おジャ魔女どれみ♯第２０話『お母ちゃんに会える！　あいこ涙の再会』感想＆紹介

（２０００年６月２５日放送）
脚本：栗山緑　演出：山吉康夫　作画監督：生田目康裕

４本腕

あいこの家庭編第４弾。
無印３４話以来顔を合わせていなかった親子が再会。
しかも今度は・・・ここからは見てみましょう。
で、その為に奮闘する３人、特にどれみが面白いです。
ちなみにあいこの裸が垣間見える話。
６月１８日は放映されていない様子。恐らく駅伝かマラソンでもあったんだと思います。
（さすがに何故放送してないかは調べてもソースがありません）
実はも～っと！から登場するある人の家が登場します。

収録ＤＶＤ

宍戸留美顔出し付き
（１６～１９話同時収録）

アバンタイトル

お風呂で歌を歌うどれみ達とハナちゃん。どれみ達の後、ハナちゃんが映ったところでＯＰ。

終わると、あつこママの居るニコニコホーム。あつこママは今日も仕事中。

そして、そんな仕事の合間に母の日に届いたあいこの手紙を読んでいた。
自分を産んでくれた事に対する感謝の意が多分に込められたその手紙を読んで笑顔なあつこママ。

すると、ハニーが『岡村はん、ラブレター？』と聞いてくる。娘からの手紙と弁解するあつこママだがハニーはダーリンからのと疑う。
『そうかもしれへんね』と言ってあいこの写真を見せるあつこママ。
それを見たハニーは反応。どうやら見覚えがあるらしい。そう、去年の秋（無印３４話）に会った事がある。
ハニーはニコニコホームまでちゃんと道案内してくれたあいこを覚えていた。来てくれていた事を知って嬉しそうなあつこママ。

で、サブタイトル。

賞与袋を渡す幸治パパ、あいこはお礼を言う。そして、幸治パパの抱っこで神棚に飾り手を合わせる。

幸治パパ、ボーナス支給日の朝から残り物のカレーな事にガックリ。
あいこ、カレーは一晩寝かした方が美味しいと言うが食費を浮かしたいだけであるとすぐに看破され
『あちゃ～、バレバレやん』と言う。それを見て『しょーもな』と笑う幸治パパ。

で、食後。食器を片付けた幸治パパに『晩御飯はあたしが腕によりかけてごちそう作るから楽しみにしててや』と言うあいこ。
それを見て嬉しそうな顔をして『そうか、そら楽しみやわ』と言う幸治パパ。ここで睡魔が来て寝る事にした。
で、食器洗いしてると速達が届く。送り主はあつこママだった。急いで中身を見るあいこ。内容を見てブルーになる。

はづきとおんぷ、顔を見合わせる。と言うのもあいこの様子が変だから。その溜息を喰らってどれみも気付く。

悩み事があるなら相談に乗ると言うはづき。ボーナスが出たと言うあいこ。それで何故溜息なのか判らないどれみ。
続いて、今晩ご馳走にする話をする。勿論、どれみはステーキと言い出す。でもって、はづきに横から口出さないでと叱られ謝るどれみ。

で、続けてあつこママから今日の夕方から明日の朝までこっちに居られると言う話を聞いたことを告げるあいこ。
それを聞いて嬉しそうなどれみとはづき。あいこが悩んでいるのは父親と母親、どっちをとるかなのだ。
おんぷは父親とは毎日会っているのだから母親を取るべきと勧められる。
あいこ的にもそうしたいのだが約束を破って母親に会っていたら幸治パパがショックを受けると心配しているらしい。
そんな、あいこに『心配しないで、あたしあいちゃんの為なら一肌でも二肌でも脱ぐからさ』と言うどれみ。『どれみちゃん・・・』と嬉しそうなあいこ。
どれみは続けて『あたしがあいちゃんに変身してさ、お父さんの方は何とかしてあげるよ』と言う。それを聞いてお礼を言うあいこ。
しかし、おんぷからは『でも、一晩となると難しいんじゃない？』との指摘。やっぱり無理かと諦めかけるあいこに
どれみ１人じゃなく皆でフォローする案を出すはづき。おんぷもこれには納得。仕事も無いと言う事におんぷも泊まりに来るそうだ。
皆の家族が心配すると指摘するあいこだが、どれみにいい案があるらしい。

