第11話『早起き少女まりなと心の花たば』
(1999年4月18日放送)
脚本:吉田玲子 演出:岡佳広 作画監督:生田目康裕

消費税

一部で熱狂的(?)な人気を誇る小泉まりながゲストの話。
やはり、ストレートの子は人気があるんでしょうか? 顔は確かに可愛いですけどね。
友達や恋人と最初は揉めて仲良くなるという構図を再現する話第2弾。
この頃の男の子が女の子を中傷するのは仕様です。
小鳥の気持ち初登場。

収録DVD

クイズと魔法でチョイx2ミュージッククリップ付き
(7〜10話同時収録)

アバンタイトル

女の子がたくさんの花を手入れしている姿。女の子が
『よかった〜綺麗に咲いたね〜』と言ったところでOP。

終わると、美空小のアップ。が、何やら薄暗い。と昇降口にやってきたはづきが
『まだ、誰も来てないみたい。これなら練習できそう』と一言。
どうやら、早朝らしい。

はづきが教室に入ると。そこには小泉まりなが居た。

まりなははづきに気付かず、教壇の花の手入れ。机の掃除を始める。やっとはづきに気付くまりな。
あいさつを交わす二人。

で、登校時間になってみんながやってきた。はづきは今朝のことをどれみ達に話す。仲良しのはづきとまりな。

サブタイトル。まりなの称号=早起き少女

で、ある日の早朝。この日もまりなは早朝から頑張っていた。

時間は朝7時5分。ちなみに登校は8時以降からするのが殆どです。
例外として修学旅行などは6時位から集まったりします。で、はづきがやってくる。
はづきは日曜の発表会に向けてバイオリンの練習をしに来てるらしい。
早朝でないと音楽室は空いてないから。

まりなははづきがバイオリンの練習をしていることを。
はづきはまりなが毎朝、掃除や美化活動していたことを互いに感心する2人。照れるまりな。
で、はづきは音楽室へ・・・。


で、はづきは魔女見習いに変身。魔法で演奏を聴いてくれるお客さん達を出す。が、何故か野菜な客達。

理由は大勢の人の前で弾くといつもの調子が出ないから・・・。
それじゃ、進歩しないぜ、はづきさん。
で、大盛況の演奏会。この演奏は旨いのか知りませんが、小学生らしく弾かれてると思います。

で、そんなこんなで授業の時間。
杉山を音読指名した関先生は教壇の花瓶に気付く。綺麗さにうっとりな関先生。

音読中。さりげなくまりなの席にやって来てお礼を言う関先生。

嬉しくて赤面なまりな。嬉しそうにその様子を見るはづき。

で、休み時間。花を手入れしているまりな。あいこも感心。はづきが知らない花の名前を聞いてみる。

名をデイジー。キク科の花で花言葉は無邪気と言うらしい。
まりなの詳しさに感心するどれみ。デイジーはまりなが特に好きな花らしい。

みんなが花に見とれてると何処からかサッカーボールが乱入。
チューリップをぺしゃんこにしてしまう。
ショックを受ける4人。思い入れのあるまりなは人一倍ショックの様子。

犯人が呑気にボールを取りにやってきた。同じクラスの木村たかおだ。
どれみは『木村〜、なんてことするんだよ〜!』と怒る。

何でどれみが怒ってるか判らない4人に花が潰れたことを説明するどれみ。
が、花より団子などれみはSOSの3人に笑われてしまう。

文句も言えないどれみ、ぷっぷのぷーと不満。
あいこにまで食い気しかないと言われる。さすがに噛み付くどれみ。

対立しながらもまりな謝れと言う点で息は合うどれみとあいこ。
不安そうなはづきとまりな。

が、木村から
『何でこんな点取り虫に謝んなきゃなんねーんだよ〜』
と衝撃の一言。これにはまりなも大ショック。

どれみ、木村の発言にキレるが、木村に悪びれる様子はない。まりなは逃げ出してしまう。
後を追うはづき。がまりなの様子にはづきは言葉が出なかった。

早朝の美空小。が、いつもの風景はそこにはない。まりなが居ないのだ。

いつもなら、もう来ていた7時5分、8時10分になって、みんなが登校してくる
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)

挨拶を交わす3人。はづきはようやく来たまりなを見つける。
まりなの所へ行くはづき。早朝に居なかった理由を聞いてみる。
しかし、まりなの口からは『もう辞めたの』。かなりショックだったらしい。驚きを隠せないはづき。
そして、その一言を言った張本人も変化に気付いていたらしい。

休み時間。リフティングに興じる木村を攻め立てる2人。が、木村は跳ね除ける。
花壇の様子を覗くまりな。すると誰かに肩を叩かれてビビるまりな。

はづきだった。はづきは花壇のお手入れしないの?と質問。すると、まりなが朝一番に来ていた理由を話す。
人一倍得意な事が無いのを気にしたまりなに母親が提案したこと。それが一番登校。
花を飾るのもその一環である。

回想のまりなは嬉しそうに喜ぶ。
木村の言う事が自分にとって全くの嘘ではなかったまりなはそのまま帰ってしまう。
で、その日のMAHO堂。
木村の言葉を肯定するあいこをはづきは『そんなことない!』とキツイ口調で返す。

はづきも無理にバイオリンを習わされて嫌だったが、今は大好きらしい。
だから、同じ境遇のまりなもそうだと確信。
ドドも自分も同じだと説明。昔は嫌いだったグッズ作りも今は大好きとどれみに説明。

