第3話『ハナちゃんには負けられない!』
(2002年2月17日放送)
脚本:成田良美 演出:長峯達也 作画監督:川村敏江

マジョリカ禁止令

ハナちゃん早速の見習い試験。そして、ぽっぷの2級試験の話。
前回でMAHO堂の面々との知能の差が明らかになった訳ですが
劇中で何度も描かれたハナちゃんの類稀なる秘めたポテンシャルと言う要素を上手いこと活用した話。
年下よりは常に上手いほう、賢いほうでありたい
と言う経験は誰にでもあると思います。管理人もあります。
昨年の石毛さんの産休が影響したのか余り無かったぽっぷとハナちゃんの数少ない共演話。
MAHOでチャチャチャ初登場。

収録DVD

(1~2話、4話同時収録)

アバンタイトル

『お勉強大好き』と言うぽっぷとハナちゃん。どれみの3+4の問いに7と答える2人。
9-5の問いに4と即答するぽっぷ。で、次は6×2。掛け算はまだなぽっぷは詰まるがハナちゃん12と返答。複雑そうなぽっぷとその頭上のハナちゃんが映ってOP。



MAHOでチャチャチャ開始。
どれみとぽっぷはビーズのブレスレット。はづきとあいこはリボンの花を製作中。
で、ももこの描いた絵を受け取ったおんぷに何を作ってるか聞くマジョリカ。シールにしていると答えるおんぷ。

開店まであとわずか。初日が勝負と言うことで良い商品を作るように言うマジョリカ。
ここでぽっぷは商品の種類が足りないのでは無いかと指摘。考える一同。


ここでデラ登場。機織りをしている魔女を見つけたらしい。名前をマジョクロスと言い、唯一の機織り機の使い手らしい。
魔女なら何でも魔法で作るからと納得なマジョリカ。同時にかなりの変わり者と思う。
で、デラから情報料の要求。これまた滅茶苦茶高い。『機織り機の使い方分からないと困るでしょ?』と言われ困るマジョリカ。
結局、月末払いを願い出て、デラも了承。マジョクロスの家への地図を置いていく。
今夜、早速言って機織り機の使い方を教えてもらおうと張り切るどれみ。
と、ここでデラから見習い試験がある事を教わる。ぽっぷは自分の2級試験と気づいた。デラからは9級もあると言われる。
MAHOでチャチャチャ終了。そう、ハナちゃんの試験だ。

で、サブタイトル。

夜。ハナちゃん誰かさんみたく熟睡。起こすが、まだ眠いとのこと。眠いからと試験を受けないと何時までも魔女見習いのままと言うどれみ。
そんなんでは立派な魔女になれないと言うぽっぷ。眠い!と投げ飛ばすハナちゃん。ぽっぷをに大丈夫か聞くどれみ。

で、身だしなみを整えることに。本人は適当で良いと言うがどれみは女の子なんだから身嗜みはちゃんとしないとと言う。
『身嗜み?』と言うハナちゃんに見た目をキチンとする事と説明するどれみ。


早くしないと遅刻すると言うぽっぷ。待ってと言うどれみ。もうちょっとらしい。すると、ぽっぷは何かに驚く。
どれみにどうしたのか聞かれるが何でもないと返答。ぽっぷが驚いた理由はハナちゃんの机に3年生の教科書があったこと。
既に2年生の勉強が終わっていると気づく。
で、オシャレタイム終了。綺麗になってると喜んで『どれみスゴイ!』と言うハナちゃん。
教科書を見てちんぷんかんぷんらしいぽっぷ。どれみに『行くよ』と言われて『うん』と答える。

と言う訳で出発の時間。ライフウッドが円を描いた部分に笑う月が重なると異空間が登場。いざ出発。通過すると異空間消滅。


ももこはタイコ、あいこはラッパ、はづきは旗、おんぷはビデオカメラ持参。

ピースするハナちゃん。『あなた達な~に~?』と言うモタ。『ハナちゃん応援頑張れ団で~す』と答えるどれみ。


でもって試験開始。まずは9級から。今回のお題は魔法で花を咲かせる事。見事成功。盛り上がるギャラリー。
『楽勝だったね』と言うももこ。女王様にはハナちゃんの試験をサポートする様に言われたがそんな必要ないかもと思うはづき。
カメラにピースするハナちゃん。が、これで終わりと知ってもっとやりたがる。『え?』などれみ達。
おんぷからも『ハナちゃんは合格したからもういいのよ』と言われる。が、ハナちゃんは聞き入れず。


