(2000年7月9日放送)
脚本:影山由美 演出:岡佳広 作画監督:青山充
オヤジがうつる
♯としては重要なターニングポイントの話。
その話を飾るのは久々出演のオヤジーデ。
♯5話で真の姿に戻ったものの断片的にしか映らず最後に遠目で出ただけ。
今回から普通にその姿で動き回ります。しかも、何とも予想外な復帰。
そして、今回の助演とも言えるのがゆき先生。
出てもセリフがあんまり無かったゆき先生ですが今回はセリフ多め。
杉山とマジョリンのギャップがスゴイな〜と思う話。
ちなみにハナちゃんの反応は大事な事を表していたりします。
収録DVD
石毛佐和顔出し付き
(21、23〜25話同時収録)
アバンタイトル
満月の夜。何者かがフラワーガーデンMAHO堂の温室に登る。『久しぶりですね〜』と言うその顔はオヤジーデ。
高笑いをしながら腰を振る。腰のアップでOP。
ハナちゃんが魔法を使ってドアに花を咲かせる部分は前回の流用なのでカット。100年ぶりにウィッチークイーンローズから生まれた赤ん坊か王様に聞く男。
『そうであるぞよ。赤ん坊の癖に途轍もない魔力を秘めているぞよ』と言う王様。ここで将来魔女界の女王になると言う噂がある事を言う男。
ここでフィリッポ・S・オジジーデ伯爵と言う名のその男にハナちゃんを攫うように命じる王様。驚くオジジーデ。
同時に積年の恨みを晴らすつもりか聞く。『みなまで聞くでないぞよ』と答える王様。
そう聞いて怖がりながら適任者がいる事を明かすオジジーデ。期待してると言う王様。畏まるオジジーデ。それを見て笑うヘンな生き物。
で、サブタイトル。
で、崖の上の城。
ハナちゃんを攫うと言う部分に驚くオヤジーデ。そう適任者とは彼のこと。言わずもがなどれみ達と知り合いだから。
攫う理由を聞くオヤジーデ。魔女界にとってハナちゃんが大切な赤ん坊と推測。
自身をバッドカードコンプリート前にピュアレーヌパソコンから出した事もあって同調するオヤジーデ。
オジジーデの推測によればハナちゃんを人質にして1000年前に失った魔法使い界の領土を奪還するそうだ。事の大きさに驚くオヤジーデ。
ちなみに魔法使いは緑の地で丁度、棒があったらへんまであったそうで。
オヤジーデによれば先代国王が先代魔女界の女王とポーカーで賭けをして、連敗の挙句領土まで奪われてしまったのだとか。
で、腹いせに金に困っていたオヤジーデにバッドカードを盗ませ魔女界に不幸を齎そうとしたのだが失敗した挙句、バッドカードは人間界へ流出。
オヤジーデもピュアレーヌパソコンに閉じ込めえられたと言うのが事の次第。結局、先代国王も引責辞任。魔女界とも絶縁されてしまった。
そのせいで魔法使い界は衰退の一途を辿っているのだとか。
その際に残った領土も植物の育たない痩せた土地で花から生まれる魔法使いも年々減少中で1000年前の10分の1になったらしい。
このままでは魔法使いが絶滅すると危惧するオヤジーデ。故に領土を取り戻したいと言うオジジーデは『やってくれるな? オヤジーデ』と聞く。
しかし、どれみ達が一生懸命と言う事もあり気が引ける様子のオヤジーデ。が、男爵の位になれると言われ、あっさり方針転換。デレデレ顔。
で、MAHO堂前。何やら衣装を着ているどれみ達。『そんじゃ、行ってくるね』と言うどれみ。店番を頼むはづき。任しといてなぽっぷ。
コンクール頑張る様に応援する。それこそ任しときなあいこ。同調していってきますなおんぷ。いってらっしゃいのぽっぷ。
準備中のぽっぷにどれみ達が行ったのか聞くマジョリカ。YESなぽっぷ。1人で大丈夫か心配するララ。というのも魔法グッズの時と違い結構忙しいから。
みさきとふみおが手伝いに来るから大丈夫と答えるぽっぷ。何とかなると言う事でもう一眠りしに帰る2人。
『今こそぽっぷ親衛隊に力を見せる時だよ』と言うぽっぷ。『お〜』と意気込むみさきとふみお。MAHO堂商売の秘訣5か条を言わせるぽっぷ。
ひとつ、良い店内いつも清潔に。
ふた〜つ、ふざけた客も冷やかしの客も神様と思うべし。
み〜っつ、見え見えでも笑顔とヨイショを忘れずに。
で、4つ目を言おうとしたらお客さんが来た。
が、応対に出て怯む3人。頼りなく怯みまくりの2人にさっきの2つと3つを持ち出すぽっぷ。『素敵なおじ様、いらっしゃいませ、お花ですか?』と聞く。
それを聞いて一瞬驚きながらもぽっぷが自分の素顔を知らないという事を知るオヤジーデ。お姉ちゃん達が不在か聞く。
