第19話『涙の嫁入り! 父の日の記念写真です!!』
(2010年6月20日放送)
脚本:伊藤睦美 演出:大塚隆史 作画監督:奥山美佳

スケベ犬

先週はサッカーのハイライトの為お休み。
予告で来海夫妻の話かと思いきやそのルーツとなった家族の物語でした。
蘭姉ちゃん登場。これで前年の国王が出たら完璧コナン・・・。
伊藤さん、やっぱりあなたの脚本は面白い。
ある意味の必殺技を使って自滅って。

収録DVD

(20~21話同時収録)

アバンタイトル


写真を見て目を輝かせるつぼみ。流之介パパの作品らしい。うっとりしてると写真を撮られる。嬉しそうな流之介パパ。
いきなり撮るなとムッとするえりか。流之介パパってすごいカメラマンと思うつぼみ。でも、えりかはそうでもないと不服顔。
で、本を開いたら1枚の家族写真を発見。優しい写真と思うつぼみ。流之介パパが昔お世話になった家族の写真らしい。懐かしがる流之介パパ。
ここでえりかに来海家の家族写真を見たいと要望を出すつぼみ。そんなの無いと言うえりか。流之介パパが自分で取りたがるから4人揃わないとのこと。
『ねっ、パパ』と言われショックを受ける流之介パパ。気付いてなかった様で写真家としての宿命なのかと頭を抱える。
ここで家族旅行を言い出す流之介パパ。つぼみをカメラマンとして誘う。『はい! 任せてください!』とノリノリのつぼみのアップでOP。


若い頃にお世話になった家でその家の娘さんが結婚するそうだ。『お~』と言うえりか。
つぼみに写真を撮られポーズを決めながらも『って、つぼみちゃん』と言うもも姉。えりかが今は撮らなくて良いとツッコミを入れる。
しかし、つぼみの方は自分はカメラマンだからキッチリ勤めるとやる気満々。

で、到着。挨拶するが返事なし。畑に行ったのかと思う流之介パパ。家が気に入ったのか写真を撮るつぼみ。
すると、後ろから犬の鼻がつぼみのお尻を突っつく。驚いて振り向くつぼみとえりか。
スケベそうな顔した犬の横からシプレが『お友達になったです~』と、コフレが『マルさんです~』とやってくる。慌てて2匹足す1匹と退散する2人。


隠れて出てきちゃダメと注意してると正パパに話を聞いてと言うアキ。その話はもう何度もしたと聞く気はない様子の正パパ。
畑が好きだから1人で良いとのこと。食い下がるアキだったがマルが吠えるのと同時に残りの3人が上から坂を下ってくる。
流之介パパを発見して『お~、流之介君』と手を上げる正パパ。ニッコリ顔になるアキ。

家を空けてた事を謝るアキ。『こちらこそお忙しい時におし掛けてしまって』と言うさくらママ。流之介パパがアキに今月結婚か質問。『ハイ』と言うアキ。
すると、前方から正パパが『やぁ、いらっしゃい』とお出迎え。『皆、よく来たね』と続ける。
えりか、ここの畑では何が取れるか質問。今ならジャガイモだそうで。それを聞いてスッゴイ楽しみと言うえりか。『えりかったら張り切っちゃって』と言うもも姉。
『じゃあ、皆着替えて畑に出るか?』と言う正パパ。『ハーイ!』と嬉しそうに返事するつぼえり。

で、サブタイトル。


えりかのキャラソン開始
もんぺ着て、早速収穫作業を始めるえりか。だが、全然抜けずに不満顔。
正パパがスコップで掘れる様に細工。その後、やらせてもらうとすんなり抜けた。つぼみに見せるえりか。つぼみは写真撮影。笑う来海家の面々。


正パパから『食べてごらん』トマトを貰うつぼみ。えりかにココを見てと言うつぼみ。白い線が伸びててその間が透けて中身が見えそうなトマトが美味しいそうで。
食べてみてとつぼみに勧められるがえりかはトマトが苦手らしい。意を決して食べるとコレが美味しかった様で続けて食べる。
またシャッターチャンスとえりかの写真を撮るつぼみ。もも姉も甘くて美味しいと同意。えりか、頬張って美味しいと言いつつもう1つ要求。


ここのトマトがとても大切に育てられてると思うつぼみ。『お嬢ちゃん、随分詳しいみたいだね』と言う正パパ。
『はい、私もお花が好きで育てているんです』と言うつぼみ。『そりゃあ良い』と言う正パパ。愛情込めて育てると花も野菜も皆可愛く思えるそうで。
正パパを撮影するつぼみ。お互い笑う2人。すると、えりか絶叫。えりかの前にはカエル。つぼみ『あ、カエルさんです』と手の上に乗せる。
つぼみに向こうにやってとお願いするが、そんな事言ったもんだからこっちに来ちゃってまたまた絶叫のえりか。シャッターチャンスとまた写真を撮るつぼみ。

