第21話『人間ぎらいのマジョドンと約束のハーブ』
(2000年7月2日放送)
脚本:大和屋暁 演出:伊藤尚住 作画監督:なかじまちゅうじ

のぞき魔ジョドン

マジョドン初登場の回。
これまで色んな話に散りばめられていた
♯後半からシリーズ終盤までの長い話になる先々代女王様の話の口火を切った話とも言えます。
でもって、♯としても今後の話に繋がる重要な話。
高谷さんの妙に高い声とマジョドンのキャラが合い過ぎ。
管理人お気に入りのキャラの1人です。
脇役陣がかなり豪華だったりします。
(まぁ、掛け持ちですが)
乙女は急に止まれない初使用。

収録DVD

石毛佐和顔出し付き
(22〜25話同時収録)

アバンタイトル

値上げ反対・うそつきはドロボーのはじまり・消費者の権利を守れ・横暴をゆるすな
のプラカードを構えて講義中のどれみ達。どうやらオムツの値上げに反対らしい。しかも量減で価格上昇らしい。
で、講義してると魔女らしき人が『うるさい! 文句を言うならもっと値上げしてやる〜!』と怒る。
それを見て小さくなるどれみ達。どれみ達のアップになってOP。


どれみ達を始めとした親一同は心配顔。というのもベビーカーでのレース中だから。
テキやテキパキの後から迫るハナちゃん。魔法で速度を上げゴールする。それを見て嬉しそうなどれみ達、そしてハナちゃん。
続いて魔法で花を咲かせた。それを見ているマジョハート。

で、サブタイトル。


ハナちゃんを見てさすがウィッチークイーンローズから生まれた赤ん坊と感心するマジョハート。魔力はそれだけスゴイ様だ。
で、どれみ達にハンコ要求され我に返ってハンコを押す。表紙は紫から赤に。
健診の簡単だったと言うおんぷ。ハナちゃんの快勝振りを称賛するあいこ。でもって、嬉しそうなどれみ達。
それを見たマジョハートはどれみ達で何かを試そうと決めたらしい。


この調子だと次も楽勝と言うあいこ。自分達の頑張りもあると言うどれみ。だが、マジョハートはソコに『果たしてそうかな?』と疑問を投じる。
『どういう意味ですか?』と聞くおんぷにハナちゃんが優秀=どれみ達は優秀と限らないと言うマジョハート。
それを聞いて噛み付くどれみ。が、その証明は無いと言うのがマジョハートの言い分。
『だったらどうすれば良いの?』と怒るどれみ。それを聞いてニヤつくマジョハート。

少し後、マジョハートはどれみ達を見送っていた。『あるいは・・・お前達なら』と呟く。
口車に乗せられた事を言われるどれみ。反省。どうやら頼まれたのはお使いらしい。
内容的にはマジョドンと言う人から魔法ハーブを分けてもらうこと。余裕顔のどれみ。呆れ顔のはづき。
あいこは納得。おんぷはどうしてお使いなのかがイマイチ判らないらしい。そこはどれみも一緒。
ここでケーキ屋さんに寄り道しようとあいこが言い出す。おんぷは知ってるらしい。どれみは賛成。はづきはお使い中であると言う。
試験と違ってタイムリミットが無いと言う事で結局4人とも合意。

ケーキ屋さん発見。おしゃれと思うどれみ。だが、おんぷは『まぁ、入り口はね・・・』と言う。『え?』などれみ達。

中はと言うと太鼓橋や石灯籠が置かれていたり、奇妙な魔女が居たりでやや怯み気味などれみ達。


客の魔女達もヒソヒソ話中。すると、はづきがデラを発見。互いに何してるの?な両者。


で、巨大パフェを食べるデラ。事情を話す最中でマジョドンの名前が出たら、かなり怯むデラ。しかも他の魔女まで大集合。
(右上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
反応に驚くどれみ。ヤな感じを感じるおんぷ。事情を聞いても顔を逸らすデラ。他の魔女達も。で、あいこが聞いてみる。

結局教えてくれるデラ。
デラに代表される様に問屋魔女と言うのは魔女界の店や商品配達を一手に引き受けている訳で。そして、その問屋魔女のトップがマジョドンと言う事。


その名の通り魔女経済界のドン。物価はマジョドンの気分一つで変わるのだとか。

先ほどの反応もそう言う彼女を恐れての事らしい。その館に滅多に近づく者も居ないそうだ。
ここでデラ、何かを書いてはづきに渡す。困ったときにマジョドンに見せると少しは楽になるらしい。お礼を言うはづき。帰っていくデラ。

