おジャ魔女どれみ第１７話『矢田くんは不良小学生！？』感想＆紹介

（１９９９年５月３０日放送）
脚本：大和屋暁　演出：佐藤順一＆岩井隆央　作画監督：なかじまちゅうじ

バレる確率１００％

女子界の人気どころが小泉まりななら男子界の人気どころとされる矢田まさるが登場する話。
一見、悪そうで実は優しいというベターなところと可愛らしい容姿が人気の理由かな？
ニコ動におけるまさるくん出現時の弾幕は凄過ぎる・・・。
宮原さんは２年後にももこをするなんて思ってもいなかっただろうな～。
妙に出てますが、島倉はあくまで助演扱い。

収録ＤＶＤ

クイズとノンクレＯＰＥＤ付き
（１８～２１話同時収録）

アバンタイトル

暗い世界を歩く少年１人。彼の耳に３年の矢田まさるがまた先生に呼び出されたという話が聞こえてくる。
今度は何したの？　と言われる辺り、評判はよろしくないようだ。その話を聞いた少年が奥へ歩いていったところでＯＰ。

ＯＰ終わるといきなり島倉登場。スクープと大騒ぎして自身政策の学級新聞を広げる。
そこには矢田まさるの記事。中学生をボコボコにしたらしい。小３にボコボコにされる中学生は何なんだ？？？
この手の話をクラスメートがスルーする道理がない。忽ち話題に。彼に嫌悪感を持ったり、何人の中学生？等反応は様々。ちなみに人数は３人は居たらしい。

やっぱり、この３人も食いつく。で、噂してると本人が到着。静まり返る教室。本人は無言で着席。

で、サブタイトル。小学生からですか・・・。

テスト返却。この前よりも１０点も少ないことを嘆くどれみ。はづきから１０点で済んだと思えばいいと言われ持ち直すどれみ。
すると、テストを返却する関先生の顔が険しくなる。先生は矢田まさるを呼ぶ。

彼はゆっくりと教壇へ向かう。どういうつもり？と問いかける関先生。何がですか？と聞き返すまさる。

答案に名前はあれど、問題は無回答。別に・・・と言うだけで釈明しようとしないまさる。
関先生は『次やったら承知しないよ』と言って答案を返す。無言で受け取るまさる。

次の音楽の時間。合唱練習中もまさるは一人そっぽを向く。気付いた関先生、ピアノを弾く手を止めまさるに『真面目に歌いなよ』と注意。
ガキっぽいからやだと言うまさるにだったら廊下に行けという先生。
妙な空気にどれみとあいこ怖がり中。

で、作文の時間。お題は私の先生。気兼ねなく思ったことを書いていいと言う関先生。
まさる、何かを思いついたのか、途中まで書いた文を消しゴムで消し始める。

で、まさるの席の近くに回ってきた関先生。まさるの文面の少なさに『それでお仕舞い？』と質問。ＹＥＳなまさる。
すると、関先生、少し怒りながら『じゃあ、読んでもらおうか？』と言うことで読むことに。用紙には・・・。でまさるが読む
『私の先生・・・・・・・ブス』と
凍りつく教室。
（右の画像にマウスポインタを乗せると・・・）

いい度胸だね。と言う言葉と共にどこかへ連れていかれるまさる。
どれみ達はヤバーと思い、小竹と木村は死ぬな、あいつと予想。
が、関先生が連れてきたのは美空小の屋上。

屋上に上がった関先生の第一声は『やっぱり屋上は気持ちいいね～』。怒られると思ったまさるは『叱るんじゃないんっすか？』と質問。
まさるに自分みたいな美人がブスに見えるなら視力検査を受け直した方がいいと言う関先生。
で、唐突に彼の父親の話を出し何時帰ってくるか質問する先生。
まさるは明後日と返答。よかったねと言う関先生に『別に・・・』と返す。
で、話が無いなら戻ると言うまさるに『私には無いけどあんたの方にはあるんじゃないの』と言う関先生。
『別に』と言って戻っていくまさるを見て関先生は一言『ホント、素直じゃないねぇ』。

