(1999年8月8日放送)
脚本:吉田玲子 演出:矢部秋則 作画監督:青山充
マ○オ監督
新レギュラー、オヤジーデが登場する話。
男性キャラと言うのは萌え萌えの世界では不評なのかイマイチな評判なオヤジーデですが別に萌え萌えじゃない私は好きです。
今回のゲストははづきパパの明。この人がアノ人に見えるのは私だけじゃない筈。
ちなみにこの1回だけぽっぷの声が詩乃さんになっていると言う稀少な回。
一応、ピュアレーヌ編ですが、ピュアレーヌ編らしからぬオチ。
久し振りに200枚で収められた話です。
収録DVD
クイズと小鳥の気持ちミュージッククリップ付き
(28〜31話同時収録)
アバンタイトル
黄色い不思議な物体。それに唖然としているどれみ達。どれみの『おやじ?』と言う言葉に物体が怒ったところでOP。
回想シーンですがこれまた、前回の流用なのでカットします。サブタイトル。
で、MAHO堂。
ピュアレーヌの称号をもらった3人を賞賛するララ。でも、マジョリカは面白くない。自分が貰ったことないから^^
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
不器用などれみにパソコンが使えるのか心配するぽっぷ。『こんなの簡単だって』と余裕。
どれみはパソコンを開く。すると画面からコントローラらしき物が出てくる。
マジョリカが弄ってみるが動かない。ぽっぷの『壊れてんじゃない?』発言もあって故障を疑うどれみ。
しかし、コントローラを弄ってみるとHelloの文字。動いたらしい。
ララ『きっとピュアレーヌでないと動かせない様になってるのよ』と推測。面白くないマジョリカ。
で、そんな話をしてるとパソコンのディスプレイに不思議な物体。マジョリカみたいと笑ってるとパソコンから『うるさいの』の声。驚く一同。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『うるさくて寝れんな』とどうやら寝てたらしい。で、目覚めるなりいきなり興奮。
その視線にはララ。ララを見て『ナイスバディの美女!』とウインクしてみる。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
どれみ引き顔。物体は『わしゃ、アレキサンドル・T・オヤジーデ。れっきとした魔法使いじゃ』と自己紹介。
やっぱり親父やんかとあいこに呆れられる。
オヤジーデはバッドアイテム鑑定士でピュアレーヌが持ってきた物をバッドアイテムか鑑定できるらしい。
そして、肝心のピュアレーヌを探すオヤジーデ。
しかし、まん前に居るのはどれみ達。そして彼女達こそピュアレーヌ。
6級と魔女見習いと部分にショックを受けるオヤジーデ。マジョリカ・おジャ魔女ワードで追い討ち。
『ダメじゃ、こんな奴らに任せておいては、もうワシは一生ここから出られ〜ん!』
と絶望するオヤジーデ。彼によるとバッドカードが全て集まるまで出られないらしい。
で、背景に紫髪の男性が映る。あいこの『誰やこれ』に『ワシじゃ』と答えるオヤジーデ。疑う3人。
『ワシはかつて黙って座ればピタリと当たる魔法界随一の占い師、しかも怪盗じゃった!』と自慢。しかし、落ち込みながら思い出話を始める。
生活に行き詰まり魔女界に忍び込んでお宝を盗もうとしたらしい。バッドカードはコレクターに人気があるそうだ。
盗むことには成功したがあろうことか紛失したらしい。おまけに盗んだのがバレて今の姿にされ閉じ込められた。
はづきに『なるほど〜、魔法界随一の占い師。しかも怪盗だったけど、初めての盗みで捕まったってことですね』
と痛いとこを突かれるオヤジーデ。どれみとあいこにも呆れられる。
元の姿に戻りたいと言う件で意気投合するマジョリカとオヤジーデ。
で、バッドカードを催促するオヤジーデ。マジョリカも要求する。売れば儲かると邪念のもとに。ララに指摘され凍りつくマジョリカ。
オヤジーデに『バッドカードを売られてしまうと、ワシがここから出られんじゃろうが』と言われて
『それはそれじゃ〜!』と逆ギレするマジョリカ。あっと言う間に友情崩壊。
友情の激変に呆れながらバッドカード回収に発奮するどれみ達。
マジョリカ、と言うぽっぷの『でもさ、どうやって見つける気?』と言う言葉でケンカしてたのをやめる。
宣伝が手っ取り早いと言うことで早速することに。マジョリカ、店番を巡って困り顔。この後、どうなかったは言うまでもない。
で、夏の日差しの下、ビラを配るどれみ達。すると、そこにSOS達が。
丁度良いとSOS達にも怪しい品物がないか聞いてみるどれみ。
杉山は無いが佐川には心当たりが。クーラーを入れてから調子が悪いらしい。反応するはづき。
『新作ギャグを作っても丸で受けねーんだよ。クーラーだけに
さぶい!