魔法の実を取り出し支払うおんぷ。お釣り出す店員魔女。魔法玉なのだがその量たるやスゴイ量。どれみ達ビックリ。

で、帰ろうとするのだが店員魔女に呼び止められる。と言うのもデラの支払いがまだ・・・。やられたと気付いたどれみ達。




どれみ達、それらしき館を発見。で、玄関から声をかけるとドアを開けるとドアが開いた。

中に入ると長い廊下が続く。そして、ある程度進んだところで『ワシに何の用じゃ』と声をかける誰か。
気付いたどれみ達の少し先に椅子に座ったその人は居た。

ここでアイキャッチ。



どれみが声をかけようとしたら先にマジョドンが『お前達、人間じゃな?』と言ってくる。
認めてそれがどうしたと聞くあいこ。『人間どもが何の用じゃ!』と返すマジョドン。はづきがマジョハートの使いの者と説明。
それを聞いて茶を入れるから少し待てと言うマジョドン。


『思ったより良い人みたいだね』と言うどれみ。聞こえると指摘される。と言うのもマジョドンが目の前で茶を飲んでるから。
マジョハートの用を聞くマジョドン。裏庭に生えている魔法ハーブのラベンダーを分けてもらう事と説明するはづき。
『マジョハートめ、一体何を企んでおる』とマジョハートの策略を疑うマジョドン。

で、思案中だったマジョドンに重ねて聞くどれみとあいこ。分けてくれるそうだ。ただし有料。しかも、その額はデラが可愛く見える程。
なので払えないと言うが、だったら帰れと言うのがマジョドンの言い分。びた一文まける気は無いらしい。それを聞いて怒ったあいことおんぷ。帰る事に。


帰ろうとしたらマジョドンに呼び止められる。
家の入場料・マジョドンの指名料・お茶の代金を要求。それまたべらぼうな額。唖然などれみ達。さすがデラの上司と納得。
ここでデラから預かった紹介状を出すはづき。すると、デラに免じてマジョドンがまけると言い出す。消費税を・・・。
『ふん!』なマジョドン。怒って文句を言いながら帰るどれみ達。

マジョドンは人間が大嫌いの様子。そんな彼女は昔の事を思い出していた。城がある様な国と時代。賑わう市場。


サルバトーレと言う男性に求婚されるマジョドン。嬉しそうなマジョドンだが、魔女と人間と言う違いを指摘。
だが、僕らにそんなの関係ない、一緒に店を開いて、その店を世界一にしようと言うサルバトーレ。
だが、マジョドンは互いの寿命の違いの話をして、自分は魔女を辞めなければならないと言う。
それを聞いて怯むサルバトーレ。マジョドンは自分に考える時間を欲しいと言う。
OKなサルバトーレ。ずっと、マジョドンを待っていると言う。それを聞いて御礼を言うマジョドン。
魔女界へ戻るマジョドンを見送り手を振るサルバトーレ。それを見て未練そうなマジョドン。視線を逸らし帰って行く。

悩みに悩むマジョドン。だが、空中で仲良さげに旋回する鳥達を見て・・・。


マジョドンは決断。勿論、選んだのはサルバトーレ。『待っててね〜!』と笑顔なマジョドン。
そして、街に到着。間もなく、サルバトーレを発見する。声をかけようとするマジョドン。

だが、サルバトーレの傍らには1人の女性が。彼が笑顔を見せる辺りただの間柄では無い様子。ショックを受けるマジョドンは遠くから見ていた。


サルバトーレもすぐに気付いた。説明を求めるマジョドン。
彼の言い分は10年待ったが、便りも無かったから捨てられたと思ったいう事の様だ。
たったの10年という事にショックを受けるマジョドン。だが、サルバトーレにとっては10年もなのだ。
結局、そこを理解できず涙を流してサルバトーレの前を去ったマジョドン。それをすまなさそうな顔で見るサルバトーレ。


そんな事を思い出していたマジョドンはある気配に気付いた。『何をしに来た?』と問うその相手はマジョハート。
マジョハートは『あんたと賭けをしようと思ってね』と答える。人間に入れ込むマジョハートが不思議なマジョドン。
昔からは想像できないらしい。そう言われて昔を思い出すマジョハート。


魔女達による円卓会議。議題は人間界との交流断絶。推進するマジョドン。
食い下がる魔女にマジョハートは人間と付き合う事のメリットを問う。そう聞かれて答えられない魔女。
魔女界の薬草を買占め人間界で転売し暴利を貪る、人柄の良い魔女を騙し魔力を悪用するなど悪人の所業を暴露するマジョハート。
結局、先代の女王様の判断に委ねる事に・・・。

