第13話『みんな不合格!?8級試験』
(1999年5月2日放送)
脚本:栗山緑 演出:佐藤順一&岩井隆央 作画監督:稲上晃

算盤やって5分の1

8級試験が主な題材の回。
でも、八太郎&スルメ子のコイバナ。女王様の登場があってどれが本当なのかよく判らなかったり。
だからと言ってどの題材も死んでないのが面白いところ。
この話を象徴するキャラクター&後のレギュラーキャラが多いのでこの話のサムネイルを誰にするか思いっきり迷いました。
で、初視聴の際、その声とキャラのマッチ振りに度肝を抜かれたマジョポンに。
いよいよ女王様が初登場。

収録DVD

クイズと魔法で10秒かぞえてミュージッククリップ付き
(12、14〜16話同時収録)

アバンタイトル

色鮮やかな雲の中を走り抜ける馬車。その馬車に乗っている人物がアップになって左端に寄ったところでOP


OPが終わるといきなりモノクロの世界。何とも不気味な世界を
『8級のテスト、8級のテスト、8級のテスト』
と言いながらダッシュするどれみ。突如、道が無くなっている事に気付き急停止。
安堵してると裏から不合格のスタンプ攻撃。ついでにモタ&モタモタの『どれみは8級』『不合格〜』攻撃。
万事休す。どれみはパイプの中へと落ちていき奈落の底・・・

という夢だった。えええええええええ!

サブタイトル。まぢですか!?

どれみ、寝ぼけながら起きて来る。今朝のことであんまり寝覚めはよくないらしい。
すると、はるかママが『良かった、綺麗さっぱり落ちたわ。この汚れ』と喜んでいる。
落ちたと言う部分でダメージを受けたどれみは・・・

階段から落ちていた。はるかママとぽっぷからは落ちた攻撃。
鼻歌歌いながら降りて来た渓介からは滑ったと追い討ち。はるかママとぽっぷからも滑ったと追い討ち。

その後もどれみは災難続き。
すべり台前では親子による すべりなさ〜い すべるよ〜 攻撃
道路では紙飛行機少年達による 落ちるよ〜 落ちた〜 攻撃
住宅前では主婦による あ〜滑って落ちた〜 攻撃
何とか学校に到着。

8級試験も簡単みたいだしそんなに神経質にならなくてもと励まされるどれみ。
しかし、はづきとあいこから落ちた攻撃。更にダメージを受けるどれみ。

はづきは100点。あいこは50点。何かと言うと算数のテスト。
はづきはこの調子この調子と関先生に褒められ、あいこはこんな点数じゃ商売はできないぞと言われるも怒られない。
でも、どれみの答案を見て関先生はムッとする。

関先生にこの分だともう1回3年やってもらうしかないなと言われて。ショックの果てどれみ気絶。

冗談であることを告げる関先生。はづきとあいこは今の冗談キツいと言う。
8級試験の話をするが、関先生に何の? と聞かれて算盤と誤魔化す。小竹に何時から算盤習う様になったんだ〜?と冷やかされる。
関先生も意外な習い事にボヤく。

保健室で目を覚ましたどれみ。先の事を夢と思うが、手に持っている物を見て

現実に戻される。すると、ゆき先生が現れた。一気に正常に戻るどれみ。ゆき先生の力恐るべし。

算盤の8級の試験に落ちる夢を見て不安になってると聞いていたゆき先生。
ゆき先生にもそんな事があったらしい。意外な話に驚くどれみ。
そう言う場合、ゆき先生はどれみと反対に『ラッキー』と思うことにしてるらしい。また驚くどれみ。
現実と反対の夢を逆夢。ゆき先生は悪夢を見た時、逆夢と思うことにしてるらしい。
ついでにゆき先生はどれみの夢も逆夢だと言う。だからがんばるぞ!と思えばいいと助言。
すっかり元気を取り戻した?どれみ。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
励ます、ゆき先生。

で、その夜。意を決して魔女見習いになる。

が、音で家族が起きて来た。どれみは誤魔化す。家族は何事もなかった様に戻って行く。

実はどれみは声だけで本体はドド。で、いざMAHO堂へ。見送るドド。

で、魔女界へ。
マジョリカの8級試験は箒を自由に乗りこなせるかどうかだったらしい。
はづきの大昔の話と言うツッコミにほんの700〜800年前じゃと言って、どこかがほんのやねん!とあいこにツッコミ返される。
で、そんな話をしてるとモタとモタモタを発見。駆け寄ってみると