だから自分達がお手伝いしてると返すふみお。それを聞いて赤ちゃんが元気か聞くオヤジーデ。ハナちゃんの事か聞くぽっぷ。オヤジーデ、認めて聞き直すが
顔見知りじゃないのに知ってると言う事で怪しまれてしまう。只の通りすがりと弁解するが逆効果。
話題を変えると目論んでバラの花を買と言うオヤジーデ。お礼を言うぽっぷ達。で、商品を差し出されたところで改めてハナちゃんの所在を聞くオヤジーデ。
が、ぽっぷはもっと買ってくれないと教えないと言う。それを聞いてキレそうなオヤジーデ。
みさきとふみおはOKだがまだ不満なぽっぷ。結局、切花のバラを全部買わされるオヤジーデ。毎度ありがとうございますと笑顔なぽっぷ達。
結局、こんな量に。魔法で消すオヤジーデ。自身も魔法でテレポート。
で、美空公会堂。美空市合唱コンクール会場でもある。
ゆき先生、生徒達が元気が無いことに気付く。『皆、緊張しすぎよ、おんぷちゃん以外顔が引きつってるわ』と言う。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
どれみの言い分によれば芸能人のおんぷと違い自分達は一般ピープルなので無理らしい。
おんぷもステージに上がる前は緊張するらしい。疑うあいこ。おんぷはこう言う時は面白いギャグとかを思い浮かべると良いと言う。
はづきはSOSトリオにお願いを提案。ゆき先生も同調。『受けるギャグやってみて』とお願いするゆき先生。
そんな事言われても出てきま先発ピッチャー松坂背番号18。
と披露する杉山。勿論、大氷河期。
(右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
が、はづきは大爆笑。どれみ達呆れ顔。が、そのはづきの笑いっぷりが笑いを誘い皆大笑い。ゆき先生も一安心。
『みんな、何時もの笑顔に戻ったわね。それじゃ、40度を越す熱で寝込んでる関先生の分も頑張っていきましょう』と言うと皆『は〜い!』と答える。
ゆき先生にハナちゃんを預けるどれみ達。で、そんなゆき先生を男子WCから見ている。何やら思いついた様子。
それはこんな事だったり。割と似合ってたりする。
ここでアイキャッチ。
一礼する発表者達。すると、ゆき先生に『そこよろしいかしら?』と声をかける人が。振り向いたゆき先生引きつり顔ながらOK。
オヤジーデの顔を見るハナちゃん。バレたと慌てたオヤジーデが頬を突っついたら誰か判ったらしく喜ぶハナちゃん。その反応に驚くゆき先生。
ハナちゃんに気に入られたと言って抱っこしたいと言うオヤジーデ。ゆき先生は困り気味だったが強奪。
が、ここでハナちゃんが魔法でオヤジーデの髭を出してしまう。それを見たゆき先生ビックリクリクリ。
オヤジーデ慌てて隠す。怪しんだゆき先生はオヤジーデからハナちゃんを奪い返し前のほうへ移動する。
『ちっ、もう少しだったのに・・・』と悔やむオヤジーデ。で、どれみ達の出番、曲目はルピナスの子守唄。おんぷを除いてガチガチの面々。
(下真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
時間はあるうえにどれみ達の前で奪うと厄介と言う事で撤退するオヤジーデ。それを見るゆき先生。
結局、優勝トロフィーを手にしたどれみ達。で、その裏で
先の一件をどれみ達に伝えるゆき先生。ハナちゃんが可愛いから誘拐しようとしたと推測するおんぷ。
それを聞いて
『え〜! 誘拐!?』
と大声で驚くはづき。それを聞いてハナちゃん泣きだす。
謝るはづき。重ねて注意するように言うゆき先生。お礼を言うあいこ。
でもって着替えるどれみ達。空からなら安全という事で空輸する事に。が、それをバッチリ見ていたオヤジーデ、またまたテレポート。
で、夕方のMAHO堂。マジョリカ驚く。というのもぽっぷのお陰で何時もの倍以上売れたから。
で、ぽっぷの商才を褒めてるとどれみ達が帰宅。見習い服を着ている理由を聞くマジョリカ。事情を説明するどれみ。
それを外から見ていたオヤジーデ。自分にとって良からぬ話と推測し虫に変身。
ハナちゃんを1年間無事に育てないと自分は元の姿に戻れないと言うマジョリカ。ここは用心に用心を重ねた方が良いかも知れないと言う。
ララが安心できるまで散歩は控えたほうが良いと言ってるとハナちゃん虫を発見して喜ぶ。
どれみが『ハナちゃん、つまんないかも知れないけど我慢しようね〜』と言ってるとハナちゃん魔法発動。
