第37話『ハナちゃんもぽっぷも試験中!』
(2000年10月29日放送)
脚本:吉田玲子 演出:岡佳広 作画監督:河野宏之

やりすぎハナちゃん

8ヶ月健診の話にしてぽっぷの4級試験。
少々、判りづらいと思いますが
3話で6級まで飛び級。5級には映画でなってるので4級な訳です。
健診の話が6話あくのも珍しいですね。
今回はとにかくハナちゃんが大暴走。
これでもかってくらい恐ろしい事をやらかしてます^^;

収録DVD

サエキトモ、能登麻美子、山口眞弓、奥島和美顔出し付き
(36、38〜40話同時収録)

アバンタイトル

必死に走るぽっぷとファファだが何時ぞやのうさぎと亀に追い抜かれる。どうも、ハナちゃんのせいらしい。それをぽっぷが嘆いたところでOP。


ハナちゃん、体調良さそうで今夜も健診を受けられると嬉しそうなどれみ達。
が、マジョリカの話で4級試験があった事も思い出すあいこ。2つも重なった事に困るどれみとララ。

で、サブタイトル。

家に帰ってきたどれみ。渓介パパにはるかママの所在を聞く。買い物に行ったと答える渓介パパ。
続けて、ぽっぷの所在を聞く。幼稚園から帰ってきて寝ると言ってずっと部屋に入ったきりだとか。
心配して覗きに行くどれみ。が、ぽっぷによれば試験に備えて寝てるだけらしい。安堵しているどれみをよそに気合を入れるぽっぷ。ヤル気満々。

健診&魔女見習い試験を頑張る様に言うマジョリカ。『まかしといて』などれみ達だがララが忘れた母子手帳を持ってくる。
皆に冷たい目、特にぽっぷとララには小言ももらうどれみ。が、ぽっぷだけには反論するどれみ。
どれみからすればぽっぷも試験で何かやらかしたりしてるらしい。
例:爆睡したり(♯3話)女王様以外栽培できないウィッチークイーンハートを勝手に持ち出したり(♯映画)
先の2つをあげ2度あることは3度あると言われ怒るぽっぷ。


が、マジョリカが怒ってここは姉妹揃って謝る羽目に。で、出発。『何も騒動が起きんといいがな』と不安な様子のマジョリカ。

健診会場前で別れるどれみ達とぽっぷ。が、どれみはやっぱり心配な様子。
どんな問題が出ても冷静に対処する様に言うどれみだが、そっくりそのまま返される。反論できないので無かった様に困った事があったら電話する様言う。
自分の力で試験をパスしないといけないと言って試験に向かうぽっぷ。
何だかんだ言ってぽっぷが可愛いどれみ。試験も気になるらしい。交代でぽっぷの試験の様子を見に行くと言うはづき達。


病院内でいきなりモタとモタモタに遭遇。2人は試験の仕事があるので健診は後で受けるらしい。
お手柔らかにとお願いするどれみだが2人は試験は公正なモノと聞く耳持たない様子。
今度は八太郎&スルメ子に遭遇。ここでも進級試験の話題に。またまた八太郎の妄想劇場。
勝手にアタリメ子が進級試験の時の事を考えて喚き出してあいこにまだ早いとツッコミを入れられる。


で、マジョポンが開場のおしらせ。集う親達。今回の健診は魔法力のテストらしい。
となれば余裕面のどれみ達だが、不安定な魔法力を親がどれだけフォローできるかも見ると言われ驚きを隠せない。
頑張る様に言うおんぷだが不安顔のはづきとどれみ。今日は魔女界を回りつつ、綺麗にしながら試験を行うらしい。
で、あいこが行こうと提案するがここでぽっぷに電話する事にしたどれみ。


で、4級試験の会場。丁度、始まるとこなので切りたがるぽっぷ。
試験内容を聞いてウサギと亀の本性を明かすどれみだがぽっぷは既に気付いていたので切られる。
さすがと感心され立場が無いどれみ。『お姉さんと違って』と言うおんぷに『ちょっと〜!』と返す。


でもって、健診&試験開始。



ハナちゃんに飛ぶように言うどれみ達だが超高速で飛んでいってしまう。降りてこないので探しに行く事に。
自分達はゆっくり行く事を伝えるスルメ子。アタリメ子にゆっくりでいいと言う八太郎。ハナちゃんは空中遊泳中。何とかどれみ達が発見し捕まえる。
ここではづきがぽっぷの様子を見てくると言う。『よろしくね』とお願いするどれみ。



思ったより早いと困るぽっぷ。すると、前に巨大な壁登場。これを難なく魔法で突破し追い抜く。
それを見ていたはづき『ぽっぷちゃん、出だしは順調ね』と一安心。

まずは魔法で草むしりをするらしい。どれみ達やや遅れ気味ながら参戦。



ハナちゃんの前で草抜きを実践するどれみ。早速理解したようで草を抜くハナちゃん。喚声を上げるどれみ達。
苦労しているアタリメ子を見て魔法で抜いてやるハナちゃん。スルメ子は草ごと飛んだアタリメ子をキャッチ。嬉しそうなハナちゃん。


この調子ならハナちゃんが全部抜いてしまうと嬉しそうなどれみ達。ポンポン抜いていくハナちゃん。それを水晶玉でじっと見ているマジョハート。
すると、はづきが帰還。ぽっぷがウサギと亀を追い抜いたと聞いて照れるどれみ。


