第17話『認めてくださいっ! 私たちのプリキュア魂!!』
(2010年5月30日放送)
脚本:井上美緒 演出:岩井隆央 作画監督:小島彰

たなかまさお

名前まさひろ、愛称まーくん。これで田中将大さんを思い出したのは私だけじゃない筈。
去年もまーくん居たけど、愛称だけだったし。
ツン気味のゆりさんに自分達を認めてもらおうと言う話。
でも、あんまりそっち方面の話では無かったりw
まぁ、ゆりさんの実力やキュアフラワーの昔も分かったので十分ですけどね。
何故か今回でエンドカード変更。法則がわかんないです。

収録DVD

(16、18話同時収録)

アバンタイトル


えりかを植物園に誘うつぼみ。すごく珍しいオトメユリが咲いたから見においでと薫子ばあちゃんに招待されたそうだ。
そうと決まればとノリノリなえりかに強制連行される
で、植物園ではシプコフが いないいないばぁ! で遊ぶのを楽しそうに見ている薫子ばあちゃん。ここでつぼえり到着。ゆりを発見したところでOP。


シプコフにキュアフルミックスを用意してあげる薫子ばあちゃん。当然、つぼえりやゆりには普通のお菓子。
『それにしても偶然ね~。皆、偶々見に来てくれるなんて』と言う薫子ばあちゃん。少し反応するゆり。ゆりを誘ってたと気付いたつぼみ。
オトメユリだからと言って笑う薫子ばあちゃん。つぼみも笑うがえりかに止められる。ゆりの冷たい視線。
つぼみ苦笑い。そんなつぼみにえりかはチャンスと耳打ち。と言うのもゆりがキュアムーンライトだから色々話を聞きたいそうで。
ここで以前、一緒に戦おうとの誘いを断わられた事、そして薫子ばあちゃんに敗退した心の傷が癒えてないと聞かされた事を思い出すつぼみ。13話回想なので画像はカット。


そんな事を考えてると容器の蓋を開けた薫子ばあちゃん困りだす。お茶菓子が切れちゃったらしい。それなら自分が買いに行くと言うゆり。
ゆりはお客様と言う事で自分が行くと言うつぼみ。何時ものところで良いのかと確認するつぼみ。で、えりかも行くと言い出す。
2人は来たばかりだし外の空気も吸いたいからと自分が行こうとするゆり。ここでえ間をとって3人で行ってとお願いする薫子ばあちゃん。引き受けるつぼえり。ゆりも了承。

で、サブタイトル。


道の途中、ゆりにアドバイスが欲しいと言うつぼみ。戦うコツ、砂漠の使徒の弱点などなど何でも良いから教えてと頼むえりか。
自分はプリキュアじゃないからつぼえりには関わらないと言った筈と言うゆり。食い下がろうとするえりか。
だが、ゆりにこれから砂漠の使徒との戦いは激しくなるので自分にアドバイスを求めている様じゃ先は無いと思ったほうがいいと冷たく言われる。
自分はどんなに辛くても苦しくても1人で戦い続けてきたことを引き合いに出してつぼえりにその覚悟があるのかと問うゆり。
何も言えないつぼえりに自分にはそうは見えないと言う。そして、2人を認めないとも。
そこまで言う事ないとムッとするえりか。つぼみは真摯に受け止めていた様だが何かを決めた。


で、ゆりとえりかを案内するつぼみ。和菓子はらのと言う店。この店のはらの大福は最高らしい。
『程よく塩ゆでされた黒豆と上品な甘さの漉し餡。それを包む柔らかな皮の三重奏。心が優しくなっちゃいます~』と言うつぼみ。それを聞いて食べたがるえりか。
『好物に祟りなしです。沢山買って帰りましょう』と言うつぼみ。

カウンターの千鶴子にこんにちわと挨拶する。何時もの大福を所望するつぼみ。嬉しそうに商品を眺めてるえりか。


すると、店の奥から『何が違うって言うんだよ』と言う声。つぼみに少し待つ様に言って奥の厨房に行く千鶴子。
まさひろ兄に客が来ていると言う千鶴子。それには返答せずに自分の大福と父親の大福、どこが違うのかと問うまさひろ。
自分の大福の味見のし過ぎで店の味を忘れたのかと作った大福をまさひろに投げる父。食べるまさひろ。味の違いを知り悔しそう。
千鶴子にお客さんを待たせてはいけないと言う祖父。
恥ずかしいところ見せたとつぼみに謝る千鶴子。千鶴子にまさひろ兄がどうかしたのか聞くつぼみ。
今まで修行しててやっと、はらの大福を作って良いとの許しが出たのだが中々上手く行かないらしい。