机と椅子。椅子に座って、机の上の紙。学校の試験と一緒と思い込んだどれみ。大ショック。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・

テストじゃないと言うモタ。どうやら今後、長い付き合いになると言うどれみ達へのアンケートらしい。
九死に一生を得たどれみ。一方、モタ達の発言を疑うあいこ。
アンケートとは自分達の嫌いなことを紙に書いてほしいらしい。
どれみはさんすう。はづきはおばけ。疑ったあいこはタコやキと書く。

8級試験の内容は3時間以内に駱駝山の麓の湖に行ってアシジュポーンの頭に旗を立ててくること。


考えるが判る道理が無いので出発。絶対合格するんじゃぞ〜と応援するマジョリカ。
一方、モタモタはおばけと書かれた紙飛行機を飛ばす。

3人は不気味な森に到着。お化けでも出そうな雰囲気と言うあいこの言葉を聞いて箒から落ちるはづき。


はづきとあいこに怖がりなことを笑われているとその背後に人魂出現。はづき凍りつく。
その様子に気付いてどれみとあいこ振り返り凍りつく。

幽霊出現。顎がはずれるどれみ達。

腰の抜けたはづきを助けつつも逃亡するどれみ達。しかしはあっちには一つ目お化け。こっちにはドラキュラ。
もう、何が何だか判らず逃げ惑う3人。

追いかけてくる3体のお化け。と、ここであいこ。何やら感づいたらしい。

ともかく、物陰に隠れてやり過ごすことに成功したどれみ達。
あいこははづきに先のアンケートにお化けと書けへんかった?と質問。はづきYES。
そんなこんなをしてる間にお化け達が戻ってきた。あいこの指示でどれみ達は魔法を使うらしい。
そして、お化け達がどれみ達を発見。

脅かしにかかるが、何とどれみ達はのっぺら坊。逆にお化け達が青面になって逃げていく。

その様子に感心しながら、算数と書かれた第2の紙飛行機を飛ばすモタモタ。
マジョリカとララ。やや心配気味。

ここでアイキャッチ。


お化けがお化けに驚いて逃げたことに爆笑中のどれみ達。
ここで、アンケートの話を質問をしてみるはづき。
あいこはアンケートに書いた物が自分達の邪魔をすると推理。それに驚くどれみとはづき。どれみの方がショックがでかい。

すると、何やら不吉なベルの音。
『はいはい〜、算数のテストですよぉ〜』
とセーラー服の魔女が言う。ズッコケるどれみとあいこ。
ちなみにこのキャラ。何度か出現するのに♯まで名前が出ないのでネタバレして以後はマジョポンと書きます。

算数と書いた事をあいこに叱られるどれみ。反して余裕のはづき。
有無を言わさず試験開始。70点以上取らないと、先には進めな〜い。


が、試験内容は教わってもない何コレ問題。ズル〜イ、ヒド〜イと意気投合するどれみとあいこ。で、やっぱりはづきは余裕。

ここではづきになることを思いつくどれみとあいこ。

成功。いざテスト!

・・・・・・・わかんねぇ
マジョポンに
『9級の魔女見習いじゃ、姿は変わっても頭の中身までは変えられないわ』とツッコまれる。撃沈どれみとあいこ。

一方、はづきはテスト終了。ふと横を見ると。どれみとあいこはブルー。ここで一計を案じたはづき。
『あ、UFO』とフェイント。フェイントに乗るマジョポン。

この隙に作戦を耳打ちするはづき。どれみと居場所を交替して問題を解いて行く。マジョポンUFOなくてご立腹。

ムッとしたマジョポンに気のせいだったかな?とボケてみるはづきどれみ。で、モノホンはづきが解き終わったら。
またUFO作戦。また引っかかるマジョポン。

その様子を見ていたモタとモタモタ。ズル(不正)とケチをつけるが、マジョリカとララは魔法で切り抜けたから正攻法と主張。
結論=まぁいいか〜らしい。で、タコやキと書かれた第3の紙飛行機を飛ばすモタモタ。

勿論、3人のテストは100点満点。
『あらあらあら、まぁまぁまぁ』とマジョポン。苦手な筈なのに100点満点まぁ不思議。
どれみ達はここを通過して

いよいよ、駱駝山の麓の湖までやってきた。
騙されていたことにご立腹のどれみとあいこ。で、はづきがあいこは何と書いたか質問。
が、あいこ『あんまり恐ろしゅーて言われへん』と言ってはぐらかす。すると、どれみが何かを発見。

