第12話『大切なシャツの願い事』
(1999年4月25日放送)
脚本:大和屋暁 演出:山吉康夫 作画監督:青山充

蹴られる保護動物

ぽっぷの同級生のみさきがゲストの話。声は女ですが男です。兄貴も同じです。
サッカーネタはサッパリですが、ひたすらみさきの為に奮闘するどれみはカッコ良すぎます。
(管理人はサッカーより野球派です)
10秒かぞえて初登場。

収録DVD

クイズと魔法で10秒かぞえてミュージッククリップ付き
(13〜16話同時収録)

アバンタイトル

一人の少年がサッカーの試合中。
少年は弟の応援の中、敵チームの中を掻い潜り見事ゴールを決める。
兄弟が喜ぶ。弟が喜んでる姿が映ったところでOP。

OPが終わるとMAHO堂。客は居ない。奥でどれみ達が魔法グッズを製作中。
あいこが不景気をボヤく。難しいネタに突っ込んできたどれみにはづきは意味が判ってるのか聞いてみる。
案の定。どれみの中の不景気=ケーキがない。

はづきとあいこ。思わず粘土に顔を沈めてしまう。客がやってきたので二人を起こすどれみ。2人の顔は粘土塗れ。

客に違和感有り気な様子のはづきとあいこ。どれみが割ってはいる。どれみも客にびっくり。客はぽっぷぐらいの男の子だった。

サブタイトル。ツッコミようがないタイトルですね。まさに正攻法。

少年はチラシを見てやってきたらしい。書いてある事の真偽を問う少年。
今一、確信が持てないどれみ達は怯み遠慮気味。
どれみが『叶ってほしいとは思ってるけど、はっきり叶うとまでは保障しきれないと言うか・・・そこんとこが難しいんだよね〜』
と説明。

少年、サッカーボールのペンダントに目をつける。
でも、サッカーボールは間違いで正解はパンダ。勿論、作ったのはどれみ。

パンダに拘るどれみ。パンダは280円。しかし、少年は無い!と断言。
代わりに自分の宝物と交換するらしい。目がテンMAHO堂。

勿論、マジョリカに叱られる。少年は有無を言わさず帰ってしまったらしい。
しかし、マジョリカ考え直す。どうやら、このシャツでもお金になるそうだ。どれみが理由を聞こうとするとあの歌。

勿論、デラ。今度はクローゼットからお邪魔。マジョリカの頼みでシャツを鑑定する為に天秤を出すデラ。
というか、デラの初魔法。いざ計ってみるとかなりの魔法玉が乗るじゃないか。

どれみが20個目を乗せたところで平行になる天秤。マジョリカかなり嬉しそう。ララも感心。勿論、即決で売却を決めたマジョリカ。
だが、どれみ達には何故このシャツにそんな価値があるのか不思議で仕方ない。デラが理由を教えてくれる。


一種のプレミア。魔女界では同じ物でもお金でもその人の思いが強ければ強いほど価値が上がるのだ。

ちなみに今までは物語の順番に絵を並べていますが話の構成上、こうした方がわかり易いので順番をこの4枚だけ変えています。
実際は、どれみ、魔法球、あいこ、はづきの順番で画面に映ります。


それを聞いて考える3人。デラに売るのか売らないのかと聞かれて、売る気満々のマジョリカを押しのけ売らないことにしたどれみ達。

マジョリカ不満。魔法玉20個分の願い事とは何かを考えるどれみ達。
すると、ドド達が何かを見つける。

襟のところに何やら書いてある。どうやら、名前の様だ。

これを見て直ぐにお下がりと見破ったお姉さんのどれみ。調子に乗ってズッコケる。

その頃、どこかの河川敷で1人の少年がサッカーの練習中。シュートを放つが弾かれてしまう。

すると、あの少年がやってくる。『兄ちゃ〜ん』と呼ぶ辺りどうやら兄弟の様だ。
少年は兄にサッカーパンダのペンダントを差し出す。

不思議そうにペンダントを見つめる兄。
試合に出たらゴールしてよと言って『うるさいよ』とツッコまれる弟。

で、MAHO堂からどれみが帰ってくる。ぽっぷがパーティーを開いている様だ。

笑顔で通過するどれみだがサッカーシャツと言う言葉を聞いて逆戻り。ちなみにキッチンを挟んで一部屋分、向こうにぽっぷが居ます。
少年はMAHO堂でシャツとグッズを交換したことを話す。ついでに名前がみさきと判明。

やっぱり、サッカーボールとしか思われていないどれみ作パンダ。どれみムカツキ。
ぽっぷの言から察するにかなり大事な物だったらしい。

自ら墓穴を掘った少年。どうやら皆にレギュラーと思われていたらしいし、自分からも補欠とは言ってなかった様だ。
さすがに補欠では肩身が狭いのか大人しくなったが、皆に兄の補欠の事をからかわれ怒って帰ってしまう。
少し、みさきの願い事が判ったどれみ。


