(2000年1月9日放送)
脚本:大和屋暁 演出:矢部秋則 作画監督:川村敏江
PCとプロレス
中田ごうじ君がゲストの話。小学生アイドルマニアですね。
しかし、この歳であの様だと将来はどうなるのやら・・・^^;
何かと困ったさんが多いアイドルファン。
それの問題行動を見事に示した話。
何だかんだ言って身を引こうとした中田君は良い子ですね。
関先生の機械オンチが判明した話。♯30話でも出てくる設定だったり。
そして、同時に他県の名前が出た話でもあったり。
DVD収録
クイズと後期OPノンクレジット付き
(47、49〜51話同時収録)
アバンタイトル
パソコンを弄くる少年1人。キーボードを打ちながらおんぷ宛のメールにボソボソと独り言を言う。
ビハインドカメラになってある程度、フェードアウトしたところでOP。
で、終わると美空小。岡山の姉妹校と手紙を交換しようと言う授業・・・なのだが関先生がかなりの機械オンチでパソコン教室化して授業が進まない。
生徒にツッコミを入れられムッとする関先生だが、やっぱり判らない。
ここで誰かが代役をした方がいいんじゃないか?と言う話になる。
はづきが第一候補になるができないらしく拒否。おんぷが『どれみちゃん達、パソコン持ってるんだから使い方判るんでしょ?』と言う。
『違うよ。アレはパソコンと言うよりオヤジだから』とどれみ否定。
『誰かパソコン得意な人って居ないの?』とボヤくおんぷ。そこでチャンスとニヤつく中田ごうじ。『チャンスだ。ここでいいとこ見せとかないと』と意気込む。
で、サブタイトル。
ここで名乗り出る中田。『え、ごうじ、できるのかい?』と言う関先生にYESな中田。『そんなら頼む!』と笑顔で席を譲る関先生。
余裕の操作に一同驚きの声。おんぷも笑顔になる。それを見て『見てる見てる』と嬉しそうな中田。
PC操作が上手い理由を聞くはづき。家に中古PCがありメールくらいならチョチョイのチョイらしい。驚きながらメールの意味を聞くどれみに中田あうあう。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)
メールの説明をする中田。要するに瞬時に届く手紙と説明する。
そう説明しながらちゃっちゃと済ませる中田。驚きと拍手を送る生徒達。勿論、関先生も。中田が後を見るとおんぷも拍手をしてくれている。
『でもさ〜、それって電話や手紙じゃダメなの?』と野暮なことを聞くどれみ。中田またあうあう。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)
関先生の言う文章をうつ中田。あとは送信ボタンを押すだけ。ここでそこだけ他の生徒にやらせようと考えた関先生。おんぷを指名。
驚く中田。おんぷが来ようとしたが玉木が送信権を横取り。
そんなこんなでチャイムが鳴り授業終了。大勢の生徒が帰っていく中、どれみ、はづき、あいこ、小竹、杉山は残った。
特に小竹と杉山はPCに興味津々。ここでCDを取り出す中田。
CDをパソコンに入れることが不思議でゲームやおんぷのCDデビュー等の憶測を飛ばすどれみ達にCD−ROMの説明をする中田。
『瀬川おんぷ、INハワ〜イ』と言う作動音を聞いておんぷがハワイに行っていたと勘違いするどれみ達。早速、本人に聞きに行く。
おんぷの人気に嫉妬しまくりな玉木。
で、中田が項垂れて歩いてると前方からおんぷがやって来る。それを見て顔が赤くなる中田。ここで黙りながらもおんぷに話しかけられることを願う。
が、その夢は先のハワイの話をしたい小竹によって敢無く散る。ガックシな中田。
で、おんぷの事務所。
ヘヘがおんぷに『ファンクラブのHPに来てるメールの返事、書かなくていいの? ていうかどうする〜?』と質問する。?なおんぷ。
返事を書く事を勧めるマジョリカ。だが断るおんぷ。理由は面倒くさいから。唖然なマジョルカ。
そもそも、おんぷ自身はレコード会社が勝手にやってることに返事を書かないといけない事が気に食わないらしい。
『何言ってんだい、ファンを大切にしなきゃ、アイドルなんてやってられないよ〜』とファンの大切さを説くマジョルカだが
『だったら、マジョルカ書いといてよ』と返される。できないと拒むマジョルカ。『だったら、ヘヘでも良いよ』と言うおんぷ。
溜息なマジョルカ、困った顔のヘヘ。
結局、ヘヘがやることに。不満タラタラなヘヘは何かを思いついたらしい。そんでもってパソコンを弄くるヘヘ。
で、中田家。PCを弄ってる中田のもとにメールの返事が届く。それを見て文面がおかしい事にも気づかず嬉しそうに喜ぶ。
一方、相変わらず大人気なおんぷ。すると、ファンの一人が『俺はおんぷの恋人だぞ』と言う。
更に続けて『おんぷちゃん、明日楽しみにしてるからね〜』と言われて何が何だか判らないおんぷ。ともかく帰宅。
で、翌日の中田家。中田、やたら上機嫌で髪をセット中。おまけに一人二役で芝居まで始める。
で、時計を見て出発する中田。CD−ROMを忘れたのを思い出し取りに帰る。
突如『今すぐ全てのバッドカードを集めるんじゃ、期限は今日のお昼までじゃ〜!』と言い出すオヤジーデ。壊れたと思われるオヤジーデ。
本人の話を聞くとおんぷとのデートがあって元に戻りたいらしい。
いつもの下心を疑われ、どれみ達にそう言う目で見られるオヤジーデ。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
そんな、どれみ達におんぷからというメールを見せるオヤジーデ。メールにはこう書いてあった。
こんにちは。わたし、おんぷ。
突然だけど、あなたのメールに超ラブラブって感じ
これってもしかして恋の予感かも?
