第27話『白いゾウさん、はじめまして!』
(2002年8月4日放送)
脚本:栗山緑 演出:矢部秋則 作画監督:稲上晃

ぺちゃぱい

後半メインストーリーのキーとなるパオちゃんの登場。
ハナちゃん初の里帰り話でもあったり。
前半は総集編と言うか、やや放置気味だった魔女界の面々を再登板。
昔との変化を感じさせる展開となってたり。
楽しいんですが、やっぱ最終シリーズなんだなと実感したり。
女王様がこの回から痛々しいことに。
好きなキャラなのでぶっちゃけ初回は見てられなかったです。

収録DVD

(25~26話、28話同時収録)

アバンタイトル

白い象に乗って空を飛びまわるハナちゃん。『愉快愉快!』と楽しそう。
だが、象はお腹を鳴らすと目を回し猛スピードで墜落し始める。目を回すハナちゃんも一緒に墜落。
と同時にハナちゃんベッドから落ちる。そう言う夢でしたと。
『いたた、何だ夢か・・・』と言う自室のハナちゃんのカットからOPへ。

MAHO堂。
ハナちゃんから空飛ぶ白い象の話を聞いたどれみ。白い象の件はいいとして空を飛ぶと言うところは信じられない模様。
『仕方ないでしょ、夢なんだから』と返すハナちゃん。
『でも、それって演技が良いかもよ』と言うララ。同意し昔から白い動物は幸運を齎すと言われてると言うマジョリカ。
『じゃあ、ハナちゃんはラッキーな夢を見たんだ』と嬉しそうなハナちゃん。
白いヘビなどは家の守り神とも言われてると言うババに白い象はどうなのか聞いてみる。
『それは』と言うババに答えを期待するハナちゃん。
が、ババの口から出たのは
『昔、何かの本で読んだ様な気がしたずらが忘れたずら』と言う言葉。ズッコケるハナちゃん。

で、サブタイトル。


んで、MAHO堂にはづきとあいこ到着。『今日は暑いからプール混んでたでしょ~?』と聞くももこ。
が、あいこによるとあたしらを含めて5人。随分少ないと思うどれみ。皆、家族で里帰りしているんじゃと推測するはづき。
里帰りって何か聞くハナちゃんにおじいちゃんやおばあちゃんの家に行く事と説明するどれみ。
自分にはどちらも居ないから里帰りできないのかと残念そうなハナちゃん。唖然などれみ達。
笑うババ。祖父母が居なくても自分が生まれたところを里と言うと教える。
=ハナちゃんの里は魔女界と気付くももこ。『へぇ、そっか』と言うハナちゃん。
ここでララが夏休みだから偶には店を休んで里帰りしてノンビリしないかとマジョリカに提案する。
『ララ、ナイスや!』と言うあいこ。他の4人も賛成。ハナちゃん『マジョリカ、里帰り里帰り』と急かす。
マジョガエルの村は涼しいし温泉も有る。1日くらいノンビリするのも良いだろうと考えるマジョリカ。喜ぶどれみ達。


その夜、残念そうなぽっぷ。どうやら、きみたかが一時帰って来るので行きたくても行けない模様。
『ボーイフレンドが折角帰って来るんだから会ってあげないと』と言うどれみ。
ちょい顔を赤くして別にボーイフレンドなんかじゃないと否定するぽっぷ。『帰って来るのが早過ぎるんだよ、きみたかの奴』と俯いて言う。
それに軽く笑ってロロ達にバレない様、ちゃんと留守番する様に頼むおんぷ。返事する様に上下に動く妖精達。
『ほな、行ってくんで~』と言うあいこ。と言う訳で出発。

魔女界を飛行してるとテキ、テキパキ、アタリメ子を発見するハナちゃん。『アタリメ子ちゃん達、めーっけ!』と言う。テキ達も気付く。
皆が騒いでる声に素顔のおんぷを顔の上に置いて寝ているオヤジーデも気付く。プールサイドに降りてくるどれみ達。


