第31話『モンゴルからのおくりもの』
(1999年9月5日放送)
脚本:吉村元希 演出:岩井隆央 作画監督:青山充

麗香、話を聞け

夏休み編も終わり学校編が再開。
まぁ、夏休みと言うだけで思いっきり同級生の話がありましたが。
これまた、前に何度か姿だけ出していた花田志乃ちゃん初発声にてゲストの話。
モンゴルとか花田とか相撲の話ですか?
マジカルステージ使用で初の事態が起きる話。
ちなみにこの話から33話まで玉木が結構、オイシイ役をやってます。

収録DVD

クイズと小鳥の気持ちミュージッククリップ付き
(27〜30話同時収録)

アバンタイトル

青空広がる広大な草原を歩く一人の少女。すると、少女に声をかける声一つ。
『志乃〜〜〜』と呼ぶその声に振り返る少女。声を掛けた少年は懐から馬の形をしたおもちゃを出す。
『くれるの?』と聞く少女に頷く少年。少年のアップになったところでOP。

ある日のMAHO堂。おしゃべりで盛り上がってるどれみ達。

やっぱり、マジョリカから渇が入る。
どれみ『任せておいてよ〜』と豪語するが『お前の任せておいてはアテにならん・・・』とマジョリカに呆れられる。

ムッとるするどれみ。あいこ、ぽっぷに
『ぽっぷちゃん、9級の試験受けるんやろ〜? 試験は夜やけど起きてられる〜?』と聞いてみる。ぽっぷYES。
それを聞いて笑いながら『ぽっぷが起きてられるワケ無いよ。なんてったってお子様だもん』と侮るどれみ。

『私はどれみと違って起きてられるよ』と言い返すぽっぷ。
マジョリカにも『そうじゃ。ぽっぷはどれみと違って根性もあるしの』と言われムッとするどれみ。

また、ブニュちゃんと間違えられてムッとしたマジョリカだが
『あたし、期待されればされるほど、頑張るタイプだから』と言うぽっぷの言葉に
『頼もしいの〜、どれみと違って』と泣きながら感涙。面白くないどれみ、ぷっぷのぷー。

で、サブタイトル。

登校時間の3人。振り返って夏休みらしいことをしてない事を嘆く3人。
普通にエンジョイしたであろうクラスの友達を羨むどれみ達。


そして、誰もが絶対すると思ってた人がやっぱりしてた。
玉木はフランスのパリに行ったらしい。アルメスというブランド製のバッグを見せびらかしていた。勿論、話題になる。
『高そうなバッグやな』と言うあいこ。玉木『勿論よ。注文して半年待たないと変えないのよ』と回答。
あいこは続いて『ほな、玉木はどうやって買うたん?』と質問する。
『お父様が国際電話で注文してくださったの』と答える玉木。

それに『国際電話!? やっぱりフランス語なんだろ?』と意味不明な発言をして、玉木に『当たり前でしょ』と言われる小竹。
皆に笑われる。すると、はづきが何かを発見。

盛り上がってる場に混ざらす一人、机に座ってる女の子が居たのだ。
ずっと、メールを見つめる女の子に『素敵な絵ね』と声を掛けるはづき。
『ありがとう。タミラ君って言う、モンゴルのお友達から貰ったんだ』と答える志乃。

どれみとあいこも話に混ざってきた。志乃はモンゴルに住んでいたことがあり、夏休みにモンゴルに行ったらしい。
しかし、モンゴルの場所がわからないどれみ。志乃、丁寧に説明。

まぁ、こんなところです(ぇ

絵葉書を見せてもらって見た事もない文字に感動するあいこ。
その驚きっぷりに玉木の自慢話から意識が移った2組の面々。


忽ち、同級生から質問攻めの志乃。でも、玉木は面白くない。
『あ〜、あたしだって外国語くらい読めるわよ。それに手紙だって来るかもしれないし・・・。いえ、きっと来るわ!』と言うが誰も聞いちゃいない。

で、屋外での写生の時間。
『行ってみたいよね、外国』と言うどれみに『そやな〜』と言うあいこ。
『でもって、お友達を作って、葉書を一杯貰うの』と楽しそうなどれみに
『貰うだけやったらアカンで、どれみちゃんもちゃんと出さな』と返すあいこ。