今度の日曜日12時に美空公園で待ってるから絶対来てね・・・って言うか絶対来い!
あなたの瀬川おんぷより
それを見て呆れ顔などれみ。本当におんぷからのか疑うどれみ達。あいこに至っては自作自演を疑う。
ここでおんぷのHPに送ったら返事が来たと釈明するオヤジーデ。ここは必死で公園に連れて行ってもらう様に頼む。顔を見合わせる3人。
結局は行く事に・・・。すると、途中で中田に遭遇。格好からデートと推理するはづき。
照れながら正解を認める中田。あいこ、意外性に『へぇ〜、中田君もやるな〜』と言う。ここでメールのおかげと説明。
『メール?』って聞くどれみに『結構沢山メールを送ってたんだけど、やっと返事が来て会うことになったんだ』と説明。
誰からと質問するどれみ達におんぷと言う中田。驚く、どれみ達。
おんぷの趣味が中田だったことに『変わってるね・・・』などれみ。
一方、はづきとあいこは感心。はづきは中田がおんぷファンだった事を知らなかった様子。
で、メールで何時も話してることを惚気てると、約束を思い出し去っていく中田。
という事はオヤジーデの言っている事は本当なのに嘘と言う事になりどれみ達キレる。
恨みを込めてヘッドロック、ニーキック、エルボーをピュアレーヌパソコンに放つどれみ。
結局、無駄足だったことにガックリしてると男子達が何人か後を通っていく。
で、それを追っていくと呆然とした中田が立っていた。そして、どれみ達もビックリ。
そこにはおんぷファンと思わしき男子が一杯居た。それを見て呆然な中田。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
ここでアイキャッチ。
先の話でおんぷを訪ねるどれみ達。が、おんぷは優雅にティータイム。それにムッとするあいこ。
いざとなれば魔法で解決する魂胆らしい。が、やっぱりどれみ達に止められマジョルカにも咎められる。
で、本人に直々に解決させる為、どれみ達に連れていかれるおんぷ。
待ちぼうけを喰らっている中田。
『おんぷちゃん、メールで約束したのに遅いな・・・』と言って周りのファンに睨まれる。
すると、この言い合いからこの場に居る全てがメールを受け取っていたことが判明し揉め出す。
こうなると下手な手段は使えない。かと言って真相が真相だけに話す訳にもいかない。
ここで一計を案じるどれみ。魔法でどれみはマネージャーに、はづきはガードマンになる。魔法でチョイx2開始。
『あたし達が皆を落ち着かせるから、落ち着いたら出てきてね』と言うどれみ。『うし』と答えるあいこ。
ここで落ち着く様に言うどれみ達。
が、待ちぼうけにイライラして暴徒と化したファン達に追い回されるどれみとはづき。相変わらず呆然な中田。魔法でチョイx2終了。
ヤバイ顔なあいこ。それを見て記憶を消す魔法を使おうとするおんぷ。だが、あいこが止めに入る。
『だったら、どうするのよ!?』と聞くおんぷ。『わからへん・・・』としか言えないあいこ。
『どうしてよ!? 自分の事でも無いのに、どうしてそう一生懸命になれる訳? あたしがどうなろうとあなた達には関係ないじゃない!』
とあいこに憤るおんぷ。
あいこは
『そんなことあらへん。よう考えてみ〜、あたしらだけやない、ファンの皆は何で今ここに居るん? 皆、おんぷちゃんのこと好きやからやろ?』
と説得。それを聞いて強硬な姿勢だったおんぷも大人しくなる。
なんて話をしてるとファンに声を気づかれてしまう。絶体絶命に固まるあいことおんぷ。だが、ファンの動きが途中で止まった。
不思議に思うおんぷ。丁度、追われていたどれみ達も驚く。そう、時間が止まったのだ。
やらかしたのはマジョルカだった。逃亡を促すマジョルカ。誘いに乗って箒に乗り逃げるおんぷをあいこが引き止める。
それを聞いて『あんた達も早くお逃げ!』と言うマジョルカ。それを聞いて『アカン、逃げたらアカンって!』と言うあいこ。同調するどれみとはづき。