急な自習と言うのはおしゃべりの時間。すると、まさるが帰ってくる。みんな注目。
どんな目にあっていた？と言うみんなの質問を『関係ねぇだろ』と跳ね除ける。・・・・な一同。

で、その日の夕方。ＭＡＨＯ堂では魔法グッズ作りの真っ最中。
ここでマジョリカ。どれみグッズの出来栄えに関心。鰤と決め付ける。

どれみの顔が曇る。これに気付いたララ、マジョリカの回答を訂正。
訂正したまでは良かったが訂正解答を出すことになって答えに詰まる。で、メザシと推測。また、どれみ顔が曇る。また訂正するララ。

ここであいこも訂正に参加。しかし、やっぱり解答に詰まる。
で、あいこは得意の口上でどれみから答えを聞き出すことに。答えはイルカ・・・。引きつる３人。特にララが。

が、そんな笑い話にも参加していないはづき。何かを考えている様子でレレが話しかけてようやく気付いた。
様子がおかしいことを指摘して悩み事なら相談にのると言うどれみとあいこ。
はづきはお礼を言いながら、まさるのことを考えていたと告白。

はづきとまさるは同じ幼稚園だった。はづき曰く、彼は転んでケガした自分を助けて家まで送り届けてくれたらしい。
が、その頃から彼は誤解され叱られていたと言う。

そんなまさるの暴行事件の裏には事情があると言うはづき。賛同するどれみ。
だが、マジョリカは『甘～い！　甘いぞはづき』と指摘。人間なんぞ５年もあれば変わってしまうもんじゃ！と追い討ち。

更に『悪に染まる等、容易いこと』と言ってララに口塞ぎ、どれみとあいこに引き伸ばしを喰らうマジョリカ。はづきは考え中。

で、その夜。どこぞの埠頭で１つの影がウロウロ。

で、翌朝。

この日も、島倉の『スクープ！スクープ！』一言から始まった。注目するクラスメイト。
なんと、まさるが警察に捕まったと言うのだ。
島倉によると美空小学校３年２組矢田まさるは昨晩、埠頭にある８番倉庫に無断で忍び込んだ模様。
で、元々、こういう話が好きな島倉はクラスメイトにインタビュー開始。

まさか彼がそんな事するなんて、まだ信じられません　と小竹。
何時かやると思ってたわ　あんな不良と同じクラスなんて考えただけでもクラクラするわ　と玉木。
ブラボー、べらぼー、のっぺらぼう　と杉山。
一名、役立たずが居たような？

で、そんなことしてたら『嘘よ～！』とはづきが大声を出す。島倉、反論するが、はづきのカウンターを喰らう。

あまりの取り乱し様にどれみとあいこもストップ発言。が、はづきはそのまま職員室に行ってしまう。

まさるの無実を信じるはづきだが、教頭の話声の中に警察沙汰の言葉。どうやら本当らしい。

ここでアイキャッチ。

聞き耳をたてるはづき。事情も聞かずにまさるが悪いとするのはどうかと言う関先生。教頭釈明が無いのを理由にまさるが悪いと決め付ける。
食い下がる関先生に『甘い！　甘いですぞ。そういうところから非行は始まるのです』と追い討ち。はづき耐えかねて乱入。

まさる君はそんな人じゃありませんと主張。関先生も賛同。教頭の泥棒発言にキレそうなはづき。しかし

代わりに関先生がキレて教頭を殴った（違
（左の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
関先生は生徒を信じている、矢田はそんなことをする子ではありません。と主張。頼もしい発言にはづきちょっとニッコリ。

怯えてカーテンに隠れたまま、矢田の疑惑が事実だった場合、関先生に責任を取ってもらうと言い出す教頭。
『わかりました。その時は教師を辞めます』と関先生が返す。この発言にはづきは勿論、ドアの向こうに隠れていたどれみとあいこもビックリ。

