第47話『嘘だと言ってください! サバーク博士の正体!!』
(2011年1月16日放送)
脚本:米村正二 演出:小川孝治 作画監督:河野宏之

騙された

長らく対峙してきた闇さんとサバーク博士の対決話。
まぁ、サバーク博士の正体は13話でフラグあったし特に捻り無く正攻法でした。
今回の見所はやっぱりえりか・・・毎度毎度面白い子ですね~。
変装の一件は
最初の姿を見た時と薫子さんが思いっきり敵視した事に爆笑してました。

収録DVD

(46、48~49話同時収録)

アバンタイトル

大半は前回の流用。流用部分は
ブロッサムが薫子ばあちゃんの捕らわれてる部屋にてコッペ様と共に薫子ばあちゃん救出。
薫子ばあちゃんからムーンライトとサバーク博士を戦わせない様に言われる。
そして今、対決せんとするムーンライトとダークプリキュア。
流用ここまで
そんな2人のところへ空を飛んで向かうブロッサムのアップでOPへ。

で、サブタイトル。

床に落ちるポプリを心配するサンシャイン。壁伝いに歩くなど自身もお疲れモード。
すると、後ろから左手を庇いながらマリンが声をかけてくる。
マリンにコブラージャは?と聞かれ頷くサンシャイン。ポプリにクモジャキーは?と聞かれ『楽勝!』と指立てマリン。
が、『と言いたいところだけどアタシもギリギリ何とかって感じ』と続ける。
すると、何処かを落ちる見覚えのある何か。

コフレがマリンはとても頑張ったとか言ってるとスナッキーが斜め上へと続いてる穴から滑り降りてきた。しかも大群で。
問答無用で対決。マリンは難なく退け、サンシャインもサンフラワーイージスインパクトで一掃する。
その後も戦闘は続くが数自体が多いのでキリがないと言うサンシャイン。疲れたと言うポプリ。マリン、作戦会議を提案。

かかってこようとしたスナッキーにタイムをかけるマリン・コフレ・ポプリ。飛び上がったスナッキー全員墜落。
こうなったら一か八かスナッキーに変装してみようと言い出すマリン。驚くポプリに『シーッ!』と言うマリン。
その後を問うサンシャイン。何気ない顔して移動しつつブロッサムと合流と言うのがマリンの考え。コフレはそれ良いと賛成の模様。
次の一撃の後と示し合わせるマリン。?なスナッキー。
『スナッキーの諸君、お待たせしました!』作戦会議終了を知らせるサンシャイン。
起きたリーダー、攻撃指令。飛び掛るスナッキーをプリキュア大爆発で退けるマリサン。

一方、ムーンとダークは戦闘開始していたり。
やってきたブロッサムに何故戻ってきたのかと問うムーンライト。
薫子ばあちゃんは助けたからとブロッサムが助太刀しようとする。が、ムーンライトは気持ちは嬉しいがここは私だけでと主張。
従うことにしたブロッサム。
『お前を倒し、私は本当の私になる』と言うダークプリキュア。

と言う訳で戦闘再開。互角の接近戦。ダークプリキュアの腕を掴み投げ飛ばすムーンライト。
後を追いパンチラッシュを繰り出すが、ダークプリキュアは逆さまの状態で回避し続ける。
体勢を立て直し柱を蹴ってムーンライトに突撃、キックラッシュで返すダークプリキュア。


全て避けられたが隙をついて伸ばした右手から闇のエネルギーを発射しムーンライトを吹き飛ばす。
吹き飛ばされるムーンライトだがお返しと手から4つの光弾を飛ばす。3つは退けたが4つ目がダークプリキュアに命中。
怯んだ隙に真上に迫るムーンライト。だが、横からエネルギー光線が飛んできてムーンライトは吹き飛ばされる。