魔法で草原を花いっぱいにしてしまう。ハナちゃん楽しそう。何気におんぷも一緒に屋根の上に移動してたりする。
モタとモタモタも沈没。『えへへ、綺麗でしょ?』と言うハナちゃん。
はづきぽっぷモタはぐったり。あいこはキレ顔でももことモタモタはさ~かさま。でも、ママン代表のどれみは『えへへじゃないよ。元に戻して!』と怒る。
が、『イヤ。この方が良いもん』と答えるハナちゃん。仕方ないのでママンズで何とかする事に

となればコレ。ドッカーン初マジカルステージで『ハナちゃんが咲かせた花よ、消えて!』と願う5人。


すると、花は消滅。綺麗だったのにと不満そうなハナちゃん。また出そうとするがママンズのどれみとはづきとあいこに叱られる。
ここでもおんぷは撮影に熱中。ももこは楽しそう。なんだこの子等ww
叱られてつまんないと石を蹴るハナちゃん。
ハナちゃん魔力は強いけど、何しでかすか分からないと言う事でしっかりサポートしないとと思うママンズ。
惚けた顔で『魔法のまの字は魔法のま』とか分けの分からない歌を歌っているハナちゃん。ハナちゃんをスゴイと思うぽっぷ。


で、次は2級試験。『ぽっぷちゃん頑張れ~』と言うももこ。『皆、応援してるからね』と言うどれみ。
ここで応援はいいからマジョクロスのところに行ってと言うぽっぷ。自分なら大丈夫、楽勝とのこと。
確かにぽっぷならと思うはづき。おんぷも言葉に甘えようと提案。ハナちゃんも一緒に行くらしい。で、ぽっぷはピースサイン。


で、変わった森に到着。『ねぇ、マジョクロスさんってこんな不気味な森に住んでるの?』と言うどれみ。
デラの地図にはそう書いてあるらしい。『お化け出そう』と言うハナちゃんの言葉を聞いてマジョリカと叫ぶはづきとももこ。
『マジョリカ?』と言うハナちゃんにお化けから守ってくれる呪文と教える。
『マージョリカ、マジョリカ』と唱えながらどれみと手を繋いで歩くハナちゃん。で、はづきとももこは『マジョリカ』を連呼しながらあいこにすがり付く・・・と言うよりはあいこを担いでいる。
この森の何処に住んでいるのか聞くあいこ。森の何処かとしか書いてないと言うおんぷ。
そんないい加減な地図を売りつけたのかとムッとするあいこ。で、はづきとももこに『2人とも、ちょっと降ろしてくれへん?』と言う。『だって』とはづき、続いてももこが『怖いんだもん』と返答。

すると何かが聞こえたので耳を澄ましてみる。が、はづきとももこのマジョリカが五月蝿くてよく聞こえない。
ムッとするどれみ、おんぷ、ハナちゃん。あいこも『マジョリカ禁止!』とキレる。


機織り機の音だった。マジョリカ禁止マスクをつけたはづきとももこを含め捜索。すると、森の奥に一軒の家があった。

ドアを叩いてみるが出てこない。機織り機の音は中からしているので居るのは間違いない。
ここでももこが自分に任せろと言う。人に教えを乞う時はちゃんとした作法があると語る。
それは『たのも~!』。道場破りの作法とツッコミを入れるはづき。だけど開いちゃったw


で、中を見ると奥の方に機織り機とマジョクロスらしき人影。中に入る6人。『あの勝手にお邪魔してすいません』と詫びるはづき。そして、マジョクロスが姿を現した。


マジョクロスか聞くどれみ。『誰だ?』と返すマジョクロス。自分達は人間界から来た魔女見習いと自己紹介するあいこ。
人間界と言う件に反応するマジョクロス。
機織り機の使い方を教えてとお願いするどれみ達。『人間が魔女に機織り機の使い方を教わりに来るとは、世も末だな』と呆れ気味なマジョクロス。『え?』なおんぷ。
ここでハナちゃんは綺麗なアクセサリーを発見して勝手に装着。焦るどれみ。『他所のお家の物を勝手にいじっちゃダメよ』と言うはづき。
『あっちも綺麗だよ~』と無邪気なハナちゃん。代わりに謝るはづき。


壁に飾られた作品にうっとりなどれみ達。マジョクロスに機織り機で作ったのか聞くはづき。返答なし。
こんなの自分達のお店に置けたら良いと思うおんぷ。どれみ、難しそうだからもっと簡単なのにしようと言う。すると、後ろから大きな物音。
ビビるどれみ達。マジョクロスは黙々と作業中。
ハナちゃんが指につけたアクセサリーを見て、『こんな風にうまく作れるかな?』と言うももこ。『こんな難しいのはまだ無理やろ』と言うあいこ。
『そうだね、時間もかかりそうだし』とももこが言ったらまた大きな物音。ビビるあいこ達。どうやら威嚇しているらしい。『あの、マジョクロスさん?』と言うあいこ。

