(1999年8月22日放送)
脚本:前川淳 演出:岡佳広 作画監督:稲上晃
おジャ魔女メリー
夏休みの同級生編という感じのお話。誰彼がメインと言う訳で無くそれこそ総動員と言う感じ。強いて言えば山本とか?
完全に滅茶苦茶なギャグ話なので肩の力を抜いてみるには最適な話。
予想していたことですが、この話で245枚。それだけのボリュームということですね。
無印の夏休み編では恐らく一番人気があるであろう話。またも変身バンク登場なし。
久々登場の関先生。ちなみに♯の30話と対の話。こっちは関先生が悔しがる方。
アノ話でゆき先生はこの時の関先生の気持ちが判ったでしょうね^^
夢のクレヨン王国からストンストン参戦。
収録DVD
クイズと小鳥の気持ちミュージッククリップ付き
(27〜28話、30〜31話同時収録)
アバンタイトル
祭り会場。そこで待ち合わせてる2人。片方は全くの初登場だがもう片方はゆき先生。
『それじゃ、行きましょうか』と言う男性にゆき先生が『はい』と答えたところでOP。
で、MAHO堂。どれみから夏祭りの話を聞いてそこにバッドカードがあると言い出すオヤジーデ。
怪しむララ。オヤジーデ誰も聞いてないのに
『何がじゃ〜。別に浴衣姿の素敵なお姉さんの項がみたいとか、裾から見える生足が見たいから連れて行けとか言ってる訳ではないぞ〜』
と白状しマジョリカに呆れられる。あいこには呆れられはづきには
『じゃあ、それらしいものがあったら持ってきますからその時は鑑定お願いしま〜す。では御機嫌よう』
と言われパソコンを閉じられるオヤジーデ。相変わらずのスケベ振りに溜息をつくどれみ達。
夜店で魔法グッズが売れるか心配するララ。マジョリカは『売れるのかしらじゃない、売るんじゃ!』と強硬姿勢。
どれみには作戦があるらしい。
珍しいどれみの発言にうっとりなマジョリカ。そして話題はどれみの作っているグッズは何か?と言う事に。
マジョリカ=ナス ララ=大根 あいこ=回答不能
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
A.パイナップル
暫し、固まった後、大爆笑な5人。でもこれでいいのか・・・ということで溜息。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
で、サブタイトル。
で、祭り当日。
客引きの真っ最中なあいこ。するとSOSがやってきた。ダーツに誘うあいこ。
覗くどれみ。どれみのアイデアに感心するマジョリカとララ。しかし、ぽっぷに元ネタがテレビとバラされ落胆。
佐川のダーツはハズレ。
はづきからハズレの宣告。佐川『こりゃ失敗しまくりぷーりぷり』とボケる。
太田続いて『それじゃ、今度は俺の番ダーツ』とボケて挑戦。あいこ、何かのスイッチを押す。
それはダーツ裏の電球のスイッチ。あいこが押す度光る。
どうやら回転の時期を知らせる装置らしい。だがミミはバテバテ。ということは・・・
的の回転速度が落ちる。あいこも気付いた。それのせいかは謎だが太田のダーツは3等にヒット。
杉山『3等で喜んでちゃダメダーツ』とボケる。次は杉山の番。
しかし、ここに来て尋常でなくスピードが落ちてきた。そんなこと知る由もない杉山は投げる。
あいこは舞台裏に偵察中。『ミミ、速度落ちてんで〜!』と言うがミミは限界そうな様子。
それを見て『こりゃアカンわ、どっちか交代したって』と言って去っていくあいこ。
杉山は2等。段々、等が上がっていっている。ミミ、レレに交代。しかし、ドド、回し役をおねだりして代わってもらう。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
その頃、MAHO堂の露店には玉木が参入。
『あら? ダーツじゃない。貴女方にしては面白い物に目をつけたわね。
でも、皆さん知らないと思うから教えてあげるけど、ダーツはね、肘から先で投げるのよ』と相変わらずの自慢気な態度。
あいこはスイッチオン。だが、ドドが押してもビクともしない。回転しないことに焦るあいこ。何とか回りだしたが
玉木が投げた。これまた結構ゆっくりで1等に直撃。『おお〜。お見事!』と感心するどれみ。
小竹も参戦。『はい、1回10円で〜す』と歓迎するはづき。今度はドドとレレの共同作業のおかげで
