第50話『最後の見習い魔女試験』
(2000年1月23日放送)
脚本:前川淳 演出:山吉康夫 作画監督:青山充

目玉つきアイマスク

いよいよ、次回で最終回。という訳で画像の方も多めとなっています。
今回は誰彼がゲストと言う訳ではなく完全なオールスター。
そして終盤というセオリー通りの話となっています。
女のコは勉強中初使用。
長く躓きもあった見習い試験ですがこうやって見るといい思い出ですね。

DVD収録

クイズと後期OPノンクレジット付き
(47〜49話、51話同時収録)

アバンタイトル

光舞い降りる汚いお部屋。そこにある3つのロッキングチェアに座ったケープの影3つ。怪しき笑い声が木霊する。
そして、そのフードを取った顔こそどれみ達。『あたしたち、ついに魔女になっちゃった!』と宣言しピースサインでOP。

終わると、夜。そしてMAHO堂。


ララは寝返りついでに辺りを見回す。すると、横に居る筈のマジョリカが居ない。
マジョリカは階段下の鏡の前に居たりする。それを見つけるララ『何してるの〜? こんな夜更けに〜?』と言う。
『いやの〜、この姿も明日で見納めかと思うと嬉しいような悲しいような』と言うマジョリカ。
そう、明日はどれみ達の一級試験の日。気が早いと指摘するララだがマジョリカは
『いや、何だかんだ言っても今まで諦めずに頑張ってきたんじゃ。あいつらは必ず受かる。ワシは信じとるよ』と発言。

一方、緊張の余り眠れない3人。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

で、サブタイトル。


で、MAHO堂。『これくださいな』と言うお客さん。どれみ、寝ぼけながら『はい』と返事。
しかし、お客さん困り顔。と言うのもどれみがお客さんの手にバーコードリーダーを当てていたから。どれみ、ビックリクリクリ。


あいこも寝ぼけ眼。欠伸をした表紙に商品を割ってしまう。『あいちゃん気をつけて』と言うぽっぷ。
はづきがすぐさま救援に入る。が、掃除道具を取り合った拍子にこれまた商品をひっくり返してしまう
(左上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

余りの大騒ぎにやや引き気味で帰るお客さん。謝るぽっぷ。
どれみ達の失態を見てマジョリカに『あ〜あ、みんな今夜の試験が気になって失敗ばっかり。ね〜、マジョリカ』と振るララ。
が、マジョリカ聞いちゃいない。ララ呆れる。


で、ランチタイム。マジョリカがお弁当を食べようとするとアノ歌。そして、勝手に弁当箱の蓋を開けてみるとやっぱり。
今回はデラも含めてモタとモタモタもやってきた。マジョリカ弁当を出てきたことにキレながらソコをつっこんで見る。
モタ達によると1級試験は昼に行われるらしい。驚く、どれみ達。
それを聞いて?なモタ達。と言うのも事前に連絡はしてあったらしい。デラを通じて。
どれみ達が問い詰めるが惚けるデラ。報復か否かどれみ達のダッシュの勢いで回される。
(最上段左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


慌てて閉店準備をしているどれみ達に声をかけてくる者が居た。おんぷである。
おんぷに試験が昼間であることを告げるがおんぷは既知。『知らなかったの?』と逆質問され頷くどれみ達。
一方、ぽっぷは昼に1級試験しか行われない事に怒って帰ってしまう。

緊張するどれみ、開き直るあいこ、試験内容を聞くはづき。
1級試験の課題は魔法を使って善行をし『ありがとう』と言ってもらうこと。無論、魔法で言わせるのは禁止。
※当然、魔女であることがバレてはいけないので結構難しい。
おんぷに合格する様、泣きつくマジョルカ。おんぷ、鬱陶しそうにはね飛ばす。


で、モタモタの発砲と同時に試験スタート。『がんばるんじゃぞ! おジャ魔女ども』と言うマジョリカ。
どれみ達は空中で4手に別れる。マジョリカは『お前達のおかげで危うく食べ損なうとこだったわい』と弁当を食べだす。




どれみはバス停に帽子を忘れたおじいさんを発見。魔法で帽子を飛ばし、おじいさんの目的地のバス停に運ぶ。
でもって、待ち伏せて届ける。褒めてもらおうと思ったのだが話は如何にしてバスより早くここに来たのか?と言う話になる。
魔法と言われてビビるどれみ。1つの候補としておじいさんがあげただけではあるのだが図星だから。
ここで後ずさりで逃げていく。逃げながら期待するが結局ダメだった。