右側を見るブロッサム、攻撃先を見るムーンライト、ニヤつくダークプリキュア。しでかしたのは勿論、サバーク博士。『久しぶりだな、ムーンライト』とご挨拶。


んで、マリサンはスナッキーに変装中。何時の間にか人間体に戻ってたりする。
曲がり角からスナッキーが数名来たので慌てて平静を装う。とりあえず会話するえりいつ。
プリキュアを探してると察した4名。何気ない感じでこの場を離れることに。だが呼び止められる。
すっげぇ怪しみの眼差し。マズイ感じと困るえりいつ。
すると、スナッキー達の後ろから『プリキュアでしゅキー!』とポプリが言う。
反応してえりか達と反対方向に突撃するスナッキー軍団。
『ナイスポプリ!』と言ういつき。『今のうちに逃げるッキー』と言うえりか。と言う事で4名は逃亡。
だが、最後尾のスナッキーが逆方向に行くえりか達に気付いて逆方向へ走り出す。

『おばあちゃ~ん!』と言うえりかの声に振り向く薫子ばあちゃん。
でも、見た目スナッキーだったので思いっきり敵視して構える。マスクを剥いだ事で理解した様で一安心し出迎えハグ。
やっと会えたと喜ぶコフレ。『皆、よく来てくれたわね』と言う薫子ばあちゃん。
直後にヘタれる皆を見てどうしたのか聞く。えりか達曰く、薫子ばあちゃんの顔見たら安心して力が抜けたそうで。
『マリンじゃないけど、ここらが我慢の限界よ・・・です』と言うコフレ。
コフレのスナッキーマスクを剥がそうとするポプリはコフレの言葉が終わると同時にマスクごと吹っ飛ぶ。

ここでコッペ様を呼ぶ薫子ばあちゃん。ココロの種を取り出すコッペ様。すると、ココロの種が光りだす。光の源に抱きつくコフポプ、気持ちよさそう。
光を浴びたえりいつにも元気が戻る。薫子ばあちゃんによると、これまで頑張って集めたココロの種が皆に力を与えてくれたとのこと。
地球の皆の姿のカット。

そんな話を聞いて目がウルウルしているえりいつ。すると、後ろからスナッキーの大群が襲来。


元気を取り戻した2人は変身。ダブルパンチにて一掃。バッチリ戦闘体勢。

ここでアイキャッチ。


一方、ムーンライト対ダークプリキュア。
押され気味のムーンライト。サバーク博士もダークプリキュアを援護する。
ムーンライトがダークプリキュアの蹴りを受け止めダメージを受けてるところへエネルギー光弾を雨の様に降らせる。

ムーンライトを心配するブロッサム。2人だけの戦いを邪魔するなと突撃するが、サバーク博士が作り出した闇光の棒で殴り飛ばされる。

ブロッサムの心配をするムーンライト。その隙を突いてムーンライトを蹴り飛ばすダークプリキュア。
ムーンライトを攻めつつ
『消えろ! そして私が真のムーンライトになるっ!』と言う。
ブロッサムを光弾で攻め立てるサバーク博士。膝を突くブロッサム。


『お前など、所詮その程度。結局は史上最弱のプリキュアのままだ』と言うサバーク博士。
『いいえ・・・私は少しずつだけど、変わったんです。チェンジしたんです』と立ち上がりながら言うブロッサム。
『お前は変わってなどいない。弱いプリキュアのままだ』と否定するサバーク博士。
『確かに昔の私は弱くて臆病で、とても引っ込み思案でした。でも、えりかと出会って、プリキュアになって気付いたんです。
太陽の様に強く明るい人も、月の様に深く静かな人も・・・皆、心のどこかに悩みを抱えて苦しんでいて
それでも光を求めては一生懸命生きているんだって』
と言うブロッサム。
それぞれのセリフに対応し、マリサン、ムーンライトそしてクラスの面々がフラッシュバック。
(水島アヤ、みつる、ななみ、あずさが登場)
肩にくっついたシプレと頷き合うブロッサム。シプレはマントに変身。ブロッサムは走り出す。
サバーク博士の光弾乱れ撃ちの中を走り抜けて
『私は・・・1人で殻に篭っていては分からなかった、人の思いを知ったんです!』と飛び上がりサバーク博士へ攻撃。
それは避けられ、背後から光弾を食らうブロッサム。ダメージは受けた様だが無事である。
『人の思いなど必要無い。弱ければ何も守れないではないかっ!』とまだ乱れ撃ちするサバーク博士。


