第45話『サンタさんを救え!』
(1999年12月19日放送)
脚本:影山由美 演出:五十嵐卓哉 作画監督:馬越嘉彦

サンタ捕り網

放映日がクリスマス間近と言うことでシーズンモノの話。
今回は美空小の生徒は一切登場なし。
まぁ、魔女がありならサンタクロースも勿論ありですよね。
そして、無印の物語としては大事なターニングポイントでもあります。
特におんぷにとっては♯における伏線が張られていたりします。本音はやっぱりでした。
シングル・ベル、サンタが街にやってくる、きよしこの夜(賛美歌109番)が初登場。
というよりは完全にこの日向けの曲ですね。
この話について語ることは少ないですが、非常に絵の綺麗な話です。
春風家姉妹愛編第4弾。

DVD収録

クイズとサンタが町にやってくるミュージッククリップ付き
(42〜44話、46話同時収録)

アバンタイトル

大空を駆け抜ける影。それはトナカイに引き摺られるソリに乗ったどれみ達。どれみ達が『メリークリスマス』と言ったところでOP。

終わるとクリスマスツリーを飾っているMAHO堂。



MAHO堂の飾り付けに懐疑的などれみ。あいこは商業的理由と看破。マジョリカ、あっさり認める。
マジョリカ『賢いやり方』と自画自賛だがどれみにただの欲張りと言われキレる。
はづきは容認派。マジョリカはそんなはづきに嬉しそう。
で、ララが不在のぽっぷの居場所を聞く。どうやら用事があるらしい。それに不満なマジョリカ。

一方、ぽっぷは幼稚園の男子達と一緒にサンタ捜査隊なるものを結成していた。でもって捜査開始。

で、サブタイトル。

冬の街中。ぽっぷ達はベンチで休憩中。見つかるか不安な声がある中、ぽっぷは余裕。
サンタが欲しい物が判るのはこっそり街に来て調査してるからと推理するぽっぷ。会話しながらポテトチップス回し食べの一同。休憩終わって出発進行。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


本日営業終了のMAHO堂。街のクリスマスカラーを実感するどれみ達。すると、おんぷのコンサート会場を発見。
それを聞いて自分達が歌えばどうか?と提案するどれみだが勿論、んなことが成功する訳は無い。で、落胆したどれみが誰かと激突。

相手はコートを纏った白髭のおじいさん。謝るどれみ。老人は咳をしながらも怒ってない様子でそのまま何処かへ行ってしまう。
すると、どれみが落し物を発見。手帳だ。それを届けるどれみ。お礼を言うおじいさん。
(上段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


咳をするおじいさんを心配していると近くから聞き覚えのある声。勿論、ぽっぷ達。待ったをかけるどれみ。
話と違う行動に不満顔のどれみ。ぽっぷ達はサンタの捜索と釈明。会って言いたい事があるのだとか。どれみ、馬鹿にしてぽっぷ達に睨まれる。


その迫力に怯むどれみ。居ると信じるぽっぷ達は機嫌を損ねまた行ってしまう。

で、翌日のMAHO堂。お暇だったりする。


で、ぽっぷ達。かずひろが双眼鏡で何かを発見。それがおんぷちゃんと聞いてそこへ向かう男子達。ご不満なぽっぷ。



台本を確認中のおんぷ、横の声に気付いて振り返る。驚いて後ずさりする男子達。その裏にぽっぷを見つけ『あら、ぽっぷちゃん』と言うおんぷ。『ち〜す』と挨拶するぽっぷ。
理由がサンタ捜索と聞いて不思議そうなおんぷ。


で、本日も営業終了のMAHO堂。階段を上ったところで橋の柵にもたれかかっている人を発見。助けに行くとそれは昨日のおじいさん。そのことに驚くどれみ。

ドアが開いたMAHO堂。マジョリカ『なんじゃ、忘れ物か?』と聞く。が、どれみは無言で怪しいジェスチャー。
『あ〜ん?』といってもジェスチャーしかしないので『ハッキリ言葉で言わんかい!』とマジョリカキレる。