今晩、あいこの家でハナちゃんの面倒を見る話を聞いて驚くララ、やや難色顔のマジョリカ。
ハナちゃんの世話をすると言う事にすれば親達も納得すると言うどれみ。あいこの為と言うはづき。
悩む２人にハナちゃんの世話から解放される事を指摘するおんぷ。ここから、また温泉に行けると言う話になってこちらはＯＫ。
で、ここで自分がママになるから、おんぷにパパになってと言うはづき。何気に自分の願望を叶えていたりするはづき。

そんでもって夕方の妹尾家。あいこの格好に驚く幸治パパ。
あいこ『たまにはスカート姿も見したろかな～思て』と言う。唖然な幸治パパに『サービスやん！』と言ってポーズを決めるあいこ。

おかしいと思いながらも夕飯を見つけご馳走と反応する幸治パパ。『まだ食べたらアカン』と言うあいこ。
その前に話があると言うあいこ。ＭＡＨＯ堂のオーナーの家族が風邪を引いたと言う。
『あ、そら大変やな～』と言いながら盗み食いしようとする幸治パパ。あいこに手を叩かれる。
でもって、ハナちゃんに風邪が移らない様、自分の家で世話になったと言うあいこ。
『え、ウチでか？』反応する幸治パパ。前がどれみの家だったので今度は順番と弁解するあいこ。
幸治パパはＯＫだが、自分は赤ちゃんの世話が苦手でできる事が無いと告げる。それを聞いてはづきとおんぷが手伝いに来る事を言うあいこ。
ボーナス祝いと言う事で快諾な幸治パパ。

そんなこんなしてると、はづき達がやってくる。首尾を聞くあいこに皆ＯＫと答えるはづき。ハナちゃんもご機嫌な様子。
（真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
続いて、どれみの所在を聞くあいこに後ろの電柱に隠れている事を教えるおんぷ。時間にもあまり余裕が無いと言う事で

お着替えするあいこ。実はおめかし服の初お着替え。結構イイ感じなのでその内整理して、ちゃんと貼ります。で、魔法でどれみを自分に変えるあいこ。

後を頼むあいこ。『任しといてや～！』と答えるどれみに『上出来上出来』と嬉しそうなあいこ。
先の様に照れずにちゃんと甘える様に言うどれみ。赤面して去っていくあいこ。

あいこはホームに到着。丁度、電車も来た頃だった。人混みを探すが見当たらない。そんなこんなしてる間に人混みは消え電車も走り去る。

が、ある方向にその人は居た。

あつこママを見て涙が出てくるあいこ。あつこママの姿がぼやけて見えてしまう。
あいこの名を呼ぶあつこママ。その声が聞こえてるのか『お母ちゃんが涙で見えへん』と言うあいこ。
感動の再会で抱き合うあいことあつこママ。約束通り、幸治パパの世話をしている事を伝えるあいこ。頷くあつこママ。
暫くホームで抱き合う２人。

ここでアイキャッチ。

で、妹尾家。もう夕食会は始まっていた。親子２人水入らずなところに押しかけた事を謝るはづき。
幸治パパ『かまへんかまへん、べっぴんさん２人なら大歓迎や！』と言う。
『２人じゃないよね～、ハナちゃんも居るよ、お父さん』と言うあいこどれみ。その言葉に？？？な幸治パパ。