避けつつ『今の私には大切な仲間が居て、愛する家族が居て、大好きな友達が居ます』と言うブロッサム。
それぞれ、ムーンライト・花咲夫妻・地球の生き残り達のカットが挿入される。
そして、ブロッサムは砂漠化した地球をバックに
『私はこの世界が大好きです! ちっぽけでも史上最弱のプリキュアでも皆の心を必ず守って見せます。その気持ちだけは誰にも負けません』と続けて言う。
そのセリフを聞いていたムーンライト。嬉しそうな表情に。
パンチを繰り出してきたダークプリキュアの拳を棒立ち左手だけで受け止める。驚くダークプリキュア。
『プリキュア皆の思い、受けてみなさい』と言うムーンライト。

で、ブロッサム対サバーク博士。またまた、乱れ撃ちをするサバーク博士。シプレの名を呼ぶブロッサム。『はいです!』と答えるシプレ。
ブロッサムのパンチは避けられるが、この際にシプレが離脱。
隙をついて『プリキュアぜんぶパ~ンチ!』とサバーク博士の顔にくっつく。なかなか取れずもがくサバーク博士。この隙に蹴り飛ばすブロッサム。

ムーンライト対ダークプリキュア。
ムーンライトの回し蹴りに吹き飛ばされる。中盤と違いダークプリキュアが防戦一方。
やっと繰り出した左パンチも受け止められ、その左腕を軸に繰り出された左右2連発キックの後、回し蹴りを喰らい柱に激突。
追い打ちに光弾を飛ばすムーンライト。それに気付いたサバーク博士はダークプリキュアの前に先回り。光弾が命中して爆発に巻き込まれる両者。

ブロムンが静観していると割れた仮面が落ちる。防御姿勢だったダークプリキュア、仮面が取れた為に顔に手を当て呻くサバーク博士を見て驚く。
顔の前の手をどけたサバーク博士を見てムーンライトも驚く。


サバーク博士の素顔を見て『お父さん!』と叫ぶゆり。
驚くブロッサム。同時に薫子ばあちゃんの言葉の意味にも気付いた。
『私は一体・・・』と俯いて両手を見つめているサバーク博士。ムーンライトは変身を解いてサバーク博士の方へ少し走り
『お父さん! 忘れたのですか? ゆりです、あなたの娘のゆりです』と言うゆり。
その名に最初は反応が薄かったが思い出した様に『ゆり!』と名を呼ぶ。
それを聞いて近寄ろうとするゆりを『来るな!』と衝撃波で吹き飛ばすダークプリキュア。キャッチするブロッサム。

『よくも私の父を傷つけてくれたな』と言うダークプリキュア。『何を言ってるの?』と信じられない様子のゆり。
『何を? 寝ぼけた事を。私を生み出したのはサバーク博士だからな』と言うダークプリキュア。
ダークプリキュアはサバーク博士の手によって作られた存在とのこと。その理由は打倒ムーンライトである。
『お父さん、何かの間違いですよね? お母さんと私を置いてこんな事になるなんて・・・お父さん!』と問うゆり。
だが、答える様に顔を背けるサバーク博士。プリキュアの種を落として座り込むゆり。相当ショックを受けている模様。
『月影博士は最早、お前の父ではない。私の父、サバーク博士の為にお前には消えてもらう!』と言って突撃するダークプリキュア。

