第5話『拒否されたラーメン! 親子の絆なおします!』
(2010年3月7日放送)
脚本:成田良美 演出:畑野森生 作画監督:奥山美佳

何か考える

ラーメン美味しいですよね。
ラーメン屋の息子と父親の話。
父親の職業を継がない子供の方が多いと言うのを表現する話。
実際、親がやってる事以上に好きな物ができて、それがやりたいと言うのが世の中の常。
まぁ、私の知り合いにはラーメン屋の子供は居なかったな~。
砂漠の使徒第3手コブラージャ登場。

収録DVD

(4、6話同時収録)

アバンタイトル

何かを見て嬉しそうなえりか。どうやら、三浦ラーメンと言うラーメン屋の2号店が間もなく希望ヶ花市にオープンするのだとか。
えりか曰く、めちゃ美味しいらしい。なお、1号店は隣町だそうで。これからは何時でも食べられると涎を垂らすえりか。

なんて話してると通りかかった子に対して『三浦君!』と声をかけるえりか。
『おめでとう! 2号店ができる事何で教えてくれなかったのよ? 私食べに来るからね』と言う。が、三浦の返答は『来るなよ』。
なぜかと聞いてると店から三浦パパが出てきた。挨拶をするえりか、返す三浦パパ。
息子に今、帰りか聞くが答えは無い。そして、そのまま行ってしまう。その様を複雑そうに見ているつぼみ。で、OP。

で、サブタイトル。


守備練習中の三浦。『ナイス三浦! すっげー気合入ってるな』と言う部員。『あったりめーだろ。レギュラーがヘマできないからな』と言う三浦。
三浦が野球部と知ったつぼみ。YESと認めながら小学校からずっとやってると言うえりか。レギュラーになったんだと感心する。
『すごいんですね』と言うつぼみ。でも、今まで中々なれなかったとのこと。1年の時は補欠だったそうで。
同時に三浦ラーメンが開店したのも1年の時と思い出すえりか。


当時は父親がラーメン屋始めると宣伝しまくってたらしい。ラーメンも上手いと絶賛だったとか。

が、現状は知ってのとおり。『なのに来るななんて・・・どうしちゃったんだろ?』と言うえりか。つぼみも同じ事を思ってる様子。



で、帰って『ただいま』と言うと『おかえり~』と言う言葉だけ返ってくる。
と言うのも両親は仕事中。どうやらデザインを調整中。つぼみ、上の札を見て三浦ラーメンの開店祝いと気づく。
認めつつ、中々上手くいかないと言うつぼみママ。もっと、開店おめでとうと言う感じを出したいと言うつぼみパパ。
『そうなのよ。なんかこうウキウキする感じが良くない?』と言うつぼみママ。
頭を抱える両親に菜の花を勧めるつぼみ。言われるまま挿してみるとコレが中々良い感じ。
つぼみパパは春が来た、つぼみママは頑張ってって気持ちが出るとそれぞれ感じたらしい。
さすがと言うつぼみパパ。感謝するつぼみママ。菜の花中心で再構成するそうで。

花を見ながら三浦が何故応援しないのか気になるつぼみ。すると、えりかが訪ねて来る。両親が気づいてないと知ってかつぼみを小声で呼ぶ。
えりかはコフレがぐったりしてると伝えに来たらしい。で、シプレも元気が無い。心配するが原因は空腹と知ってズッコケる2人。


んで、コッペ様前へ移動。コッペ様のお腹に手を突っ込むえりか。引き込まれそうになるが何かを引っ張り出す。シプコフによるとキュアフルミックスと言う物らしい。
ボタンを押すと光りだす。で、振れと言う指示がコフレから出る。振ってみるが振りが足らないと言われる。
渾身の力でやっても全然ダメらしい。と言う訳でえりかが代行。成功。


と言う訳でチューチューする2匹。マッタリとした舌触り、病み付きになる甘さが美味しいらしい。だから幸せだそうで。
美味しい物を食べると幸せになると理解を示すえりか。三浦ラーメンなんかまさにそうらしい。豚骨に鰹出汁が入ってて濃厚なのにサッパリetc
で、つぼみが考えてるとつぼみの頭をコッペ様が触る。飲み物を持ってきた薫子ばあちゃん曰く励ましてるのだとか。
つぼみは今、誰かを励ましたいと思ってないかと聞く薫子ばあちゃん。少々うろたえながらも別にと否定するつぼみ。
『そう?』と言ってつぼみの前に紅茶を置く薫子ばあちゃん。『これ美味しい! なんてお茶ですか?』と聞くえりか。
タイムのハーブティと答える薫子ばあちゃん。タイムの花言葉は勇気らしい。勇気と言う件を心の中で繰り返すつぼみ。

三浦ラーメン屋前で三浦を発見するつぼみとえりか。えりか『あ、親不孝者。お花壊したりしないだろうな』と言う。
三浦、落ちてる花を拾う。反応するつぼみと警戒するえりか元に戻す。が、三浦は元に戻しただけ。
ここで薫子ばあちゃんの『ファイト!』と言う言葉を思い出すつぼみ。三浦を追いかける。