勿論、おんぷを見つけたオヤジーデは興奮。プールの上を走って向かおうとするが、当然無理なので沈没。
皆に笑われるがソレでも必死でおんぷのところへ泳いでいく。『オヤジーデったら』とおんぷ、『相変わらずやな』とあいこが呆れる。
プールサイドへ着くなり親父形態になり
『ボンジュール、マドマアゼル。おんぷちゃん』と言うオヤジーデ。魔法で花束を出す。
『ファンクラブ会員ナンバー7番のオヤジーデより、愛を混めて』とおんぷに渡すオヤジーデ。『あ、ありがとう』と余り嬉しそうではないおんぷ。
自分の為にわざわざ訪ねてきてくれて嬉しいとカメラを魔法で出し『おんぷちゃんとツーショットのなーま写真、生写真』と撮影をするオヤジーデ。
あまり馴れ馴れしく写真撮らないでと言うおんぷ。『もうあとちょっとですから』と返すオヤジーデ。
ここでハナちゃん『おんぷを虐めちゃダメ~!』と魔法を使う。
オヤジーデは褌姿に。赤面して目を逸らすオヤジーデ。『いやん、バカ~ン、恥ずかしい』とプールを走り越え去っていく。
笑うどれみ達。おんぷはハナちゃんにお礼を言う。


『あらあら、どれみちゃん達も来てたの?』と何処からかやって来て言うモタモタ。その手には大量のソフトクリーム。
ママが来たと嬉しそうなテキとテキパキ。
『皆さん、こんにちは~』と挨拶するモタ。挨拶し返すどれみ達。
『モタやモタモタもテキちゃん達に会える様になったんだ~』と言うどれみ。
『そうなのよ~。去年、ハナちゃんが魔法で皆のママを連れてきちゃった事があったでしょ~?』と認めながら言うモタ。
『あったあった』と返すどれみ。
モタモタによれば、その後に子供を無理矢理母親から引き離すのはオカシイと言う事になって何時でも会える様になったとか。
魔女界も少しずつ変わってきたんだと思うどれみ。『お母ちゃんと会われへん方が絶対おかしいもんな』と言うあいこ。
ハナちゃんのおかげとモタに言われ喜ぶハナちゃん。
『さぁ、皆。ソフトクリームを作ってきたから食べて~』と言うモタモタ。嬉しそうな園児達とポンピー。

で、また飛行中。
『モタさん達の手作りアイス美味しかったわね』と言うはづき。『is tasting very good』と英語で感想を言うももこ。意味はすごく美味しかったと言う事の様で。
(翻訳ソフトによると 非常に良い味がします)
『変われば変わるもんね。今までなら魔法で簡単に出してたのに』と言うララ。
と、ここであいこが八太郎&スルメ子の屋台を発見。



せっせとたこ焼きを作る八太郎。
ハナちゃん、八太郎さんのたこ焼きは初めて食べるけど美味しいと感想を言う。『ホンマにええ味出してるわ』とあいこも絶賛。『ありがとうタコ』と返す八太郎。
ここでスルメ子に少し太ったか質問するおんぷ。赤面して『え、えぇ』と認めるスルメ子。八太郎、赤面しながら2人目を懐妊したと話す。
驚いて声を上げるどれみ達。『おめでとう、スルメ子さん』と言うどれみ。『ありがとうございます』と返すスルメ子。
今度は男の子が欲しいんじゃないかと聞くももこに無事に生まれてくればどちらでも良いと言う八太郎。
アタリメ子に妹か弟が出来るのかと羨ましがるハナちゃん。
アタリメ子の名を聞いて今どうしてるのかと不安になり店を置いて、『ちょっと見に行って来るタコ』とアタリメ子のところへ走って向かう八太郎。
あんぐりなどれみ達。スルメ子によると毎日あんな感じでコッソリ見に行ってるそうで。
八太郎さんも相変わらずの親バカ振りと呆れながら笑うはづき。

またまた飛行中のどれみ達。
マジョリカ・ブラボー!開始
すると、下から変な音が聞こえてくる。『こ、このリズムは!』と嬉しそうなマジョリカとララ。


ステージにてサンバ衣装のマジョガエル達。中にはマジョリカ、ララ、ババも居てサンバ衣装で踊ってたり。

審査員席らしきところで見ているどれみ達とマジョリード。食事付き。あいこ食べてたり。
『サンバカーニバルか』と言うどれみ。
マジョリードによればマジョリカが毎週サンバdeカーニバルのビデオを送ってくれるので、皆すっかりサンバ好きになってしまい祭にまでなったとか。
ちなみにココはマジョガエル村。
『でも、皆とっても楽しそう』と言うももこ。ここでどれみ達も踊ろうと誘うマジョ松。『え~!』と声をあげるどれみ達(ハナちゃん以外)。
『面白そうじゃない、踊りましょうよ』と言い出すおんぷ。『お、おんぷちゃん!』と信じられない顔のどれみ達。