そんな話をしてるとハナちゃんが木を抜こうとしている。叫ぶどれみ達の方を向くハナちゃんだが後の木が倒れてくる。
悲鳴をあげるどれみ達だがどれみが魔法で元に戻したので元通り。ホッとするどれみ達。

が、ハナちゃん木を魔法で抜きまくる。これには驚くしかないどれみ。
抜くのは草だけで良いと教えるが既に何本の木が空を飛んでいる。『あ、あかん!』と言うあいこ。

走行中、長い坂を見て困ってると木が自分達の方向へ飛んでくるのを発見。慌てて逃げるぽっぷ。


あいこ、急いで向かう。ぽっぷは避難中に追い抜かれてしまった。あいこは魔法で木を元に戻す。
そして、この事態がハナちゃんの仕業である事を話す。ウサギと亀に抜かれた事を嘆くぽっぷ。

ここでアイキャッチ。


木を全部元に戻したどれみ達。勿論、皆からは出遅れてる。八太郎&スルメ子に手伝ってもらったので遅れた事を謝るどれみ。
2人は気にしてない様子。すると、あいこが戻ってきた。ぽっぷの様子を聞くどれみ。
ウサギと亀に抜かれた事とその原因がハナちゃんである事を告げる。落ち込むどれみ。
一生懸命追いかけてるから挽回できるかもと励ますあいこ。おんぷもぽっぷなら心配無いと言う。
次は2人3脚と言うはづきの予想通りだったりする。

やっぱり遅れていたどれみ達。何とも不気味な家を見て怯えるはづき。次のお題はこの家を魔法で綺麗にすることらしい。魔法で掃除機を出すおんぷ。


これで掃除してくれと言うのがおんぷの意図だったのだがハナちゃん何を思ったか魔法でツイスターを起こしだす。
それを見てビビるどれみ達。マジョハートも席を立つ。はづきは魔法で皆を柱に固定。一方、ツイスターは建物を抜け出てしまう。

で、やっぱりぽっぷのところへ。巻き込まれた家具などが飛んできてぽっぷもまたまた苦労する。


やっぱり、綺麗にしろと言う意味が違うと言われる。でも、当の本人は上機嫌。一応、マジカルステージで戻したらしい。何て言ってるとぽっぷから電話。

勿論、クレームの電話。合格できなかったらハナちゃんのせいとぽっぷご立腹。電話も切られてしまう。うろたえるどれみ。


続いての課題はミルクタイム。が、当のどれみは上の空。結局、3人に後を託しぽっぷの様子を見に行く事に。


寝られないぽっぷ。昼寝していたので寝られないのだ。ファファは熟睡中。どうしたのか聞くどれみに寝られない事を伝えるぽっぷ。
どれみ、横になる様に言うがさっきからしても寝られないのがぽっぷの言い分。
子守唄を歌ってあげると言うどれみ。ぽっぷが生まれた時、嬉しくてよく歌っていたそうだ。
自分はもう赤ちゃんじゃないと言うぽっぷ。最初こそ強張った顔で寝ていたが



どれみの子守唄ですっかり寝顔に。そんでもって、ハナちゃんもすやすやオヤスミ中。


夢の中でファファと合流したぽっぷ。だが、それと同時にウサギと亀はこの課題をクリアし離脱。ぽっぷも早速挑戦するが失敗。


ここでファファを魔法で花に変える事を思いつき実行。目論見は成功したのだが蝶の大群を見て怯えたファファが逃げてしまう。でも、結局は捕獲成功。


最後は空き缶拾い。すごい魔法を使わなくて良いと言うあいこ。理解したのかちゃんと拾うハナちゃん。

一方、アタリメ子は一つ拾ったところでヘトヘト。普段より沢山魔法を使って疲れたと言うのがスルメ子の分析。

それを聞いてか空き缶で蟹型ロボットを作るハナちゃん。どれみ達ビビるが空き缶を集めていくロボット。
どうやら、空き缶を集めるためのロボットらしい。が、どんどん膨れていく。しかも、川をあがったりと様子がおかしい。止めに向かうどれみ。

一方、レース中の4人の眼前に蟹ロボット登場。それを見てスピードを上げるウサギと亀。
どれみ、魔法でロボットの動きを止めるがロボットは崩れ落ちてしまう。無数の缶の下敷きになるウサギと亀。



追い抜くチャンスと喜ぶぽっぷだが、どれみに2人の救出が先と叱られてしまう。無事助けたが今度はぽっぷが倒れる。疲れたのか眠くなったらしい。


それを見たウサギと亀、ぽっぷを担いで再スタート。ドキドキの魔法開始。恩返しと察するどれみ。
2名の配慮でゴールテープをぽっぷに切らせてもらい寝たままゴールのぽっぷ。合格と言う事で認定球を貰うわけだが当の本人は熟睡中。


こっちも合格。金ピカからピンクピカに。
ハナちゃんの魔法力は申し分ないがどれみ達のフォローが少し心許ないと言うマジョハート。
あの魔法力なら、ちゃんと心の方も豊かに育てないと大変な事になるらしい。
そう言って4人の責任は重大と釘を刺すマジョハート。

草臥れたどれみ。理解を示すおんぷ。ちなみにぽっぷとハナちゃんの両名はグッスリ。『ぽっぷちゃん、合格した事知ったら驚くでしょうね』と言うはづき。
そんな話で笑うどれみ達。熟睡するぽっぷの手で輝く認定証のカットとドキドキの魔法終了で。

〜おしまい〜

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