すると、オヤジーデの変身が解けMAHO堂内に落ちる。驚くどれみ達。オヤジーデだと気付く。挨拶をするオヤジーデ。おんぷ、オヤジーデと知って驚く。
今日はどうしたのか聞くはづき。元に戻してもらったお礼をしたいと言うオヤジーデ。生おんぷを見に来ただけとどれみに言われデレデレ。
それを見て喜ぶハナちゃん、あいこ『ハナちゃん喜んだアカン! 親父がうつんで』と言う。それを見て無警戒と見たオヤジーデ。
お礼にレストランのディナーに招待したいと言う。『ファミレスじゃないの?』と聞くおんぷ。ここで名刺を出すオヤジーデ。
レストラン男爵を『おとこまえ』と読んだどれみに『だんしゃくじゃ』と言うマジョリカ。
男爵の意味を説明するはづき、高級そうに思うあいこ。それを聞いて嬉しそうにステーキの有無を聞くどれみ。
オヤジーデは勿論と認め松坂牛の最高級霜降り肉のこんなに分厚いのと紹介。それを聞いてヨダレを垂らすどれみ。
これを聞いて招待されちゃいます〜と言うどれみ。
同調を求めるが、マジョリカとララが行けないと言う事を指摘するはづき。自分達、ご馳走に預かるのもどうかと言うあいこ。
それを聞いてガックリなどれみだが自分達の事は気にするなと言うのがマジョリカとララの言い分。
ここでハナちゃんも連れて行けばいいと提案するおんぷ。それを聞いてニヤつくオヤジーデ。
食事の間だけでも楽ができると言う事で賛成するはづき。見たいテレビがあったマジョリカとララ。
あいこ、『判った、サンバDEナイトフィーバーやろ?』と看破。『ピンポーン! ここんとこハナちゃんの世話でじっくり見られなかったのよね〜』と返すララ。
相槌を打つマジョリカ。話は決まったという事で6時に待っていると言うオヤジーデ。退却。
一方、魔女界では女王様が魔法であのドアを開け、中に鳥になったマジョリンを派遣していた。
で、どれみ達はレストラン男爵を発見。名前負けしない偉そうなレストランと思うあいこ。
おんぷはこの辺をよく通るが来てるけどこんな店あったかなと言う。最近出来たんじゃないの?と推測するどれみ。店に入るとOPENはCLOSEに。
日曜日は魔法のコ開始。出迎えるシェフ。シェフを見て嬉しそうなハナちゃん。奥に案内するシェフ。驚きを隠せないどれみ。
他の客が居ない事に気付いたはづきは質問してみる。本日はオヤジーデ様の貸切と答えるシェフ。
スゴイと感心するどれみ。オヤジじゃなくておじ様になったんとちゃう?と言うあいこ。ウケるおんぷ。続いてオヤジーデの所在を聞くはづき。
先ほど連絡があって用事で遅くなるから先に食べててとのことと伝えるシェフ。
帰りが遅くなると幸治パパが心配するという事でそうする事にしたあいこ。おんぷも同調。メニューを出すシェフ。
嬉しそうにメニューを開けるどれみ。デザートにアイスクリームとケーキがついてることに驚くおんぷ。
が、あいこはたこ焼きが恋しい様子。すると、シェフは何でも作ってくれるという。
喜びの勢い余っておっちゃんと呼んでどれみにシェフと訂正されるあいこ。はづきは肉が苦手と言う事で魚を所望。
どれみは他は良いからステーキを所望。唖然なはづきとおんぷ。作りに行くシェフ。
で、完成。それぞれの前に置かれるディナー。肉厚のステーキを前にかなり嬉しそうなどれみ。日曜日は魔法のコ終了。
で、いざステーキを食べようとするのだがハナちゃんを抱いているお陰で右手が自由に動かない。
ここでシェフがハナちゃんを預かると申し出る。食べたいどれみは喜んでお預け。
それを見てしてやったり顔なシェフ。どれみのテンション最高潮。すると、ハナちゃんシェフの鼻をほじくる。どれみが食べようとした瞬間、クシャミをするシェフ。
すると、煙と共に空き地になる店。どれみ達は椅子から落ちたらしく痛そう。おんぷがオヤジーデを発見。説明を求めるはづき。
『バレては仕方がないですね〜、ハナちゃんは確かに頂きましたよ』と言うオヤジーデ。
それを聞いて昼間の変なおじさんもオヤジーデと疑うあいこ。認めるオヤジーデ。ハナちゃんを取り替えそうと突進するどれみ。
が、オヤジーデは飛び上がり魔法を使う。すると、足から石になって完全に石化するどれみ達。心配そうなハナちゃんを抱きながら
『可愛そうだが、魔法使い界の為なのです。後はマジョリカに戻してもらってください』と言うオヤジーデは高笑いいて逃亡。
石化して4人の姿がズームアウトして
〜おしまい〜
第23話『新たな力でハナちゃんをとりもどせ!』
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