(1999年12月5日放送)
脚本:栗山緑 演出:矢部秋則 作画監督:川村敏江
ごきぶり娘
ありそうでなかった玉木が主役の話。
悪名高い和田みんとと似たようなキャラなのに嫌われない理由はここにあり。
まぁ、この話だけじゃ無いんですけどね。
しょっちゅう、この人の発言や行動にカチンと来る人も今回ばかりはそう思えない筈。
妙にしおりちゃんが出てますが、あくまでメインは玉木です。
そして、奥山さんも妙に活躍。実はかなり珍しかったりします。
ちなみに声なしながら13話とかに出てたりするしおりちゃん。
よって、今回のサムネは玉木で決定。しおりちゃんは♯で主役が控えているので。
クラスメートに病弱な子は居なかったな〜。
理由は忘れましたが、管理人も美空小のクラスメートみたいに誰かを捜索した憶えがあります。
にしても、どれみはごきぶりが好きな子ですね〜。
DVD収録
クイズとサンタが町にやってくるミュージッククリップ付き
(42、44〜46話同時収録)
アバンタイトル
夜空で弾けまくる打ち上げ花火。それを見る玉木親子。ビハインドカメラになったところでOP。
終わると学校。ピーマンを幸治パパに食べさせようとして微塵切りにしてオムレツに入れたのにピーマンだけを撤去されたことにキレるあいこ。
あげくにはドロップキックをかますとまで言い出す。宥めるどれみ。なんて話をしてると一台の車がやってくる。
車からは1人の少女が降りてきた。『しおりちゃんだ』と言うはづき。しおりと言う子らしい。
急に強面になってドアを思いっきり閉めるしおり。そのまま、強面で運動場へ入っていく。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
でもって、どれみ達に挨拶されるしおり。挨拶を返す。『今日からまた学校に来られる様になったんや』と言うあいこ。
『えぇ、だいぶ体の調子も良くなったの』と答えるしおり。
すると、車の窓が開いた。中には男性1人。しおりの父と知っているどれみ達は挨拶をする。しおりパパ
『おはよう。この間はお見舞いに来てくれてありがとう。しおり、とにかく絶対ダメだからな、じゃ』と言う。
強面のしおり、振り返ってアカンベー。『なんや、しおりちゃんもおとうちゃんとケンカしたんか?』と聞くあいこに
『ちょっとね。それより昨日、おんぷちゃんもお見舞いに来てくれたのよ』と答えるしおり。
おんぷに感心するどれみ達だが、1分間だけと聞いて唖然。
で、サブタイトル。
で、学校〜。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)
先週行われた漢字テストの返却中。皆、好成績で満点も2人居たらしい。自分とはづきと確信する玉木。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
あいこはどれみに負けたかもしれないと落胆。
が、肝心の玉木は1問ミスって満点ならず。となると、もう1人の満点が気になる玉木。
その人は真横に居た。中山とよばれるその人こそしおり。中山しおり。休み勝ちでも満点な事に感心する関先生。
やや嫌味っぽいながらも納得した玉木。
どれみも大喜び。が、関先生に水をさされる。なんと、どれみが最低点。しかも0点。結果は60点だったらしいが名前書き忘れて0点。
どれみを笑う小竹。世界一・・・などれみ。
で、休み時間。しおりを褒めるどれみ達。
そこで『隣が偶々、あたしだったからじゃないかしら?』と言う玉木。ムッとするどれみ達。
奥山さんも『いくら玉木さんだって言って良いことと悪いことがあるよ』とキレる。
ここで、カンニングなら同点じゃないとおかしいとはづきに指摘され怯む玉木。欠席多くて満点なことがおかしいと指摘。
ここでしおりが『パパ、塾の先生をやってるの。だから学校を休んでる間、勉強が遅れない様に教えてくれるの』と言う。
『これで誤解が解けたわ。玉木、もう文句ないやろ?』と玉木に言うあいこ。『は〜いはい』と悪びれず頷く玉木。
父親が塾の先生であることを羨むあいこ。が、当人からすれば簡単な間違いをすれば怒られる等良いものでもないらしい。
『まぁ〜、野蛮』と言う玉木。が、他の家庭ではそれが当たり前としって蚊帳の外になりムッとする。
ここでパパに一度も怒られたこともないと自慢する玉木。ついでに優しいと自慢。それを受けてあいこがムッとする。
勿論、優しくないなんて事はない。
あいこはハーモニカの吹き方、どれみは自転車の乗り方、はづきは水泳をそれぞれパパから教わった。
が、それを聞いて『随分、安上がりですこと。あたくし、それらの事全部、パパが雇ってくれたインストラクターに教わりましたわ』と言う玉木。
