第46話『魔女のかくし芸大会!』
(1999年12月26日放送)
脚本:喜多川夏音 演出:伊藤尚住 作画監督:なかじまちゅうじ

おジャま虫

1999年最後の放送。現実的に言えば最終回も近いと言う事ですね。
まぁ、対象年齢になりきればそんな事は考えずに見てるんですけどね^^
それに前作の夢のクレヨン王国が半年延期になったことを考えれば当時はそんな事も思わなかったかと。
これまた、クラスにやってた子は居たであろうマジックの話。
でありますが、マジシャンの子息でも無い限りここまで本格的な子は居ないと思います。
管理人のクラスにも居ませんでした。
ファンの間では魔女界の女王様のリアクションが絶賛される話。
管理人も何度も繰り返し見て笑ってました。
マジョリカ・ブラボー初登場。

DVD収録

クイズとサンタが町にやってくるミュージッククリップ付き
(42〜45話同時収録)

アバンタイトル

マジシャンスーツを着て現れるどれみ。鳩出しマジックを披露するがやっぱり失敗。嘆いているところでOP。


終わるといきなりマジョリカ・ブラボーのショートサイズがラジカセから流れている。でもってララはと言うと何かを見ている。
MAHO堂史上稀である大音響にあいこが理由をララに聞いてみるが聞こえる道理が無い。
で、再度聞き直そうとしたらどれみに肩を叩かれる。その方向を見たあいこ引きつる。


マジョリカが踊っていたからである。しかもサンバ衣装で。マジョリカ自身はポーズを決めてフィニッシュ。
マジョリカ・ブラボー終了
だがどれみ達に笑われる。キレるマジョリカ。
魔女界恒例である忘年会の為の練習らしい。参加者は隠し芸を披露する決まりだそうだ。優勝者は女王様に願いを叶えてもらえると説明するララ。
それを聞いてはづきは呪いの踊りの練習と解釈。マジョリカ『あれはサンバじゃ〜!』とキレる。

で、サブタイトル。


で、そんな話をしてるとあの歌。勿論、デラ。マジョリカとマジョルカ、取り立てと勘違いしてピリピリムード。
(上段左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
しかし、当のデラの用事は試験に関する伝言。モタとモタモタが忙しいと言う理由で今回の試験はかくし芸大会でウケたら合格ということらしい。


それを聞いて『え〜?』な3人。ララは自分もお歌のお稽古があるのでここで退散する。
ここでどれみ、コケながら3級試験の日程を聞いてみる。戻ってきたララは2級と一緒と答えてドロン。
どれみ、またも楽勝発言。それを聞いてかくし芸大会の難しさを説くが聞かずにどれみ達逃亡。唖然なマジョリカ、哀れむマジョルカ。

で、かくし芸のネタをどうするかと言う話題に。ここは人生の先輩である両親に聞くことに。


宴会芸を教えてもらう事にしたどれみ。渓介もノリノリ。傘を使ってカタツムリを披露するもどれみのウケはイマイチ。
ここで轢きとめようと奇声を上げながら次の芸を披露。


はづきは2人羽織に挑戦中。ケーキを思いっきり顔に当てられるはづき。後はばあやだった。
はづきの顔を見て平謝りなばあや。すると、お詫びにと何やら変な箱を取り出し奇声を上げながら芸を披露するばあや。はづき引きつる。


あいこの家では幸治パパがドジョウ掬いを披露中。が、ウケがイマイチなのであやとりに転向。
幸治パパ、ノリノリで秘伝技を披露するがやっぱりウケはイマイチだった、

結局、互いに収穫がなかったことがわかる3人。

やってきたどれみ達、一角が盛り上がっていることに気付く。

まずはカードマジック。見事小竹の出したカードを当てる渡部。

続いて硬貨瞬間移動マジック。消えた硬貨は木村の服の襟から出てくる。驚く木村。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)



『手品とは束の間の奇跡』と気障に言う渡部。
感心するどれみ達。流れでネタを知りたがるどれみだが渡部は公開拒否。ムッとするどれみ。
そんなどれみにネタの重要性と難しさを伝える小竹と木村。どれみ『そんなことないもんっ』とぷっぷのぷー。で、結局失敗。

ウケる芸を考えるどれみ達。すると、はづきが鉛筆を買う用事を忘れていたことを思い出す。
文房具店に入って鉛筆を買おうとしたら突如、中年男性が現れる。
(下段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


ビビりまくるどれみ達。
驚きながらも鉛筆を買おうとするはづき。すると、一瞬で鉛筆をクレヨンや色鉛筆に変えてしまう店主。
(上段の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