すると、その勢いでマジョリカが落下。一同、万事休すと絶叫顔。

しかし、おじいさんはマジョリカを見て『あんた、マジョガエルさんか?』と言う。
おじいさんを見たマジョリカ『あんた、もしかしてサンタクロースかね?』と返す。認めるおじいさん。それに驚くどれみ達。



水を差し出すどれみ達。ふくよかな想像と違うサンタクロースに驚きなどれみ達。
ララが体調不良の理由を聞いてみる。どうやら、風邪を拗らせたらしい。
サンタクロースは使命を果たそうとするがフラフラ。顔も赤くコンディションは悪そうだ。
ここで自分達が手伝うと申し出るどれみ。それを聞いておっ!?顔なサンタクロース。

ここでアイキャッチ。


マジョリカにお願いするどれみ。何とOKするマジョリカ。ここで、健闘を誓うどれみ達だが



マジョリカ、プレゼントをおねだり。固まるどれみ達。サンタクロースも唖然。どれみ達に開き直るマジョリカ。ここで問題発覚。今日の夜は
どれみ=夕食がステーキ はづき=家族と約束 あいこ=同左
とそれぞれ用事があるのだ。が、仕事は深夜と言う事で問題ないらしい。一安心などれみ達。

ぽっぷ達は見つけられずガックシ。

一方、コンサート会場の裏ではどれみ達とおんぷが会話中。先のサンタクロースの話を伝えて手伝いを要請するどれみ。
おんぷ、乗っかる・・・フリをしてちゃんと断る。スタッフに呼ばれて退場するおんぷ。仕方なく3人で行く事にしたどれみ達。



で、春風家。ステーキはステーキだが鶏腿のステーキだった。それにケチをつけるどれみ。ふと前を見るとぽっぷに元気が無い。すると、何かを思いついたどれみ。

サンタクロースに会ったことと手伝いをすることを自慢するどれみ。それを聞いてどれみに飛びついてあたしもやりた〜いとお願いするぽっぷ。
猛攻にキレるどれみだが、ぽっぷのマジ顔を見てOKし『わかったよ。その代わり、ちゃんと起きてろよ』と言うどれみ。

が、案の定寝ているぽっぷ。健闘も空しくボコボコにされるどれみ。2度と起こさない事を誓うどれみ。唖然なあいこ達。
で、サンタクロースがベルを振り回すと降り注ぐ光と共にコートからサンタ装束になるサンタクロース。

それを見て素直に驚くどれみ達。で、どれみ達を『さて、小さな魔女さん達、参りましょうか』とソリに迎えるサンタクロース。『はい!』と答えるどれみ達。
ジングル・ベル開始

大空駆け抜けるソリ。ある程度進んだところで雲の上に出てきた。そこには雲に浮かんだ大きなクリスマスツリーがあった。その光景に嬉しい驚きなどれみ達。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


で、ツリーの家に到着。どれみビックリ。何故ならサンタだらけだから。ジングル・ベル終了
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

どれみ、象みたいなモノが何かと聞いてみる。サンタクロースによるとプレゼント製造機らしい。
しかし、様子がおかしい。サンタクロースが他のサンタに聞くと故障してしまったらしい。おまけに直りそうにないようだ。
落胆するサンタクロース達。そこに『諦めちゃ駄目だよ』と言うどれみの声。振り返るサンタ達。
ここで『あたしたちなら何とかできるかもしれない』と言うどれみ。

『サンタさん達を助けて!』と願うどれみ達。


成功。機械が動き出した。喜ぶどれみ達とサンタクロース達。サンタクロースから仕分けの手伝いを頼まれる。
『任しといて〜!』と言うどれみ達だったが先程のマジカルステージで魔法玉を全部失ってしまっていた。
(下段真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


一方、おんぷは暗い家で手紙を見つめていた。おんぷママは仕事で遅くなるらしく、パパも夜勤で帰宅できず夕飯はおんぷ一人ぼっち。
文面のメリークリスマスと言う言葉を聞いてもやや元気の無い様子のおんぷ。クリスマスツリーのサンタを見てどれみの言葉を思い出す。