高速回転。小竹の腕も高速回転。で、投げてみるがまったく見当ハズレな場所へ。マジョリカにヒット^^
マジョリカに当たったのを知ってか引きつりながら笑うどれみとあいこ。笑い者になる小竹。ここで玉木が
『そうそう、最悪って言えばね、この辺スリがウロウロしてるんですって』と話題を持ってくる。『あの財布を掏るスリかいな?』と言うあいこに
『そうなの。何でも美人ばっかり狙うスリなんですって。皆さんはいいわね〜。あたしなんか怖くて怖くて』とまたお嬢様発言。
で、小竹も調子に乗って『だけどこれだけは言えるよ。どれみは大丈夫。なんたってどれみは』と言って
どれみに『それ以上言うな〜』とキレられる。はづきは話題変えに景品を選ぶ様に言う。
ちなみにここは右から左にカメラが動いていきます。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『何かどれもイマイチだけど〜そうね、あたしこれにするわ』とグッズを取って帰っていく。
先の発言にムッとしているぽっぷ『しっかり一番良いの選んでった』と不満。
ちなみに玉木が取っていったのはみんなから好かれる魔法がかかったグッズ。それを知って『ピッタリ』と笑う3人。
SOSも選定終了。
佐川『俺はこれにスルメイカ』 太田『じゃあ、俺はこれに塩辛』 杉山『俺はこれに決明太子』
とボケる。御摘みで纏めたことに感心するはづき。どれみとあいこに呆れられる。
グッズを選ぼうとしている小竹。しかし不満顔。残ってるのがどれみ製作の物だけらしい。覗いてショックを受けるどれみ。
で、小竹はあのパイナップルをチョイス。持っていると何か良い事が起こる魔法がかかってるらしい。
『本当に効き目あんのかよ?』と言う小竹に『自信な〜い』と恥ずかしそうに言うどれみ。
『しょうがねぇなぁ、コレもらってやるか。どれみのグッズばっか残ったら商売になんね〜もんな〜』と皮肉る。もち、どれみは怒る。
どれみに追いかけられて逃げる小竹。どれみはいつものぷっぷのぷー。で、振り向いたら
見覚えのある人を発見。はづきとあいこを呼ぶどれみ。で『あれ』と前方を指差すどれみ。
ゆき先生だ。一緒に居る男性を見て『ゆき先生の恋人?』と発言した途端、関先生乱入。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『お互い、彼氏ができたら紹介するって約束だったのに〜』と不満そうな関先生。そういう約束だったらしい。
殆ど楽しさ半分で関先生を追いかけるどれみ達。『こりゃあ、お前ら店はどうするんじゃ?』と言うマジョリカに『ぽっぷ。あんたに任せた』と答えるどれみ。
ぽっぷ、承諾のVサイン。マジョリカはもち不満。
ぽっぷが客引き中。幼稚園の友達がやってきた。『お飯事じゃないんだぞ〜』と困り顔なマジョリカ。
おまけに見つかるマジョリカ。おもちゃになりそうな気がしたのか『最悪じゃ・・・』と漏らす。
で、問題のゆき先生はというと、カキ氷、金魚掬い、射的、盆踊りなどを堪能。
一方、どれみ達は玉蜀黍を堪能。関先生は不満そう。食べかすは行儀よくゴミ箱に廃棄。するとはづきが気付いた。ゆき先生の財布が剥き出しになっている。
無用心ということで注意しに行くことにしたどれみ。すると何処かから現れた男に突き飛ばされる関先生とどれみ。
コケた拍子にどれみのズボンの左ポケットから見習いタップが落ちる。
関先生が『ちょっとコラ〜』と怒るが、ぶつかった男は無言で人混みへ。
どれみに手を差し出す関先生。すると、財布が無いことに気付いた。
そして、どれみの後ろでは落ちていたタップが蹴られて何処かに行ってしまう。で、さっきの男がスリということになり
関先生は『春風、お前は大丈夫か? 何か盗られた物は無いか?』とどれみに質問。
財布はあったが見習いタップが無い。緊急事態ではあるが無くした物が物だけに言えないどれみ。
青ざめながら『う、ううん。私は大丈夫。それより先生。お巡りさんに知らせてきた方が良いんじゃないの?』と答える。
『そうだね。じゃあ、ちょっと行って来る』と言って関先生は知らせに行った。
関先生が行ったのを見計って『どうしよう・・・あいちゃん、はづきちゃん』
と言う。勿論、はづきとあいこは? あいこに『なんや? どれみちゃん』と。はづきに『何かあったの?』と聞かれ
『タップが無いの』と答えるどれみ。勿論、はづきとあいこドン引き。
