(1999年7月25日放送)
脚本:影山由美 演出:五十嵐卓哉&廣嶋秀樹 作画監督:生田目康裕
轢き逃げぽっぷ
開始当初から仲間入りの気配が漂っていたぽっぷが魔女見習いになる話。
今回からOPの絵が後期版に変更。
今回は15話に続く春風家姉妹愛編第3弾。本当に不思議な姉妹です。
放映当時は大概の学校がこの頃から夏休み。
主役3人の変身バンクが一度も使用されなかった話。
夢のクレヨン王国からアラエッサとストンストン参戦。ストンストンは29話にも参戦。
ちなみにアバンタイトルの画像は基本的に最後の絵を使っています。よってぽっぷの見習い服は登場までお預けということで。
(本当はアバンで登場してます)
収録DVD
クイズとおジャ魔女カーニバルミュージッククリップ付き
(22〜24話、26話同時収録)
アバンタイトル
『ひゃはは〜い、良い子の皆さん。大変お待たせ致ししました。どれみがこんな姿になった今、やっぱり私がやるっきゃないでしょう。
ということで・・・おジャ魔女ぽっぷこの後スグ』
で、『嘘〜!』と言うどれみガエルのアップになったところでOP。
OP終わると前回のぽっぷにバレる部分の回想。久しぶりの使い回し回想なのでカットします。終わるとサブタイトル。
バレたことで大慌てなどれみ。
はづきは『大丈夫よ、どれみちゃん。私達、魔女じゃなくて魔女見習いだもの』
と言うが、それ自体思いっきりバラしてることに気付くあいこ。どれみも時間差で『な〜んだ、そっか・・・って、それ言っちゃヤバイじゃん!』。
パニック再開などれみ。するとマジョリカから『落ち着かんか!』とお叱りが入る。で、マジョリカ上から降りて来た。
それを見て『やっぱり、ブニュちゃんが喋ってる』と言うぽっぷ。
『ワシはブニュちゃんではない・・・魔女のマジョリカじゃ!』と訂正するマジョリカ。でも、大喜びで聞いちゃいないぽっぷ。
魔法で何とかしてとマジョリカに頼むどれみ達だが『魔法で人間の運命を変える様なことはしちゃイカンと教えたじゃろう』と禁呪の話を出すマジョリカ。
ぽっぷの処遇を気にするどれみ。
『仕方が無かろう、今日からぽっぷも魔女見習いじゃ』と答えるマジョリカ。驚愕の3人。
大喜びでマジョリカに抱きつくぽっぷ。やっぱりブニュちゃんと言ってマジョリカに訂正される。
で、挨拶をするはづきとあいこ。一人だけ不満などれみ。しかしここで自分が先輩と気付いたどれみ。
『ぽっぷ〜、これからは魔女見習い6級のお姉ちゃんが色々教えてあげるからね』とぽっぷに言うどれみ。マジョリカ呆れるが
ぽっぷは『どれみお姉ちゃん!』とらしからぬ反応。マジョリカとはづき&あいこ引き気味。
ここで『どれみお姉ちゃん。魔女見習いにはどうやって変身するんですか?』と質問してみるぽっぷ。
『そりゃあ、この見習いタップを使うのさ!』と言うどれみ。
ぽっぷは見習いタップをマジョリカに要求するがどれみ達の分で在庫切れ。マジョリカに『今日のところはお預けじゃな』と言われてしまう。
で、その夜の春風家。
MAHO堂を手伝うことにしたぽっぷ。ここでも どれみお姉ちゃん と発言して両親に引かれる。一応OKがでた。
で、翌日のMAHO堂。
飛び込むなりマジョリカを追い回すぽっぷ。
で、場面変わってマジョリカのアップ。
『と言う訳で、MAHO堂は取り返したが借金は山済みじゃ』と言ったところでぽっぷにくしゃくしゃにされるマジョリカ。
どれみ達に釘をさすつもりだったらしいが『緊張感ないで』とあいこに言われる。