追いかけたまでは良かったが上手く声をかけれないつぼみ。三浦も用件に薄々勘付いているのか敢えてのシカトらしい。
結局、つぼみは階段の一番上で転倒。どうやら擦り剥いたらしい。ここで、三浦が絆創膏を渡す。野球部だから何時も持ってるそうで。
『ありがとうございます』と受け取るつぼみ。渡して去ろうとする三浦。呼び止めようとするがやっぱり言葉が続かない。ちゃんと貼る様に言ってまた去ろうとする三浦。

が、意を決してつぼみが『あ、あの! 三浦君はお父さんにどうして欲しいんですか?』と言う。これには反応する三浦。
続けて『どうして、お店を応援できなくなっちゃったんですか? お父さんにラーメン屋を辞めて欲しいんですか?』と聞くつぼみ。
が三浦の答えは『そんなわけねぇだろ!』。怯むつぼみ。えりかも驚く。暫しの沈黙。
キャッチボールをする親子を見る3人。えりか『三浦君もさ、よくやってたよね? お父さんと』と聞く。三浦『あぁ、昔はな』と返す。


回想。三浦の小さい頃。
レギュラーになると言う三浦。絶対応援に行くと言う三浦パパ。『絶対だよ、約束だからね!』と言う三浦パパ。
キャッチボールだけでなく試合もよく見に来てくれていたそうで。
『でも』と言う三浦。『でも?』と聞き返すが三浦は答えず去っていく。
『言わなきゃわかんないよ!』とえりかは言うが三浦は『言ったってどうにもならないから』と返してくる。
イライラするえりか。シプレ曰く、三浦のココロの花は元気が無いらしい。心配そうなつぼみ。


サソリーナに続き、プリキュアに敗退した事についてどう言う事か問われるクモジャキー。クモジャキー曰く、この前のはほんの小手調べ。次は必ずらしい。
そんなクモジャキーに『それは言い訳かい?』と言う声。
クモジャキーが振り向いたところで『ライト!』と指示を出しライトアップするX。『まったく君はむさ苦しいうえに見苦しいね~、クモジャキー』と言う。
『やっかましいわ、コブラージャ! お前の出番はないぜよ。引っ込んどけ!』と返すクモジャキー。
『どうでしょう? 僕ならもっと上手くやって見せますが?』とサバーク博士に言うコブラージャ。
『ならば行け、コブラージャ。プリキュアを倒せ!』とサバーク博士に言われ『お任せください』と言う。

ここでアイキャッチ。


『グッモーニング! 何時まで寝てんの? 起きた起きた』とつぼみの布団を剥ぎ取るえりか。
『学校はお休みじゃ?』と聞くつぼみ。えりか曰く、三浦ラーメン2号店の記念すべき開店日にのんびり寝ている場合じゃない。
開店は11時からだが、今は8時である。えりかは並んで待って1番に食べる気らしい。


2号店を気にしながら店前を通過しようとする三浦。すると、出てきた三浦ママ『おい、明。今から練習?』と聞く。振り向いてYESと返答。
丁度良かったと中に招き入れる三浦ママ。複雑そうな顔で無言の三浦。三浦ママによると丁度1杯目ができるところ。三浦パパを見る三浦。
『この2号店が上手く行ったら次は3号店ね。三浦ラーメンをいろんな人に食べてもらいって言うお父さんの夢、頑張って叶えなきゃね』と言う三浦ママ。『あぁ』と言う三浦パパ。
ラーメンを見たまま動かない三浦。『どうした、冷めちまうぞ?』と言う三浦パパ。
三浦、拳を握って『食べたくない!』と返す。驚きながらも何も言わない三浦パパ。
どうしたのか聞く三浦ママ。パパのラーメンは栄養たっぷりだから食べると元気出ると言う。『要らないって言ってるだろ!?』と声を荒げる三浦。すぐに我に返って、しまった顔。

で、コブラージャはと言うと写真撮影中。

でも、実は看板が背景だったりする。本人も決まらないと不満の様子。んで。自分に相応しい背景を探してると三浦ラーメン2号店前の花を発見。
コブラージャ曰く、一件派手だが出しゃばらず建物を上品な佇まいに仕上げているらしい。気に入った様でここで写真撮影を始めるコブラージャ。
『ふん! 決まった』と言ってると店の中の三浦に気づく。
『ラーメンが嫌いって訳じゃないよな?』と聞く三浦パパ。返答しない三浦。
言いたいことがあるならハッキリ言う様に言うが『言ったってしょうがないんだよ。どうせラーメンが一番大事なんだろ?』と言って店を出て行く三浦。


コブラージャは三浦に声をかける。で、ココロの花が萎れているのに気づいて強奪。
で、結晶を取り出したコブラージャ。スナッキーがラーメンを持参。本日のデザトリアンは勿論ラーメン。
店内から拝借したみたいですが、どうやって??
偶然通っていたつぼえりはデザトリアンを発見。当然