すると、奥から渡部が出てきた。同時に腰を痛める店主。
そう、ここは渡部の家だったのだ。そして、店主こそ渡部パパ。ぎっくり腰と説明する渡部。心配するどれみ達だが渡部パパは
『お嬢さん達、覚えておきたまえ、手品とは束の間の奇跡。どんな時でも自分の力を信じるなら、君も奇跡を起こせる』
と言う。それを聞いて同じ事言ってる事にやや呆れ顔のはづきとあいこ。
カッコつけるがやっぱり腰は痛い渡部パパ、笑顔で退散。すると、どれみが何かを発見。


どれみが見つけたのは商店街主催で行われるマジックショーのポスター。
それには渡部パパの姿が。本来は渡部パパがやる筈だったのをギックリ腰によって彼がすることになったらしい。
どれみがアシスタントが決まってるかどうか質問。渡部NO。それを聞いて目の色が変わるどれみ達。
あからさまにやらせろ!な勢いに引きつる渡部。


とりあえず手を回転させる一瞬の隙に球を消すマジックを披露する渡部。はづき、手を回してみるが消えない。ここで握ると綺麗サッパリ消える。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)

『お〜、ミラクル〜!』と感激するどれみとあいこ。

でも、実際は足元に落ちているだけだったりする。


次は棒を花に変えるマジック。あいこもやってみるが振りかぶった拍子にその棒で渡部を叩いてしまい失敗。
『お〜、デンジャ〜!』とウケるどれみとはづき。

続いてどれみ。シルクハットの中に水を入れて被っても水が落ちてこないマジック。でも、どれみには落ちてきて失敗。

でもって、同時に準備も開始。舞台用の看板や箱の製作。個々でマジックの練習もした。

一方、こっちも練習中。ララに『腰痛めるわよ』と言われるが無問題なマジョリカとマジョルカ。

お庭会議の結果、司会者はあいこ、アシスタントははづきということになる。
で、自分のポジションが無い事に気付いたどれみは渡部に指摘。
完全に弾いていた渡部は慌てて舞台監督と言うポストを宣告。監督と言うポスト名に喜ぶどれみ。

ここでアイキャッチ。



で、マジックショー当日。観客は大入り。でもってあいこの司会と共に渡部とはづき登場。
(下段真ん中画像にマウスポインタを乗せると・・・)

まずは棒を花に変えるマジック。見事成功。それを投げるとバラバラに飛び散って空中で炸裂して消滅。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

でもって、どれみは舞台監督のすることが無い事に気付いてご立腹。で、舞台では鳩出しマジック中。
が、はづき困る。どれみが気付いた鳩が逃げ出しているのだ。どれみ、指をさすがはづきはそれどころではないのか気付かない。

ここで見習い服に着替えて『鳩よ、出てこ〜い!』と魔法を使うどれみ。

魔法は成功し鳩は出てくる。が、その数たるや尋常ではない。すぐさま、理由に気付くはづき。
あいこも知って自重する様にジェスチャーするがどれみは褒められたと勘違い。
それに気付いたあいこ交渉断念。『今日は鳩の特売日なんかな?』と誤魔化す。

今度は旗出しマジックをするが途中で引っ掛かってしまう。またも、どれみが魔法で救援。
魔法でチョイx2開始
成功したかに見えたが尋常でない程の中身が出てしまう。結局は失敗であるがこれも客には大ウケする。
とりあえず『いやぁ〜、さっきの鳩で予算無くなってしもたんやな〜』と誤魔化すあいこ。

今度は扇子から水出しマジック。が出なくなる。
またも、どれみが『水よ出てこ〜い!』と魔法を使用。一見、成功したかに見えたが渡部やはづきの両手や頭、舞台の机。
挙句は舞台のあらゆるところや客席の裏からも水が噴出す。
あいこは『いやぁ〜、今日の水は活きがええんで大サービスや〜』と呆れ顔。渡部とはづきは呆然。渡部は悔しそうに舞台袖に戻っていく。
魔法でチョイx2終了
それを見てあいこが中断を通知。客がどよめく中、戻っていく3人。

失敗ばかりで完全に落ち込む渡部。はづきやあいこが励ますが、この後のマジックが初挑戦ということもあってネガティブな様子。すると裏から笑う声。

それは渡部パパの真似をしたどれみの声だった。どれみは『手品とは束の間の奇跡。自分の力を信じるなら、君も奇跡を起こせる』の言葉を贈る。
同時に渡部の手品を見て不思議に思いスゴイと思ったことを伝えるどれみ。同調するはづきとあいこ。
『ホントに?』とポジティブ疑いな渡部。どれみ達はYESと答え。渡部は笑顔を取り戻す。そして続きをすることに。


時は既に夜。再開を告げるあいこ。
今度は自分の体を縛る渡部。そのまま、箱に入りはづきが鍵をかける。そして、箱を潰すはづき。すると、渡部は居なくなっている。

どよめく中、ひとつのボールが転がってくる。そして、突然ボールが裂けてステージ上は煙だらけ。
そして出てきた渡部。彼の顔にはいつもの自身に溢れた笑顔が戻っていた。そして、それを嬉しそうにみるどれみ達。