その後はアキとも一緒に収穫したりキャベツ畑で収穫したり、正パパにきゅうりの事を教えてもらったりした。


家の中で水洗いをするさくらママ。皮むきをするつぼみ。きゅうりを1回切って一息つくもも姉。
そんなもも姉に『猫の手にゃう~。ちょっと貸して』と言って包丁と場を拝借するえりか。左手は猫の手が料理の基本とのこと。オヤジーズは和室で酒盛り。
つぼみがニッコリしたところでえりかのキャラソン終了


野菜は結局こうなった。頂きますと食べて見るとコレが超美味しい。もも姉も同意。野菜が新鮮だと味も違うと言うさくらママ。
やっぱり来てよかったと思う流之介パパ。えりか、ずっとココに居たいとか言い出す。
大勢、人が居ると賑やかで良いと笑う正パパ。ここで式の準備は順調かとアキに聞く流之介パパ。後は引越しを済ませるだけとのこと。
が、ここで会話がパッタリ止まる。『そっか。アキちゃんが結婚したら正さんもこの家で1人か~』と言う流之介パパ。
『寂しくなりますね~』と言うさくらママ。『いえいえ、これでようやくノンビリできますよ』と返す正パパ。
『だったらえりかはお邪魔ね。家でも1人で五月蝿いもんね~』と言うもも姉。『ちょっともも姉!』と噛み付くえりか。笑う一同。

夜。廊下で『お腹いっぱい幸せ~』と倒れるえりか。『私も食べ過ぎました~』と言いながら写真を取り出すつぼみ。『何それ、今日の写真?』とえりかに聞かれYESなつぼみ。
良いの撮れたかと聞かれ、皆良い顔してると言うつぼみ。すると、私も見せてもらって良いかとアキがやってくる。
勿論と見せてあげるつぼみ。見てみると、その中の一枚に正パパの笑顔の写真。
つぼみ曰く、今日一番ステキな写真。トマトの事を話す正パパはすごく楽しそうで思わずシャッターを押したとのこと。トマトが美味しかったと思い出すえりか。
正パパは野菜を育てるのが好きと思うつぼみ。が、アキの顔は晴れない。自分がお嫁に行ったら正パパは1人ぼっち。涙ながらに正パパを残してお嫁にいけないと言うアキ。

で、砂漠の使徒ではコブラージャが写真撮影中。どうも納得がいかないコブラージャ。呆れ顔のスナッキー。
もっと自分の魅力を引き出す場所は無いか問う。すると、スナッキーからココは辛気臭いくらいからもっと自然のある場所へ行こうと誘われる。そうする事にしたコブラージャ。


早朝、散歩中のつぼえり。シプレ、マルはアキが心配と言っていると伝える。犬の言葉が分かることに驚くえりか。コフレによるともう友達。
つぼみが何とかしてあげたいと言ってると『どうして聞いてくれないの?』と言うアキの声が聞こえてくる。
アキとしては農業を辞めて一緒に町へ来て欲しい様だ。だが、正パパはずっと農業をやって来たのでそう簡単には止められない、ソレはアキにも分かるだろうと返す。
正パパが残るなら自分はお嫁になんかいかないと言うアキ。驚くつぼえり。
『何をバカなことを。アキが嫁に言っても父さんはここで農業をやる。今の父さんには畑が大事なんだ』と言う正パパ。ショックを受けたのか『もう良い』と去っていく。
『どうしよう』と言ってつぼみを揺らしまくるえりか。『どうしようと言われても~』と目が回るつぼみ。ここで流之介パパに相談する事を思いついたえりか。

ここでアイキャッチ。


流之介パパに相談するつぼえり。『アキちゃん優しいからな~』と言った後、引き受ける流之介パパ。
アキにお嫁に行く事はとっても幸せな事、正パパも電話ですごく喜んでいたと言う流之介パパ。
正パパはアキを一番大切に思っていたと続けるがソレは昔の事、今の正パパは畑の方が大事と言って去っていくアキ。呆れるえりか。困るつぼみ。

つぼみ、もも姉、さくらママを前に流之介パパは何時も写真ばっかりで人の気持ちが分かってないと文句を言うえりか。
が、流之介パパはさくらママが初めて会った時から人にも写真にも愛情一杯の人だったそうだ。


回想。
モデルが泣いたんじゃ撮影できないと休憩に入る撮影現場。泣いてるさくらママに写真を見せる流之介パパ。
『ほら、皆すごく良い顔してるでしょ。だから貴女も元気を出してください。貴女の笑う写真はその・・・もっと素敵だと思うから』と言う。ハッとするさくらママ。

馬よりさくらママの方が素敵に決まってると呆れるえりか。『パパは私を慰めようと一生懸命だったのね』と言うさくらママ。
えりかに流之介パパはただ写真が好きなだけじゃないと言う。写真の向こうに居る人や物にすごい愛情を持っているそうで。
もも姉もパパの写真はすごく暖かいと絶賛。アキの事は任せておけば大丈夫とも言う。『そうだと良いけど』と言うえりか。すると流之介パパに呼ばれる。