が、どれみに『そんなの、もっとグッズ作りが巧くなってから言ってよね』と言われ怒る。
そんな話で盛り上がってると、急にMAHO堂のドアが開く。

妖精達を隠して慌てて降りて来たどれみ達。が、どれみの顔が引きつる。客は木村だった。
たまたま通りかかったから来ただけらしい。

まりなの一件でご立腹のどれみは売る物なんか無いと言う。
が、あいこはお構いなし。お客さんは神様です〜とヨイショする。

どれみにはサッカーが巧くなりたい。あいこには恋の悩みと茶化され

怒る木村。適当なグッズを掴んで『これくれ!』とドドが作ったグッズを買っていく。

が、値段は5円。余りの安さにあいこも撃沈。

自分のグッズが売れたドドは大喜び。一方、木村は何かを決意したらしい。

ここでアイキャッチ


その夜の藤原家。バイオリンの練習をしているはづき。
が、何か思っているのか途中で演奏が止まってしまう。

はづきはレレにまりながまた以前の様に一番登校してくれるいい方法が無いか聞いてみる。
レレには理解できないらしく落ち込むはづき。が、何かいいことを思いついたらしい。

次の日の早朝。はづきはまりなの家にやってきた。

まりなが出てくる。一緒に学校に行こうとはづきが誘うが『余計なことしないで!』と大声で言って

家の中に逃げていってしまう。落ち込むはづき。その後、授業中も悩むはづき。

その日、美空市の天気は荒れていた。木々は揺れ、海は荒れる。
(左の画像にポインタを載せると・・・)

強風にはしゃぐ太田と佐川。木村は咳が出る。グッタリしてると何かを見つける。

かなり向こうにまりなが居た。

その視線の先にはあの花壇。杉山によると天気予報で雨の予報が出ていたらしい。
その通り、降り出してきた雨。しかも、かなりの勢い。

さっさと帰ろうとするどれみとあいこ。はづきを誘うがまりなが気になるはづきは・・・

今日はまりなちゃんと帰ると断る。その頃、花壇では木村がシートと石を使って自分なりに花壇を守ろうとしていた。

『そんなことしなくたっていいのに』とまりなが言う。
木村は『別に小泉の為にやってんじゃねえよ』と返す。
『私はもう、そんな花壇どうでもいいんだから』と言って

去ってしまう。すると、シートが飛んではづきの傘も裏返ってしまう。
強風はかなり深刻な風になりつつあるらしい。

すると、木村が崩れ落ちる。熱もある。完璧な風邪。

はづきは保健室に木村を連れて行く。木村ははづきに絡む。
木村はまりなが前みたく花を生けてくれる様になるように願っていたらしい。
なのに効果が出るどころかかえって花が危うくなっている魔法グッズのことで。

校医のゆき先生が戻ってくる。
嵐のこともあり、木村は関先生が家に送ると伝えて、はづきも早く帰った方がいいと言うゆき先生。
はづきは木村がまりなのことを気にしていたことを知る。
その頃、まりなは庭の花を家の中に仕舞っていた。

木村にああ言ったが、やっぱり花は心配な様子のまりな。ここは意地で振り切る。
一方、はづきはあの花壇に居た。

それぞれ、この花壇の為に働いた木村とまりなを思い魔女見習いへと変身するはづき。

雨も風も止んで と魔法を使う。が結果は当然なし。むしろ強くなる。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

9級の自分では天気を変えられないことに気付いたはづき。落ち込むが気を取り直して

今度はビニールハウスを出してみる。成功!に見えたがすぐに消えてしまう。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

その頃、まりなは花が心配で我慢できず家を飛び出そうとする。
母親に止められ、更に自分が持っていた傘が拉げてしまった為、思いとどまるまりな。

はづきはしょんぼり。結局、自分一人では何もできなかったからだ。すると、どこからかレレが飛んでくる。
レレが来たことを喜ぶはづき。しかし

来たのはレレだけじゃなかった。家に電話をしても帰ってないと言うはづきの居場所を察してどれみとあいこも来ていた。
はづき
『よかった、来てくれて! 私一人の魔法じゃあの花達を守ることができないの。お願い2人の力を貸して』
と言う。勿論、快諾の2人。マジカルステージをすることに。


この花を守ってと願う3人。すると無数の小さい傘が降って来る。

小さい傘が花壇の花に覆いかぶさる。効果の程が分かった笑顔の3人。

翌日には嵐もすっかり去り雲ひとつ無い快晴。傘もゆっくり消えていく。

まりなはと言うと準備が整うなり急いで学校へ。まりなが見たものは・・・

昨日と何一つ変わらない花壇。俄かには信じられない出来事に感涙のまりな。
小鳥の気持ち挿入

すると、はづきがやってくる。さりげなく木村の話を持ち出すはづき。すると、まりなは
『私、最初はお母さんに言われて始めたことだけど、何時の間にか自分が楽しいから朝一番に学校に来ていたの。朝の空気が好きだから。花が好きだから。朝日にあたってキラキラ光る机が好きだから』と言う。

はづきはあのバイオリンの話をまりなにする。挨拶を交わして蟠りが解けた二人は仲良く登校。で、今回は脇役だった2人。
どれみは
『私はヌクヌクした布団が好き。のんびり食べる朝御飯が好き。照り照り光るステーキはもっと好き〜!』
と言ってあいこに『はいはい!』とあしらわれていた。


で、その日の下校時間。まりなは木村の家に寄り道。木村はビックリする。
あの日の翌日。即ち今日、風邪で学校を休んだ木村。彼にまりなは一輪の花を差し出す。
今朝、咲いた花らしい。名前を聞く木村に名はデイジーと伝えるまりな。
そんな2人を見る怪しい影が3つ。

勿論、あの3人。気になるどれみ。押したらアカンと注意するあいこ。そんなこんなしてる間にバランスが崩れて倒れる3人。
バレたと思って逃亡するどれみ達のアップになったところで・・・

〜おしまい〜

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