買い物を済ませ帰っていくつぼみ達。すると、まさひろが後ろから待ってくれと声をかけてきた。
さっきの事を詫びて頼みたい事があると言うまさひろ。何でも薫子ばあちゃんに自作のはらの大福を食べて欲しいそうだ。
嬉しそうに受け取るえりか。早速食べる。感想は『うま~い』。『もう、えりかったら』と言うつぼみ。皆がすぐそう言ってくれると良いんだけどとボヤくまさひろ。
父と祖父は厳しくて美味しいなんて一言だって言ってくれないそうで。本人曰く3代目として店を継ぐからには良い大福を作って早く認めてもらいたいとのこと。
と言う訳でつぼみに頭を下げるまさひろ。


早速、薫子ばあちゃんに事情を説明するつぼみ。
『あの小さかったマー君が大福をね~。時が流れるのはホントに早いわ』と大福を食べる薫子ばあちゃん。
感想を聞くつぼみ。『美味しいけど、まだまだね』と言う薫子ばあちゃん。それだけ?と驚き顔のえりか。手厳しいとガックリのつぼみ。えりかも同意。


で、夕方。夕日に向かって歩いていくゆりを見て溜息をつくつぼみ。自分達もゆりから見ればまだまだなんだろうと考える。
悔しいから、こうなったら意地でも自分達を認めさせたいと言うえりか。どうやってと聞くつぼみにゆりの前でカッコ良く砂漠の使徒をやっつけると答える。
『さぁ、来い砂漠の使徒!』と言ってコフレにシバかれる。苦笑いつぼみ。

そんな話をしてたら砂漠の使徒のサソリーナ、クモジャキー、コブラージャ一斉にクシャミ。
誰かが噂してると言うサソリーナ。
自分のファンが自分の美しさを称えていると言うコブラージャ。自分の生き様に惚れた男達の魂の叫びと言うクモジャキー。
お互いの主張で火花散る両者。付き合ってられないと呆れるサソリーナ。噂されたからには行かないとと張り切る。テレポート。

ここでアイキャッチ。



夜。ムーンライト敗退のシーンを夢に見て目を覚ますつぼみ。そして、薫子ばあちゃんの部屋を訪ねる。
どうしたのか聞く薫子ばあちゃんに聞きたい事があると言う。
昔、砂漠の使徒と戦っていたのかと聞くつぼみ。YESと返答する薫子ばあちゃん。どうしてまた砂漠の使徒が現れたのか聞くつぼみ。
この世界は長い歴史の裏で何度も砂漠の使徒に狙われ、その度にプリキュアが世界を守ってきた。
薫子ばあちゃんはココロの大樹を研究している時にプリキュアに選ばれ何とか砂漠の使徒を退ける事ができたとのこと。

そして時が過ぎ、ココロの大樹を守る次のプリキュアが選ばれた。ソレがキュアムーンライトこと月影ゆりである。
とっても強く薫子ばあちゃんも砂漠の使徒と完全に決着を着けられると思ったそうだ。が、ご存知の結果。
薫子ばあちゃんが現役の時はあそこまで強大な存在は居なかったそうだ。何としても倒さなくてはと言う薫子ばあちゃん。ペンダントを握る。
ここでゆりにプリキュアとして認めないと言われた事を話すつぼみ。もっと強くなったら認めてもらえるかと聞く。
プリキュアとして強くなったらゆりも見直すかも知れないと言う薫子ばあちゃん。嬉しそうなつぼみとシプレ。
同時にプリキュアとして強くなる事だけがホントに大切な事かと問う薫子ばあちゃん。本当に大切なことを自分で考える様に言う。

ちなみにこっちも夜通しで奮闘中。


和菓子はらのの前でつぼみにホントに行くのかと聞くえりか。ちゃんと、薫子ばあちゃんの感想を伝えないとと言うつぼみ。
きっと傷つくと思うと言うえりかの言葉を受け怯むつぼみ。でも、ちゃんと言わないと分かんないとも言われ元気になるつぼみ。
訪ねるが千鶴子から今、まさひろ兄は取り込み中と聞かされる。父は味見するがすぐに『ダメだ、作り直せ』と投げ返す。
何処がダメなのかはっきり言えと噛み付くまさひろ。小豆を煮る時間、砂糖の量も祖父、父と一緒なので同じ味になる筈と不満そう。
同じ材料を使ってもその日の天気、気温、湿度等の些細な変化で味は変わると言う祖父。
その事を先に教えてくれたらもっと上手くできたと言うまさひろ。職人技は教わるものじゃなくて盗むものだと父に言われるまさひろ。
悔しそうに店を出て行くまさひろ。後を追おうとする千鶴子だが父に止められる。自分達が追いかけると後を追うつぼえり。

子供たちが楽しく遊ぶ川の草むらで自分は祖父や父に認めて貰うために頑張ってたのにと落ち込むまさひろ。
当然、こんな状態だと『ションボリしてる人見~つけた』とサソリーナに襲撃されるのは必然。ココロの花を奪われる。今日のターゲットは餡子付きの箆。