そんな、やり取りを表情がくもる志乃。その変化を見逃さなかったはづき
『どうしたの? 志乃ちゃん?』と聞いてみる。すると、志乃『実はさ・・・相談があるんだ』が返してきた。
どれみ達もそれを聞いて『どうしたの?』と聞いてくる。『よかったら、みんな家に来て』と言う志乃。

すると聞き覚えのある声。やっぱり玉木。
『あらいいわね。花田さんのお宅へいらっしゃるの? 私も行ってもよろしくって? 勿論、良いわね?』と無理矢理、同行。
引きつりながら『う、うん。いいよ』と言う志乃。『誰も誘ってないのに・・・』と呆れるどれみ。

さっきの恨みかやたら到着を急かす玉木。着いても
『マンションなんだ〜? あたし、てーっきり一軒家かと思ってたわ』と貶す。どれみとはづきも呆れ顔。
あいこに至っては『ええ加減にしいや・・・』と怒り心頭。

怪しい物が一杯の志乃の部屋。どれみも興味津々。

『今まで行った所の思い出の品なの』と説明する志乃。感心するはづきあとあいこ。
しかし、玉木だけはライバル心剥き出しで
『あら〜、ウチにだって色々あるわよ。イギリスの陶器とか、フランスの香水とか』と言ってくる。一方、どれみは何かを発見。

絵葉書と同じ絵を発見。『ねぇ、これモンゴルでしょ?』と聞くどれみ。志乃YES。

すると、玉木、何かを発見。それは机に置かれた馬のおもちゃ。

『そうなの。実はこの縫い包み、日本ではホントよく有る物なのよね。私も持ってたんだ〜。でもね、すぐに飽きて捨てちゃったの』
と志乃が語りだす。『じゃあ、ソレは何?』と返す玉木。
『これはね、モンゴルのお友達に貰ったの』と答えた志乃に『へ〜、変わった人〜』と返答。
あまりに遠慮ないので『ちょっと黙っててほしいな・・・』とどれみ不満顔。

『相談ってもしかしてソレのこと?』と聞くはづき。
『そうなの。コレのお返しを何にしたらいいか判らなくって』と答える志乃。
『志乃ちゃんがあげるものだったら、何でも喜ぶよ』と言うどれみだが志乃は
『でもね、タミラ君はおもちゃと言ったらコレしか持ってなかったのに、大事な友達だからと言って私にくれたの』とイマイチ納得いかない様子。
『え? おもちゃ、他に持ってないの?』と不思議そうな玉木。
おもちゃは自分で作る以外、馬に乗ったり相撲したりして遊ぶらしい。で、再度、意見を求めてみる志乃。

『そうね・・・。志乃ちゃんが代わりの縫い包みを作ってあげるって言うのはどうかしら?』と提案するはづき。
『そうね、手作りか〜』と答える志乃。イマイチしっくりこないようだ。
ここで玉木『あたしはもっと高級な物がいいと思うの。これなんかどう? 有名ブランドで子供向けのリップなの。私、使わないから・・・』
とリップを出すが志乃に『男の子なの』と言われ『あ、そ・・・・』と撃沈。

『人の話はちゃんと聞けっての』と呆れるどれみ。
あいこからは『お返しせんでも、ありがとう言う気持ちがあればええんとちゃう?』と提案。志乃が答える前にどれみも
『そうだ! 牛肉を送るって言うのは?』と言い出す。はづきとあいこ、ガックシ。
変な提案が多く、困り顔の志乃。一応、『そ、そうね・・・。ありがと、みんな。あたし、もう少し考えてみる』とお礼を言う。

志乃の家の前で解散するどれみ達。
玉木は『あたしのアイディアも考えておいてね』と言って、あいこに『わかったわかった』とあしらわれる。
ここで3人は集合。魔法を使うことにしたどれみ達。


魔女見習いに変身。マジカルステージで『タミラ君の欲しい物を教えて』と願う。が
(下段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