仕分け中のどれみ達、魔法玉の有難味を実感。嘆いていると『そのプレゼントを袋に詰めればいいの?』と後から聞き覚えのある声。
おんぷである。おんぷは『プレゼントよ袋に入って』と魔法を使う。
サンタが街にやってくる開始
すると、見る見る袋に仕分けられていくプレゼント。袋は自然に落下し、どれみ以外は難なく。どれみも何とかナイスキャッチ。


おんぷが来た事に感激して泣きつくどれみ。『サンタの国に来てみるのも面白いかなって』と釈明するおんぷ。感謝するはづきとあいこ。
『お仕事の方、大丈夫?』と聞くはづきに平静を装って『ちょっと、時間空いたから』と答えるおんぷ。
そんなこんなをしていると配達の時間。お願いされて『はいっ!』と返事をするどれみ達。

分散していくクリスマスツリー。その一つは美空小上空で停止。そこからソリが四方八方へ出発。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

どれみ達も準備万端。出発するどれみ達。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


それぞれ、役割通り配るどれみ達。サンタが街にやってくる終了


自分の家に帰って窓からぽっぷを覗くどれみ。先のボコボコ事件もあって嘲笑うどれみだがぽっぷの
『サンタさん・・・』と言う寝言を聞いて複雑な心境になるどれみ。
(下段左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

はづき達は終わったらしい。しかし、先程と違って元気がないどれみ。
ここでサンタクロースに『あの、サンタさんにお願いがあるんですけど・・・』と言うどれみ。『何じゃね?』と聞くサンタクロース。
『あの・・・妹のぽっぷがどうしてもサンタさんに会いたがってるんです。会ってやってもらえませんか?』とお願いするどれみ。
しかし、子供達と直接会ってはいけないことになっているらしく難色を示すサンタクロース。
そこで自分はプレゼントは要らないと言い出すどれみ。ここではづきやあいこも協力。はづきは勝手にマジョリカのもキャンセル。
おんぷまで要らないと言い出す。それを見て嬉しそうなどれみ。


それを見て思いの丈が分かったのか折れるサンタクロース。但し、直接会う訳にはいかないので夢の中で会う事に。ベルを振ると不思議な光がぽっぷを包む。


夢の中でも『サンタは何処だ、サンタを探せ』コールを続けるぽっぷ達。その前に現れるサンタクロース。


本物かどうか疑うぽっぷ達。認めるサンタクロース。ぽっぷ達は嬉しそう。そして『サンタさん、いつもプレゼントありがとう』と言うぽっぷ達。
きよしこの夜(賛美歌109番)開始
ぽっぷ達が言いたかったこと・・・それはサンタクロースへのお礼の言葉だったのだ。
それを聞いて嬉しそうに『こちらこそ・・・可愛い子供達』と言うサンタクロース。サンタクロースに抱きつく子供達。
(下段真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

そして、ぽっぷ達にはちゃんとプレゼントが届けられていた。

お礼を言うどれみ。『こちらこそ、あんたらのおかげで助かったよ』と返すサンタクロース。で、はづきとあいこがお礼を言っているとあの光の花弁。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

そう、女王様である。女王様は『皆さん、サンタクロースのお手伝い、ご苦労様でした。あなた達のおかげで子供達の夢は守られましたよ。さ、受け取ってください』
と感謝の弁を述べ何かをどれみ達に渡す。それは認定玉だった。


『これからもあなた達の活躍、期待してますよ』と言う女王様。お礼を言うどれみ達。『それでは皆さん、メリークリスマス』と言って帰っていく女王様。
(下段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


そして、突如雪が降ってきた。嬉しそうなどれみ達。
『今年はホワイトクリスマスだね』と言うどれみの言葉に頷くはづき達。雪降る美空市の絵。
『明日になったら、雪積もってるといいな』と言うどれみの言葉ときよしこの夜(賛美歌109番の終了と共に

〜おしまい〜

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