『皆、サンバダンサーになれ!』と魔法を使うおんぷ。『ウソ~!』と声を上げるどれみ達。ハナちゃんだけ嬉しそう。
サンバ衣装のせいかケバいメイクになったおんぷ。『ハナちゃん、踊ろう』と言って誘う。快諾したハナちゃん。2人はサンバダンスに合流。
楽しそうに踊る2人を見ておんぷちゃんノリノリと思うももこ。ここならファンやマスコミの目が無いから伸び伸びできると察するはづき。
そんな2人とどれみを纏めて『踊る阿呆に見る阿呆。同じアホなら踊らにゃ損損や~! 踊んで~!』と言うあいこ。


マジョリカが歌う中。皆楽しくサンバを踊りましたとさ。
マジョ松、ババのアップの後。
どれみ、はづき、あいこ、おんぷ、ももこ、ハナちゃんの順番でダンスイメージが浮かび上がったり。

マジョリカ・ブラボー!終了
どれみ達は何処かを歩いている。
踊りまくった後は温泉で汗を流すのが一番と言うマジョリカ。
ハナちゃん『ハナちゃん疲れちゃった。温泉はまだ~?』と聞く。『この坂の上じゃからもうすぐじゃよ』と教えるマジョ松。
『そう言えば、この辺りじゃったかの?』と言い出すマジョ梅。『あぁ、白い象の事かの?』と返すマジョ松。反応するハナちゃん。立ち止まる。一同の足も止まる。
一ヶ月ほどまえに見たことも無い真っ白な小象が発見され、動物園の魔女達が保護していったとのこと。
きっと夢に出てきた象と喜ぶハナちゃん。その白い象が見たいと言い出す。
『ワシらは温泉に入りた~い!』と言うマジョリカ。見たいならお前達だけで行けと言う。
『行って良いの?』とハナちゃんに聞かれ頷くマジョリカ。『皆、動物園に行こう!』と嬉しそうなハナちゃん。

で、サブタイトル。



魔女界の動物園。探すハナちゃん。
ペンギンは人間界のに似ている。可愛いと言うおんぷ。
シマウマのカラーにバリエーションがあったりする。『シマウマも模様が違うわね』と言うはづき。
ライオンはメスの方が強そう。『ライオンは人間界と違ってメスの方が強そうだね』と言うももこ。『さすが、女ばっかりの魔女界らしいな』と言うあいこ。

んで、猿山とカバの池の前を歩いているどれみ達。『象さんは何処に居るのかな?』と言うハナちゃん。すると、何処からか演奏が聞こえてくる。

そこでは魔女を指揮者に象が楽器で演奏をしていたり。どれみ達も発見してやってくる。

『あ、居た居た』と嬉しそうに言うももこ。『でも、白い象さんが居ないよ』とハナちゃんに言われ困る。
で、『ねぇねぇお姉さん』と大声で聞くハナちゃん。が、今は演奏中と言う事で皆に静かにする様にジェスチャーされる。謝るハナちゃん。


演奏が終わると拍手の嵐。象達にはフルーツが飛んでいく。キャッチする象達。
指揮者だった飼育係の魔女に白い象は居ないのか聞くハナちゃん。
『あぁ、あの象はね中々芸を覚えないし捻くれてるからあのテントの中に閉じ込めてるわ』と教える飼育係の魔女。
指差す先は上り坂を上った結構遠いテント。
『ハナちゃん会ってくる』と行こうとするハナちゃん。近づくとケガするかも知れないからと止める飼育係の魔女。

会いたいハナちゃんは魔法で箒の穂を大蛇に変える。驚いて気絶する飼育係の魔女。
『ハ、ハナちゃん・・・』と言うどれみを筆頭に目が点などれみ達5人。

テントに辿り着いたハナちゃんは木箱と箱の間に顔を突っ込み泣いている象を発見。
ハナちゃんに『象さん・・・泣いてるの?』と聞かれ、泣き止んで『泣いてなんかいないパオ!』と答える白い象。
振り向いたその顔を見て、夢に出てきた象にソックリと喜ぶハナちゃん。『ハナちゃん、あなたに会いに来たんだよ~』と言う。
『勝手にあたちの小屋に入って来ないでパオ』とまた背を向ける白い象。
『ハナちゃん、象さんとお友達になりたいの。ねね、そんな事言わないで一緒に遊ぼうよ』とパオちゃんを引っ張り出すハナちゃん。
そっちは友達になりたくてもこっちはなりたくないとハナちゃんを突き飛ばす白い象。