』とボケる佐川。凍りつくどれみ達。
チラシの効果を期待して戻るどれみ達。しかし、一番に入ったはづきが見たのは汚い家具の山。汚いそれはまさにゴミの山。
やっぱりマジョリカに叱られるどれみ達。ララによるとまだ出張鑑定の依頼も控えてるらしい。『みんな、ゴミ捨て場と間違えてな〜い?』と疑うはづき。
『でも、この中にバッドアイテムがあるかも知れないもんね。早速鑑定してみよ』と言うどれみの言葉を受けて鑑定することに。
だが、トースター、壷、ラジカセ、その他諸々。どれもダメだった。
バッドアイテムが無いことにイラつくどれみ。ただのゴミと疑うはづき。が、まだ出張鑑定も残っているので出かけることに。
とある一般家庭。倉庫に眠る狸の置物がそうらしい。いける、よかったに主婦が噛み付いてきたが鑑定することに。
即行、唯の狸じゃと言い切るオヤジーデ。
パソコンが喋ることを突っ込まれて焦るどれみ。話題逸らしにロクな事が無い理由を聞くどれみ。
主婦によると3キロ痩せて5キロ太った。・・・ダメだこりゃ。
どれみ達はガックシ。オヤジーデは
『こんなんじゃ永久にワシはここから出られんかも知れん。ワシは世界一不幸な魔法親父じゃぁ〜!!!』と嘆く。
で、どれみの家。
ガックシしているどれみ達。世界一不幸な美少女ということで自分の家の物を鑑定しようとするどれみ。
しかし、はづきとあいこには『ないない』と言われてしまう。怒ってテレビをつけるどれみ。
あいこの『手当たり次第鑑定するのにも限度あるよな〜』と言う言葉とはづきの提案ででオヤジーデにヒントを聞いてみることにしたどれみ達。
不貞腐れるオヤジーデに『バッドアイテムがありそうな場所判らない?』と聞いてみるはづき。
変な踊りを始めるオヤジーデ。薄っすら片目を開けて何かを閃いた。
窓に映った女の人と風景が見えたオヤジーデ。
『バッドアイテムがある場所、そこには・・・一際背の高い建物がある。そして川が流れておる。更に緑がざわめいておる』と言う。
それを聞いてテレビ画面の風景と悉く一致することに気付いたどれみ。オヤジーデにも見せてみる。オヤジーデはそこと断定。
すると、どれみがはづきのパパを発見。番組はワイドショーでどうやらはづきパパを特集していたらしい。
『この秋公開予定の藤原監督の最新作の完成が危ぶまれています。台本の完成が遅れたうえ、主演女優スエヒロコユリの怪我で一時中断。
天候にも恵まれず、この作品は何か呪われているのではないかとの噂も出ています。』とのキャスターの言葉。
それを受けてバッドアイテムのせいと確信。行く事にしたどれみ達。
ここでアイキャッチ。
どれみ達は箒に乗って撮影現場へ到着。隠れながら覗いてみる。
俳優に見惚れて叱られるどれみ。
はづきパパはイライラしている様子。それを見て心配そうなはづき。すると、はづきパパの方がどれみ達を発見。
『みんながロケを見学したいって』と誤魔化すはづき。同調するどれみ達。
『しかしなぁ〜、今は撮影が捗ってないからね。退屈なだけかも知れないよ』と言うはづきパパ。
『それでもいいの』と言うはづきに『そうか、じゃあいいよ』と快諾するはづきパパ。
ここで撮影が始まらない理由をスタッフに聞くどれみ。ここ数日ははづきパパが何かが足りないと言っていてずっとこの様子らしい。
裏でも足りないのが何かを話し合うスタッフ達。はづき、明が原因で進んでないと疑う。
そんな、はづきにこれもバッドアイテムのせいと進言するどれみとあいこ。
ここではづきパパが使ってる物が怪しいということになる。聞いてみることにしたどれみ達。
素直にイスとサングラスとメガホンを催促するどれみとあいこ。
『あのパパ・・・お仕事中悪いけど、今どれみちゃんとあいちゃんが言ったもの、みんなちょっと貸してくれる?』とはづきが言ってみる。
邪魔はしないと言う約束を持ち出すはづきパパ。ここで使ってる物が良くないかも知れないと言ってみるはづき。
『良くない? 何か悪い事でも起きると言うのか?』と言うはづきパパに『それを調べてみようと思って』と答えるどれみ。
しかし『この椅子もメガホンもサングラスも第一作の時から大事に使ってる品だ。悪い事など起きる筈が無い!』と言われてしまう。
機嫌が悪いはづきパパのことを謝るはづき。仕方ないと気にしてないどれみ達。他の物も鑑定することに。
しかし、悉くダメ。どれみ達もオヤジーデも草臥れる。日も暮れてきた。