一方、タップは会場裏の林の中。旨いこと木に乗っていたがそこから落下。
近くに居たプードルがイタズラしているうちに・・・。
ここでアイキャッチ。
やっぱりマジョリカに叱られるどれみ。不安そうに裏を見るはづきとあいこ。
ここでララ、何故がどれみが狙われたのかと言う謎をあげる。
ここで玉木から聞いたスリが美人しか狙わないと言うことを思い出し伝える。調子に乗って
『そのスリ、美人しか狙わないんだって〜。そっか〜やっぱり私って誰もが認める美少女なんだ〜』と言ってまたマジョリカに叱られる。
で、上空からスリを探すどれみ達。すると、はづきが発見。ゆき先生を。
『なんやゆき先生達かいな〜、はづきちゃん、紛らわしいこと言わんといて〜』とあいこに言われる。
で、そのゆき先生達。ゆき先生『本当にスリは現れるのかしら?』と男性に質問。
男性は『勿論です。貴女みたいな美しい方を見逃す筈はありません』と真顔で言って赤面。
ゆき先生に笑われる。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
そんな話をしてると本当に奴がやってきた。『来た!』男性も気付いた様子。後ろを見ようとして『振り向かないで』と言われるゆき先生。
どれみも発見。スリがゆき先生の財布をパクったところで
あいこが『時間よ止まれ〜』と魔法使う。成功、タップを探すどれみ。しかし見つからない。
時間切れが近いので戻るように言うはづきとあいこ。どれみ戻ろうとするがゆき先生の財布が盗られている事に気付いて財布を取り戻そうとする。
しかし、そんなこんなをしている間に時間は元に戻る。
そして、スリに手錠をかけようとした男性に手錠をかけられてしまうどれみ。どうやら警察の人らしい。
スリ、男性が警官と言う事に気付いて逃げる。警官も『何だ!? 君は?』と困り顔。
手錠を外して貰いながら『こんばんは、ゆき先生』とゆき先生に挨拶するどれみ。しかし、警官は
『コラ〜!!! 待てっ!!!』と言ってスリを追いかけだす。
どれみ、男性の素性をゆき先生に聞いてみる。
いざ、事情を説明しようとしたらどれみの悲鳴。ゆき先生怯む。
それもその筈。ゆき先生の足元にどれみの見習い服を着たプードル犬が居るのだ。
ゆき先生を誤魔化して犬を追うどれみ。大声と行動の訳が判らないゆき先生、どれみを不思議そうに見送る。
犬を走って追いかけるどれみ。するとはづきとあいこが合流。箒に乗せてくれた。
犬が自分の見習い服を着ている理由を考えるどれみ。
あいこが『多分、どれみちゃんのタップ、掏られたんやのうて落としたんやで』と答える。
はづきも『そうね、ソレを犬が拾っちゃったのね』と言う。
どれみ『そりゃ拾ってくれてどうもありがと。でももう返してほしいよ〜』とボヤく。
犬を見つけるがハイペースで逃亡。土管に逃げられてしまう。
ここではづきが『どれみちゃんも犬になれ〜』と魔法をかける。忠犬どれみになるどれみ。
『お〜、あれは忠犬どれみ。久々やな〜』と懐かしむあいこ。『サンキュー、はづきちゃん』と言って犬を追いかけるどれみ。
事情聴取中の関先生。
『お〜いスリだ〜』と言う声を聞いて『うあぁ、あっちの方から聞こえたぞ』と警官を先導。
どれみ、もう泣き言。肝心の犬は露店の合間を縫って祭り会場に逆戻り。泣き言言いながら追いかける。
『メリーちゃん。帰ってらっしゃい』と誰かを探すおばさん一人。すると、止めてあった自転車のカゴにあの犬が入ってくる。
どうやら、この犬がメリーちゃんらしい。
『まぁ、そんなお洋服、誰に着せてもらったのでちゅか?』と言ってるとあのスリがおばさんにタックル。
自転車を強奪。カゴに犬は乗ったまま。即ち自転車を追いかけることになるどれみは『おいおい自転車で逃げるなよ〜』とボヤく。
ここで、はづきはどれみを思って『馬になれ〜』と魔法を使う。『くそぉ、自転車で逃げるとは卑怯な!』と怒る警官。
ふと、横を見ると馬を発見。『天はまだ俺を見捨てちゃいないぞ!』と喜んだ警官。どれみ馬に乗る。
乗馬拒否するどれみだが腹を蹴られて走る。
魔法でチョイx2開始。
『このままやと何かスゴイことになりそうやな〜』と不安そうなあいこ。
一方のはづきは『頑張って! どれみちゃん』とマジ。あいこ『おいおい・・・』と呆れ気味。
自転車で逃げるスリ。後ろからは馬に乗ってる警官。何時の時代や!