しかし、兄のだいちがサッカード下手と言う事が判明。どうやら、成り行きでは無理そうだ。
ボールをパスしようとして扱ける、ヘディングしようとして足がもつれ、ボールが顔には当たる。
だいちが先輩に叱られたところで

ここでアイキャッチ


MAHO堂前をみさきが通過していく。追いかけることにしたどれみ達。

一方、だいちの方はやっぱりダメダメだった。シュートをしようとしてボールに乗っかってしまう。
あげくゴールネットに絡まるだいち。

試合の日程が決まった。みさきは兄の活躍っぷりが見れる事を喜ぶ。
が、自分の下手さ加減を良く判っているだいちは旨くないと試合には出られないとみさきに教える。

だいちの説得には納得。みさきの返事には否定などれみ達。

自分自身への苛立ちも有り、みさきと喧嘩になるだいち。
成り行きで弟からのプレゼントを投げ捨ててしまう。おまけに試合にも来んなとまで言う。

さすがにみさきを哀れむどれみ達。勿論、みさきは泣いて帰っていく。

どれみのおせっかい焼き癖に火がついた。何が何でもだいちを試合に出すことに。
何だかんだで意気投合。何気にリーダーシップはあいこに移行。


で、魔女見習いになった3人。が、どれみは何をしていいのか判らずあいこに叱られる。結局マジカルステージ。

だいち君を試合に出したい と願う3人。


すると、何処からか犬の声。箒に乗って辺りを見回すどれみ達。
するとサッカー服の少年達が数多の犬に追いかけられていた。

非常時な五十嵐先輩に惚れ惚れなどれみ。あいこも呆れ顔。

サッカー少年達は勢いで川を越えるが万事休す。逃げ場は無い。しかし、犬達もいけない様子。

一安心の3人。すると、犬達は何事もなかった様に帰っていく。?な飼い主達。

一安心のサッカー少年達。すると、五十嵐先輩が何かを見つける。



だいちがサッカーの練習をしていた。小ばかにする後輩を嗜める五十嵐先輩。
五十嵐先輩もだいちもその眼差しは真剣そのもの。そして、だいちの腕にはあのサッカーパンダペンダント。

で、試合当日。先生に何やら伝えるあの3人。

結局、昨日のマジカルステージを実り無き魔法と思う人。余所見していたあいこはどれみにぶつかる。

五十嵐先輩を見てやっぱりデレデレのどれみ。

試合前に気合を入れる選手達。期待していたどれみ達だがやっぱり失敗だったことを確信する。

すると、だいちが先生に呼ばれる。何と後半からだいちを使ってくれるらしい。笑顔のだいち。
そして、あのペンダントを首から下げていた。

で、試合開始。すると、3人はあることに気付く。

だいちが準備運動をしているのだ。それが試合に参戦することを意味することが判ったあいこは大喜び。
どれみは思わぬ被害を被る。

試合に出ることが判ったのはいいが、肝心のみさきの居場所が判らない。手分けして探すことに。

どれみはぽっぷに聞いてみる。どれみのジェスチャー。
(左と真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

はづきは公園を探し

あいこはヘナヘナ踊りで商店街を捜索。

が、どこにも居ない。で、試合はハーフタイム。つまりは間もなくだいちの出番。
すると、どれみが思いついた。何時もだいちが練習していたグラウンドだ。

やっぱり居た。みさきは昔のことを思い出していた。
サッカーシャツを貰った時にだいちとみさきは2人で日本代表になることを夢見た。そして後半戦開始。
10秒かぞえて開始

どれみ、みさきのもとへ。が、はづきとあいこ、急ブレーキ。どれみ、何か忘れてやしないかえ?
ってか、あいこの箒からブレーキスモーク。

で、やっぱり驚かれるどれみ。しまった顔などれみ。しかし、ペンダントの精と誤魔化す。

しかし、ここは時間が無いので真顔で箒に乗れと言うどれみ。
何故?と言う主語が無かったので拒否されるが、ここはだいちの試合のことを伝え説得。

ペンダントの精と信じるみさき。他の人には内緒だよと言うどれみ。さりげなく奮闘振りを伝達。
美空小へ向かう4人。一方、試合はフリーキック。

五十嵐先輩は大事なフリーキックをだいちに任せることにした。緊張走るだいち。
だが、みさきの応援を受け意を決した。。


だいちのシュートはゴールキーパーの頭上を掠めゴールネットへ。大喜びのだいちとみさき。結局、これが決勝点となってチームは勝利。

チームメイト。おジャ魔女の3人も大喜び。

そして、夕方。運動場でだいちはみさきに礼を言う。喜ぶみさき。
すると、どれみ達がやってきた。

サッカーシャツを返しに来たのだ。複雑そうな顔のみさきにあいこは『ええから、ええから』と返す気満々。


どれみはみさきに
『お兄ちゃんみたいなカッコいいサッカー選手になって』と言う。
褒められて照れるだいち。帰るどれみ達。
みさきは『僕、絶対お兄ちゃんみたいなスゴい選手になるからね〜』
と応える。恥ずかしそうなだいちとチョケるみさきのカットになって・・・

〜おしまい〜

第13話『みんな不合格!?8級試験』
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