第19話『どれみとはづきの大げんか』
(2000年6月11日放送)
脚本:栗山緑 演出:岩井隆央 作画監督:稲上晃

どっちもどっち

前回に続いてのケンカ話。製作陣は何かあったのか?
伸び縮みするハナちゃんで爆笑してしまいました。
今回、どれみ達の幼稚園時代が初登場。
でもって、松岡さんの偽はづきさんが凄過ぎる。
普段、ケンカしない人たちが揉めると長引くのは定番ですね。
そして、今回異色の組み合わせマジカルステージ登場。
話的にはやや重めの話ですが最後のおよそ1分はとてつもなく泣けるアニメとなっております。

収録DVD

宍戸留美顔出し付き
(16〜18話、20話同時収録)

アバンタイトル

バイオリンを弾くはづき、ピアノを弾くどれみ。2人はとっても楽しそう。2人の笑顔の演奏の絵と共にOP。

終わるとMAHO堂。どれみ大欠伸。客も居ないしはづきもあいこも来てないと言う事で退屈の余りダレてる様子。
すると、裏でドド大慌て。またまたハナちゃん暴走中。勿論、どれみも大慌て。

結局、回収されたのだが気に入らないのか泣いてるハナちゃん。
天井歩くと危ないので大人しくしようと諭すがハナちゃん揺り篭ごと浮遊。メッメノメ〜!と叱られるがハナちゃん不満顔。怒るどれみ。

それから少し後。ハナちゃん、ドアから出ようとするが何度も戻される。しかし楽しそう。
その理由はどれみがハナちゃんに紐を巻いて引っ張っているから。

それを見たはづき、悲鳴をあげる。唖然などれみ。どうやら、はづきはハナちゃんを動物扱いにしてると怒ってるらしい。
しかし、どれみからすれば店番と育児の両立を図っての事。そんな気はさらさら無いのでちょいと困り気味。が、はづきの言う事も尤もなので謝る。

で、サブタイトル。


あいこも困り顔。ここはどれみも反省しており、遅れてきた自分達も悪いと言う事で許す様に言う。
はづき『どれみちゃん、もう絶対あんな事しない?』と確認。どれみYES。はづき笑顔で頷く。どうやらOKらしい。
が、ハナちゃんがハイハイを覚えて行動範囲が広がった事も改めて指摘するあいこ。
店が忙しくなれば付きっきりも無理と言う事で方法を考えるどれみ。ここではづきに妙案。

見習い服に着替えて魔法で囲いを出すはづき。ピリカピリラッキー開始。
ハナちゃんは結構気に入ったらしい。が、天井を歩いてもすぐに1週、顔が出そうで出ない。


あいこは納得したらしいが、動物園の檻みたいでどれみは自分の紐より酷いと言う。
それにムカっと来たはづき。どれみに他に良い案があるか問う。急に言われても・・・などれみ。=黙っててなはづき。
それを見て泣き出してしまうハナちゃん。ハナちゃんが泣いてしまったので怒るあいこ。
謝る2人。すると、ハナちゃん指をチュパチュパ。ミルクと言う事で2人は急いでミルクを作りに行く。


哺乳瓶はどれみが確保。悔しそうなはづき。が、どれみの粉ミルク過剰採取を指摘。どれみは何時もこの位らしい。
でもって正しく大匙1杯で製作し勝ち誇った顔で『どれみちゃんは大雑把すぎるわ〜』と言うはづき。
どれみ、神経質すぎると反論。本人によれば赤ちゃんはもっと大らかに育てないといけないらしい。
が、ここで熱くなりすぎ、ハナちゃんがはづきみたく言いたい事が言えない子になると言ってしまうどれみ。ピリカピリラッキー終了。
はづき、それを聞いてショックを受ける。で、時間がかかってるので心配してきたあいこが来る。
その状況を見て『どうしたん?』と聞いた同時に帰ってしまうはづき。


やっぱり、マジョリカに叱られるどれみ。ララとあいこも同調。
溝が深くならないうちに謝った方が良いと言うあいこの意見も有りそうする事にしたどれみ。早速、出向く。

来たは良いが謝罪の文言に困るどれみ。で、降り様としたらばあやの大きな声。どれみ慌ててバルコニーの柱に隠れる。
子育てに関してはづきを支持するばあや。
そんでもってどれみは言葉遣いが悪く、お団子の様な変な頭の中はステーキの事しか無いと言う。