息を吹き返したマジョリカに『だらけている暇などない。夏休みの間、毎日ここで働いてもらうからの』と言われ
嫌そうな3人。で、また誘拐されて襲われるマジョリカ。すると1階からアノ歌声。
やっぱりデラ。『グッドタイミングじゃ! いつもより大目に頼む』と言うマジョリカ。それに答えて魔法粘土を出すデラ。
大量さ加減に涙目などれみ達。でもぽっぷだけ『わぁ〜、こんなにあると何作ろうか迷っちゃう!』と嬉しそう。
で、ララに言われて見習いタップも要求するマジョリカ。
『あら、新しい魔女見習い?』と反応するデラ。挨拶するぽっぷ。デラ、ぽっぷの手の上にタップを出してやる。嬉しがるぽっぷだが
金額を見た一同驚愕。その反応でぽっぷは嫌な予感。案の定『今回、見習いタップは・・・無理じゃな』とマジョリカに言われる。
『それじゃ、しょうがないわね』と帰りそうなデラ。
すると、ぽっぷは椅子を持ち出して座ったデラの肩を揉み始める。タップをさりげなく要求して
『綺麗で優しいお姉さん』と言ってみる。デラ好反応。そこからどんどんヨイショして
止めは『綺麗で優しくて太っ腹なお姉さん』。これで完全に気を良くしたデラ。おまけを決断。
あまりの調子の良さに驚きっぱなしのマジョリカ。金額を見て即承諾!
で、デラはそのまま帰る。ぽっぷに助けられたマジョリカ機嫌を良くして
『でかしたぞ、ぽっぷ。ご褒美に魔法の練習じゃ!』と言う。当のぽっぷは高笑い。
で、いつもの如く裏庭へ。見習い服の着替え方を教えてもらい
見習い服になったぽっぷ。早速、ポロンを出す。魔法の使い方も教わり『大きなプリンよ出てこーい!』と魔法を使う。
ポロンが向いているのはどれみ達の方。即ちこうなる。しかし、マジョリカとあいこには好評なぽっぷの魔法。どれみは不満気。
続いて箒に乗るぽっぷ。思いっきり箒に乗られてるが本人は笑顔。その度胸を評価するマジョリカ。
どれみは出鱈目に飛んでいるとケチをつける。
で、そんなことを言ってるとぽっぷがどれみ達のもとへ飛んでくる。はづき、あいこは避けたがどれみは転んだ。
感心してるマジョリカ。当のどれみは気絶中。
で、グッズ製作に突入。ぽっぷもやりたがるが、どれみが渡したのはバケツ。
『新入りは掃除から』と言われ不満なぽっぷ。
どれみに『どれみお姉ちゃんは6級魔女見習い。ぽっぷは9級も受かってない。どっちが偉い?』と言われて何も言えない。
嬉しそうなどれみ。嫌そうなぽっぷ。
一応、不満ながら真面目に掃除。
どれみが欠伸してると『できた〜』の声。それを聞いて1階を見るとピカピカ。
また、ぽっぷのお株が上がった。逆にどれみはマジョリカに引き合いに出される。
で、ぽっぷも晴れてグッズ製作の仲間入り。
フンコロガシ、ナマケモノ、カメレオン、カブトガニ等の奇怪なグッズを作る。はづきとあいこは呆れながらも褒めるが
『そんなの売れる訳無いじゃん』とどれみは率直に批判。『売れるもん』とぽっぷが反論するが『無理無理』と返す。
でも、ぽっぷと大差ない出来に『お前が言うか、お前が・・・』と呆れるマジョリカ。
で、夕方のMAHO堂。
しかし、どれみとぽっぷのグッズは売れ残り。
で、2人でガックリしてると・・・突如、2人の作品を見て褒め称える人が現れた。
二人は感激の涙。『これ全部頂きます!』と言う客に2人揃って『喜んで!』と言うどれみとぽっぷ。しかし買われたのは・・・
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
5000円。お客を送り出す4人。でも、どれみは泣く。妹にまけた・・・。