はづき、慌てるもすぐに落ち着いて
『あいちゃん、私達が居るからって、そんな畏まらなくてもいいのよ。何時もの様にお父ちゃんで良いわよ』
とさり気なく間違いを訂正。『そ、そうだね』と口裏を合わせるあいこどれみ。おめかしの事を引き合いに出し変だと指摘する幸治パパ。
『すんまへんがなまんがな』と言うどれみあいこ。それでまた唖然な幸治パパ。
が、今度はおんぷのお酌で乗り切る。何とか一安心な３人。

その頃、美空レジェンドホテル。ホテルの部屋の広さとベッドの豪華さに嬉しそうなあいこ。
今夜は泊まれるか聞くあつこママ。あいこＹＥＳ。幸治パパがよく許したと感心するあつこママ。

ここで幸治パパには内緒な事を明かすあいこ。それを聞いてあいこのお泊りを断念しようとするあつこママだが
あいこは『それが大丈夫やねん。大親友のどれみちゃん、はづきちゃん、それにおんぷちゃんがな、上手くやってくれてんねん』と説明。
それを聞いて今晩一杯話できると言う事で嬉しそうなあつこママ。あいこも一杯話したい事があるそうだ。
で、そうやって親子してるとあいこのお腹が鳴る。ムードぶち壊しと愚痴るあいこ。あつこママも空腹と言う事で食べに行く事に。
あつこママのインターネット調査によればこのホテルの夕食は美味しいらしい。
あつこママがパソコンできる事に驚くあいこ。ここでテレビの録画ができない幸治パパを引き合いに出す。

そんな噂を知ってか知らずかクシャミが出る幸治パパ。１人エコーをする。それを聞いてウケるはづき。
自分の父親もやると言うおんぷ。でもって、あいこどれみも『ウチのパパも』と言う。
それを聞いた『どこのパパやて～？』とツッコミを入れる幸治。焦るおんぷ。

間違いに気づいて慌てて『冗談どすぇ～』と誤魔化すあいこ。やっぱり、おかしいと思う幸治パパ、熱があると疑うが
『そんなことナイチンゲールや』と返すどれみ。また、幸治パパ唖然。おんぷはＳＯＳと同じとガックリ。でも、はづきは笑ってたりする。

幸治パパもそんな寒いギャグを言う娘に育てた覚えは無いと怒る。平謝りなあいこどれみ。
でもって『お前なぁ～、ホンマあいこか？』と言う幸治パパ。それを聞いてヤバ顔なはづきとおんぷ。

すると、ハナちゃんが泣き出す。泣き方でミルクと判ったあいこどれみ。急いで作りに行く。泣き方で判る事に感心する幸治パパ。
はづき、それ位は判る様になったと説明。話題が逸れたと言う事でハナちゃんに感謝するはづきとおんぷ。

あいこは先に紹介したどれみ達とＭＡＨＯ堂を手伝っている事を話す。ＭＡＨＯ堂をおかしな名前と思うあつこママ。
あいこ、可笑しいのは店の名前だけじゃないと言いつつオーナー名をマキハタヤマリカと紹介。笑うあつこママ。クシャミが出るあの人。
で、喋ろうとするあいこにさっきから喋り通しで全然食べてないと言うあつこママ。それに気付いて誤りながら今度はあつこママの番と言うあいこ。
が、時間があると言う事であいこの話を先に聞く事にしたあつこママ。あいこ、ステーキを食べてから話すことに。で、そのステーキの美味しさに感激。
そんでもって、ステーキと言えばと話そうとしたら『ほんでなお母ちゃん』と言うセリフを完全にあつこママに読まれていたあいこ。笑う２人。

はづきとおんぷが来てくれたお陰で楽しかったと感謝する幸治パパ。自分達もとっても楽しかったと言う２人。

ここで皆で銭湯へ行こうと言う話になる。が、あいこどれみは難色を示す。『お前、まだ畏まってるんか』と言う幸治パパ。
幸治パパの言によればオリジナルは自宅の風呂が狭いと言う事で銭湯に行きたがってるらしい。
はづき、言った事無いと言う事で行きたがる。が、おんぷは芸能人なのでパス。まだ湯が熱い銭湯は無理なハナちゃんとお留守番するらしい。