舞台は拍手喝采。そしてお月様が笑う夜。つまりは・・・

マジックショーの成功を喜ぶどれみ達。個々のボヤきを混ぜながら忘年会へやってきた。

そこにはぐい飲みを抱えた大勢の魔女。その光景が酔っ払いみたいなことに呆れるあいこ。すると、はづきがマジョリカを見つける。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

サンバ衣装で踊るマジョガエル多数。が、贈られるのは『へたくそ〜』『魔女の面汚し〜』と言う野次だけ。哀れむどれみ達。

今度の魔女はマジックらしく箱をライオンに変える。そして、一輪車に乗ったライオンが鼻の上の傘に皿回しをしている象を乗せると言う曲芸。
どれみ達素直に驚くが魔女達からはまたも野次。理由を聞くと『魔法を使ったらワシでもできるわい』と言う返答。
そう、魔法でする芸はウケないのである。困り驚きな3人。
(上段左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

そして、どれみ達の番がやってきた。そして、芸を終えたマジョリカとマジョルカがララに合流。
不安そうなララ。魔女試験であることを覚えているか不安なマジョリカ。で、どれみ達は場馴れしないので不安でしょうがない。
『謝っちゃおうか?』と言うどれみの言葉に一同同調するが悪良い魔女の野次にあいこがキレる。


あいこ、ヤル気になって舞台上へ。『やけくそや〜! よう見とき〜!』と言いながら綾取りを巧みに指にかけ
『お父ちゃん、直伝つるり綾取り〜!』と技名を発表。
すると、あいこが引っ張る紐がつるりとすり抜けて行く。
(下段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


それを見た魔女達。マネをするができない。それを見て『できまい、修行が足らんわ!』と言って帰ってくるあいこ。
『どんなもんや、次はづきちゃんな』と言うあいこ。
(上段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


『え』顔なはづき。と言いつつ舞台上へ。
そして『あの〜、それではこれから頭を一回転させます』と宣言するはづき。『おジャ魔女ごときにそんなことできるもんか』と言うマジョルカ。
側面に穴の開いた筒を被り『ばあや秘伝! 顔クルクル〜!』と技名を発表。
そして、回し始める。するとなんと、回っているじゃないか!


悲鳴もどきが上がる会場。驚くマジョリカ達。挑戦する魔女達。勿論できるワケがない。でもって女王様も挑戦。
やっぱりできるワケない。そのうち、マジョリンに咳払いされて止める。そして、はづきは病みつきに。


仕組みが判らないどれみ。すると、あいこが説明。
一応、説明しますと、穴が来るタイミングに合わせて動く範囲で首を回してるだけです。
そして、笑顔で帰ってきたはづきからは『次はどれみちゃんの番よ〜』と言われる。
2人の顔を見て自信が出てきたどれみ。すると、あいこの言葉で自分だけ3級だったことを思い出す。そして更に差が開く可能性がある事にも気付く。
で、決意したどれみ。

いざ、舞台へ。そして『手品とは束の間の奇跡。どんな時でも自分の力を信じるなら、君も奇跡を起こせる』と舞台上で発言。そしてスタート。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

魔女達の注目の中、どれみがやった技、それは・・・『元祖! 指伸び〜る!』
そう言ったどれみ、すると、ホントに親指が伸びた。大驚愕な魔女達。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


これにはマジョリカ達もビックリ。で、やっぱりやってみる女王様。勿論、できない。そしてまたマジョリンに止められる。
驚くはづきにネタバレするあいこ。ネタを知って笑顔のはづき。
一応言うと、元々伸びると見せかけた親指は曲がって隠されており、ただ単に動いた手の親指が動いているだけと言う至って簡単な物。

拍手喝采。ということでモタとモタモタから3人とも合格通知を貰う。喜ぶどれみ達。そして優勝者もどれみ達だった。


そして、先の話通り、女王様から『3人とも、皆を楽しませてくれて心から礼を言います。それでは願いをひとつ叶えましょう』と言われる。
ここでステーキ食べ放題と言いそうになるどれみだが、はづきとあいこがナイスストップ。
そして『どれみちゃんを飛び級させてください』と言うはづきとあいこ。それを聞いて『え?』顔などれみ。
『みんな一緒に2級になりたいのですね』と確認をする女王様。『はい!』と答えるはづきとあいこ。それを見て嬉しそうなどれみ。
認定玉を貰うどれみ。『おめでとう〜!』と祝うモタとモタモタ。

『よかったね(な)、どれみちゃん』と2人に言われて抱きつくどれみ。それを見るモタ&モタモタと女王様のカットで

〜おしまい〜

第47話『お父ちゃんのお見合い』
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