それを聞いたどれみ、怒って帰ってしまう。だが、はづきの答えは言い過ぎ。悪い所もあるけど良い所も一杯あるとばあやに伝えるはづき。
自分が感情的になったと自覚。仲直りに向けて努力すると言うはづき。

翌日、どれみがはづきに謝ってない事を知ったあいこ。予想外の話に困り顔のあいこ。
すると、どれみを発見するあいこ。はづきと一緒にどれみに挨拶。が、どれみはあいこにしたと言う。
それを聞いて怒るあいこだが、はづきは構わないらしい。でもって弁解しようとしたら先のばあやとの話を持ち出して不満を露骨に出す。
さすがに立ち聞きされていたと怒るはづき。が、どれみは親友と思ってたのに言われた事が嫌だった模様。
あいこを連れて教室に入っていくどれみ。それを怒り顔で見るはづき。


授業始まっても互いにそっぽ向く2人。事情を知らないおんぷに説明するあいこ。で、出席取りを始めようとしたら


はづきが挙手してどれみちゃんの隣は嫌だから席を替えて欲しいと願い出る。それを聞いたどれみも同様に言う。
それを聞いてどよめく生徒達。彼等に静かにする様に言ってケンカでもしたのかと聞いてみる関先生。そっぽ向く2人。困り顔なあいことおんぷ。
しょうがないとまさるにはづきとの席交換を頼む関先生。『え〜』なまさる。
ここであいことおんぷの2人が何かを言いたそうな顔をするが関先生は2人とも頭を冷やしたほうが良いと言う。
『ったく面倒くせぇな〜』と言うまさるだがはづきに『ゴメンなさい』と言われると『別に』とクール。


そして、雨が降りだす。でもって、どれみは島倉にケンカに関する取材を受ける。が、どれみはノーコメント。
一方、はづきは玉木からどれみと絶縁して自分と友達になる様勧められる。どれみをお団子娘と呼んで顰蹙をかう玉木。
が、はづきはしょんぼり。それを見ていたあいこ、おんぷ、ななこの3人。
ななこ、ハナちゃんが原因と知る。仲良しだけに何とかならないか心配するが、あいこはすぐ仲直りすると思ってたけど2人が意外と意地っ張りだからと言う。
おんぷは片方が折れればすぐ元通りになると思うと言う。それを聞いて溜息な3人。

ここでアイキャッチ。




んで雨のMAHO堂。ララは呆れる。どれみははづきの顔を合わせるのが嫌で欠席と伝えるぽっぷ。
はづきも同じと説明するあいこ。おんぷが来たからよかったものの2人とも無責任と言うララ。


で、このままじゃ行けないとおんぷが言うがマジョリカは放っておけと言う。放っておくのが一番とのこと。
反論しようとするが、マジョリカはあの程度のケンカで壊れる友情などくそ喰らえらしい。そう言って奥に帰っていくマジョリカ。

すると、ハナちゃんが泣き出す。ミルクはあげたばかりでオムツも交換済みである事を伝えるぽっぷ。
ララによれば昨日の夜から機嫌が良くないらしい。
ハナちゃんには2人がケンカしているのが判るのかも知れないと言うおんぷ。と言う事で魔法で何とかしようと言う事になる。


雨の美空市、どれみの家の前に来たあいこは見習い服を着たはづきに変身する。


『ハナちゃんが心配ならMAHO堂に行け』と言うドド。が、はづきの事があって難色を示すどれみ。なんて話してると


はづきが窓を叩く。謝りに来たから入れてと言うはづき。この雨の中、来てくれたと言う事で嬉しそうに窓を開けるどれみ。


が、どれみからタオルを受け取った際『おおきに〜』と関西弁で答えてしまうあいこ。どれみの反応を見て『ありがと〜』と言い直すがこれまた関西訛り。
どれみに正しい発音を教えられてしまう。誤魔化すが
続いて『もういいよ、あいちゃん。はづきちゃんに伝えて、誤りたいのなら本人が来て』と言われガビーンなあいこ。



そんでもってこっちもバレていたりする。必死に真似るおんぷ。はづきに魔法でどれみの好きな物を出せと言われ
『プルルンプルンファーミファーミファー』と魔法を使おうとする。が、この時点でおんぷと完璧にバレてしまった。しまった顔なおんぷ。