橋の上でまたプリキュアの欠片を見て辛そうなゆり。すると、人々の悲鳴が聞こえる。
つぼえりは遠くから発見。コフレが水晶を持ってきてまさひろの窮地に気付いた2人。

ここで、変身。

ゆりは河川敷に到着。だが、デザトリアンの魔手は今まさにと言う状態。



ゆりが構えるがここはブロマリが攻撃して阻止。サソリーナにココロの花を返してもらうと言うブロッサム。一礼して去る親子。
最近強くなったからって生意気と文句を言いながらスナッキーに攻撃指令を出すサソリーナ。スナッキーを圧倒するブロマリ。追い掛け回す。その様を見ているゆり。


マリンダイナマイトでスナッキーを一掃するマリン。胸元にプリキュアの種の欠片を持っているゆり。舌打ちして攻撃指令を出すサソリーナ。


アンコマシンガンを放つデザトリアン。避けるブロマリ。食べ物を粗末にしないでと説教するブロッサム。
そうと気付くや前掛けを団扇代わりに強風攻撃。橋脚にブロマリを押さえつけるデザトリアン。もっと暴れてココロの花を散らせと言うサソリーナ。
『俺は3代目にならなきゃいけないんだ。親父もおじいちゃんも俺の努力を認めたって良いじゃないか~!』と叫ぶデザトリアン。
そう聞いて『違います。本当に大切なのは誰かに認めてもらうことじゃありません』と言うブロッサム。なおも扇ぐデザトリアン。
『まさひろお兄さん、和菓子屋さんにとって一番大切なことは美味しい和菓子を作って皆に喜んでもらう事なんじゃないんですか?』と言うブロッサム。


その言葉に反応したのか攻撃の手が止まるデザトリアン。『どうしたデザトリアン、お前を認めない奴等に復讐するのよ』と言うサソリーナ。
『私達は全力を尽くすのみ』と言うマリン。『はい』と答えるブロッサム。努力に根性、勇気に友情とそれぞれシプコフとマリブロが言う。
『頑張っても認めてもらえない事もあるでしょう。悲しいことです。でも、頑張ることは無駄にはなりません。何時かきっと無限の力を生み出す元になる筈です』と言うブロッサム。
やる気満々の2人と2匹。反して寒気がしているサソリーナ。今時、そんな寒いこと言うなとクレーム。
『熱い心が届かないあなたはココロの花が枯れているのです』と返すブロッサム。?なサソリーナ。
『皆のココロの花を守るのがプリキュア。まさひろお兄さんの心返してもらうわ!』と言うマリン。自分の心は真っ黒と認めデザトリアンに攻撃指令を出すサソリーナ。


また餡子マシンガンを放つデザトリアン。ゆりが割って入りバリヤーを張る。驚くブロマリ。デザトリアンが直々に攻撃。皹が入る。
『半分のプリキュアの種の力じゃ大してもたないわね』と言うゆり。デザトリアンの攻撃中に
『キュアムーンライト、負け犬のプリキュアが何をやっても無駄よ』と言うサソリーナ。
『でも、サソリーナ・・・あなたはそのプリキュアに負けるのよ』と言うゆり。吹き飛ばされるデザトリアン。逃げるサソリーナ。

フラッと倒れるゆり。心配するブロマリに『何をしているの。今やるべき事を考えなさい』と言う。目の前で倒れているデザトリアンに自分が負け犬になるから早く立てと言うサソリーナ。

フローラルパワーフォルティシモで撃破。覚えてなさいとサソリーナ逃亡。

去ろうとするゆりを呼び止めてお礼を言うブロマリ。自分は何もしてないと言うゆり。
同時にココロの花を持ち主に返してあげるよう言う。まさひろ元通り。そんな様を少し見て去っていくゆり。

目を覚ますまさひろ。嬉しそうな千鶴子。祖父と父に自分は間違っていたと言うまさひろ。
和菓子はお客さんに喜んで貰うために作らないといけないと気付いた。その通りと言う父。嬉しそうな顔のまさひろと千鶴子。
自分達はひたすらお客さんの笑顔の為に努力すると言う祖父。そうすれば評価は自ずと後からついてくるそうだ。
『はい!』と答えるまさひろ。大福を作ってお客さんに喜んでもらおうとやる気になるまさひろと父。

そんな様を見ていたりするつぼえりとシプコフ。で、何時ものアレ。本日はシプピンク。
『躑躅の花言葉は努力。まさひろお兄さんの作るはらの大福楽しみです』と言うつぼみ。えりかも同意。で、大福を作る原野親子3代。
まさひろの掌の上で輝くはらの大福のアップから白くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

法則が読めない・・・

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