綺麗だけど手間がかかりそうと言うはづき。じゃあ魔法で作ろうと言うどれみ。
マジョクロスに同意を求めるが明らかに意見は違うらしい。おびえるあいことももこ。ポーズだけ一緒で笑顔なハナちゃんw


『出て行け~!』と言うマジョクロスの言葉と共に追い出されるどれみ達。何で怒られたのか分かってないらしい。

ここでアイキャッチ。



で、ぽっぷの方。モタとモタモタと一緒のぽっぷの前には巨大な樹。魔法樹と言う木なのだが道の真ん中に立ってるから通行の邪魔とクレームがきてるらしい。
この樹をどけたら2級試験合格と言うらしい。早速、魔法で撤去。成功したかに思えたが、すぐに元の場所へ戻ってくる。
やっぱりと言うモタ。モタモタによれば誰がやってもすぐ元の場所に戻ってしまうらしい。
『そんなのアリなの~?』と思いつつ、合格しないとと思うぽっぷ。
勉強では抜かれたけど見習い試験では抜かれる訳にはいかないと思う。絶対合格しないとと思って拳を握る。

『機織り機の使い方がわかるのってマジョクロスさんしか居ないんでしょ?』と言うおんぷ。『でしょでしょ』なハナちゃん。
『でも、どうして突然怒り出したのかしら?』と言うはづき。『どうしてどうして』と言うハナちゃん。
『何か怒られる事しちゃたのかな?』と言うももこ。『しちゃったしちゃったしちゃったよ~』と言うハナちゃん。
ここでマジメな話をしてる時は黙っててとどれみからお叱りが入る。『だま~だま~だま~』と言うハナちゃん。キレるどれみ。
ハナちゃんはつまんないらしくぽっぷのところへ行くそうで。どれみが止めようとするがアカンベーして出発。
『行っちゃった』と言うももこ。心配するはづきだがぽっぷのところへ行くなら心配無いと言うおんぷ。どれみはムッと顔だが他の4人は安心した様子。

すると、マジョクロスが出てきた。綿花の蕾を摘むマジョクロスに機織り機のの使い方を教えてと頼むがシカトされる。
『何で無視するんですか?』と言うあいこ。『どうして怒ってるのか言ってくれなきゃわかんないよ~!』と言うももこ。


ならばと魔法でハムスターになるどれみ、あいこ、ももこ。潜入して覗き。
何してるのかと言うあいこに『さっき摘んだ綿花から綿を取ってるみたい』と言うどれみ。ここで家主に見つかる。どれみはハムスターに変身してるからと言うが

結局捕まって捨てられる。『キャー!』叫びながらもキャッチしてお手玉するはづきだが、ここで3人が元に戻ってダウン。
相手も魔女だから変身してもすぐバレると言うおんぷ。『見せてくれても良いじゃん、ケチ』と言うどれみ。


すると、おんぷが何かを発見。5人ともウットリ。それはマジョクロスが織ったタペストリー。それぞれ一目惚れの作品があったり。
ちなみにおんぷは全部らしいw はづきとあいこも全部に変更。
となれば全部作ろうと言うどれみ。マジョクロスに教えてもらえばできるとも言う。だから何度でも一生懸命頼もうと提案。一同、同意。



すると、タペストリーが強風で吹き飛ばされる。はづき、あいこ、ももこはそれぞれ捕獲。どれみも水面に落ちそうな奴をキャッチ。一安心するが結局、岩に激突し水没。

一生懸命追いかけたが汚してしまった事を謝るどれみ達。『何故謝る?』と問うマジョクロス。
こんな綺麗なタペストリーを汚してしまったからと言うあいこ。きっとマジョクロスが一生懸命作った物だからと言うおんぷ。
頑張って作ったものが汚れたり壊れたりしたら悲しいと思うからと言うどれみ。も一度謝る。『機織り機の使い方を知りたいと言ったな』とマジョクロス。

作法に質問するはづき。一から十まで口で説明しないと分からないのかと呆れるマジョクロス。『え、だって教えてくれるって?』と言うどれみ。
マジョクロス曰く真剣に教えを乞う者なら言葉で説明しなくても学んでいくそうで。=見て覚えろと言う意味と察するおんぷ。メモするどれみ、はづき、あいこ。