どれみは『やっぱ、私は世界一不幸な美少女っつーか今はポニー』と嘆きながら走る。
『何で馬が追いかけてくるんだよ〜』と泣きごと言いながら逃げるスリ。
前方からはパトカー。スリは路地裏へ逃亡。
後ろを見てもまだ馬はついてくる。スリ、ビビる。
フラフラになりながら『しつこい奴め』とボヤいていると前方に何かを発見。中型バイク。そう関先生。『やっと見つけたよ』と言う。
ここでスリはまたまた方向転換。どれみも『あぁ、もうダメ〜』と限界が近いらしい。路地を抜けると林道に出た。
『メリーちゃん、帰ってきて〜』と嘆くおばさん。その声が聞こえたのか自転車のカゴから出る犬。すると、その拍子にカゴにタップが接触。
とうとう、犬とタップが分離。それを見て警官を振り落としながら口でタップをキャッチして溝に落ちるどれみ。
メリーちゃんとおばさん感動の再会。元に戻ったどれみ。ボロボロだがその手にはタップが戻っていた。
一方、小竹は祭り会場をスケボーで移動中。ケイドロはまだ終わっちゃいない。
小竹、よそ見してどれみのパイナップルを笑っている。どれみも余所見して小竹の前へ。どれみは一安心の反動で気付いていない。
小竹が先に気付いたが遅かった。激突。スケボーだけ一人でに走行。
逃げるスリ、それに足元を掬われズッコケる。一方の警官はスケボーをキャッチ。
『よーし、そこまでだ。スリの現行犯で逮捕する』と言う。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
手錠を持っていた男性はゆき先生の隣に住んでる刑事さんらしい。名を山本。
『実はスリを捕まえる為にカップルを装って囮になってくれって頼まれて』と説明するゆき先生。
『いやぁ、それだけとは思えないね〜。囮とか何とか言っちゃって口実作ってゆき先生とデートしたかっただけなんじゃないかい?』と疑う関先生。
図星らしい。赤面して笑って誤魔化す山本刑事。それにつられて皆も爆笑。
でも、やっぱりマジョリカは不満。ララは『でもまぁ、良かったじゃない。無事タップも見つかったんだし』と言うが
『何が良かったんじゃ。ワシは100年くらい寿命が縮んだぞい』とやっぱりご立腹。
で、学校、夏休み途中の集会。
恒例の挨拶と共に『君達の中にはこんな立派な生徒も居るんです』と言って小竹を呼ぶ教頭。事情を知ってるみんなに茶化される小竹。
校長から感謝状を貰う小竹。拍手喝采の中、関先生にも
『先生も財布が戻って助かったよ。ありがとう小竹』とお礼を言われデレデレ小竹。
祝う生徒が多い中で『何で小竹ばっかり。私達だってあ〜んなに頑張ったのに』と不満そうなどれみ。
『きっと、どれみちゃんの魔法グッズが効いたのね』とはづきに言われ、あいこにも
『そやそや、あたしらも魔法グッズの作り甲斐があるっちゅーもんや。小竹も嬉しそうやし』と言われて小竹を見るどれみ。
嬉しそうな小竹を見て『そうだね』と言って笑うどれみ。
笑い声聞こえる生徒達の全景画像になったところで
〜おしまい〜
第30話『ユウレイに会いたい!』
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