何も起きない。しかも、魔法玉は全部無くなった。ここで、はづきが試験の事を思い出す。
『やばいで、マジョリカにしばかれる・・・』とボヤくあいこ。
絶望する3人、特にどれみは大パニック。

失った魔法玉を取り戻す為にグッズ作りに必死な3人。今、一番声を掛けられたくないマジョリカに『随分、熱心じゃの』と言われビビる。
やってきたマジョリカとララ。『ほんと、沢山作ってるわね〜』とララも感心。

『あたし等もやる時はやるさかい』と誤魔化すあいこ。
すると、マジョリカ『頼もしいの〜、しっかり頼むぞ。ワシぁ、ちょっと出かけてくる』と行って何処かへ行く。
この隙にたんまり稼ごうとするどれみ達。



こういう時に限って客は来ない。
『魔法使わんでもオッケーな時もあったし、きっと何とかなるって・・・』とポジティブに行こうとするあいこだが
はづきに『だといいんだけど・・・』と言われ空気が重くなる。なんて話をしてるとマジョリカが帰ってくる。
どれみ『マ、マジョリカ、帰ってたの?』と言って
『何じゃ悪いか? ん・・・まさかワシに内緒で何かしておったんでは?』と言われ怪しまれる。

『何にもしてないよ〜』と誤魔化すどれみ達。マジョリカ、思いっきり疑いの眼差し。
すると、ここであいこが『あ、何でバレてしもたんかな〜?』と自白。ビビるどれみ達だが

『ええから、ええから』と言うあいこ。考えがあるらしい。
『日頃からお世話になってるMAHO堂の皆さんに何かお礼しよかな〜思て』と言うあいこ。嬉しそうなマジョリカとララ。
魂胆が判ったはづき、『なるほど、ヒントを探してるのね』と思わず口にでてマジョリカに怪しまれるが誤魔化す。


ララの所望は魔女界エステサロンのチケット。
どれみ、思わず『エステは多分違うな』と言ってララに『何が違うの?』と聞かれ
『ううん、こっちの話。そうだ、オヤジーデにも聞いてみよう』と誤魔化す。

オヤジーデにも聞いてみる。
A.若くて綺麗なナイスバディのギャル
無論、閉じられるピュアレーヌパソコン。

マジョリカに聞いてみる。
A.元の姿
できるわけないorz

ここでアイキャッチ。


夜の春風家。

グダグダで帰宅のどれみ。結局、売れなかった様だ。
『どうしたの? どれみ』と声をかけてくるぽっぷ。どれみ、説明しようとしたが止めた。
ムッとして『どれみ、今日試験でしょ? ちゃんと起きてなさいよ。あたし、起こさないからね』と言うぽっぷ。
元気なく返事をして部屋に戻るどれみに拍子抜けなぽっぷ。

『魔法玉が無くて魔法が使えないなんて、ぽっぷには言えないもんな〜』とぐったりなどれみ。
ぽっぷに言わなかったのはこれが原因らしい。
『もう、ホントに寝ちゃおう。でも、こうしてるワケいかないし、とりあえず行くか・・・』と言うどれみ。

はづきも『どうしよう。魔法が使えなくちゃ試験に落ちちゃう』とそわそわしていた。

あいこも考え中。『とにかく、MAHO堂行こ』と決心。

で、どれみはぽっぷを起こしてる最中。しかし、起きる様子は無い。
目がセロハンテープで無理矢理開けられても起きない。

すると、寝返りと同時に強烈なビンタがどれみの左頬に炸裂。
寝言で『どれみなんか追い越しちゃうんだから』と言うぽっぷに『おいおい!』と呆れ顔などれみ。

ぽっぷが起きないことにマジョリカはショック。『何回も起こしたんだよ』努力したことを告げるどれみ。

『ぽっぷには夜更かしは無理だったみたいね〜』と言うララ。
どれみは調子に乗り『まぁ、そういうこと! だからお子様って言うんだよ!』と言って
『そんな余裕ぶっこいてないで、ぽっぷの分までしっかりやるんじゃ!』とマジョリカに叱られる。
何も言えないどれみ。