荷物を沢山抱えてベビーカーを押す主婦を発見。すると、すっ転んでベビーカーが坂を下りだしてしまう。
(左上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
それを見てビビるあいこ。助けを求める主婦。が、先は運悪く階段。どんどんスピードが増していく。

魔法にて何とか救出成功。主婦も泣きながら安堵。
だが、野次馬が集まってしまいお礼が要求できなくなってしまった。
とは言いつつも『よかったな』と赤ちゃんに言うあいこ。赤ちゃんも笑顔で返す。

とある公園。ゴミの片付けをしているおばさんに『ごみ拾い私がやりますから、おばあさんはどうぞ休んでいてください』と申しでるはづき。
孫の付き添いをしたかったおばあさんは嬉しそうにお願いする。はづきも何故か嬉しそう。

女のコは勉強中開始
でもって、ゴミ収集終了。『ご苦労さん、ありがとう』と言ってもらえた。喜ぶはづき。が、魔法を使ってないことに気づいた。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


『ペロペロキャンディー欲しい〜、買って〜!』と駄々をこねるかずひろ。
それを発見したおんぷは魔法でペロペロキャンディーを出してやる。で、渡すのだがすぐに取り上げられてしまう。
と言うのもかずひろが虫歯だから・・・。スネてキャンディーを舐めるおんぷ。そんなことをしているとファンの幼稚園児達に囲まれてしまう。困るおんぷ。
(下真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

他ははづきがサンマ焼きを火事と勘違いして水をぶっかけたり、インコを捕まえようとしたどれみが
(上真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

女のコは勉強中終了
鳥居に激突して墜落、足を怪我したりする。でもって、絆創膏を貰うどれみ。自分が『ありがとう』と言ってることを嘆く。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


で、丁度、犬の散歩でその神社に来た島倉。偶然、箒で空を飛ぶあいこを発見。ビックリクリクリ。
おまけにどれみが見習い服を着るところまで見てしまう。
で、飛び立った後、『スクープよ、大スクープだわ〜!』と駆け抜けていく島倉。

ここでアイキャッチ。



早速、さっきの話を玉木にチクる島倉。が、内容が内容だけに玉木は信じない。声で玉木を吹き飛ばす島倉。
でもって、玉木が何気なく空を見ると唖然。空飛ぶはづきを発見してしまったのだ。

鳴り捲る電話。


まさはるもおんぷが飛んでるのを見たらしい。『え〜、瀬川さんも? あなた、学級委員でしょう? 何とかしなさいよ〜!』と意味不明なことを言う玉木。
ななこにどれみ達が空を飛んでいたことを話すまりな。『まるで、魔女みたいだったって』と言うななこ。
『聞いたか? 春風達、魔女だってよ?』と断言するまさる。


上手く聞き取れない小竹。そして、何故か信子の話はどれみ達が魔女を捕まえて監禁してると言う話になっている。意味不明な啄木鳥。

『シェ〜! ビックリビビンバ』な佐川。『どれみ達が魔女にさらわれ天麩羅』な太田。『MAHO堂に監禁された〜くあんポ〜リポリ』な杉山。

でもって、ばあやも大慌て。薙刀を振り回し路上を走ってたところを丁度タクシーで通った幸治パパに捕まる。それを見る麗子ママ。

で、そんなこんなをしてる間に夕方になる。


ヤバイ顔などれみ。そこへはづきとあいこ合流。出来を聞くどれみだがはづきもあいこもやっぱり、できなかった。
試験の終わりが近い事を告げるはづき。『うん。最後まで諦めずに頑張ろう』と言うどれみ。
そんな話をしてると、急にやってきたおんぷが『その前に自分のポロン見てみたら?』と言う。

おんぷも含めてみんな1つずかしかないのだ。


家に戻ろうと言う話になる。すると、何処からか動物の鳴き声。ふと見ると川に狐が流されている。
それを見て助けに向かうどれみ。『今助けてあげる!』と助けに行くどれみに『最後の魔法なのよ!』と言うおんぷ。

『あの狐を助けて!』と魔法を使うどれみ。すると、魚が集まってきて狐を岸に掬い上げる。

狐を抱いてやるどれみ。それを見るはづきとあいこ。寒さで震えるキツネ。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


それを見て、はづきは焚き火を、あいこはタオルを出す。


タオルに包んで焚き火に当てながら体をさするどれみ。その体勢のまま、はづきとあいこにお礼を言うどれみ。はづきとあいこはむしろ嬉しそう。
それを見ているおんぷ。狐の様子がおかしい。『何で? 震えは止まったのに』と困るどれみ。


