さくらママが接客してるフェアリードロップ
にて作戦会議。色々意見を出し合う面々。
つぼみ、意見を求められあずさの身長を考慮し、としこの案を推す。確かにそうかもと思うえりか、よく見てるととしこを褒める。
照れるとしこ。えりかにファッションセンス負けてない自信あると自慢げ。こりゃ失礼しましたと言うえりか。笑う一同。
と言う訳で皆でカッコイイ衣装作るぞ~と気合いを入れるファッション部。
演劇部の方は屋上で発声練習。ここでも声が小さいと指導するあずさ。やっぱり、あの子は不満そうである。
んで舞台練習。悲しげに喋る女子生徒に大きい声で喋る様に指摘するあずさ。
でも、本当に悲しい気持ちなら大声なんて出ないんじゃと反論する部員だが、自分の言うとおりにしてと言うのがあずさの反論。
こんな所で躓いてる場合じゃないと続けるあずさに対し部員がキレた。こんな部活全然楽しくないと言う。さすがに怯むあずさ。
自分達があずさが決めた事をやらされてるだけ、自分達の言う事なんて全然聞いてくれないと不満そう。
しかも、他の部員もそう思っていた様で皆去っていく。これには驚くしかないあずさ。
で、砂漠の使徒。『僕は美しい~♪』とポーズを決めるコブラージャ。ライトがズレたのでスナッキーを叱る。
『世界が僕の~ 美しさに~平伏すのさ~♪』と歌うコブラージャ。拍手するスナッキー達。
次の登場は派手に決めると言うコブラージャ。『待ってろよプリキュア』と言って指パッチンしたら、後ろのライト係スナッキー軍団が倒れたのでまたキレる。
ゆっくり階段を上がる見覚えのある足。あずさが屋上へ来ても誰もいない。
そんな演劇部とは対照的にハイテンションに生地を裁断する部長が象徴するかの如く、順調に作業進行中なファッション部。
刺繍も一瞬で仕上げるえりか部長。それを見て難しそうと言われるが2人なら大丈夫と励ますえりか。
すると、なおみにレースの位置はもっと上か聞かれ今行くと手を振るえりか。
で、あずさは1人で発声練習。誰も居ない屋上を見た後、上をマジ顔で見上げる。
えりかにコレで良いか聞くななみ。OKが出る。あずさは発声練習を続けるが拳を握る辺り、やっぱり気にしている様子。
つぼみ、えりかにコサージュを見せる。えりか、目がキラキラさせてナイスアイディアと褒める。
発声練習を続けるあずさの目には涙が。コサージュは他の面々にも好評。
涙を流すあずさ。とうとう発声練習を続けられなくなってしまった。しゃがんで泣き出す。
ここでつぼえり登場。衣装が大分出来たから皆で見に来てと言うえりか。
つぼみに他の皆の行方を聞かれまだ来てないと答えるあずさ。皆で超頑張ったから衣装カッコ良くなりそうと言うえりか。
その言葉を遮って『ごめん、後で見に行くから・・・』と言うあずさ。ちょいと驚いた様子のつぼえり。
で、降りてきたら演劇部に居た面々を発見。話がおかしいのでつぼみが練習に行かないのか質問。演劇部辞めたと女子部員から聞いて驚くつぼえり。
ここでアイキャッチ。
衣装作りながらも何か気になるえりか。コサージュの出来を問うつぼみ。が、返答は無い。
2回目の呼びかけで『あ、OKだよ』と返してきたえりか。良かったと言うつぼみ。えりか、つぼみの横に座る。
あずさは演劇がすごく好きで、好き過ぎて周りが見えなくなる事があるそうだ。
でも、一生懸命なところ嫌いじゃないらしい。自分を見てるみたいだからだとか。そんな話をしてる間に廊下を歩いてたりするあずさ。
つぼみにファッション部の皆は部活楽しんでるか聞くえりか。ハッ!とするあずさ。つぼみに皆を見てと言われえりかと一緒に覗く。
楽しそうである。つぼみ曰く、えりかのペースについつい乗せられるそうだ。
『もう! つぼみったら、ありがとう!』と嬉しそうに言うえりか。えりかに出来たと報告する面々。自分達も出来たと言うつぼみ。最高の出来と盛り上がるえりか部長。
そんな光景を見て、先のこんな部活楽しくないと言われた事を思い出す。
『私・・・』と言う言葉が聞こえたのかあずさを発見するつぼえり。衣装出来たからと中へ誘うがあずさは『ごめん・・・また来るから』と去っていく。困り顔のつぼえり。
体育館でセリフの練習をするあずさ。
『皆、この町を出て行ってしまった。私は・・・』と言うセリフを言ったところで辛そうな顔になり『私は1人ぼっち・・・』とセリフを言う。
『皆、どうして来てくれないの?』と台本に顔を埋めるあずさ。
そんなあずさのココロの花が弱っている事に気付いたコブラージャ。
カーテンが独りでに閉まりライトアップされる。スナッキーは引き立て役。『僕は美しい~♪』と歌うコブラージャ。