たこ焼きの屋台だ。ついでに『はい。またまたこんにちは』とマジョポンも居る。
『食べないと、アシジュポーンを探せないのよ』とマジョポン。
『いやぁ、たこ焼き嫌いなんやけど、しゃあないなぁ〜』
と言うあいこ。かつて、あいこと一緒にたこ焼きを食べたどれみ。いつから嫌いになったの?と聞こうとして阻止される。


で、マジョポンがタコの八太郎を呼ぶ。両手には大盛りのたこ焼き。共食い?
が、どれみ達が嫌がってる様子はない。それどころかお代わりまで要求される。
『あら〜?』と不思議そうなマジョポン。
あいこに『こんなこともあろうかと反対のこと書いたんや』と言われ『あふ〜ん!!』と撃沈。


更にお代わりを要求するどれみ達に驚愕。品切れと伝える。
まだ、残ってると言うあいこにこれは愛しのスルメ子ちゃんの分と譲渡拒否。
スルメ子とはイカの女の子らしい。タコなのにイカとラブラブなことにあぼーんな3人。


タコの八太郎はイカのスルメ子が大好き。がこの湖に棲むタコ一族とイカ一族は昔からとても仲が悪い。
長老からは『イカの娘に惚れるとは何事タコ!』と叱責される。
そして、それぞれの長老によって泳げなくなる魔法を掛けられた上、無理矢理、別れさせられたのであった。

『何時聞いても、悲しいお話ね』とお涙ポロポロのマジョポン。
八太郎は匂いだけでもスルメ子に届けようと毎日たこ焼きを焼いているらしい。

哀れんだどれみ達はマジカルステージを行う。八太郎さんとスルメ子さんを会わせて と願う。

すると、浮き輪が出てきた。そのまんまやなと呆れるあいこ。はづきは浮き輪に赤い糸が付いていることに気付く。
で、マジョポンが『あ、もしかして、もう片方がスルメ子さんに繋がってるのかもよ?』と提案。
美味しい所を持っていくマジョポン。

た根性!
と意を決して飛び込む。マジョポンの推理通り、向こうから浮き輪に乗ってスルメ子がやってくる。喜ぶどれみたち。

見事、真ん中で合流。
愛してる!&愛してるわ!と言った後
スルメ子『8本の足の先まで』
八太郎『10本の足の先まで』
と言う八太郎とスルメ子。これを聞いてアシジュポーンが何か判ったどれみ達。

ラブラブの2人の遥か上空には馬車が。中に居る女性は『あれは・・・悲劇のタコとイカ』と言う。

で、どれみ達はスルメ子の頭の上に旗を立てる。課題を果たしたどれみ達、大喜び!



だが、結果は不合格。3秒オーバーが理由。余計なお節介を焼くことを嗜めるマジョリカ。
『だって可愛そうだったんだもん』と言うどれみに
『ばっかも〜ん、他人の事より自分の心配をせい、このおジャ魔女め〜!!』
と怒る。すると何やら光る物が降り出してくる。
(下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

それは上空から降り注いでいる。上を見上げるどれみ達。

すると、ある一点が眩しく光る。そして目が慣れた頃には1台の馬車が空に見えていた。

『これは・・・まさか!』と言うマジョリカ。心当たりがあるらしい。
訳の判らないどれみは何〜?と聞く。

女王様!と言うマジョリカ。
『女王様って?』と聞くどれみに『魔女界の女王様よ』と答えるララ。驚くどれみ達。

女王様は唐突に
『私は見ていましたよ。この子達は悲劇の恋人達を合わせてあげて、その為に余計に時間がかかってしまったのです。
その行いに免じて合格にしてあげなさい』と言った。
魔女界の女王様直々の思いも寄らぬ発言に喜ぶどれみ達。
女王様の言葉ともあってモタやモタモタも快諾。

何処かへ去っていく女王様。すると、あれだけ幻想的だった世界は普通の様子に戻る。
女王様にお礼を言うどれみ達。

3人の大喜びの姿とマジョリカのピースサインで・・・

〜おしまい〜

第14話『笑って許して!?』
無印14話へ

おジャ魔女どれみ各話レビューに戻る

トップページへ