が、はづきにそれは本当の優しさではないと指摘され表情が固まる玉木。どれみの『お金を出せば良いってもんじゃないよ』と言う言葉に頷くはづき達。
そして、おんぷが『本当はパパに愛されてないんじゃないの?』と言う。さすがにこれには言葉を失う玉木。玉木の頭の中で繰り返されるおんぷの言葉。
で、授業中。
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玉木は考え中。有得ないと言いつつも納得できない玉木。
関先生が気紛れで指摘した声にも気付かずクラスメートもビックリ。関先生も怒鳴り呼び。
しおりに呼び触られてやっと気付いた玉木。が、関先生は怒り心頭。廊下へ行く事を促され元気なく従う玉木。どれみ達も驚く。
玉木がヘコんでた話をするどれみ。しおりは玉木が羨ましいらしい。理由はパパが何でもしてくれそうだから。
しかし、しおりのパパは鎌倉のおばあちゃんの家に行きたくても行かせてくれないことを引き合いに出す。
が、それは病弱な娘を思ってのことと指摘するはづき。が、イマイチ納得できない様子のしおり。
すると、誰かがクラクションを鳴らす。それに気付いて見ると校門前にしおりパパの車。
『迎えに来てくれなくてもいいのに・・・』と愚痴るしおり。そんなしおりに『そんな事言わないの、さぁ』と言うどれみ。
『じゃあ、また明日ね』と言うしおり。笑顔で手を振ってバイバイするどれみ達。
その頃、玉木邸。玉木は学校でのどれみ達の言葉を思い出す。そして、突如、目の前にあった壷を割ってしまう。
それを聞いてやってきた麗香ママびっくり。麗香パパもびっくり。
わざと割ったと告白する玉木を怒ろうとする麗香ママだが麗香パパが止める。パパが自分を怒らない事に苛立つ玉木。
『壷ならまた買い換えれば良い。パパは麗香が無事なら良いんだ』と答える麗香パパ。
が、それを聞いた玉木は泣いて逃げ出してしまう。後を追う麗香パパだが方向は真逆だったりする。
そして、夕方。
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橋の上で落ち込んでると誰かが声をかけて来た。涙を拭いその方向を向く玉木。しおりだった。
『どうしたの? こんなところで?』と質問するしおり。さすがにソレには『別に・・・』と答えられずはぐらかして
『それより、あなたこそ体が弱いのに出歩いてていいの?』と逆質問する玉木。
すると、パパとケンカしておばあちゃんの家に家出する途中だったことを告白するしおり。それを聞いて驚く玉木。
で、祖母の家を聞く玉木。鎌倉と答えるしおり。どうやら、玉木の別荘が近くにあるらしい。
ここで何を思ったか付き添いを申し出る玉木。嬉しそうながら悪いと遠慮するしおり。
が、玉木の押し売りと一人が心細かったしおりの心境もありそうすることに。笑顔な2人。
で、MAHO堂。どれみ達が帰ろうとすると坂の上から見覚えのあるライダーが降りて来た。そのライダーはMAHO堂前で停止。
丁度、階段を上がろうとしていたどれみ達もそれに気付いた。勿論、ライダーは関先生。
玉木の行方を聞く関先生。『玉木さん、どうかしたんですか?』と逆質問するはづき。事情を伝える関先生。驚くどれみ達。
関先生は他の生徒の家を調べるのでどれみ達に玉木の行きそうな場所を探してと頼む。勿論OKなどれみ達。
見つかっても見つからなくても1時間後に学校に集合の約束を交わす。
捜索に出るどれみ達。事情を知ってるので後始末を快諾するぽっぷ。
ここでアイキャッチ。
総動員で探すが見つからない玉木。
そんなこんなであっと言う間に1時間。どれみ達も合流。『どれみちゃん達、どうだった?』と言う奥山に首を振るどれみ達。
家出の理由を聞くはづき。語りだす麗香パパ。
一方、玉木達はしおりのおばあちゃんの家に到着。が、呼び鈴を押しても反応無し。
暗いので不在を疑う玉木。しおりはドアを叩いてみるが通りかかったおじいさんに不在を知らせられる。
仕方なく、ここは玉木の別荘に行く事に。
理由はわかっていたらしい。壷を割っても怒らないことに呆れるあいこ。どれみも『おじさん、甘やかし過ぎだよ』と鋭い指摘。
『そうかな?』と言う麗香パパ。関先生もどれみ達に賛同。しかし、麗香パパが玉木を甘やかすには理由があった。
8年前。家を歩き回っていた玉木。玉木パパはコーヒーを入れていた。
すると、目を離した隙に玉木がコーヒーをひっくり返してしまい玉木大泣き。救急車沙汰にまでになった。
火傷は大したことなかったがこれを期に二度とこの子は泣かすまい・叱るまいと誓ったらしい。
親として自分の全て愛情を持って育てたそうだ。が、一度も叱ったことが無いということには納得のいかない関先生。