『やれやれ、やっぱ頼りにならんのう、お前らは・・・』と言うオヤジーデ。その言葉にキレるどれみ。
『ホントにここにバッドアイテムなんかあるの』と噛み付く。『何? おジャ魔女のくせに生意気な!』と返すオヤジーデ。
しかし、未だに撮影が始まらないということでバッドカードの疑いは残る。
やはり、一番怪しいのははづきパパの持ってる物。ここでどれみに名案。
それは魔法で監督グッズを出すこと。はづきが実行。
その派手さ加減に若干引き気味なはづき。あいこは『可愛い娘が使て〜って頼んだら交換してくれるやろ〜』と励ます。
まだまだ行き詰るはづきパパ。再三、声をかけるはづきに若干イラッとしている様子のはづきパパだが
はづき製作の監督グッズを見て『なんだい、それは?』と聞いてみる。
はづき『新しい椅子とサングラスとメガホン。パパに使ってもらおうと思って。気に入らないかもしれないけど
どうしても使って欲しいの今日だけでもいいから』と説得する。
なお、『だが・・・』と言うはづきパパに『お願い、パパの為なの私のこと信じて』と重ねて頼むはづき。
『この椅子もメガホンもサングラスも何年もずっと映画を撮り続けてきた。これはパパの仕事仲間なんだ。
でも、はづきがそんなに言うなら、お前が用意してくれた品を使おう』と受け入れたパパ。
はづきの強情振りに驚いたはづきパパだが敢えて詮索しない。派手さを疑いながらもはづきが自分を思っていたことが嬉しいはづきパパ。
娘からのプレゼントで撮影の成功を願う。笑顔で『さぁ、もう遅い。帰りなさい。ママが心配してるだろ〜?』言うはづきパパ。
で、早速鑑定。
しかし、これもハズレ。予想外の結果にどれみ達もガックシ。もう何がバッドアイテムか判らない。
スケジュールが無いと言うスタッフの言葉で渋々撮影を始めるはづきパパ。
(下段画像にマウスポインタを乗せると・・・)
それを見たオヤジーデ。
『そう言えば〜、まだあの女優が身に着けてる物を鑑定しとらんのじゃないかの?』と言い出す。
しかし、撮影が始まってしまっている。ここでどれみ『だったら、何かに変身してこっそり近づくしかないよ』と言う。
『何に?』というあいこに『夏。夜。小川と言えば?』と言うどれみ。納得するはづきとあいこ。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
で、3人は魔女見習いに。魔法で蛍になる。
ピュアレーヌパソコンを持ってスエヒロコユリに近づくどれみ達。
その様子を見て感激。『これだ!』と言い出すはづきパパ。
しかし、簪もイアリングも駄目。ハズレばっかに『これもちゃうんか〜?』と愚痴るあいこ。
『次は下駄を鑑定してみようかの〜』と言うオヤジーデ。
そんなどれみ達のおかげで監督、カメラマン共に納得する絵になっている。
勿論、夜まで何も見つけられなかったどれみ達は黙っちゃいない。
『いや〜、綺麗だったの〜、コユリちゃ〜ん。』とデレデレのオヤジーデ。
『何言ってんの!? 結局、女優さんが身に着けてる物の中にもバッドアイテムは無かったんじゃん!?』とキレるどれみ。
『まぁ、いいじゃないか〜。間近でコユリちゃんを見る事ができて良かったわい』と開き直るオヤジーデ。
この一言で『まさか・・・ここにバッドアイテムがあるなんて嘘だったんじゃ!?』と疑うどれみ。
図星で固まるオヤジーデ。
『おやじぃっ!』
とキレるどれみ達。
で、怒ってるとはづきパパがやってくる。
はづきパパ『やっといい絵が撮れたよ。これもはづきがプレゼントしてくれた撮影グッズのおかげだな』と言う。
嬉しそうなはづき。蛍の話ではづきパパが喜んでる原因が自分達であると判ったどれみ達。
一緒に帰ろうと言ってはづきパパは帰っていく。こちらは一件落着。
『う〜ん、よかったよかった』と言って『今度はちゃんと占ってよね』と叱られるオヤジーデ。惚ける。
で、その映画の上映中。結局、バッドアイテムは見つからなかったが映画は成功したことを喜ぶ3人。
『私達も次は頑張るぞ〜!』と大声で言って注意されるどれみ。赤っ恥なはづきとあいこ。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
照れるどれみのカットで
〜おしまい〜
第28話『恋は高原の風に乗って』
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