どれみ達にキャッチされ事なきを得る。
『ハナちゃん、大丈夫?』と聞くどれみ。『うん、お姉さんが言ってた通り捻くれもんみたいだね』と答えるハナちゃん。
大きなお世話と反論し、あっちへ行けとアカンベーをするパオちゃん
ムカついたハナちゃん。そんなんだから仲間の象に嫌われると言う。嫌われたってへっちゃらと返す白い象。
『可愛くな~い。そう言う態度だからダメなんだよ。ハナちゃん、皆と仲良しにしてあげるからテントから出なさいよ』と言うハナちゃん。
『余計な事しないでパオ』とエサを投げ飛ばす白い象。外へ逃げるどれみ達。


頭にきたハナちゃん。そっちがその気ならと魔法で白い象を無理矢理外出させる。浮いていると知ってうろたえる白い象。
自分がお友達に仲良くしてもらう様に頼んであげると言うハナちゃん。
ハナちゃんの飛跡を続いて飛ぶ白い象、嫌がる。その後ろをどれみ達がついていく。色んな色の象の群れの中に降りる白い象。
ハナちゃん、この白い象さんと遊んであげてとお願いする。が、紺象の返答は『ヤだぞ~』。どうしてか聞くハナちゃん。
緑象の返答は『そいつが白いからだぞ~』。白い象は俯いて半泣きだったりする。何で白いから遊んであげないのか聞くハナちゃん。
紺象の返答は白い象なんて変。そんなのオカシイと言うハナちゃん。自分は白い服好きだし、白はとっても良い色と言う。
緑象、お母さんが遊んじゃダメと言ったから遊ばないと断る。


白い象は泣いてテントに走って帰ってしまう。
『酷い! 皆酷いよ!』と怒るハナちゃん。さすがに怯む象達。白い象を追いかけるハナちゃん。
『白い象が悪いんじゃなくて、あなたたちが仲間はずれにしてたんだ』と言うどれみ。反応する象達。
『色が白いとかそんな事で仲間はずれにするなんて最低だよ!』とキレるももこ。
あいこも『あいてはまだ赤ちゃん象やのに、酷過ぎるわ』と言う。
『ふん! 大きなお世話だぞ~!』と開き直る紺象。


また、さっきの窪みで泣いている白い象。『ゴメンね、象さん』と言うハナちゃん。一旦、泣き止んで振り向く白い象。
ハナちゃん、白い象を撫でて泣きながら『ハナちゃんが余計なお節介を焼いたばっかりに悲しい思いさせちゃってホントゴメンね。ゴメンね』と謝る。
涙を鼻で拭ってあげる白い象。自分の為に涙を流してくれたのはハナちゃんが初めてだそうで。
『象さん・・・』と言って涙を拭った後『許してくれるんだ』と聞くハナちゃん。頷く白い象。
涙は何処行ったと言わんばかりに『ありがとう!』と立ち上がるハナちゃん。自己紹介する。
『ハナ・・・たん?』と言う白い象に名前を聞くハナちゃん。象には名前が無い様だ。
だったら自分がつけると言うハナちゃん。嬉しそうな白い象。閃いたハナちゃん。パオパオ言うからパオちゃんにした模様。

まんまやんかとツッコミを入れるあいこ。ビックリするハナちゃん。テントの明かりが点く。
喜んだパオちゃん。前転で一回転して来たので怯むどれみ達。
『よ、喜んでるみたい』と言うどれみ。『良かったわね、ハナちゃん』とニッコリのはづき。『うん』と返すハナちゃん。
パオちゃん、ハナちゃんを鼻で持ち上げ背中に乗せてあげる。嬉しそうなハナちゃん。パオちゃんは首からぶら下げた何かもハナちゃんに渡す。


それを見た飼育係の魔女『ウソ~』と声を上げる。彼女曰く、その象は何度教えても誰も背中に乗せなかったし、箱みたいなのも外した事無かったとのこと。
『ホント? パオちゃん何なの、この箱みたいなの?』と聞くハナちゃん。『分からないパオ。生まれた時からついてたパオ』と答えるパオちゃん。
すると、箱は光だし上下についていた拘束器具が取れる。延ばしたり縮めたりすると音が鳴るので目が輝くハナちゃん。


『ひょっとしてアコーディオンかも』と言うおんぷ。アコーディオン?なハナちゃん。
両手で引っ張ったり縮めたりしながら横のボタンを押すと音が出ると教えるはづき。
実践してみるハナちゃん。音を確かめた後、演奏する。楽しそうなハナちゃんとパオちゃん。
パオちゃん、ウキウキしてきたらしい。1人と1匹はそのまま外へ。楽しそうに笑っている。