一方、こっちも奮闘中。ではあるが退く気配は全然無い。魔法玉も残り1個。
と、ここでハナちゃんが到着。『遊ぼう』と声をかけてくる。試験が終わったらとぽっぷに言われ『え~、まだやってたの? ハナちゃん手伝おうか?』と言う。
そこはNOと答え、自分の試験だから自分でやらないとと言う。
そして魔法樹に対して『道の真ん中に立ってたら邪魔なの。どうしてそんな我侭するの!? もう!』と叫ぶぽっぷ。
そんな姿を見て『ぽっぷじゃないみたい』と言うハナちゃん。『え?』なぽっぷ。



ハナちゃんが知っているぽっぷとは?
まだハナちゃんが赤ちゃん姿でMAHO堂がスウィートハウスだった頃の話。
外でクシャミをしてマジョリカに中へ入る様に言われるハナちゃん。だが断る!
困るマジョリカ。丁度やってきたぽっぷにどうしたのか聞かれ、ハナちゃんが家に入りたくないと我侭を言うと説明。
でも、ぽっぷ曰くハナちゃんは理由も無く我侭は言わないそうで。『ハナちゃん、何を見てるのかな?』と言うぽっぷ。
すると、ソレを発見。ハナちゃんが見ていたのは蝶の蛹。しかも羽化寸前。しょうがないと魔法で寝袋を出すマジョリカ。
そして、3人の目の前で蝶は大空へと旅立って行った。
『う~ん、綺麗じゃの~』と言うマジョリカに『言ったでしょ、ハナちゃんは理由も無く我侭を言う子じゃないって』と言うぽっぷ。

そんな優しいぽっぷがハナちゃんは大好きらしい。木の根の隙間で座るぽっぷとハナちゃん。
立ち上がって数歩歩き『ハナちゃんゴメンね。私ちょっと変だったよね』と言うぽっぷ。その顔を見て『ぽっぷだ!』と言うハナちゃん。


つまりは魔法樹にも何か理由があると察して木の肌に手を当ててみる。すると、何か聞こえてきた。
それは上の方から聞こえる鳥の声。上のほうを見ると1羽の小鳥が居た。
ハナちゃんが小鳥を連れてきた。ハナちゃん曰く悲しんでるらしい。魔法で鳥を喋れる様にするぽっぷ。
小鳥は母鳥と逸れてしまったらしい。ママはどうしたのか問うハナちゃん。
小鳥曰く分からないから待ってるらしい。ここで待ってればママはきっと探しにくると魔法樹が言ったとのこと。というのも母鳥を逸れたのはココだからだそうで。
魔法樹が小鳥の為にこの場所を離れたくなかったと気づいたぽっぷ。ならば、自分が母鳥を探すと言うぽっぷ。

で、どれみ達は色々教わってお礼を言いマジョクロスの家を後にする。で、ぽっぷのところへ向かう。
職人気質の魔女だったと言うおんぷ。これで機織り機の使い方が分かったので頑張って綺麗な物を一杯作ろうと言うあいことももこ。ぽっぷの心配をするどれみ。

ちなみにぽっぷは5人の真下に居たりする。鳥の群れを見つけるがその中に母鳥は居ないらしい。
鳥を追うと言うぽっぷ。彼らの行き先に母鳥も居ると言う考えらしい。『そうか頭良い!』と目がキラキラなハナちゃん。


後を追うと鳥たちが急降下。で、その先には岩に羽を挟まれた鳥が。この鳥が母鳥らしい。
岩を持ち上げようとするぽっぷとハナちゃんを応援する小鳥。そして、頑張った結果、岩は崖下へ落下。小鳥は嬉しそう。母鳥も無事らしい。
喜ぶぽっぷとハナちゃんだが魔法を使えばよかったとハナちゃんは少々後悔。

鳥の親子の無事を告げると魔法樹はその場を退去。一枚の葉っぱをぽっぷにくれた。きっと魔法樹さんのありがとうと言うハナちゃん。嬉しそうなぽっぷ。魔宝樹に怒った事を謝り叫ぶ。

で、試験も合格。喜ぶハナちゃん。なお、ハナちゃんは鳥を助けると言う善行をしたと言う事で8級も合格と告げるモタ。


良い事をしても合格できると言うモタモタ。んで、妖精のトトが授与される。
『お辞儀してる。ぽっぷ見て見て!』と言うハナちゃん。試験に受かるとお付きの妖精が貰えると説明するぽっぷ。
で、どれみ達が来た。どれみに『ぽっぷ~、試験受かったの~?』と聞かれ、満面の笑みで『受かったよ~』と言うぽっぷのアップで

~おしまい~

第4話『MAHO堂がつぶれちゃう!?』
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