で、モタ達と居る試験屋台へ到着。今回のお題はモタ達が今欲しい物を魔法粘土で作ること。
=魔法玉を使わないと言うことで喜ぶどれみ達。
どれみの『あたし達って超ラッキー!』に対しマジョリカに『何がラッキーなんじゃ?』と言われ固まる3人。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

誤魔化すあいこ。怪しむマジョリカ。
『モタとモタモタの欲しいもの・・・。何が欲しいの?』とストレートに聞くどれみ。
『それを当てるのよ〜』と言われ呆れられる。
あいこは『ここまで来て、また誰かの欲しい物考えるんか・・・』とボヤく。はづきは思案中。
ここで、ララから『ねぇ、マジカルステージを使えば判るんじゃない?』と言われ

固まる3人。しかしマジョリカが
『何を言っておる。人の気持ちを知ると言う魔法は上級者向けなんじゃ! こんなおジャ魔女共じゃ魔法玉が無くなるだけで何も出てきやせんわ〜い!』
と言いだした。ララ、珍しく魔女らしいマジョリカに感心。
そういう理由でマジカルステージしなくてよくなり助かった3人。同時に先のマジカルステージの不発の理由もわかった。

『じゃあ、砂が落ちるまでに考えてね〜』と砂時計を指差すモタ。時間制限があることに驚くどれみ達。それから、色々考えて・・・。

どれみが思いついた。どれみが作ったのは粒の塊。『何これ?』と言うあいこに『魔法玉!』と答えるどれみ。
あいこに『ひょっとして自分の欲しい物ちゃうの?』と聞かれて『判る?』と言って『わかるも何も・・・』とあいこに呆れられるどれみ。勿論、不正解。

『なんで魔法玉が欲しいんじゃ?』と聞くマジョリカに笑いながら『あんまりツッコまんといて〜』と言うあいこ。

はづきはブローチを作る。デザインは可愛いと好評だったが不正解。ガックシなはづき。

ヒントを要求するどれみ。すると『あのね〜』『こんな感じ』と怪しいダンスを披露するモタとモタモタ。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『何それ?』な3人だが、あいこが何かを思いついた。

2人をモデルにした人形を作ったあいこ。だが、結果は不正解。
ここではづきが『ねぇ、すぐに欲しいってことはこの近くに置いてある物と関係あるんじゃない?』と言い出す。

辺りを見回すどれみ達。すると

あいこが怪しい物体を発見。ステッキで背中を掻きまくるモタとモタモタ。
で、あいこは傘立てを発見。欠けているところに魔法粘土を付けて修理。
しかし、元からそう言うデザインの花瓶と言うことで不正解。すると、どれみが閃いた。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

花瓶と言う事で花を作ったどれみ。これが正解だった。喜ぶどれみ。

すると、どれみ作の花で背中を掻くモタモタ。
『あ〜、これこれ、この掻き心地。欲しかったの孫の手〜』と言う。2人はずっと背中が痒かったらしい。
『何言ってんの? 花よ花〜!』と抗議するどれみ。
『え、花なの!?』と驚くモタ。
このままでは合格が取り消されると思い誤魔化しに入るはづきとあいこ。何とか、切り抜けた。

合格と言うことで認定玉をもらうどれみ達。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


自作の花を孫の手と勘違いされて憤るどれみ。あいこに宥められる。で、孫の手を欲しがった事を不思議がるどれみ。
マジョリカも『全くじゃ! ワシだったらもっと値段の張る高価な物を要求するぞ』と言う。
はづきとあいこは思い返せばモタとモタモタが背中を掻いていたことに気付く。
あいこは『そうか、欲しいもんを知る為には、その相手をよく知らなあかんっちゅーこっちゃな』と学んだことを言葉にする。
一方のどれみは全然、気付いていなかった。マジョリカに
『どれみは注意力が足りんのじゃ!』と叱られるが『何よ! マジョリカだって気がつかなかったくせに!』と言い返す。
ここではづきが『志乃ちゃんのお友達の事がもっとよく判れば、きっと何が欲しいかわかるわね』と言う。
マジョリカに『誰のことじゃ?』と言われるがどれみと『いいの!』と話を遮る。