で、変身。


柵の上の2人を見て『来たね、プリキュア』と言うコブラージャ。初対面と言う事で名を問うブロマリ。
コブラージャと自己紹介して何かを投げる。受け取ったブロマリ唖然。ソレはコブラージャのブロマイド。


が、三浦が被害者と知ってマジ顔のブロッサム。デザトリアンは三浦夫妻の前に居たりする。
『小学生の時は何時も応援してくれたじゃないか。なのに今は毎日ラーメンのことばかり。俺なんかもうどうなっても良いと思ってるんだ!』と構えるデザトリアン。
が、ブロマリが立ちはだかり腕を下ろす。ここは自分達に任せてとデザトリアンを誘導するブロマリ。


公園の高台に移動した3名。麺での突き刺しを避けるブロッサム。マリンは麺の上を滑走しキックする。

コケた際に飛び出したメンマとチャーシューをキャッチしてクロスボウみたく発射するデザトリアン。受け止めるブロマリだったが、爆弾だった為に吹き飛ばされる。

『父さんは俺より仕事の方が大事なんだ』と言うデザトリアン。そんな事ないと否定するブロマリ。
『ラーメンなんか嫌いだ。父さんなんて大っ嫌いだ。ラーメン屋なんて無くなれば良いんだ』と言いつつ頭から出した汁の塊を構えるデザトリアン。
その先には三浦ラーメン。発射するデザトリアン。ブロッサムが前に出て庇う。当然、命中して地上に落ちるブロッサム。

『ブロッサム!』と叫んでデザトリアンを睨むマリンだったが異変に気づく。ブロッサムも。
ラーメン屋を壊しちゃダメと葛藤するデザトリアンが泣いているのだ。
さっきまでラーメン屋を無くなれと言っていただけに信じられない様子のマリン。シプコフ曰く、これも三浦の本心であり、2つの気持ちの間で苦しんでいるらしい。
ブロッサム、三浦がパパが好きだから、パパを困らせたくないから応援して欲しいと言えなかったと悟る。


それを聞いて『はぁ、そんな事でココロの花が萎れるなんて・・・弱くて情けない奴だ』と言うコブラージャ。
それを聞いて怒り顔になるブロッサム。
『弱さじゃない。三浦君の優しさです! その気持ちを利用し踏み躙るなんて酷いです! 私、堪忍袋の緒が切れました!』と言う。
マリンも『私もムカーって来てガーって感じだよ!』と言う。が、続けて『あー! なんか決まらない。次までに何か考えとくよ!』と言う。それを聞いてコケるシプコフ。



と言う訳でプリキュアフローラルパワーフォルティシモで撃破。
ラーメンを無事キャッチするマリン。取り返した水晶を持ってコブラージャを睨むブロッサム。
『中々やるね。今日はこのくらいにしておくよ。アデュー』と言って逃亡するコブラージャ。


ラーメンを食べるつぼえり。で、堪能した後『ごちそうさまでした』と言って帰る。『ありがとうございました』と2人を送る三浦夫妻。
で、店を出る間際、つぼみに三浦の本心を伝えた方が良くないかと聞くえりか。でも、つぼみ曰く、こう言うのは本人にやらせるのが良いとのこと。
なんて言ってるとドアを開けた先に本人登場。えりかが本心を伝えろと余計な事を言いそうだったので口封じしてえりかを退場させるつぼみ。

で、三浦は店内に入る。何か言いたそうな三浦。すると、三浦パパがキャッチボールをしようと言い出す。
グローブを持って店外に出る三浦パパ。三浦ママ、曰くグローブを用意して待ってたそうで。


で、川原でキャッチボールする2人。
『来週、試合だろ? 応援に行くからな』と言う三浦パパ。『いいよ別に。店があるじゃないか』と言う三浦。それを見ているつぼえりとシプコフ。
が三浦パパの返答は『良くない。三浦ラーメンを広めることも父さんの夢だが、野球場でお前を応援するのも父さんの夢なんだぞ!』。
反応する三浦。三浦パパ
『昔から約束してたじゃないか。明がレギュラーになったら応援しに行くって』と続ける。
『約束・・・覚えて・・・』と驚きを隠せない三浦に『当ったり前だろ。男と男の約束忘れるかよ!』と言う三浦パパ。
すっかり嬉しそうな顔になった三浦。『頑張れよ! 父さん全力で応援するからな!』と言ってボールを投げる三浦パパ。
『そっちこそ! 2号店頑張れよ!』とボールを投げ返す三浦。『おう!』と返事する三浦パパが返球しようとした時に三浦が
『父さん! ごめん!』と言う。『おう!』と笑顔で返事する三浦パパ。

シプレによると三浦のココロの花が元気になってきたとのこと。
サルビアの花言葉は家族愛と言うコフレ。で、何時ものアレ。今日はシプレの番。
キャッチボールが良いと思うつぼみ。えりか『だね。良い仕事したね。私達』と言う。
キャッチボールをする両名を見て嬉しそうな顔のつぼみとシプレ。で、嬉しそうにボールを投げる三浦の一枚絵で

~おしまい~

~今週のまたみてね~

一緒だからナシ!と思ったけどこうなったら乗せ続けてやります。

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