一体何をするのかと聞くえりか。流之介パパの用はアキを呼んで来てほしいだった。2人の家族写真を撮るとのこと。
そんなことしたってと不満げなえりか。が、流之介パパは写真に込められた思いは色褪せない。正パパは昔も今もアキを大切に思ってると伝えたいと語る。
『パパ!』と嬉しそうなえりか。つぼみに『えりか、行きましょう』と言われ頷くえりか。


その頃、コブラージャはこの田舎へ到着。『ここは一体何処だ? 空気が清々しすぎて気分が悪い』とか言いながら出発。
案山子を見つけ声をかけるがやっぱり案山子なので返事なし。ムッとして怒りに行くがへのへのもへじに驚いてズッコケ。
やっと案山子と気付いたコブラージャ。すると、後ろからアキが『すみませ~ん、畑に入らないでくださ~い』と注意。
振り向いて、何時かのゴーグルでアキを見るコブラージャ。ココロの花が弱っている事に気付いて強奪。

本日の標的は案山子。つぼえりの前に登場。となれば

変身。

右パンチを避けるが左パンチで吹き飛ばされる。かなり動きが早い。ここでシプコフからレッドの種を使う様に言われる。スピードにはスピードと言う事の様だ。

『ヨーイ、ドン!』と攻撃開始。さすが、レッドの種。デザトリアンを翻弄するブロマリ。その速さに驚愕するコブラージャ。

『お目目グルグル大作戦』を提案するブロッサム。『合点承知ノ介』とノるマリン。デザトリアンの前を高速移動。半分からかいながら走り回る。

『ちょこざいな~!』と言うコブラージャだったが何かに気付く。走り回った本人達が先に目を回してしまったのだw
お目目グルグル大作戦大失敗である。『ブロッサムとマリンの目が回ってるです』と言うシプコフ。

その隙にデザトリアンは串ミサイルでブロマリを地面へ縫いとめる。


ここで正パパと流之介パパがやって来る。驚く2人。歯を食いしばるマリン。
『お父さんなんて、お父さんなんて私の気持ちも知らないで。お父さんを残してお嫁になんていけない』と言うデザトリアン。
それを聞いてアキと気付いた正パパ。アキなのかと問いて、アキの名を叫びながらデザトリアンの方へ走っていく。
謝りながら真意を語ろうとする正パパに向け掌を突き出すデザトリアン。ブロマリ慌てて脱出しようとするが抜け出せる気配は無い。
流之介パパは写真をあの家族写真を見せる。この写真にはアキへの正パパの愛が溢れていると言う。
そして、正パパがアキが嫁にいける様素っ気なくしていただけと真意を伝える。

正パパとの昔を思い出すデザトリアンことアキ。

攻撃中断するデザトリアン。写真に込められた思いは色褪せないと言う流之介パパ。
自身も家族を大切にする正パパを見て、こんな父親になってこんな家族を作りたいと思ったと語る。『パパ』とお目目ウルウルなマリン。それを笑うコブラージャを睨むマリン。
『写真に込められた思いだと? バカバカしい。写真はただ僕を美しく見せる為の道具でしか無い』と言うコブラージャ。速攻それは違うとマリンから否定が入る。

手を繋いだプリキュア大爆発で脱出するブロマリ。
『カメラの向こうに思いを込めてシャッターをきる。写真は愛よ!』と言うマリン。怯みながら下らんと否定し攻撃指令を出すコブラージャ。

怒ったマリン海より広い何とやらの口上の後、ブルーフォルテウェーブで撃破。自分の美しさが分からないなんて可哀想な奴等と逃亡するコブラージャ。


えりかのキャラソン開始
最高の家族写真にしようと言う流之介パパ。その言葉を聞いて正パパに自分が正パパと離れるのが寂しかったのかも知れないと語るアキ。
ここでアキはこれからもずっと自分の娘、それはアキが嫁に行っても変わらないと言う正パパ。涙目のアキ。素敵な家族を作る様に言う正パパ。『ハイ』と答えるアキ。

蜜柑の花言葉は花嫁の喜び。アキも幸せな花嫁になれると言うつぼみ。吠えて堀内親子のところへ行くマル。今日はコのターン。色は黄色。


と言う訳で来海一家とつぼみは帰りの車中。もも姉とさくらママは熟睡中。
写真の凄さを知って感心したと言うえりか。写真の事を語ろうとする流之介パパに『ストーップ!』と言うえりか。
『つまり、私が言いたいのは・・・パパがスゴイってこと』と言う。ニッコリするつぼみ。

で、堀内親子の家族写真のアップから白くフェードアウトしてえりかのキャラソン終了と共に

~おしまい~

~今週のまたみてね~

・・・・・・

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