パスしたがるあいこどれみ。だが、はづきに
『何言ってるのどれみちゃん、学校で言ってたじゃない。あいちゃんの為なら一肌でも二肌でも拭って』
と言われる。『そ、それ意味が違うと思うんだけど』とツッコミを入れるどれみの方が正しかったりする。

ホテルのお風呂に驚くあいこ。それを聞いて『初めてやの？』と聞くあつこママ。
『お父ちゃんと旅行なんかした事あらへんもん』と返すあいこ。『そうか・・・』と複雑顔のあつこママ。

で、銭湯梅の湯。幸治パパが代金を払おうとしてたら男風呂にあいこどれみとはづきが入ってくる。
それを見て慌てながら女風呂に行くよう言う幸治パパ。
『何だそうだったんだ。はづきちゃん行こ行こ』と言うあいこどれみの言葉を聞いて？と思う。

あつこママと入浴中のあいこ。聞きたい事があるらしい。それは幸治パパとあつこママの離婚が自分のせいかどうかと言う事。
と言うのも自分がジャングルジムから落ちてから仲が悪くなったとあいこが感じていたから。
だが、あつこママの返答は『あいこは全然関係ないんよ』。そうなれば理由が判らないあいこは理由を聞いてみる。
一つに幸治パパがあつこママの仕事に対する理解を持てなかった事。
もう一つにあいこの下の子になる筈だった子を流産した事をシャワーを浴びながら語るあつこママ。

あつこママの死産を仕事なんかしているからと勝手に責める幸治パパ。
悲しんでるのは幸治パパだけじゃなく自分も一緒な事を理解しない事に怒るあつこママ。それを見てて声をかけるあいこに外で遊ぶ様に言う。
あいこがジャングルジムから落ちて怪我をしたのはこの後らしい。

あいこは責任を感じる事は無いと言うあつこママ。笑顔の２人。その頃、はづきとハナちゃんを見ている幸治パパ。

あつこママ、自分が仕事を辞めていれば離婚する事もなくあいこも悲しい思いをしなかったと言う。『ううん』と言うあいこ。
あつこママが電気を消す。すると、あいこはあつこママの所に行っていいかと聞く。返事を聞く前に布団に潜り込むあいこ。
母親の温もりを感じるあいこ。仕事が辞められなかった理由を聞く。２人の結婚は駆落ちだった事を明かすあつこママ。
あいこもそれは幸治パパから聞いていたらしい。続けて、あいこの誕生年にあつこママの母親が亡くなった事を語るあつこママ。

元々、体が弱かったらしい。苦労のかけ通しで死に目にも会えなかったそうだ。

涙ながらに語るあつこママ、もらい泣きなあいこ。その贖罪の気持ちから老人介護の職に就いたそうだ。故に辞められなかったらしい。
あいこも自分も辞めないだろうと言う。お礼を言いながら仕事に誇りを持っていると言うあつこママ。
ここであいこを一緒に大阪に行かないか口説くあつこママ。が、あいこは既に就寝中。一緒に寝るあつこママ。

翌日。はづきとおんぷに感謝する幸治パパ。幸治パパは３人を見て育児は大変と思ったらしい。
あつこママにあいこの弟か妹を産んでくれとノーテンキに言った自分を恥じる幸治パパ。
それを見て素で『お父さん・・・』と言って２人に睨まれるあいこどれみ。お父ちゃんと言いなおす。
ドキドキの魔法開始。朝からしんみりさせた事を謝り、ハナちゃんに別れを告げて仕事に行く幸治パパ。
見送るあいこどれみ、はづき、おんぷの３人。ハナちゃんもお見送り。