で、その翌日の春風家。


ぽっぷがスゴイ剣幕で入ってきた。起こさなかったをかなり怒ってるらしい。
『何言ってるの、起こしても全然起きなかったよ・・・』と事実を言うどれみ。しかし、ぽっぷは
『嘘だね。あたしに追いつかれるのが嫌でワザと起こさなかったんでしょ!?』と返してくる。
『そう来るか〜?』と思うどれみ『ブニュちゃんに言い付けてやるから〜』と泣きながら言うぽっぷ。

で、登校時間。志乃を見つけて声をかけるどれみ達。志乃は振り返る。
『タミラ君へのプレゼント、何か思いついた〜?』とどれみに聞かれて『それが、全然』と答える志乃。
『あたしら、ええこと思いついてん』とあいこが言う。『え、何?』と食いつく志乃。
続けてはづきも『また、志乃ちゃんのお部屋見せてもらってもいい?』と質問。OKする志乃。

絵とおもちゃと絵葉書を見比べるどれみ達。ここで志乃が『あの、いいことって?』と志乃に聞かれ
どれみが『その、タミラ君って言う子の事がもっと判れば』と。はづきが『何をプレゼントしたらいいか判るんじゃないかと思って』と
あいこが『タミラ君の事、もっと教えてくれへん?』とそれぞれ説明する。
『そうそう。モンゴルがどんな所なのかもっと知りたいな!』と言うどれみ。

『あ、そっか!』と納得の志乃。一方、どれみは絵を見てうっとり。
『やっぱカッコイイよね。志乃ちゃん、この馬に乗せてもらったんでしょ?』と志乃に質問する。
志乃は『うん。この時、初めて乗せてもらったの』と答えながらその時の思い出を語りだす。


最初は怖くても慣れてくると風が気持ちいいと感じるそうだ。
一面緑色の草原もこれまた美しく、このままモンゴルに居たいとまで思ったと語る志乃。
しかし、何事もお別れの時はやってくる。


『でね、その時、自分が恥ずかしかった。同じ物を持ってたのにどうして私は大切にしなかったんだろうって。
それに・・・たった一つしかないおもちゃなのにもう二度と会えないかも知れない私にくれるなんて・・・私にはできないだろうって・・・』
と真顔で語る志乃。どれみは『モンゴルっていいところなんだね』と
はづきは『うん』と頷いてあいこは『志乃ちゃんの大切な思い出を作ってくれたんやからな〜』とそれぞれ感想を述べる。
『だから、タミラ君が一番大事にしてた物をくれたんだから、私も一番大事にしてる物を送ろうと思ってるんだ』と志乃は思いを話す。

はづきとあいこも賛成。だが志乃は
『でもね・・・私はタミラ君から沢山の事を教わって大事なおもちゃも貰ったんだけど・・・。
あたしが大事にしてた物なんてそれに比べたら・・・。どれもみんなくだらなく見えちゃって・・・』と不安を語る。

『そんなことないわ! くだらないなんてこと・・・』と言うはづき。すると、あいこが絵葉書を見てあることに気付いた。
絵と見比べてみると絵葉書の草の色が途中で変わっていたのだ。
志乃はその事を知っていたが何故か判らず気になってたらしい。すると、何か思いついた志乃。何かを聞くあいこ。
タミラ君が長期の使用で短くなった緑の色鉛筆を不便そうに使っていたことを思い出す志乃。

色が変わってたことに納得するはづき。ここで小さいときから大事にしていた12色の色鉛筆があることをどれみ達に言いながら色鉛筆を取り出す志乃。
蓋の絵がお気に入りだそうだ。

どれみにも『可愛い〜!』と絶賛の蓋。どれみ達も色鉛筆に大賛成。

どれみ達に『これだったらタミラ君にも喜んでもらえる。ありがとう、みんな。ありがとう!』とお礼を言う志乃。
モンゴルに思いをはせるどれみ達。
志乃が『みんなでモンゴル行けるといいね!』と言ってどれみ達が『うん!』と答えたところで

〜おしまい〜

第32話『打倒玉木!学級委員選挙』
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