その頃、空飛ぶ馬車でどこぞへ移動中の女王様とマジョリン。
『女王様、風邪を召されているのに無理なさっては』と言うマジョリン。
『大丈夫です。折角どれみちゃん達が魔女界に来ているのに、会わない訳にはいきません』と返す女王様。
マジョリンは『しかし・・・』と食い下がるが『皆の顔を見れば風邪なんて治りますよ。マジョリン急ぎなさい』と女王様は言う。

アコーディオンの音に乗って踊っているパオちゃんと楽しそうなハナちゃん。
『なんか飛びたくなったパオ!』と言い出すパオちゃん。『え、パオちゃん飛べるの?』と聞くハナちゃん。
答える様に『アコーディオン弾いてパオ~、飛んでみるパオ~』と言うパオちゃん。
リクエスト通り、演奏するハナちゃん。本当に空を飛んだパオちゃん。


『スゴイスゴイ』と感動するハナちゃん。
地上に居た魔女達もアコーディオインの音色で飛んでいるハナちゃんとパオちゃんに気付いた。
『象が飛んでる!』、『すごい芸だ~』など拍手を送る魔女達。『象さん、はい!』とバナナを投げる魔女。


バナナを受け取り『パオちゃん、お客さんに初めてバナナ貰ったパオ』と言うパオちゃん。『パオちゃん、良かったね』と言うハナちゃん。
で、地上に降りているカットまでカッツ。
ハナちゃんにバナナを剥いてもらい『ありがとうパオ!』と食べるパオちゃん。
すると、女王様の馬車が到着。『女王様だ!』と言うどれみ。
『女王様』と言うハナちゃんに続き、『お久しぶりです』と言うどれみ達。
『皆さん、元気そうで何よりです。ハナちゃん、小学校にはちゃんと・・・』と言う女王様。ここで

飼育係とパオちゃんを発見する。
『その、白い象はどうしたのですか?』と聞く女王様。
先月、マジョガエル村の森の中にいるのを私どもが保護したと説明する飼育係の魔女。
『どうしてそんな大事な事を報告しなかったのですか!』と声を荒げる女王様。『も、申し訳ありません』と頭を下げビビる飼育係の魔女。

どれみは『女王様、この白い象がどうかしたんですか?』と女王様に聞く。
女王様によると白い象は魔女界に幸せを運んでくると言う言い伝えがあるそうで。
『そう言えば、ババもそんなような事が書いてある本があるって言ってたわ』と言うはづき。
マジョリンにすぐ王立図書館に行って、その本を探して見てくださいと頼む女王様。『はっ!』と答えるマジョリン。
すると、『おーい、皆~帰る時間じゃぞ~!』と言うマジョリカ達3人と合流。女王様に気付いて驚く。
『これはこれは女王様、ご機嫌麗しゅう』と態度を変えて応対するババ。
ここで『ハナちゃんまだ帰りたくない』と言う言葉が聞こえたのでそちらを見る。

パオちゃんもまだハナちゃんと別れたくないと言う。ドド達が心配だからそんな事言わずに帰ろうと言うララ。嫌がるハナパオ。
『ハナちゃんアカンって』とあいこ、『月が笑う晩には何時だって会いに来られるんだから今日は帰りましょう』とおんぷが言う。
それを聞いてパオちゃんを見ながら『分かった』と答えるハナちゃん。折角友達になったのに帰っちゃうのかと半泣きのパオちゃん。
『ハナちゃん、またすぐに会いに来るから・・・。今日はバイバイだよ』と言うハナちゃん。
『絶対、会いに来てくれるパオ?』と聞くパオちゃん。『うん、約束する!』と答えるハナちゃん。
約束と言う事で指きりげんまんするハナパオ。

んで、帰ることに。
『じゃあ失礼します、女王様』と言うどれみを筆頭に一礼して帰っていくどれみ達。
帰るハナちゃんを追いかけ
『ハナたん、きっと来てパオ!』と言うパオちゃん。『うん。バイバ~イ!』と手を振るハナちゃん。

去っていくハナちゃんを見て涙目で『パオ~!』と吠えるパオちゃん。
そんなカットから白くフェードアウトして

~おしまい~

第28話『おばあちゃんズにはかなわない!?』
ドッカーン!28話へ

おジャ魔女どれみドッカーン!各話レビューに戻る

トップページへ