マジョハートにも自分の行動理由が判らないらしい。だからこそ確かめたいそうだ。
どれみが帰ってきたら魔法ハーブを分けてくれる様にマジョドンにお願いするマジョハート。
が、不満そうに何故そんなしないといけないのかと文句をつけるマジョドン。すると、マジョハートは何かを差し出す。
置かれたそれがマジョハートの乳母の形見と気付いたマジョドン。『代金はこれで足りる筈だ』と言うマジョハートに驚くマジョドン。
これは賭けと良い、自分が負けたらソレを渡すと言ってマジョハートは去っていく。
が、マジョドンは人間と言う事でそんな事は無いと思う。

ご立腹のどれみ。『きっと欲の皮突っ張りまくってもう戻らへんようなってしもてんねんで』と言うあいこ。
ここで自分達が何もしてないと言うはづきとおんぷ。少し考えて一斉に『ねぇ』と言う4人。

マジョドン唖然。と言うのも4人が戻ってきたから。さっきの事を謝りながら分けてもらうに別の方法がないかを聞いてみる。OKなマジョドン。
タダであげる訳にはいかないといって金で解決しておけば良かったと思うほどキツイ仕事ともったいぶる。
マジョドンが持ち出したのはこの家の掃除。唖然などれみ達。20年掃除してない家だから大変と自慢するマジョドンだが


そんなことでいいんですか? と言うのがどれみ達の答え。唖然なマジョドン。
乙女は急に止まれない開始。やる気満々などれみ達。ハナちゃんのお守りをマジョドンに頼むあいこ。

床掃除、クモの巣取り、雑巾がけ等をするどれみ達。マジョドン、ハナちゃんに髪をイタズラされてるのに気付かない程集中。これが覗き現場(下真ん中)

思ったより楽でラッキーと喜ぶどれみとおんぷ。驚きを隠せないマジョドン。

ピカピーカな家。


『終わりました〜!』と報告するどれみ達。『ご、ご苦労』とまだ動揺中のマジョドン。
次を聞くはづき、どれみは勝手に洗濯と推測、あいこは大洗濯大会と意気込む。これに3人も同調。
そこまで頼んでないマジョドンは『ワシは別にそんなことまでは』と困る。


洗濯をする4人とハナちゃん。

勝手にご飯を作られて唖然なマジョドン。

結局は庭掃除もするどれみ達。乙女は急に止まれない終了。ハナちゃんと遊ぶおんぷ。
あいこ、はづきにジョウロを見てないか聞く、はづきも探してが見つからなかったらしい。
それを聞いて魔法でジョウロを出すどれみ。何故、魔法でやらないかが理解できないマジョドン。

終わった事を告げるどれみ達。なおも笑顔などれみ達が理解できないマジョドン。『何故じゃ、何故そこまでしてラベンダーを欲しがる?』と言う。
『何故って言われても』と返答に困るおんぷ。ここでマジョハートとの密約を勘繰るマジョドン。
そこは否定するあいこ。そして、約束したからと答える4人。そう言って嬉しそうに笑う。

それを見て大笑いするマジョドン。
『お人好しで頭の悪い人間達め、お前達人間の顔なぞこれ以上見たくもないわ』と言って鍵を投げ渡すマジョドン。
驚くどれみ達に裏庭にカギと教えラベンダーは勝手に持っていけと言う。
そして、ついでにあのバッジを渡し『マジョハートに言っておけ、こんなものワシには一銭の価値も無いとな』と言うマジョドン。
意味は判らずとも届ければいいのか聞くあいこに頷くマジョドン。快諾するどれみを筆頭に帰る4人。はづきが最後にお礼を言う。

4人を見送ったマジョドンは『人間の笑顔を見たのは何百年振りじゃろうな』と言う。

庭に出たどれみ達は広さにビックリ。どれみはある扉が気になった様子。あれも売り物と推測するあいこ。
『それよりラベンダー』と言うおんぷ。その量に驚くはづき。どれみ達が採っている間、ハナちゃんは蝶と遊んでいた。
蝶を追ってウロウロしていたハナちゃんを捕まえるおんぷ。


すると枯れた蔓に絡まった扉を発見。どれみ達も集まってくる。可愛そうと思うどれみ。
それを見たハナちゃん魔法を使って蔓に薔薇を咲かせる。驚くどれみ達。笑顔のハナちゃん。どれみ達はハナちゃんを褒める。


その後で開く扉。その奥には断崖に立つ城があった。
そして、城内では一人の男が『大変ぞなもし〜、ま、魔女界への扉が〜!』と報告をしに来る。
それを聞いて『わかっておるぞよ』と答える誰か。どれみ達を水晶玉で見ながら高笑いする誰か。2者が映るカットで

〜おしまい〜

第22話『魔法使いのワナ 帰ってきたオヤジーデ!』
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