ミルクを出すおんぷ。ミルクを飲む狐。嬉しそうに笑うはづきとあいこ。『お腹が空いてたのよ』と提言するおんぷ。

『おんぷちゃ〜ん』と嬉しそうなどれみ。何時に無く優し笑顔なおんぷ。お腹一杯になった狐は何か発見。

親狐だ。舐めあう2匹。嬉しそうにソレを見るどれみ、はづき、あいこ。帰っていく親子狐。
『もう落ちるんじゃないよ〜』と手を振るどれみ。『さようなら〜、元気でね〜』と言うはづきとあいこ。飛び跳ねて一鳴きする狐。
(右上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)



そして、日没間近。夕日を見つめるどれみ達。なかでもあいこはショックが大きいのか帽子を深くかぶる。
そんなあいこに『ま、良いじゃん。次があるよ!』と言うどれみ。おんぷも『偶にはこう言うのも良いかもね』と言う。


で、そんなこんなをしているとモタとモタモタがやって来る。すると、モタモタの口から『お疲れ様〜、4人ともごうか〜く(合格)!』の言葉。
驚くどれみ達。相手はさっきの狐のこと。どうやら、最後の一鳴きがそうだったらしい。

大喜びのどれみ達。でもって魔女界の女王様のお城。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

女王様の前に並ぶ4人。『今までよく頑張りましたね。それでは、認定玉を与えましょう』と言う女王様。
女王様が手を上げると不思議な光が円を描きそこから4色の光がそれぞれ4人の認定証を目指していく。
そして認定証が強烈な光を放ちだす。
(右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

そして、玉に変化した。訳が分からず驚き困るどれみ達。

『それは魔女の証の水晶玉です』と説明する女王様。『え? 水晶玉?』と言うどれみ。


『それじゃ、マジョリカが持ってるのと同じ?』と言うはづき、『それにしちゃエライちっちゃいで〜』と言うあいこ。
『あなた達は今日から魔女になったのです。でも、まだホヤホヤの新人魔女。だから、水晶玉も小さいのです
これから頑張って水晶玉を大きくするのですよ』と言う女王様。
便乗して『そしたらワシが魔女の服でもプレゼントしちゃるわい』と言うマジョリカ。
『え、魔女の服くれるの?』と食いつくどれみに『今は見習い服のままだけど、でも、中身は立派な魔女なのよ〜』と説明するララ。
それを聞いて嬉しそうなどれみ。はづきとあいこに祝われて泣き出す。
でもって、おんぷは『アイドルは魔女』と言って一人で喜んでたりする。



でもって、その頃の瀬川家前。突如出てきた島倉に驚く美保ママ。
島倉、おんぷママか確認して『今回の件について一言お願いします』と言い出す。その頃、玉木達ダッシュ中。


その頃、春風家には麗子ママからどれみがさらわれたと言う一報が入る。それを聞いて反応するぽっぷ。ぞろぞろ集合する3年2組の面々。
『ウチの子にどれみちゃん、あいこちゃん、おんぷちゃんも皆MAHO堂に監禁されてるらしいんです』と伝える麗子ママ。


『何かあったの?』と聞くぽっぷに『ちょっとMAHO堂に行ってくる』と説明するはるかママ。
『良いから、ぽっぷはお留守番してて』と言われるが、勿論、試験中と今の状況で言えば良い訳ない。後を追うぽっぷ。


そんなこと知る由もないどれみ達はゆったり帰宅中。おんぷが魔女になったことで元に戻れると喜ぶマジョルカを元に戻さない振りでからかうおんぷ。
『人の心を変える魔法、最後まで使わなかったね』と聞くどれみに『そうね』と答えるおんぷ。
続いて『どんな気持ち?』と聞くどれみに『イイ気持ち!』と答える。笑顔などれみ達。
(右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)



で、MAHO堂前。どれみ達が戻ってる様に願うぽっぷ。ドアを叩きまくるはるかママ。美保ママと島倉も合流。
ぽっぷが戻ってない事を気にしていると幸治パパもやってきた。幸治パパの体当たりでが強行突入する面々。

店内には誰も居なかった。一安心したぽっぷは家に帰ったと提言してみるが続いて3年2組の面々が乱入。みんなが来た事にぽっぷガビーン。

魔女界へのドアに近づくはるかママ。どれみ達は今まさに帰ろうとしている。
はるかママを止めるぽっぷ。はるかママが不思議そうにしているとドア窓が光りだす。

万事休すを悟るぽっぷ。そしてぽっぷを退けてドアを開けるはるかママ。そんなことを知る由もないどれみ達は呑気に着陸。

親には勿論、3年2組の面々に見られてしまった。しまった顔などれみ達のカットで
(真ん中と右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

〜おしまい〜

第51話『さようならMAHO堂』
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