あずさに誰と聞かれ『僕は砂漠界のスター、コブラージャさ』と自己紹介。で、あずさが呆気に取られている隙にココロの花を強奪するコブラージャ。
本日の標的はライト。
舞台袖まで来ていたつぼえり、あずさの悲鳴を聞き急行。デザトリアンを発見。あずさの入った水晶を見つけたからには
変身。
ようやく脇役が現れたと言うコブラージャ。主役の自分を引き立ててくれと続ける。
デザトリアン攻撃開始。ブロッサムと一緒にいきなりの一撃を避けパンチラッシュも何とか相殺するマリン。
『私だって演劇部の為に一生懸命やってきたのに~』と言った後、顔面からライト光線を発射するデザトリアン。マリンは壁まで吹き飛ばされる。
で、演劇部の面々到着。ブロッサムが不意をつくがこちらも吹き飛ばされる。
『皆に本気で演劇する楽しさを教えて欲しかった。皆、どうしてついてきてくれないの?』と頭を抱えるデザトリアン。
それを聞いてデザトリアンがあずさと気付いた演劇部員。
それを聞いて『人間なんて皆バラバラ。皆で一つの事をやるなんて所詮、無駄な努力さ』とメイクしてもらいながら言うコブラージャ。
それに対し『無駄なんかじゃない。仲間と作るのってスッゴイ楽しい。仲間と一緒だから生まれることだってある』と反論するマリン。
それが無駄だと返すコブラージャ。『私は皆と演劇がしたいの~』と叫ぶデザトリアン。『部長!』と叫ぶ演劇部員。
『あずさの一生懸命な心は皆に絶対伝わる!』と言うマリン。『マリン!』と言うブロッサム。
ライト光線を避け、ムーンサルトを命中させるマリン。カウンターの光線も避ける。
次はブロッサムのおしりパンチ。カウンターで殴り飛ばされるが続いた光線は避ける。ビームをどうにかしないとと思うブロッサム。
プリキュアが逃げてばかりと言う事でスターの出番は無さそうと余裕のコブラージャ。デザトリアンの背後を取るマリンだったが結局投げ飛ばされる。
続いて光線が放たれるが、それは鏡を持ってやって来たブロッサムが反射。
光線はコブラージャのところへ向かう。慌てて持っていた鏡を差し出すが、今度はデザトリアンに命中。やっちまった顔のコブラージャ。
この隙にマリンが『海より拾い私の心もここらが我慢の限界よ』と言う訳でブルーフォルテウェーブで撃破。次こそ自分が主役と言って逃亡するコブラージャ。
あずさは保健室で目を覚ます。で、えりかはあずさに衣装を見せる。
あずさ『ファッション部の皆はすごく楽しそうだった。私1人で突っ走っちゃって皆の気持ちなんて全然考えてなかった』と涙目。
そんなあずさに『大丈夫、今からでも遅くないよ。その気持ちを皆に伝えてみれば?』と言うえりか。
『皆、この町を出て行ってしまった。私は・・・』と昼間と同じところで詰まるあずさ。『私は1人ぼっち・・・』とまた複雑な顔になる。本当に自分は1人ぼっちと思い出す。
だが『いいえ、あなたは1人なんかじゃない』と言う女子部員。少し驚いた顔だったが頭を下げて謝るあずさ。
『私、1人で芝居を作ろうとしてた。皆の意見も聞かないで』と言う。
『私達、やっぱり演劇が好き。だからもう一度演劇部に戻りたいの』と言う女子部員。涙目ながら驚き顔のあずさ。
『勿論、これからは俺達の意見も聞いてもらうけど』と付け足す男子演劇部員。また、皆で一緒に頑張りたいと言う女子部員。
『良いかな?』と聞かれ涙を流しながら『うん』と言うあずさ。泣き出す。泣かないでと駆け寄る演劇部員達。
大泣きえりかとコフレ。ブーゲンビリアの花言葉は情熱と言うつぼみ。
仲間が戻ってあずさの演劇の情熱が再び花開いたとのこと。で、何時ものアレ。今日はコフレのターンで色はピンク。
舞台の前に座るファッション部の面々。緊張するえりか部長。緞帳開いてえりか部長驚く。
ファッション部手製の衣装、あずさにお似合いである。
キレイと思うとしことウットリななおみ。
『スゴイ・・・私達の衣装』と言うえりか。『はい、とってもとっても素敵です』と言うつぼみ。
ちょっとマジ顔になって『つぼみ、服のデザインってやっぱスゴく楽しいね』と言うえりか。つぼみも同意。もっと服を作りたいと言うえりか部長。嬉しそうなつぼみ。
こちらも嬉しそうな高岸あずさ演劇部長。仲間に囲まれたあずさの画用紙風カットで
~おしまい~
~今週のまたみてね~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第17話『認めてくださいっ! 私たちのプリキュア魂!!』
ハートキャッチプリキュア各話レビューに戻る