が、勿論、そんなことは無く1度だけ叱ったことがあるそうだ。それは別荘の近くで花火大会が行われた日。玉木4歳の夏。
玉木が目を離した隙に手すりを乗り越えようとしていた。おまけに声をかけた拍子に落ちそうになる。
幸い受け止めたが、しつけの意味で頬を叩いた麗香パパ。すると、泣き出してしまう。
『あ〜、痛いよ〜パパなんて大嫌い』と言って麗香ママに抱きつく玉木。複雑な顔の麗香パパ。
玉木が忘れてただけだった。事実を知ったどれみ達。すると、しおりパパがやってきた。
しおりが家出したことを伝えるしおりパパ。困る関先生。すると、小竹たちが合流。
夕方、玉木が背の低い女の子と駅に入ったのを目撃した人が居るらしい。特徴からしおりと断定するどれみ。
鎌倉に行く事にした大人達。関先生はみんなに家での待機を命じる。が、この3人はそれで済ます訳がない。
で、どれみ達は大人達を追い越して先回り。
捜索方法に困ったどれみ達はどれみの提案でマジカルステージをすることに。『玉木としおりちゃんがどこに居るか教えて』と願う。
するとコンパスが落ちてきた。このコンパスが北を指してない事に気付いたはづきはコレが玉木達の居場所を示してると判断したどれみ達。
丁度、別荘らしきところでコンパスが大回転。ここらしい。しかし真っ暗。とにかく降りることに。
別荘は滅多に来ないせいで電気もガスも水道も止まっていた。また、いつもみたくしおりのせいにする玉木。
しかし、しおりが寒がっている。玉木は自分も寒いがオーバーと思う。
が、ぐったりしたしおりを見て頭を触り病気であることに気付いた玉木。
あたふたする玉木。それを見て玉木を見直すあいこ。が、このままでも良い訳がない。
魔法での直接病気を治すのを禁じられてるので他の力で助けることに。とにもかくにも家の中へ
で、魔法で自分達をゴキブリに変えるどれみ。どれみだけノリノリだったりする。
魔法でチョイx2開始
。でもって、煙突から進入。
電話線も繋がってないので救急車も呼べない。困りながら看病する玉木。はづきの提案で生活機能を開通することに。
あいこの魔法で電気がついた。驚く玉木。
続いてはづきの魔法で水道開通。その音で気付いて濡れタオルをしおりの頭に乗せてあげる玉木。
お礼を言うしおりに笑顔な玉木。
ここでどれみが『暖炉よ、燃えろ〜!』と魔法を使う。が、言い方が悪かったので本当に
暖炉が燃えた
。
玉木、お化けの仕業と恐れをなして逃亡。あいこにやりすぎとツッコミを入れられるどれみ。で、そんなこんなをしてると外からブレーキ音。
魔法でチョイx2終了
。
丁度、関先生達が到着したのだ。お化けの話をする玉木だがしおりの急病を思い出しそれを伝える。
キチッと玉木の功績は伝えるしおり。関先生の提案で病院に行くことに。
出発する関先生達。それを見送るどれみ達。玉木と麗香パパが仲直りしてないのでまだ活動続行。
医者によると軽度の風邪らしい。一晩安静にしてれば元気になるらしい。それを聞いて医者に御礼を言うしおりパパ。
『しおり! 一体どれ程、心配したと思ってるんだ! お前って奴は!』と叱るしおりパパ。
さすがにこれには強がっていたしおりも『ごめんなさい』と謝る。
そう言われて強くも言えずは『あんまり脅かす様なことするなよ』と言うしおりパパ。それを見て複雑な玉木。
『皆さんに本当にご迷惑かけしました。私の車使って結構ですから、お帰りください』と言うしおりパパ。
が、玉木は『あたし、帰りませんわ』と言って逃げ出す。
関先生に意見を求める麗香パパに関先生は顔で合図。了解な麗香パパ。
夜の港。玉木を捕まえる麗香パパ。それを見るどれみ達。『いよいよ最後の仕上げだね』というどれみに頷くはづきとあいこ。
『打ち上げ花火よ、あがれ〜!』と魔法を使うどれみ。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
抵抗する玉木。すると、麗香パパが一発加える。
それと同時に花火がうちあがる。それを見て前に同じことがあったことを思い出す玉木。玉木の『パパはあたしのことを・・・』という言葉に
『愛してるんだよ。世界の誰よりも深く深く愛してるのさ』と続ける関先生。
それを聞いて、後悔の意味で泣き出す玉木。謝って泣きつく玉木にハンカチを差し出す麗香パパ。
『お前には涙は似合わないよ』と言う麗香パパ。それに泣き笑顔になる玉木。笑顔の麗香パパ。
『いっちょ、盛り上げたろか』と気を利かすあいこ。花火大乱発。すると、玉木、麗香パパの腕に抱きつく。笑顔を見せる玉木。
そんな2人が花火を見つめるシーンがフェードアウトして
〜おしまい〜
第44話『女子プロレスラーになりたい!』
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