で、翌日の春風家。
幼稚園のお泊まり会へ出かけるぽっぷ。
『おねしょすんなよ』とどれみに言われて『どれみじゃあるまいし』って返し吊られるぽっぷ。
ついでに『あんた、まさか見習いタップは入ってないでしょうね?』とどれみは聞いてみるが
『もち、入ってるよ。宝物だもん』と答えるぽっぷ。
『絶対使うなよ』と言うどれみに笑顔で『判ってるって!』と言って出かけるぽっぷ。でも、やっぱり心配などれみ。
ここでアイキャッチ。
で、ソナチネ幼稚園。男子組と女子組に一緒に寝ようと誘われて、戸惑い気味なぽっぷ。
で、邪魔しに来たきみたか。
『何よ。ここは私達が先に取ったんだから』と言うぽっぷに『ま、隣に来たきゃ、来てもいいぜ』と言うきみたか。
しかし、ぽっぷと幼稚園生軍団はアカンベーして去っていく。不貞腐れ顔のきみたか。
で、その日の夕方のMAHO堂。
夏休みでも客の数は変わらないのでいつも通り、土日がいいとボヤく3人。しかし、マジョリカはNO。
ぽっぷの居場所を聞くララに『幼稚園のお泊まり会』と答えるどれみ。
で、ぽっぷの魔法乱用を危惧するどれみだが、周りに心配ないと言われてビックリなどれみ。
で、夜のソナチネ幼稚園。
夕御飯の時間。笑顔で食べるぽっぷだがあることに気付いた。
同級生のかずひろが元気なさげなのを見つけた。『どうしたの?』って声をかけるがかずひろが答える前にきみたか達がやってきた。
おねしょ小僧とからかうきみたか。否定するかずひろ。なおもからかうきみたかに
怒るぽっぷ。思わず机を乗り越えそうになるが事情を知らないかなこ先生に『キチンと座って食べましょうね』と注意されてしまう。
事実上勝ったきみたか達は笑顔でからかう。ぽっぷは怒りながらも我慢。
次は花火の時間。ここでも花火を持って園児達の間へ割り込むきみたか。さすがにこれはかなこ先生に怒られた。不満気なきみたか。
で、就寝前の歯磨き中。きみたかを睨んだついでに窓から外を見ているかずひろを見つけたぽっぷ。
かずひろの傍に行き『歯磨き終わったの?』と声をかけ『それじゃ、枕投げの用意しようよ』と言うが
かずひろは『ぼく、お家に帰りたい』と泣き出してしまう。
ぽっぷの
『私、かずひろ君が居なくなったら困るな。せっかく枕投げで一緒にきみたかの事、ギャフンって言わせてやろうと思ったのに。
明日は西瓜割りもあるしさ。あたしが西瓜割る時、応援してくれるよね? それが終わったら宝探しもやらなくちゃ。』
と言う言葉で段々、元気を取り戻し『ぼく、宝探し得意なんだ!』と答えるかずひろ。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『じゃあ、一緒に探そう』とぽっぷに言われ『うん!』と完全に笑顔になるかずひろ。
笑顔で教室に戻るぽっぷ。マジョリカに言われてその様子を見に来ていたララ。心配なさそうと一安心。
かなこ先生の合図とともに
枕投げ開始。宣言通り、きみたかを倒したぽっぷとかずひろ。
その頃、春風家。どれみはぽっぷが居なくなって嬉しい筈なのだが心配らしい。『心配しても始まらない』と結局は寝ることにしたどれみ。
で、就寝時間のソナチネ幼稚園。
皆が寝てると怪しい影と共に啜り笑い。起きる園児達。犯人はきみたか。
『お前等、知ってるか〜? 夜中に1人で幼稚園のトイレに行くと。おばけが花いちもんめしてるんだってさ』と怖い話をする。
それを聞いて布団に潜って震える園児達。怒るぽっぷだがきみたかは聞いちゃいない。