初手のパンチはブロッサムが受け止め振り払う。
そこからパンチラッシュを繰り出しつつ『邪魔をするな、消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!消えろ~!』と言うダークプリキュア。
上空に飛び上がり闇エネルギーを飛ばしてくる。
それを受け止めながら
『ゆりさん、しっかりしてください、ゆりさん。ゆりさんのお父さんがこんな事になったのにはきっと何か深い訳があったんです。
そのお父さんを守る為にもここで負ける訳にはいきません』と言うブロッサム。『ブロッサム・・・』と言うゆり。
続けて『ゆりさんは言いました。ダークプリキュアに打ち勝つ事が、かつての自分に打ち勝つ事だって。
私の憧れる強くて優しいゆりさんは決して自分に負ける様な人ではありません』と言うブロッサム。聞いて俯くゆり。
更に『お父さんを・・・自分の本当の気持ちを信じてください』と続けるブロッサム。
『自分の気持ち・・・私は・・・お父さんを・・・』と一度は取ろうとしたプリキュアの種を取れないゆり。
『私達、プリキュアの思いはゆりさんと共にあります!』と言うブロッサム。ダークプリキュアのエネルギーを粉砕する。
その真剣なブロッサムを見てプリキュアの種を掴むゆり。

『おのれぇ~!!』とブチ切れるダークプリキュア。手を上に翳しエネルギーを充填し始める。大きな球体になるエネルギー。
構えるブロッサムだが、その横を長い手が伸びる。そう、ゆりの腕である。それを見て嬉しそうなブロッサム。ニッコリ。

エネルギーを巨大な槍の様にするダークプリキュア。それを2人に向けて投げ飛ばす。
バリアで防ぐブロッサムとゆり。間もなく爆発。煙が消えた後には2人が無事な姿で立っていたり。


だが、ブロッサムは頑張り過ぎたのか倒れそうになる。支えるゆり。
『ゆりさん』と言うブロッサムに『キュアブロッサム。あなたのお陰で私はもう一度戦う勇気を取り戻したわ。ありがとう』と言うゆり。
優しい顔で涙目ブロッサム。
『ここからは私があなたや皆の思いを胸に』とゆりは変身。


MOON 〜月光〜ATTACK開始
『これで終わりにしましょう』と言うムーンライト。
『いいだろう。私達はどちらかが消えるまで戦う定め』と返すダークプリキュア。
『例え私が消えたとしても、ブロッサムが居る、マリンが居る、サンシャインが居るわ』と言うムーンライト。
『そいつらも全て倒すだけのこと』と答えるダークプリキュアに『簡単には倒されない。それがプリキュアの絆!』と力強く言うムーンライト。


と言う訳で戦闘開始。相変わらず互角。
『くだらんな。この一撃でケリをつける』とダークタクトを取り出して言うダークプリキュア。『望むところ!』と返すムーンライト。
以前行ったフォルティシモ同士の激突。

スピードを競う様に舞い上がった後、左右から激突する両者。唸るダークプリキュアと静かに上目で見ているムーンライト。

激しく激突するに見覚えの有る色の花弁が交わる。
フラフラな状態で辺りを見回しながら両者に近づいていくサバーク博士。
纏う光の大きさはムーンライトの方が大きい。『バ、バカ・・・な』と言うダークプリキュア。

『勇気、愛、友情、優しさ、悲しみ、喜び。沢山の気持ち、皆の心、仲間との絆。命と心に満ち溢れたこの世界を私は守る!』と言うムーンライト。
ちなみに絵はマリサン、薫子ばあちゃんとコッペ様、地球の生き残り達のカットが流れていたり。

遥かに大きくなったムーンライトの光。ダークプリキュアを貫通し着地したムーンライトは『ハートキャッチ!』とポーズを決める。
すると、後ろのダークプリキュアが上空で炸裂。
落ちていくダークプリキュアのアップから急に黒くなり
MOON 〜月光〜ATTACK終了と共に

~おしまい~

~今週のまたみてね~

ひょっとして最後までこのまま?

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