さすがにあとの２人が来た事には反応する関先生。追い返す教頭。
で、廊下。はづきは自習時間中に倉庫まで調べに行くと言い出す。勿論、２人もついていく。

で、見習い服に着替えた３人は

箒に乗って埠頭に。やっぱり不時着するどれみ。二人に『シッー！』と言われる。

普通に調べてると自習時間も終わると言うことでマジカルステージ発動。矢田君が何をしてたか教えて！と願う。

すると、リモコンが落ちてきた。失敗を疑う３人。で、どれみがリモコンを弄繰り回してると

はづきが何かを見つける。その視線の先には窓。しかし、様子がおかしい。
よく見るとビデオ画像特有の横線が映りこんでいる。やっぱりビデオモニター。すると、ビデオの中に変な影を見つける３人。

その影はコンテナの下を探り、何かを取り出すと、その中からまた何かを取り出す。
その影が持っている物が眩しく光る。スローにして見てみるが何かまでは判らない。
すると、懐中電灯らしき光が映り出す。どうやら巡回している人が居たらしい。影は慌てて取り出したものを隠すが・・・
隠した本人が懐中電灯で照らされてしまう。そして、その影こそ矢田まさるだった。
ビデオはまさるが捕まったところで終わっていた。

ビデオを見た３人は後ろを振り返る。
（左の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
どうやら、ブラインドが降りた窓に反射して映った風景がビデオの背景と一緒なことに気付く。自ずと隠し場所は判り

実際、その通りの場所に隠してあった。カバンを漁る３人。

あのカバンに入っていた物。それはトランペット。カバンの中に何故、トランペットが入っていた理由を考える３人。
すると、誰かから声をかけられる。

まさるだ。どれみの手の中にあるトランペットを見て目つきが急に悪くなるまさる。

『返せよ』と言いながら力ずくでトランペットを奪おうとするまさる。３対１でも劣勢の気配無しなまさる。
取り合いながら関先生の進退の話をするどれみ。まさるも動きが止まる。そして、今一人『やっぱりここか』と声をかける人物が。

その声を聞いてトランペットから手を離すまさる。勿論、来たのは関先生。
どれみ達が居るのを不思議に思いながらまさるに学校に行く様促す先生。
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まさるは少し間を置いて

自分が戻らないとクビになることを指摘する。
勝手に話したどれみ達。どれみは色んな意味でやば～と言う。
関係ないねと言う関先生。先生は自分の保身の為に迎えに来たと邪推し、そこまで言うなら帰ってもいいと軽口を叩くまさる。

さすがに『見損なうんじゃないよ！』とキレる関先生。これにはまさるもビックリ。どれみ達は普通にビックリ。
『ガキが偉そうなこと言うんじゃないよ！』と言われ、怯むまさる。

こうなっては関先生の圧倒的有利。矛盾を突いてまさるを問い詰めていく。まさるも間違ってないだけに反論できないので『うるさい』としか返せない。
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ついに耐え切れなくなったまさるは

手を出してしまう。それは関先生の腹にヒット。悲鳴をあげるどれみ達。

泣きながら
『言ったって、本当の事言ったって信じてくれないじゃないかよ、チキショー、先生に何が判るんだよ。ばかx２大っ嫌いだx３』と言って関先生を殴るまさる。
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すると、まさるの一発を普通に受け止める関先生。そしてまさるを抱き寄せる。

まさるを抱きしめながら
『信じてる。あたしはまさるのことをもっともっとよく知りたいんだ。そりゃ確かにまさるの全てを判ることはできないかも知れない。
でも、判る様に努力してるんだよ、これでもさ・・・。だからさ・・・だから何でも話してよ。思ったこと何でもぶつけてよ。頼むよ。
私はまさるの味方のつもりだよ？　ねぇ、信じられない？』
と言う。まさるは泣きながら頭を横に振る。

何とか事態が落ち着いたことで笑顔が戻る３人。

まさるが埠頭に侵入したのはトランペットの練習のため。
夜の倉庫なら人目につかず思いっきり練習できると思ったらしい。練習してるところを人に見られて恥ずかしいだね。と指摘する関先生。
『悪い？』と指摘するまさるに判ると同調する先生。
関先生も小学校の先生になる為にピアノの練習を隠れてしていたそうだ。理由は自分のガラじゃないから。
この部分に聞き入っていたまさる。