そんなこんなをしているとかなこ先生が注意をしに来た。
反抗は無かったので注意だけして帰っていくかなこ先生。きみたかは嘲笑い、ぽっぷは怒る。
で、夜も深くなった頃、きみたかはトイレに起きてきた。それを尾行してトイレのドアの前までついてきたぽっぷ。
見習い服に着替えて『お化けよ出てこ〜い』と魔法を使う。
きみたかが小さい方をしているとトイレの照明が突然消えた。そして個室からお化けが出てきた。お化けに囲まれたきみたか。
大声あげて逃げるきみたか。『いい気味だよ』と笑っていたぽっぷだがお化けも一緒に出て行ってしまう。
戻って来いと魔法を使うが、今度は自分が追い回される。ここであっちへ行け〜と魔法を使って逆戻り。魔法でチョイx2開始。
お化けは大暴れ。先生も含め大パニックのソナチネ幼稚園。ララはその様子を見てどれみ達に知らせる為、撤退。
(下段左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
就寝中のどれみのところへやって来たララ。窓を叩いて起こす。はしたない格好もなんのその。
緊急事態を知らせるララ。驚くどれみ。
どれみがソナチネ幼稚園に向かってるとはづきとあいこも合流してきた。
幼稚園を見下ろして事の重大さに気付いたどれみ達。
やらかした張本人のぽっぷは草陰に隠れて困ってた。救援に来たどれみに抱きつくぽっぷ。
どれみは『あれほど言ったのに』と叱りながらも幼稚園の裏に来てマジカルステージを使うことにた。はづきとあいこも賛成。魔法でチョイx2終了。
『みんなを眠らせて』と願う。ってかバンクで使いやすくなったマジカルステージ。
魔法が効いて眠る園児と先生達。一名、違う理由で眠ってる奴も居たが一応、成功。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
しかし、お化けは消えない。
どれみは『しっかりしな、ぽっぷ。あのお化けは魔法をかけたアンタにしか消せないんだよ?』とぽっぷに言う。
『でも・・・』と自信なさげなぽっぷ。そんなぽっぷに
『落ち着いてやれば大丈夫だって!』と声をかけるどれみ。それを聞いて『わかった、やってみる』と思い切ったぽっぷ。
『お化けよ、消えろ〜!』と魔法を使うぽっぷ。見事、お化けは光となって消えた。
はづき『それじゃあ、後片付けね。っていきたいところだけど、私もう魔法玉が無くて・・・』と言う。
どれみとあいこも同じく。ぽっぷも先の魔法ですっからかん。結局は肉体労働で元に戻すことに。
園児と先生達を配置通り戻したどれみ達は帰る事に。
『ぽっぷ、帰ったらマジョリカにうんと叱ってもらうからね』とどれみはお小言。
そんな、どれみに『ありがとう』と小さくお礼を言うぽっぷ。何時も悪態ばっかついてて言い難いらしい。
で、当のどれみは何も言わず帰っていく。心なしか嬉しそうな顔で・・・。
で、翌日。ソナチネ幼稚園ではスイカ割りの最中。園児と先生の間では昨日の一件が話題になっていた。
起きた場所のおかげで一応、夢扱いになっているがタンコブができたきみたかだけはやや不満。
事態の収拾が成功をしたことを喜ぶマジョリカとララ。ついでにどれみ達の魔法の腕も感心。
『あいつは大物になるかも知れん』と感心するマジョリカ。
『よ〜し、これからもガンバルぞ〜っと!!!』
と言うぽっぷのアップで
〜おしまい〜
第26話『わたしたち、ピュアレーヌ!』
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