雨は上がった。が、あいことおんぷはますます拗れて落ち込み顔。


すると、お客が来た。妖精達に隠れる様に言うララ。客はななこだった。挨拶をするぽっぷ。挨拶返しするななこ。
どれみとはづきの行方を聞くななこに首を振る3名。どうやら、ななこは2人の事で来たそうだ。
ななこは2人と同じ幼稚園出身で、以前もケンカした事があった事を語る。初めてじゃなかった事に驚くあいこ。
その時は幼稚園で飼っていたウサギが原因だったと話すななこ。それを聞いているマジョリカ。



幼稚園で悲鳴をあげるはづき。その声に驚く園児達。そんなはづきの手元には顔に落書きされたウサギ。で、島倉がどれみが犯人と密告。
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
はづき、どれみを怒った後泣いてしまう。それに釣られてどれみも謝りながら泣いてしまう。この時はこれで収まったのだが

で、はづきが風邪で休んだある日
誰かが飼育小屋の鍵をかけ忘れ、ウサギが野良犬に噛み殺されてしまった。これには園児一同もショック。
泣く子も居た。そして、ウサギの墓前でどれみがはづきには黙っていようと提案する。
理由を聞くまさるにはづきが一番可愛がってたから教えるのが可愛そうと言うどれみ。

そして、幼稚園に来たはづきは早速、ウサギの不在に気づく。どれみが母ウサギと帰ったと誤魔化し、はづきもそれを信じる。

だが、程なくウサギの墓ははづきに見つかってしまった。理由を聞くはづき。だが、何も答えられないどれみ達。
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
ショックの余り『どれみちゃんの嘘つき、どうして嘘ついたの? ひどい! どれみちゃんのバカ〜!』と怒り泣くはづき。
すると、どれみは何処かへ行ってしまう。

が、ななことまさるから真実を教えてもらうはづき。どれみはと言うと教室のピアノを寂しく弾いていた。
すると、はづきが謝りに来た。だが、どれみは全然怒ってないと言う。お礼を言うはづき。

で、どれみがピアノを弾けると言う事を知り自分がバイオリンを弾けるので一緒に赤とんぼを弾こうと言う話になる。それを外から見ている園児達。


あいこはイイ話を聞かせてもらったとお礼を言う。
『2人を仲直りさせる参考になればと思ったんだけど』と言うななこ。『とても参考になったわ、ありがとう』と返すおんぷ。
それを聞いて嬉しそうに帰るななこ。勿論、ここはマジカルステージと言う話になって

あいこ、ぽっぷ、おんぷの3人でマジカルステージ。だが、様子がおかしい。しかし、ハナちゃんは興味津々で目がキラキラ。
マジョリカによればぽっぷの魔力が少なすぎて無理らしい。すると、近くに来たハナちゃんが魔法を使う。
いつもの輝きを取り戻すマジカルステージ。この機を逃さず
『どれみちゃんとはづきちゃんを』とあいこが、おんぷが『五年前に仲直りした幼稚園へ連れて行って』とおんぷが、『お願い』とぽっぷが願う。。

すると、5人の粘土細工を見ていたはづきと、家で寝転んでいたどれみが宙に浮き消える。

そしてやって来たのはソナチネ幼稚園。どれみが不思議に思ってるとはづきを発見。
はづきに声をかけるが静かにする様に言われて、はづきが指差した場所には


昔の2人が居た。2人ともケンカした理由をちゃんと覚えていた。

幼稚園の時はケンカしてもすぐ仲直りできた事を思い出す2人。
そして、はづきが幼稚園の時に仲直りできたのに小学4年生になって仲直りできないのはおかしいと言う。
先に謝ったのははづきだった。それを聞いて誤るのは自分の方と言うどれみ。
2人が謝ると魔法は解ける。そして、すぐに魔法の力と判った2人。MAHO堂に行く事にした。

手を繋ぎながらMAHO堂へ向かう2人。ピアノとバイオリンで奏でるの赤とんぼをBGMに仲直りした2人と待つ3人のカットになって

〜おしまい〜

第20話『お母ちゃんに会える! あいこ涙の再会』
♯20話へ

おジャ魔女どれみ♯各話レビューに戻る

トップページへ