それを聞いておんぷが止まる。そして、固まったファン達を見て思い止まる。!なマジョルカ。
丁度、ここで時間が戻る。勿論、草むらにおんぷは居ない。
どれみとはづきを追い回していた連中も一気に倒れる。そんな、彼等に『』とあの声が聞こえた。
その先にはおんぷ。
おんぷを見て集まる男子ファン達。
謝ってメールを読んでないことを告げるおんぷ。事情を説明する。
一応、会社の人に適当にやってと頼んだら本当に適当にやったことにしたおんぷ。ちゃんと頭を下げるおんぷ。でも、中田は呆然。
せっかく集まったのでサイン会を開く代わりに許しを請うおんぷ。ファン達はすぐ許してくれた。でも、やっぱり中田は呆然のまま。
何とか収まった。おまけに自分で収めたという事もあって笑顔などれみ達。
生サイン会と言う事もあって大盛況。一安心するどれみ達だが中田の事を思い出し彼を探す。彼はとぼとぼ帰っている途中だった。
海に捨てられるバラの花束。メールを読んでなかったことにショックを受ける中田。
海を見下す彼はおんぷのCD−ROMを捨てようとする。すると、声をかけられる。勿論
『中田君はサインを貰わないの?』と聞くどれみ。が、あいこにクラスメイト=いつでも貰えるとツッコミを入れられる。
ここでおんぷと話したことがないと告白する中田。自虐で自暴自棄になる。
そして、中田はCD−ROMを海へと投げ捨てる。驚くどれみ達だが、そのCDは途中でゆっくりと落ちていき静かに岩の上へ落ちた。
それを見てバッドアイテムだと言う事に気づく。
中田の災難は全てこれのせいだと思うはづきとあいこだが、どれみだけはそうとも思えないらしい。
でもって、マジカルステージでバッドカードを取り出す。
だがやはり、中田の災難がバッドカードの仕業だけとは思えないどれみ。
夕日の中、とぼとぼ帰る中田を呼び止めるどれみ達。CD−ROMを届けに来た。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
が、中田は『もういらないんだ、欲しかったらあげるよ』と受取拒否。それを聞いて複雑な顔のどれみ。
『いいんだよ、僕はもうおんぷちゃんのファン止めたんだから・・・』と言う中田。それに『一方的やねんな、中田君は』と言うあいこ。
『え?』と複雑な顔の中田。
はづきも『そうよ。まだお話もしてないのに勝手に嫌いになっちゃうなんて、おんぷちゃんが可哀想よ』と言う。
『ほっといてくれよ! 君たちに僕の気持ちなんて判らないだろ?』と言う中田に
『うん、わかんない。そんなの全然判んないよ。だってさ、中田君はまだ何にもしてないじゃん』と言うどれみ。
これには怯む中田。が、どれみの口から出たのは
『あたし、メールってすごいと思うよ! だって世界中の人達と友達になれるんでしょ?
会った事も無い人とお話ができるってスゴイ事だと思う。だけどさ、あたしはパソコン使えないけど、中田君とは友達だよ?』と言う言葉。
それを聞いて考える中田。
ここで『どれみちゃんだけじゃないわ。あたしだってあいちゃんだって、それにおんぷちゃんだって中田君とお友達だと思う』とはづきも言う。
あいこも『みんな、クラスメートやからな』と言う。
そして、どれみは『おんぷちゃんは中田君のすぐ傍に居るんだからさ!』と言ってCD−ROMを返す。
どれみが続けて『大丈夫。話かければすぐ友達だよ!』と言ったところで去っていくどれみ達。そのCD−ROMを見つめる中田。
で、翌朝。中田は丁度、昇降口でおんぷを発見。固まる中田。
ここで挨拶をしようとするのだがやはり、その一言が出ない。しかし、今日の彼は違った。
『おはよう、おんぷちゃん!』
と挨拶をする。
すると、おんぷは笑顔で
『おはよう! 中田くん』
と言ってくれた。感動する中田のカットで
〜おしまい〜
第49話『パパに会える! 夢を乗せた寝台特急』
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